【単行本版(特典付き)】限定特典と割引が充実!
もう隠せない。 この子が、愛おしい…。
下巻。年上×年下。
攻めに跨り攻めの指を借りて竿オナしたあとに、そのまま借りた指を後ろの穴に入れちゃう積極的さが最高。
それにタジタジに動揺しちゃう攻めもまた良し。
誘い受け襲い受けのセンスがある。
成人×未成年カプの作品のほとんどが、受けに猛烈なアピールされても「高校卒業するまで挿入しません!」みたいな展開ばかりだけど、
この作品はちゃんと、受けの猛烈アタックに攻めが応えてくれて、未成年のうちに挿入セックスしてくれます。
大歓喜で泣きました。
作者様の作品は好きで読んでいますが、中でも一番好きな作品です。
ストーリーに引き込まれて、最後まで一気に読みました。
予想していた以上に、切なくて、優しくて、素敵な作品で読んでよかったです。
ヒロセと、はじめの2人のやり取りの部分が大半ですが、2人がどんどん惹かれるのが伝わってきます。
ヒロセは本当に優しくて、包容力もあって、はじめが可愛くて、可愛くて。
はじめは冷めてるけど、初めて欲しいとおもったヒロセに対して愛情深く、大人な部分もある高校生。
お互いのことが大切であるがゆえに去ろうとする切なさ、苦しさにこちらも
涙が
ハピエンでよかった。
最近読んだ中でも、かなりグッとくる作品でした!
ヒロセが何者なのか、何に悩みながら何から逃げているのか判明する巻です。上巻から読むことをおすすめします。
一般的には許されない、社会人と未成年の恋愛。けれど、この作品からはそれぞれがお互いを想うに足る十分な動機と理由があって成り立っているのが伝わってきます。
「さよなら共犯者」の一番のテーマとも言える【正義とは何か?】にも通ずるものがあるな、と思いました。
自分にとって、正しいと思った事を行うことで起きる弊害。普通の人間ならば、自分一人が正しいと貫く事で周りから浮いてしまったり叩かれたりを想像して結果周りに合わせてしまう事が大半でしょう。ヒロセもそんな自分に悩みながらも、まっすぐ「ダメな事はダメ」と言えるはじめが眩しく、自分のしようとしてる事が間違いでは無いと勇気づける存在になったのだと思います。
また、はじめにとってもヒロセの存在は、今まで自分と他者をどこか違うものとして捉えがちだった自分を変えるきっかけになったのだと思います。ヒロセとの出会いが、父親やクラスメイトとの関わり方を変えていった事は間違いありません。
たとえ一般的には許されない関係だったとしても、二人の間には年齢を超えた互いを想う純愛が感じられ、お互いの存在が相互救済になっている二人で読んでいて胸を打たれました。
再会のシーン、本当の名前を呼び合うところは上巻を読んでいる方ならグッとくる事間違いなしです。お話作りが丁寧で全部が繋がっていて無駄がないところ、本当に上手だと思いました。
罪を犯した共犯者としての二人が、恋人同士になって新しい関係へと変わっていく。英語の【Escape from the every day】というタイトルにもエモさを感じます。
表紙も上巻→下巻と、二人の関係の変化が感じられ素敵でした。
「さよなら」は共犯者である廣世に対しての言葉なのか、共犯者という存在の自分に向けたものなのか?分からないまま下巻を読み始めました。
上巻と同じように落ち着いた雰囲気を壊すこと無くゆっくりとした流れの中、少しずつお互いのことを知り気持ちが近づいていくのが逃避行中のタイムリミットと重なりなんだか切ないです。
決して自分から手を出してこようとしない廣世と、恥じらいながらも欲望をぶつけてくるはじめの素直さにドキドキしました。
はじめが未成年、高校生なので購入するのを少しためらいましたが全くの杞憂でした。
純愛。純粋で真面目な2人の優しい恋のお話で胸が温かくなりました。
正直言って、じゃあ淫行はいいんかい!って疑問が生じるわけです。教師の誤字なんかより余程問題だろう。この逃避行中にはじめが事故に遭うとか、万一何かあったとすれば弁解の余地なし!はじめは子どもなので自分の見える範囲の正義しか見えておらず、ヒロセは大人だから自分に言い訳をし…と、この作品の根の部分に関わるモヤモヤがあるものの、BL作品としてみれば萌えられるのでまぁいいかという。自分も二重規範の共犯者。
可愛い高校生とその可愛さに悩まされる大人の関係性、そこに加わる性的要素…うん、BL的萌えはもりもり。はじめがよくいる真面目ちゃん受けで終わらず、あがた愛先生の作り込みがしっかりしていて個性があるのが大変可愛い。
