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ずるい男に拾われました 上

zurui hito ni hirowaremashita

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表題作ずるい男に拾われました 上

新藤葉月

あらすじ

もっと早く俺んとこ来りゃよかったのに。

とある事情から家出した真は、酔っ払い・葉月に拾われ居候することに。
30歳独身・アル中・女好き・自由奔放すぎる葉月の世話を焼く毎日。
だらしないけれど事情も聞かずに傍に置いてくれる優しさに、やがて心が癒されていく。
しかし特別な相手を作らないとわかっていながら、葉月のことを好きになってしまい…?

作品情報

作品名
ずるい男に拾われました 上
著者
うすいしっぽ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ブライト出版
レーベル
Tulle Comics
シリーズ
ずるい男に拾われました
発売日
電子発売日
ISBN
9784861238956
4.5

(190)

(132)

萌々

(42)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
17
得点
849
評価数
190
平均
4.5 / 5
神率
69.5%

レビュー投稿数17

้ี深く考えずに楽しんで

久しぶりに読み返したけど相変わらず奇天烈なおもしろさがありました。
テンポがよくてあっという間に読めるのですが、味わい深い作品です。
これがデビュー作というのだから驚きです。

ダメな大人を絵にかいたような、でも、人はいい葉月と、訳ありとはこういう感じを体現したような真が出会い、適当な勢いで同居をするお話です。

BL作品ですが、2人以外の人間関係や、会話の内容、テンポが楽しく、ハートフル同居とご近所もの、ともいえると思います。
昭和や平成風味の楽しいずっこけを味わえる作品でもあります。

一緒に暮らしているうちに真が葉月のことを好きになってしまい。まじめにきちんと気持ちを伝える様子がとても愛らしいのですが、その告白を受けたノンケの葉月が、かなり臨機応変に(ちょっと適当にも見える)柔軟に受け入れていく様が心地よいです。
真のほうが好きなはずなのに、そこから先の関係は、気づいたら葉月の方がぐいぐい押してくるのも楽しいところです。

上下巻で、さらに続編も出ていますが、この1冊だけ読んでもかなり楽しめる作品です。

0

いい!!

絵が合うかなー?と思いつつ買ってみたのですが、とんだ杞憂で!気がつけばもう夢中になって読み漁りました~!
テンポよくさくさくお話が進むので、最初はちょっと戸惑いましたがあっという間にこの世界観に染まってしまった。。
攻め様がちょっとクズでどうなるのかと思ってましたが、クズの中の良さが炸裂してました。
優しさが見えにくいから、受け様目線だけじゃみえない部分を、きちんと攻め様サイドとして描いてくださるから本当に素晴らしすぎるしありがたすぎました。めちゃ萌えます~!
さらに話が進むごとにどんどん溺愛してって、健気な受け様がクズな攻め様を振り回してて、もうどんだけ好きなシチュエーションを供給してくださるのかと感動すらしました。
ちなみにセックスシーンもしっかりエロくて、愛がたくさんあってかなり良きです。

受け様のうじうじな考えも攻め様がめんどくさいとかズバッとつっこんでくれるので、そういったところも好きでした。

早く続きが読みたいですー

0

どうにも惹きつけられる

葉月がハイテンションなのに絆されてる?

真はいったい何歳で家出した理由や捜索願とか大丈夫なのか、はさておき。

葉月が呑んだくれハイテンションだめ男なのに、なんだかんだ面倒見がよくて。こんなん好きになっちゃうよ〜。

葉月が全然良い大人じゃないのに、多分真にとっては今が一番幸せなのかな?って気がする。

真の気持ちを知っても放り出さず、取り戻そうとしたり手を出したり…。
どうしたの?どうしたいの?絆されたの?理屈じゃないの?

真の面倒くささが共感できるし、葉月を好きになるのもわかるよ〜。
これは続きが気になりますね。

1

戸惑いながら読んだけど、あとがきで納得

腐仲間がオススメしていて積み本のコチラ、読んでみました。
独特とは聞いてたけど、なんか知ってるなーこの感じ…と思い出した!
小学生の時に近所の一個下のひとさんがノートに描いてたマンガっぽい!セリフでストーリーが展開していく、先が読めない感じ、シュールなところ似てる。
商業作品っぽさがなくてインディーズ感がある。
と思ったら、pixiv掲載作品だったんだ。
そりゃ紛う事なくインディーズだわ。
ヘタウマを演出した感じではなくパッションで描いてるように思えました。

セオリー通りに動かない彼らの次の行動が読めなくて脳がちと疲れました。
主人公の真くんの詳しい家庭事情は下巻で出てくんのかな?路地裏でサバイバルナイフ片手に佇んでたけど、あれは何しようとしてたの?自暴自棄で殺人?お腹減りすぎて強盗?
詳しい事情を葉月は聞かずに家に連れ帰ってしまうから何もわかんないままなのよね。

車で30分ほど離れたじいちゃんの家に短期間で頻繁に行き来してるけど、荷物持ってきてやるよと言いながら酒飲んじゃって行かないとか、今日帰るつもりが酒飲んじゃって泊まる事になるとか、まぁ、現実には予定通りいかないことなんてあるんだけど漫画でこんなぐずぐずなのってなかなかないよね。

真が葉月を好きになるのは、自分を肯定してくれて居場所をくれたからわかるんだけど、葉月は緩すぎんか?真の素性わからないんだから、ホント未成年淫行かもしれんよ。

シーモアで購入
白抜き修正

1

葉月と真と愉快な仲間たち。

【上下巻から続・3巻まで計5巻分まとめてのレビュー&評価です】

Pixivで『渇望』として連載されていたころから、ずっと大好きな作品。
単行本化が決まったときはホント嬉しくて、もう覚えるぐらい何度も読み込んでいたけれど、絶対買う!すぐに買う!とわくわくして待ち構えていた記憶があります。

続・3巻の前半までは、単行本化前にPixivで掲載された分です。
2025年8月現在まだ掲載されているので、単行本を試読して何だか読みづらい?と敬遠している方がいたら、ぜひPixivの方から入ってみて欲しいです。
もともと単行本になる前提ではなく描いたものを、しかも中途半端なところで切り上げて上下巻に収録してしまっているので、単行本のほうはいろいろと読みづらく感じる部分があります。
Pixivだと話ごとに「○日目」というサブタイトルが付いていて、葉月と真が出会ってからの毎日……大きな動きがあった日も、大したことがない日も、1日1日をとりとめもなく覗き見してるような、元々はそういう作品なんです。
商業コミックスとは違って、テンポとかメリハリとかは度外視して、作者様が描きたいものを自由に楽しんで描けるPixivだからこそ生まれたオンリーワンの作品だと思います。

なんといっても、新藤葉月という男が強烈に魅力的!
クズ男ではある……酒浸りでだらしなくて自分勝手で節操なくて、むしろ筋金入りといっていいクズ男なんだけど、人間として大事なところはちゃんと真っ直ぐなのが、ずるい。くまママやテツオが文句言いながらも構ってやっちゃうのもわかる。何だかんだいって好きになっちゃうよね。ついでに、顔が良すぎるのもずるい……

そして自分を否定しがちな真にとって、どこまでも自分本位に全てをなぎ倒してくる葉月みたいな男が、ものすごく救いになるのもよくわかる。
辛い境遇で育った真は、自分に価値がないと思い込みがちな病んだところがある半面、自分だって言いたいこと言いたい、自分らしく生きたいと思う健全な部分がちゃんとあって、必死にもがいてるのが切なくて愛しい。
で、そんな真にときどき葉月の方が振り回されちゃうバランス感も良いです。大胆不敵に見えて、けっこう小物感があるのがまた葉月の可愛さ。

葉月だけじゃなく、テツオ夫婦もママも円ちゃんもおじいさんも社長(課長)も、真に何も聞かずに当たり前に接してくれる、優しい世界が大好きです。
忘れちゃいけない、ザリガニ(犬)も。真が自分はいらない存在なんだ……と病みモードになったとき、ザリガニがそっと背中に寄り添うひとコマが印象的でホロっときました。
まこっちゃんが心の底から幸せになれるよう、ずっと応援しています!

4

他にないマンガ

個性的で面白く他で見たことがないようなテイスト。
コミカルですが、確実であたたかい愛が底に流れていて、くせになる読み心地です。

家にいられず家出した少年、真。路地裏で人を刺そうとしていたところを、入れ墨のある怪しげな青年、葉月に止められる。
この葉月が、(BL)マンガのキャラとしてはかなり変わっていて、でも実際にいそうな人。
いつも酒を飲んでいてふらふらしている。口も悪いし軽いし節操もなさそうだけど、優しい。
それは人間愛なのか、恋愛感情なのか?

行く当てのなかった真はそんな葉月に拾われ、好きになってしまうが。。
というストーリーです。

真の友人や行きつけの飲み屋などの脇キャラがたくさん出てきて、それぞれにとても魅力的。
そしてコミカルなシーンが実際に面白くて何度も反芻してしまうくらい。

上巻があまりによかったのでシリーズを大人買いしてしまいました。
今後も楽しみです。

1

シリーズの始まりとして超~優秀!!!

新刊出たので読み返しです!

思い返せばこちらの作品で先生は長編BL商業デビューですもんね?!
すごいですよね、、、!?
今、読み返しても「デビュー作だからな、、、」となるような忖度は一切不要で自然に楽しめる!!

先が気になる程良いキャラの魅せ方も上手いし、シリアスとコミカルのバランスも軽妙なテンポを生み出すちょうど良さ・・・!!

そして何と言ってもこの作品で衝撃を受けた「アル中キャラ」という存在w
個人的な見解ですが、色んなタイプのクズやダメンズな攻めが居る自由度の高い攻めの人権!
そんな中でも極めて攻めてるなーって思うこの葉月の構いたがりでかまってちゃんなアル中というスペシャルコンボな強キャラは今読んでもインパクト絶大!!

そんな訳でデビュー作ですっかり魅了された思い出深い作品です♡

この1冊で200ページ声の大ボリューム!
そして恋の仄かな発生と過去ある雰囲気のキャラに興味を持つには十分すぎる始まり

やっぱり面白かったし、読み返しで先を知ってても先が読みたくなる最高のスタートです!!

3

とにかく笑ってほっこりもしちゃう❤︎

家出少年が酔っ払いに
適当に拾われるんですよね。

でも、その人
変に頓着しないし
かといって突き放すことも
放ったらかしにしそうでしない

なんだろ、やんちゃしてて
周りからもしょうがねぇな、とか
言われながらも
根は悪くなくて、
彼なりの人情味は持ち合わせてて
そんな独特だけど筋が通った人が
野放しにされてると、
こんな適当に甘やかしてくる
ずるい大人になるんだね。。。

モテるタイプなんだろうけど、
ほんと優しさに無理がなくて
居心地良すぎてオチるわ。

ゲイとかノンケのか
そういった話にもならなくて
自然に受が惹かれていく感じなのも
なんか良かったです。

可愛いワンコに絆されるのかなぁ
続編までには、本気になった攻を
見れるのかな、楽しみです❤︎

1

まこっちゃん、かわいいです!

葉月さん、かっこいいし、まこっちゃん可愛いし、潜水艦大好きです❤️早く続きが読みたいです。

1

上下巻読んで

葉月さんがずるい!!適当も適当すぎるのに、ここぞで甘やかしてくれるのずっる!!!
とんでもなく適当人間なのに挨拶はしっかりしてるとか自分は適当なのに真には厳しめとか…
シラフの時間がこんなにないキャラ、初めて。だけど許してしまう人間性…ハマったらヤバいやつだけどハマらないわけにはいかない。

真の超絶面倒くさいとこ吹き飛ぶ適当さが良い!!葉月さんの適当さに戸惑いながら、惹かれてしまうの分かりすぎる。

周りもギャーギャー文句言いながら葉月さんのことすごい気にかけてて、普段はジャイアン以上に横暴なのに基本的には優しく、えっちの時「大丈夫か?」って毎回ってくらい聞いてくれるのグラっときました。

ギャグ漫画!?ってくらいの掛け合いの応酬もすごい。小ネタも笑っちゃうし、葉月さん酷いんだけど、懐の深さやら程よい強引さに真が解けてくの可愛い。下巻は本当にとことんどんどん蕩けてしまって大変でした!!

2

クセになるおもしろさ

最初、独特なノリだな〜なんて読んでいたんですが、それがだんだんクセになってきました。

葉月をはじめ皆、基本ボケ倒すんだけど、随所にツッコミが入るのが的確でw
(脇キャラもみんないい)

ツッコミ役の真が
※動揺のあまり口調が変わっています
となったところは、ぶぶーっと吹き出しましたw

ストーリー的にも、真が家出した理由を葉月が聞かなかったり、面倒をかけながらも居候させてあげるのが自然でよかったです。

真が葉月を好きになる過程もわかるし。

わちゃわちゃしながら、一緒に寝たり(好き)じわじわ縮まっていく距離感も抜群で。

滑り台からすべってくる真を葉月が抱き止める場面は、真がうれしそうにぎゅっとして萌え〜。

その直後、真が一口飲んだお酒を匂いで当てる葉月に笑かせられるのが、こういうところが上手いな〜と思いました。
笑いと萌えの波状攻撃(好き)。

真はおじいさんのところで住んだ方がいいという話の時、真が落ち込んだら葉月が慌てたのもいい。普段ひょうひょうとしている葉月があんな顔をするのがぐっときます。

キスシーンもめっちゃよかった。

ギャーギャー揉めて、葉月がキレ気味に
「来いよ 抱いてやるから」と言い
嫌がる真に
「え⁉︎ お前もしかして抱きたい方?」←マジ驚き顔
は声出して笑いました。めっさツボww

真がめんどくさいのも、葉月が真をめんどくさいと思うのもわかる。
でも、葉月はもうすっかり真が好きだろうから真をめんどくさいと思いながら彼なりにがんばるところがいい。

泣いちゃう真が葉月にしがみついて、葉月がよしよししてあげるとこもめっちゃ好き。

真からちゅーするとこも、その後葉月の「腕はこうしてこう」もかわいいし激萌え。

「何してやったら喜ぶんだよ」と悩む葉月にそうよねわかるよと思いながら萌え〜。

元カノと別れて、すぐに女遊びするかと思ったらそうじゃなかった葉月が好きです。

は〜、下巻楽しみです。

2

人間味があって魅力的

初読みの作家さんです。タイトルやあらすじに引っかかりがあったわけでもなく、表紙にピンと来たわけでもなく、作家さんの名前で購入したわけでもないという、自分にとっては珍しい購入の仕方だったのですが…大当たりでした!

家出少年の真(表紙の茶髪)が、ちょっとガラの悪い三十路の葉月(右の黒髪)に拾われて同居するという話です。

この葉月がなかなかダメ男で、なにかというと酒を飲んで夕方まで寝こけています。深酒して二日酔いになる度に「二度と酒は飲まない」と誓うがすぐ前言撤回して呑む、というダメ男なんだけど、憎めない可愛らしさがあります。

優しいイケメンでもなく、酷いDV男だけど惹かれてしまうという悪の魅力があるわけでないですが、女性にモテるのも真が好きになってしまうのが分かる格好良さがあります。そういう等身大の攻めの魅力を感じたい方にお勧めです。

5

ほんとにずるい

pixivからのWeb再録本なんですね。
書籍化おめでとうございます(祝)

序盤の不穏な雰囲気を醸し出す真に痛々しい展開は苦手なのでハラハラしていましたが、真のワケあり感はありつつも葉月のざっくばらんさで中和されていって、会話のテンポのよさにどんどんとハマってしまいました。

飲んだくれな葉月がものすごーく自由奔放で、言動も行動も破天荒というか。
計算したような気遣いは全くしないし、多方面においてそれはもういい加減なんですけど、所々でぎゅっと心を掴んでくることをしてくる(それもきっと無意識)というほんとにずるい男。
真の不憫かわいさが葉月といることで振り回されてかわいそめっちゃかわいいにシフトチェンジして、キスをされてテンパっちゃう初心さや泣き顔にぎゅんとしました。

テツオもくまママもめちゃくちゃいかついのにいい人でほっとするし、葉月のおじいさんは優しいし、ザリガニはかわいいし、ちょいちょい出てくる葉月の呑み友の社長(課長)がいい味出していて好きです(笑)

上巻では真を口説いてきた男の正体もわからず、真も葉月もまだまだベールに包まれているところがあるので、早速下巻を読んでこようと思います。

4

pixivからずっと

pixivでずっと読んでいていつか同人誌として
出してくださったら嬉しいなぁと思っていたのですが
まさかTulle様の方から商業として出るなんて!!!
すごく嬉しかったです。

上巻では葉月と真の出会いから
二人の心が縮まるまでが描かれているのですが
改めてまとまったものを読んでみると
葉月の気持ちってわかりにくいですね。
上巻の終わりを見れば好きなのわかるんですけど
自分が真の立場だったと考えた時に
葉月の気持ちがわかるか?と聞かれたら
わからなくて同じように不安になる気がします。


描き下ろしに動物園に行くお話、
真と出会う前の葉月のお話が載っています。
真と出会う前の葉月は好きわからないって言ってたけど
まどかさんからのメールを見てる表情を見る限り
ちゃんとまどかさんのこと好きだったんだろうと思いました。

上巻ではまだまだ謎だらけの真ですが
下巻でどこまでわかるのか楽しみです。

5

読んで良かった!

攻の葉月が、新鮮なタイプのスパダリでした!
アル中かってくらい酒飲んでばっかりだしグダグダだけど、ちゃんと周りを見てるし、受の真に対してはとことん甘い。

正直Hシーンが多すぎて、ここまでいらなくない?と思ったけど、ストーリーはとても面白いです。
あととにかくコミカルで会話が面白い。
ただ、真の実家のこととか色々出てくる割に解決しないまま終わっちゃったので、読み終わった時「あれ?これで終わり?これ中巻とか?…いや下巻ってなってるな…」と思い、ちょっと尻切れトンボ気味だと思いました。

あと葉月が真を泣かせたりすると、葉月の実家の犬が唸るのがとても可愛かったです。
犬もっと見たかった…。

8

まだ謎が多い

上下巻同時発売の作品です。
ひとつずつのレビューをしたいと思います。

家出少年の真が路地裏で項垂れている場面からお話は始まります。
その手には折りたたみナイフが握られていて。
偶然通りかかった酔っぱらいのおじさんを脅して金でも盗ろうとしたところだと思うのですが
(真にはそんな度胸はきっとなかっただろうことが読み進めてわかりました)
そこで葉月に拾われるわけです。

まず、葉月のキャラにびっくり。
次から次にまあ…よく喋る(笑)
見た目のチンピラっぽさとぶっきらぼうな口調は良い意味で裏切り、お人好しというか困ってる人は放っておけないタイプなんだろうなというのは伝わってきました。
なので、真のこともめんどくせぇと言いながらも連れ帰ってしまったんでしょう。

真は何か事情があって家出するほど思い詰めているようですが
まだまだわからないことだらけ。
家出の理由もどこから来たのかも、その年齢さえも上巻ではわからずでした。

まだ謎なことが多いな、という印象だし
今のところギャグ寄りなのかなと思っているほど。
下巻でどんな風に展開していくのか楽しみです。

2

書籍化待ってました!ありがとう(T ^ T)

pixivでもう何周も何周も読んで、
読者のコメントにも目を通して、
紙書籍化するのをずーっとずーっと待っておりました!
ありがとう!ありがとう!

題名の通り、
家出をした少年(真)が
いつも酒を飲んでるか二日酔いの優しく漢気のある男(葉月)に拾われて、
葉月の同級生(オカマバーのママやテツオ)、祖父や犬、元カノに囲まれながら、
それまでは得ることのできなかった愛情に触れて癒されていく話です。

とにかく愛が溢れてて心が温かくなるんです、2人(とその周辺)を見ていると。
そして、とても面白い。
もともとギャグ漫画を書いている作家さんなので、コミカルなんですよね。
そして上巻のエロはキスシーンとか夢のワンシーンとかほんの少しではありますが、それでも十分エロい…
脇のキャラも含めてキャラのブレやこじつけがなく、強引な展開もないし、さすがベテラン?の先生だなーーと思います。

読みすぎていて、何をレビューに書いたらいいのかわからないほど好きです。
客観的に述べることができない…
pixivにコメントを寄せていた方達は、もっとそうなんじゃないのかな。

真のかわいさといじらしさ、
葉月の男らしさとあたたかさ、
どっちも尊い…

今年のBLアワードに入るべき作品です!


あ、強いて言うなら題名かな…
秀作なのに、量産されているBLにありがちな名前になってしまったと言うか…
埋もれてしまいそうで…
私としては、元の「渇望」の方が好きです、すみません。
でも、題名で内容が分かるのは良い題名だ、って聞いたことあるし、いいのかしら?

30

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