電子限定特典付
三角関係、ついに完結!
1〜5巻の感想をまとめてこちらに!
ヤクザ経営のカジノで働く新谷は、ディーラーの菊池がやっていた横領に巻き込まれ制裁を受ける事になってしまう。それでもクズでチンピラな菊池を放っておけず、面倒をみるお人好しな新谷。
これまでひどい扱いばかりされ底辺で生きてきた菊池は哀れで震える子供のようで、借金と恐怖の泥沼の中繋がっていく2人の心と体。
制裁を加える側のカジノの店長須藤は組長の愛人でジャンキーで、新谷への異常な執着を見せるけれど新谷もまたその変態的な関係にも惹かれてしまい⋯。
それぞれの抱えているドラマが余りにも重くて残酷で、とにかく苦しくてしんどい。暴力、薬物、SEX⋯でもその絶望の中にある人間らしさが、どうしようもなく愛おしくて離れがたくもある。
菊池もひどい人生だけれど、須藤の生い立ちは壮絶すぎた。菊池との幸せを選べばいいのに須藤を見捨てられない新谷。みんな不器用で寂しくて、死にたがる程生きるって事の意味が浮き彫りになってくるよう。
ものすごくヘビィな物語だけれど、最後には光があるので終わりまでどうか読んでみて欲しい。痛くない愛なんて愛じゃない。苦しみも辛さも全部ひっくるめて相手を慈しみ、全てが昇華されていくから。愛は痛くて優しい。
1巻はレビュー済。今回は残り4冊の感想です。
1巻を読んだ時は2ヶ月に1冊ペースで買って読めたらいいなと思っていたのですが、結局なんか続きを知るのが怖くて長らく積んでしまいました。
どんどん悪くなる状況。むしろ手詰まりなのは最初から。絶対メインの三人のうちの最低一人は非業の死を遂げそうだなぁーと思っていました。
そんな最悪なストーリーが進むうちに元凶のような奴だった須藤が新谷に寄せる恋心が、思いがけずに純粋で幼いことに驚きました。
それ以降は何となく須藤の幸せを願いつつもここまであくどい事をしてたら無理かなぁーと半ば諦めていました。
が、終盤の急展開から思いがけず全員更生し日なたの世界に戻れたとは。正直意外過ぎてびっくりしました。なんて力技……。
ともあれ、新谷の側には居られなくなったけどそれなりに穏やかな日々を過ごせている須藤にほんとよかったねと安堵しました。
あと、菊池が最後までひねくれなくてよかったというか、ひねくれていたのは最初だけでずっとピュア可愛くてよかったです。
ここまでシリアス、壮絶な人生を背負うキャラが何人も登場する漫画、作者さんも描くのにものすごく気合いがいるのでは、と勝手に想像してみたり。
この巻は、須藤編といってもよい内容でした。須藤は、ヤク中でヤクザの親分の愛人。新谷の妹を監禁したりととんでもない人物ですが、その生い立ち、よしつぐとの出会い、関係がここで明らかになります。
三人の人生が交錯し、お互いに惹かれあう。どの脇キャラにしてもしっかりとした設定が有り、しかしそれぞれに個性があって骨太なストーリーでした。
菊池にはかなわなかったけど、ちゃんと好きだったよ。。
あれほどひどいことをした須藤でも、芯にこんな弱くて純粋なものをかかえていたことがわかる、切ないセリフでした。
須藤が好きです。さらに言うと新谷×須藤が好きです。でもこの終わり方が好きです。いや推しカプは一緒にいて欲しいですよ?でも…個人的な意見ですが、新谷が死ぬ間際誰の顔を思い浮かべるかって聞かれたら答えは須藤だと思うんですよ。もうそれで十分なんです。逆に須藤が死ぬ間際思い浮かべるのは?って聞かれたら多分それは新谷ではないんじゃないかなって思います。(完全に私の解釈ですが…)色々な解釈があると思いますが、私の新谷×須藤カプに対する解釈は最終的にこうなりました…そしてさらに好きになりました。ここまで色々な解釈が生まれる作品は中々ないと思います、私は答えが出されないことをぐるぐる考えるのが好きなので、この作品のことが大好きです…ありがとうございました…
清々しい終わり方でした。
佐治ちゃんの泣くとこ見たいよ〜と叫んでいたら、泣くところを見る隙すらなかった。さらば佐治ちゃん。
黒髪の菊池ちゃんどちゃかわ。このベビーフェイスにもんもんが入っているというギャップ。そしてやっぱり結構でかいモノをお持ちながら使うアテのない春真くん。
それにしても田舎の実家があるって、まともな親戚がいるって大事なことだなと。子ども須藤にもまともな親戚がいれば…亜矢子の両親はどんな人だったのか。
なんだか新谷さんはまた変なの拾ってきそうだなって気がします。せいぜい動物どまりにしていただきたい。
