電子版限定特典付き
おじさんデリ嬢オムニバス、待望の第2巻!!
2巻はエロ成分たっぷりなのはそのままに、ストーリー性が高まった気がします。そしてプレイもどんどん凝ったものへ。キャラのビジュアルもみんな違うタイプだし、バラエティ豊かで楽しいです。3カプ収録で、最初のお話が一番好きでした。
【アンチロマンちっく】
クズおじとキラキラ社長のカプ。このお話は最後のオチというか伏線の回収部分が最高でした!類家は何も仕組んでないんですよね…でもなんとなくゾクっとするんです。ダメおじさんを必死に手に入れようとする類家にめっちゃ萌えました。
描き下ろしはHでへろへろになる53歳…そろそろ介護が心配です。
【みちづれモノポライズ】
不倫+リバ。瑛介はやっと気付けて良かったと思えた点はあったけど、新と再会する前から隠れゲイで、崩壊した夫婦であり続けた期間が長そうなのが気になりました。これだと指輪外す矜持に説得力がないかも。
このカプはあんまり…でしたが、前作で大好きだったカプの友情出演?で激萌え!仲良さそうで何よりです。
【素顔のぴょんくん】
女装+ハメ撮り。自信無さげな男の娘とヒゲ眼鏡長髪おじ。ちっちゃなマスコット買っちゃうおじさん可愛いです。ゆる~いおじさんのビジュアルが好きでした。
嶋二先生の手に落ちました。すっごい良かった、びっくりするほど良かった。おじさんが苦手でおじさん関係は避けてきたのですが最近扉が開いてきて(特に本作品の一巻により)この作品でもう完全に扉開いた感じです。なんというエロさ、ほどよく解けた男性のエロス、素晴らしい独特のセックスをお書きになる。嶋二先生の作品読みたい読みたいと思いながら先送りにしまくっていたのですが、腰を据えて読み出したら素晴らしさに脱帽。こんなにいいとは正直思ってなかった。。エロいだけではない、エッチに血が通っているし、エロさと物静かなせつなさの絶妙なバランスにやられました。真面目すぎないし説教くさくないけどベースがせつない、ちゃんとキャラクターが人間として生きている感がある。3CPのオムニバスなのに3冊読んだような満足感。また心を奪われる先生に出逢えて嬉しいです。第三弾を楽しみにしてます。
3つのCPが詰まっている今作。
欲張りな1冊ですが、物足りないということはなく、どのお話も良い形に納まっていて感動しました。
どのお話も良いのですが、個人的な受け攻めの好みに合致する「素顔のぴょんくん」の2人がツボでした。
まず、ぴょんくんがえっちだけど健気で可愛い。しかも無垢で素直。
そして男の娘という、萌えをこれでもかと詰め込んだ受けになっています。
そしてキャストのおじさんの、イケオジ具合がたまりません。
長めの髪の毛はセクシーさを際立てますし、ぴょんくんを優しく包む包容力がたまりません。
そんな彼もキャストの皮を剥げば、少し粗野な一面も見られます。ギャップがたまらない。
ぴょんくんの魅力に、ずぶずぶとハマってくおじさんの構図。最高でした。
倶楽部だけれど、序盤でその要素が薄れてしまうのは少し残念に感じます。
が、それぞれが新たな幸せをつかむためには仕方ありません。
さらにシリーズ化されても、読みたい魅力がつまっていました。
デリヘル『ミドル倶楽部』を舞台にした前作と同様におじ嬢と客の3カプが登場するオムニバス。
今回のおじさんは…
・自身でこしらえた借金のカタとしてミドル倶楽部でキャストをすることになった善元は性癖を拗らせたイケメン客の類家になぜか気に入られて…。
・指名客が高校時代のセフレの倉田だったキャストの新垣。
既婚者の倉田に昔の気持ちが燻りつつ身体を重ねていくのですが、ある日倉田から入れてほしいと言われ…、からのがっつりリバ。
・ダンディイケおじキャストの景山が全てがハジメテの童貞処女で恥ずかしがり屋の男の娘客ぴょんくんにじわじわとハマっていくのですが…。景山の素がちょっとガラが悪いのもいい感じです。
前作はあまりおじさん具合が高くないように感じていて、今作の新垣と倉田はおじみよりリバっぷりの方に注目がいったのですが、善元のクズ感だったり善元と景山のふたりが口髭、とおじさんらしいおじさんがラインナップされていておじさん具合がいい塩梅でした。
各お話しの描き下ろしもあり、しっかりと楽しめました。
景山とぴょんくんがお付き合いしていても呼び名がそのままなのがちょっともどかしかったです。