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その肌の熱さをおぼえてる

sono hada no atsusa wo oboeteru

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表題作その肌の熱さをおぼえてる

林原 弦
美容師
幸太郎
会社員

その他の収録作品

  • 幼馴染みなふたり
  • ほくろのはなし

あらすじ

美容師の弦は、自分の兄・奏を好きだという年上の幼馴染みの幸太郎に想いを寄せていた。
兄が離婚するかもと聞かされたある夜、酔いすぎた幸太郎とホテルで一夜を共にした弦は、自分にも可能性があるかもしれないと浮き足立つ。
ところが、幸太郎は弦ではなく、兄の奏と寝たと勘違いしていたのだった。
兄の奏と間違えられるなんて慣れっこな弦だったが、熱を感じ合った一夜までも幸太郎に勘違いされていたと知って、胸苦しさが膨れ上がり―――。
気苦労系年下美形美容師×天然魔性な年上地味顔男子の、一方通行、幼馴染みビターラブ。

作品情報

作品名
その肌の熱さをおぼえてる
著者
ジョゼ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
発売日
電子発売日
ISBN
9784592721062
4.1

(105)

(47)

萌々

(29)

(25)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
12
得点
429
評価数
105
平均
4.1 / 5
神率
44.8%

レビュー投稿数12

絵が素敵、話も素敵

こちらの作者様の作品で初めて手に取った作品です。表紙の雰囲気で、ダークな話かと思ったけどもそうでは無かった。片思いとか、実らない恋のお話です。

攻めの子の弦ちゃんが美容師ですが、絵になります。イケメン。美容師だからか自分の髪にこだわっているというか、しっかり手入れしているなと分かる描写で関心しました。纏めてる時もあって眼福。

受けのこーたろー君は攻めの子と比べると、容姿だけでいうと少し地味ですが、モテそうな弦ちゃんが恋に落ちるほど、何というか、性格が良い。おっとりしてて、少し天然、癒し系。一緒にいて安心できる人でした。一途でしたし。折角魅力的なんだから、既婚者の幼馴染の事は忘れなよー弦ちゃんに気づいて!と思ってました。弦ちゃんは、彼は彼で物凄く一途でしたね。

受けの幸太郎君は、ちょっと正しい順序うろ覚えなのですが、弦ちゃんの兄を諦めた後、弦ちゃんと付き合うことになった。悪くいうと都合がよいといわれてしまうのか。好きな人は既婚者でもうこの先発展は無いしというところで、実は弟君が自分の事を好きだったと判明して、最終的に付き合うことになった。
少女漫画では、主人公もその相手もお互い付き合った経験無しで結ばれ、そのまま大人になるという王道的な内容は沢山あると思いますが、実際には、とある2人が結ばれる時って、そんな純じゃなかったりします。なので、この物語の攻め受けが結ばれた経緯はなかなか現実的だなと思いました。振られちゃたけど、自分の事を好きな人が現れた、よし付き合おう!って悪い事じゃないですし。

受けの幸太郎君の職業が気になる…。どんな会社で働いてるのかなと。このおっとり君が、会社の電話に出ると人が変わったように部下に命令するとかあるのか、、、いやなさそうですよね。あんなにおっとりなんですもの、その職場の癒しなんじゃないかな。

この漫画がきっかけで、こちらの作者様の他の漫画も購入したのであります。
絵が魅力的ですし、物語も切ない時もあれば、ハラハラな時もあって、心が揺さぶられる素敵な恋愛物語でした!

0

攻めのビジュが好みすぎる。そして一途さに胸いっぱいになる

うわ〜…!もう、絵柄からストーリーから、全てがドンピシャ!!の作品でした。

ジョゼ先生、初読み作家様だったのですが既刊もこれからまとめ買いして
読もう!と意気込んでいます。

こちら、攻めの美容師・弦(作中では”弦ちゃん”)視点の、切ない片想いのお話。

自分の兄・奏に学生時代から10年以上も片想いしている年上の幼馴染・幸太郎。
ある時、酔っ払った幸太郎とホテルで一夜を明かしてしまうのですが(最後までは致してない)、
なんと翌日幸太郎は弦の兄・奏と”そういうコト”をしてしまったと思い込んでおり、
相手は自分だと言い出せない弦は、少しずつ幸太郎から距離を置こうとするのですがー

と続きます。

一途な攻め、切ない片想い…こういった設定大好きな自分には
たまらなく心揺さぶられ、きゅんとするお話でした。

まず、攻めのビジュが!!ビジュがいい!!!
職業が美容師だから、幸太郎の首の後ろにあるほくろとか、見て覚えてるんですよね。

それで終盤のエッチの時に、ほくろを見て”髪切る時よく見えてた…”なんて
思い出していて。

さらにさらに、そこに激しいキスをして内心「今度から襟足長めに切ろう」なんて
独占欲を覗かせてます。もう、たまらなくきゅんとする。。

受けの幸太郎も、健気なんだけど「決めるときは決める男」なのが
個人的に最高!と思うポイントでした。

長らく一夜の相手を奏だと勘違いしてけれど、ふとしたきっかけで気付いてからは
(”香り”がキーになるって、なんて素敵なんだ…)自ら弦ちゃんの元へ走り、
謝罪と正直な思いを伝える。

この時点ですぐにくっ付いてハッピー!…とはならないのがまたリアルですごく良くて。

なんだろう、読んでいる間中ずっと身悶えしてる感じでした。
二人のその後も、知りたいなあ。

1

攻めの美しさが良き

ジョゼ先生の「探偵とねこちゃん」が好きな作品。こちらも以前から気になっていて読んでみました。

弦(攻め)は、兄を好きな幼馴染の幸太郎(受け)にずっと片想いしている。ある夜酔った幸太郎と一夜を共にするが、幸太郎はその相手を兄だと勘違いして…というお話。

弦はまつ毛バサバサの美人顔で、片想いの切ない表情が美麗です。幸太郎は地味顔の健気くん。ずっと弦の兄に一途。弦の気持ちには一切気づかないので、読んでいて弦が不憫になってきます。

前半は弦は全く脈なしで、不憫な片想いに胸が切なくなります。
中盤に、あの夜の相手が誰だったか幸太郎が気づいて、ようやく二人の関係が動き始めます。

起承転結のあるしっかりしたストーリーで読ませるなと感じました。大きな盛り上がりなどはあまりないですが、しっとりした雰囲気でお話が進んでいきます。

自分にはストーリーが合わなかったのか、あまり萌えを感じるシーンはなかったのですが、とにかく弦が綺麗で色っぽくて素敵でした。弦の片想いの憂い顔や、濡れ場の色気、照れ顔など、いろんな表情がどれも綺麗で、目の保養でした♡
長めの髪を結んだり、オールバックにしたりと、色んな髪型になるのも楽しい。

一方幸太郎のような、ナヨっとした天然魔性は好みではなかったです(それであまり萌えなかったのかも…)。

最後は弦の幸せそうな表情を見られてよかったです。

電子で購入しましたが、最後にカラーイラストがたくさん付いていて、綺麗で嬉しかったです。

ebookjapan購入 濡れ場は少なめで修正箇所なし
電子限定書き下ろし2P付き(お付き合い後の可愛い二人♡)

0

お互いよく耐えたね

 神評価に近い萌2評価です。幼馴染の兄弟の兄・奏に長年片想いしている幸太郎と、そんな幸太郎に幼少期から片想いしている弟・弦の三角関係。絵がほんわかした雰囲気なのでそこまでシリアス感はないですが、兄が恋敵という状況は一体どれほど苦しいでしょうか。2人の仲の良さを間近で日常的に見せつけられ、埋まることのない年齢差を常に感じながら、血縁である恋敵も優しい幼馴染である好きな人も恨めない、もどかしさ。

 奏が幸太郎の気持ちにまったく気が付かないように、幸太郎もはっきり言われるまで弦の気持ちにはまったく気が付いていなかったのが面白いですよね。それは、ひとえに弦がただの幼馴染に徹してくれていたからなのです。どれだけ鈍感でも幸太郎に非はない。ただ、長年1人で抱え続けた弦の一途さが愛おしく、切なく、尊いなと思いました。好意を打ち明けてからの2人のやりとりには、こちらまでドキドキしました。奏の代わりとしてではなく、弦自身の魅力に少しずつ惹かれて好きになっていく幸太郎の気持ちにとても共感しました。

0

最後のセリフがすっごいグッときた!!!

読み終わったときの幸せ感が半端なかったですわあ~
全体的にみても,設定負けせずにキャラ達それぞれの心情の変化もしっかり描かれていたしあと純粋にストーリーの作り方が上手だなと思った!

個人的には,攻めのビジュがドストライクで最高でした笑笑

反面惜しかった部分も結構ありました。
まず設定の割にページ数が凄く少なくて,展開が急に感じました。その設定だったらもっと丁寧に物語が進んでいかないと,展開に追いつけなくなると心で嘆いていました笑
とにかく私的に前半が刺さらなすぎました。

0

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