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悩ましい彼までの色々な時期の2人のSS、冒頭からめちゃくちゃに笑いました。
本編を読んだ後にさらに笑わされるという無限ループ。お腹痛いです。
本編で出てきたキャラが総じておもしろく、
皆いい味を出しまくって宝石箱や〜!状態です。
登場人物に愛が深まりました。
・清居クッキングチャレンジ
・いちゃつく安奈×桐谷
・聖ガブリエル幼稚園大麦組智也お泊り
・サシ飲み小山対決
・テレビの平良にドン引く清居ファミリー
・野口と平良ママ
どれもこれも最高ですが中でも一番笑ったのがTO主催の清居会のお話「エターナル」です。
抱腹絶倒で読んで自分も叫んでました..エターナル!
そして最後事務所の山形の清居を思う日記でジーンときました。愛されてる、清居。
しっとりとした表紙に惑わされてましたが(賛美です)
こちらの作品は大いに笑えるんだよ、と以前の自分に教えたいです。
いえ、お知らせする いまがそのとき。
まだ読んでない皆様ぜひ番外編も!
心からおすすめします。
待望の美しい彼の番外編集、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
笑い 3
甘さ 2
エロ 1
な感じだと思います。
前作に引き続き、平良くん×清居くんのカプです。
今作は美しい彼シリーズの番外編集で、バースデーフェア小冊子や店舗特典などの様々な短編集と書き下ろしが同時収録されています。なので、読者によっては半分程、読んだことがある内容となっていると思います。
まず、美しい彼シリーズ本編は比較的、大学生になってる平良くんと清居くんのお話なので、番外編集で一番最初に収録されていたのが、平良くん達が高校生の時のお話だったので、あれ?っと一瞬戸惑ってしまいました。
あと小冊子に収録されてた短編物が多いので、少ないページで平良くんの気持ち悪さや奇行の濃度が高くて、これでもかと味わえるので、思わず笑ってしまうシーンが多々ありました。
収録されてるお話の年代の順番がバラバラに収録されているので、お話での時系列もバラバラで、個人的にはそこは順序通りにしてくれた方が分かり易かったかなと思いました。
番外編集では、本編でのしんみりさや焦れったさなどよりも、比較的にコミカルでシュールなやり取りが堪能出来るので、本編ではなかなかお目見え出来ない笑いの面での面白さがありましたので、是非とも読んでほしいです。
以下、既出の巻全て読んだ上での私の思考整理を踏まえたメモ的感想です。
相変わらず凪良ゆう先生の文章力には感激させられる。感受性が高く、それでいて表現力が豊かで普段先生が感じ取っている世界を言葉に映し、私の心にストンと落ちてきて美しい余韻が残る。
また、天から与えられた才能を仕事とする人の厳しさ、努力、葛藤を登場人物から先生自身の見解や思いを垣間見た気がする。そして相変わらず清居は平良に振り回されっぱなしだし、平良にはその自覚がなく至って普通だと思ってキモウザ俺様を貫いていて最終的に清居が焦れてツン八割の束の間のデレを見せ、ようやく平良が理解するという展開は天才的だし、ものすごく萌える。気づかない内に相手の事を想っているってすごい素敵。ホント平良大好きが伝わってきて尊い。
平良がオシャレをすればものすごくカッコよくなる事を知ってるのは清居だけでいいと思う。また初めから読み直してみたくなった。でもシリアスなシーンや辛いシーンもあるので覚悟がいる。そんな鞭があるからこそ飴がいっそう甘美にかんじられる。2人の視点から同じ時間軸の物語が読めるのは楽しい。
やっぱり清居の彼氏は平良にしか務まらないなぁとしみじみ。
物語の運び方も自然で日常的でのめり込みやすい。清居と智也の話ではフラグも上手く回収するし、清居の手料理からのラブシーンはそうくるか!と感心しつつもキュンキュンした。小山は結構毒のあるキャラクターらしい。
あと、私が読んできたBL小説(少ないが)の中で一番エッシーンがエロい。休憩しながら読まないと頭がどうにかなるんじゃないかってくらいキュンキュンさせられる。最高です。
4巻『儘ならない彼』楽しみだな。別居中に起きた怪奇現象の謎も続きがあるみたいだし、3巻は清居が舞台の成功を収め、爆速で痩せたところで終わったんだっけ?
エターナル!!
この一冊に『美しい彼』の、ひらきよの魅力がギュッと詰まってます!
そうそう、こういう二人が好きなんです!二人の何てことのない日常を見たかったんです!!
平良のキモいところ、清居のツンなところ、そんな二人が不器用に互いを求めるところ、全てが尊いです。二人に幸福あれ、エターナル!
書き下ろしもありますが、過去の特典やフェア冊子に掲載された作品が纏められた一冊です。本として纏めて出版していただけて、本当に嬉しいです!ありがとうございます。読み逃したもの・入手出来なかったもの等、本という形になったからこそ読むことが出来たお話が沢山あります。本当にありがとうございました!
この番外編集は、凪良先生がバースデー小冊子や店舗限定ペーパーとして世に出された作品が集録されています。はっきり言わせていただきますと、このような豪華な作品を読まさせていただいて良いのでしょうか!!普通ならば限定ものでお金を出さないと読めなかったものが、たった640円+税で読めて良いのでしょうか!!読み終えた後の素直な感想です。
私が好きなのは、清居が初めて平良のために料理をしたシーンです。清居がゲキまずの常夜鍋を作ったにも関わらず、「神々の美酒の味」「神の鍋」と言った平良の表現が面白すぎて、しばらくお腹を抱えて爆笑しました。
美しい彼シリーズでは、平良の独特な言い回しにいつも笑わせてもらっています。凪良先生がいかに気持ち悪い攻めを書くことに時間を費やしていらっしゃるか、想像するだけで尊いです。
書き下ろしの「あるふたつの視点から探る、愛と青春の逆走について」では、「悩ましい彼」で2人が別居生活をしていた時の様子が書かれています。
平良のパートになると必ず「○時起床」と始まるのがツボにハマりました。そして平良が仕事や大学、野口さんの世話(笑)をしながら規則正しい生活をしていて素晴らしいなと思いました。私はかなり怠惰な生活をしているので、平良を見習わないなと思います。凪良先生が一般文芸で出版されている「汝、星のごとく」に出てくる主人公の暁海も、母親を支えながら仕事も家事も頑張っていたので、その姿と平良が重なって思い起こされました。
これで小説は全て読み終わりましたが、まだドラマCDと映像を観ることができていないので、また違う媒体を通して凪良作品を楽しんでいきたいと思います。それと先日書店で凪良先生の他作品を大人買いしたので、少しずつ読み進めたいと思います。