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表題作百日の薔薇 Maiden Rose Ⅱ

クラウス・フォン・ヴォルフシュタット,26歳,軍人
タキ・レイゼン,20歳,第十五機甲師団長

その他の収録作品

  • 冬 inverno
  • あとがき
  • 百日の薔薇 仁義なき肉球 にぎりねこまんま編
  • 仁義なき肉球 厄災の中間地帯編

あらすじ

神代から続く宸華の一族・レイゼン家に生まれ二万の兵を率いる美しき指揮官、タキ・レイゼンと
敵国の軍人でありながら彼の騎士となったクラウス。
だがクラウスの気性の荒さと謎の多い行動にタキの側近たちは危惧を募らせていた。
すれ違う思いに翻弄され傷付きながらも共にあり続けることを強く願う二人だったが、
同盟国エウロテが不審な動きを見せ始めて――。

新装版『百日の薔薇 Maiden RoseⅡ』全ページ加筆・修正&描き下ろしにて登場!

作品情報

作品名
百日の薔薇 Maiden Rose Ⅱ
著者
稲荷家房之介 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
百日の薔薇
発売日
電子発売日
ISBN
9784813032885
4.5

(33)

(25)

萌々

(2)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
147
評価数
33
平均
4.5 / 5
神率
75.8%

レビュー投稿数4

続きが早く読みたい

『百日の薔薇 Maiden Rose』(新装版)の2巻目。

クラウスのスパイ容疑が晴れたところから2巻はスタート。
エウロテから一台の列車がやってきた、という情報を得たタキ。誰が、なんのために。情報を集めることに躍起になる第十五機甲師団の面々だったが、とにかくその車両が自身の領土に入ることを防がなくてはならない。

命を懸けたその使命に、手を挙げたのはクラウスで―。

エウロテからの車両に乗っているのは誰なのか、その列車を、クラウスたちは止めることができるのか。序盤からハラハラしっぱなし。そしてそこにクラウスの過去やタキたちが「汚れた土地」と呼ぶ地について、さまざまな因子が絡む。もう、とにかく、

めちゃめちゃ面白い…!

民のために奮闘するタキ。
己が守るべきなのはタキだけ、というクラリス。
行き着くねがいは同じなのに、そこにたどり着く目的が異なる二人は少しずつすれ違っていく。

クラウスの過去も少しずつ見えてくる。
空軍にいたとは…、カッコよすぎて悶絶。そしてその時の因縁にも萌える。そして何より、タキとの過去、出会い、そういったものにも。

タキも。
民のために、祖国のために。
己の立場を鑑みて奮闘するタキに、敵対してくるのは敵国だけではなく。
また良いところで2巻が終わってるんだな、これが。早く3巻が読みたいです。

まだ何も持たなかった時のように、重責を持たず、二人が彼らの思うままに生きられるようになることを願って。

あと忘れちゃいけない「仁義なき肉球編」。
こちらも2話収録されています。「にぎりねこまんま編」と「厄災の中間地帯編」。特に「厄災の~」は爆笑。クラウスー!お尻大丈夫かな?本誌とのギャップに、爆笑させていただきました。

5

この2巻は萌えシーンが多くて

稲荷屋先生の作画力の高さに独特の世界観やしっかりした布石、軍服や平安装束、戦車、本当に書き込みが素晴らしいです。
読み応え抜群の話の設定がしっかりしすぎてるぐらいあり、
幼少期に出会ってるとか、藤棚のシーン本当に美しい。


周りの制止を振り切ってクラウスに必死に息を吹き込むシーン…
今まで感情が読めなかったタキの激昂シーンでわかりにくかったクラウスへの愛を確信の列車での戦いのシーンは圧巻です。
タキが強くて格好良い!そして美しい!瀕死状態のクラウスに駆け寄り、抱きしめ、決して逝かせまいとするタキの姿には胸熱くなりました。
この2巻は、タキの感情が表に出るようになってて、タキのクラウスに対する強い愛を感じることができた1冊でした。

クラウスの狂犬っぷりは昨今のBLコミックじゃそうそうお目にかかれない感じで良き、主従関係、軍服、萌えの宝庫な作品です。
旧版を持っているので、ここまではずっと再読していて内容を熟知していますが、3巻は9月発刊予定ということで、雑誌を追っていなかった身として、すごく待ち遠しいです!!
そして、連載が再開されて完結されることを願っています!

4

エウロテ

2巻。出たな女狐、エウロテ皇妃。あんた一体何しに来るわけと言いたい2巻。お話としては断然盛り上がってるので神です。(ただしおバカな私は何回読んでもすべてを理解できない)早くお話進んでほしいなあ。本編以外に確か旧版にも載っていた肉球編6P×2編あります。

スパイ容疑を一応タキ様に晴らしてもらったクラウス。尋問された時の傷をなんとか治療している最中、エウロテから識別コード「RYT」(=王族の列車)とされる列車がエウロテとタキの国の間にあるノーマンズランドへ侵入してきて・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
ベルクート(女狐に仕えている、クラウスと因縁あり)、カツラギ内務副大臣(狐、胡散臭すぎる)ぐらい?胡散臭いやつばっかりなんだよな。アズサみたいに真っ白ないい子たちいっぱいでタキ様を守ってほしいんだけど。

++お話全般について あれこれ

ノーマンズランド、レイゼン家の領地で、異国から古い神々が流れ着いたと言われている地。ここがキーアイテムとでもいうべきものなんですけど、まだまだはっきりわからないんですよね。クラウスとタキの縁はどこからつながったのか、なんだか最後まで読んでも分からないような気もするが、すっきりわかると嬉しいな。

ベルクートとクラウスの因縁はちょっとだけ記載されていて、なんとなく腑に落ちているので、あとわからないのは新たに出てきたメガネ野郎、カツラギ。胡散臭い。こいつがどう絡んでくるのか早く続きを読みたいものです。それと同人誌でかなりわかっているルッケンヴァルデ機甲学校時代のエピソード。これも早く読みたいです!特典ペーパー肉球編で先行登場していたハンス君に早くあいたー------い!

先生、何卒タキ様のこと、どうぞよろしくお願いいたします。皆様もぜひ誇り高いタキ様をお手に取ってください。(凛々しいタキ様ですが肉球編はたまんなくキュートですよ!!!!)

2

最早 肉球だけでいいのでは?

軍事侵攻を目論むエウロテの……って

読みたいところって人によって違うじゃないですか?
あたしみたいな欲とか執着とか 人間の穢さみたいなものが読みたい人とか

恋愛の胸張り裂けんばかりの切なさな重視だったり
どんなお話も美味しくいただける雰囲気楽しみ派だったり

「戦闘」って興味がないとなかなかついていけなくないですか?
いや そこに見える野望や欲望 駆引き 執着はキライじゃないんだけど あんまり戦いに深入りさせられると あれ?あたしいまなに読んでた?青年誌だっけ ってなっちゃっうというか


前巻のスパイ疑惑と神代を犯したことで侍従の怒りをかったクラウス

タキの血が神の器なら クラウスの血は喰らうものでしかないのか?ってところなんだけど 獣人化を神聖な血筋とする国もあるわけで

って また変なことが気になる悪いクセが出て ほんとにライカンなのかもわからないのに読まされる「ライカンスロープ」の文字にやっぱりモヤモヤ

いっそ狗神の血だッ!とでも言ってくれや。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。



残忍なハートの女王をのせた機関車に 貪る血の秘密
仕組まれた戦闘に 誰かを思いやる気持ち

もうほんと読みづらいし わかりにくい ッ!←大好きって言ってます

なんだかな…… 久しぶりに読んだけどビックリするくらい理解力育ってなくて
肉球だけが ฅฅฅ あたしの拠り所 ←大丈夫か?

いやでも どっかでモヤモヤは晴れると信じて 3巻を待とうとおもいます

2

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