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表題作クズは永遠を夢見ない

都築一朔
大学生2年,湊と同棲中
花浦湊
大学生2年,都築と同棲中

あらすじ

自称「クズぼっち」を貫くモブ顔の花浦は、料理以外は何でも完璧な都築に猛アタックされ付き合い、今や同棲を始め約2年。二人の関係は順調だったのに、花浦にアタックするイケメンが現れた! ?しかもそれは都築の親友・洸吾で! ?
花浦をめぐり、親友同士の大喧嘩勃発! でも、都築と洸吾にずっと親友でいてほしい花浦は――。
『独占欲の強い執着系ハイスぺイケメン×イケメンほいほいなコミュ障ぼっち』ぼっちにこだわる理由が明かされるシリーズ第4弾!

作品情報

作品名
クズは永遠を夢見ない
著者
志々藤からり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
性格クズでなにが悪い
発売日
電子発売日
ISBN
9784832292017
4.4

(57)

(35)

萌々

(13)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
10
得点
254
評価数
57
平均
4.4 / 5
神率
61.4%

レビュー投稿数10

シリーズの中で1番好き!

↓ネタバレ含みます!
クズシリーズ4巻目です。シリーズの前巻を読み直して発売を楽しみにしてました。今巻ではお互いの内面が深堀されたりぶつかりあったりお互いの存在の大切さがよくわかる素敵な巻でした、シリーズの中で一番好きになりました!

今巻では新キャラである都築の親友洸吾が登場します。実は洸吾は湊に一目惚れしていて都築は諦めるように言いますが諦めようとしません。その件をきっかけに今まで完璧人間に見えていた都築が暴走、大げんかになります。ケンカのきっかけに関しては両者悪い部分がありますね…。ケンカ時のエッチに無理矢理感があるので苦手な人はいるかもしれません(痛がってはいません)。
都築の何を捨ててでも湊を選ぶという執着に対して、都築を理解ししっかりとした意見を伝えられる湊が良かったです。それもですが今巻ではケンカや当て馬を通してお互いの気持ちや想いをぶつけ合えているのが全体的にとてもよかったです!長く良い関係で付き合っていく上ではそういうの大事だと思います…。なんだかんだお互いの存在が必要不可欠でお似合いな二人。都築の湊への溺愛執着ぶりが凄いですが、逆に湊から都築への執着や依存ぶりもとても感じられたのが嬉しい。気持ちをぶつけ合ってお互いの想いを確かめ合った後のエッチもラブラブ感が凄くて良かったです。ここでも言えなかったことを言えていて湊が大胆でヤバかったです。この二人なら今後何か問題にぶつかってもなんとか解決して一生上手く過ごしていけるんだろうなぁと思いました。

ぶつかり合った結果愛を深めている感じがしてシリーズの中で一番大好きな巻になりました…!一応最初のページに簡単なあらすじと人物紹介はあるので前シリーズを未読の方でも読めると思います。元々好きなシリーズでしたが今巻でさらに好きになったのでまだ続いて欲しいなぁ…。

7

イケメンホイホイ

今回も面白かったです。回を重ねると深みも増しますね。
あのクズだった湊がバイトをして接客をしている!そしてちゃんと都築と同棲してる!
湊の成長を感じて感激しました。大学の友人関係は相変わらずみたいだけど(汗)でも反省(?)してるみたいだし、次巻ではもっと人間関係広げているかもしれないな。
さて今回はイケメンに惚れられたんですが。
湊って美人設定だったっけ?接客対応が特別良かったとは思えないけど、一体どこに惚れられたんだろう?好みは「地味で目付きが悪いけど可愛い、黒髪サラサラの子」だから?
どんなイケメンに惚れられようが塩対応の湊だけど、都築の事を考えて行動するのは愛の力で成長したってことですよね?伝わりづらいけど、どんどん都築の事を好きになって、考え方とか変えられてるの良いなと思います。

今回も都築の惚れ具合は凄かった。でも、それ事好きなんだもんね。いつも塩対応の湊の内情を酔っ払って暴露した時、泣きそうになった。
2人でお互いを影響しあって生きていって欲しいなと思いました。

5

4巻から読んでも全然いけました

こちらの作品、初読みです。1巻は2016年発売だとか、、、BL歴浅いので全く知りませんでした。最新刊・4巻が高評価だったのと、4巻のあらすじの内容が私好みっぽいぞ、と。1巻から読んでいませんが4巻から先読みしました。軽い相関関係も載っていたので何とく理解できました。そして、めっっっっっちゃ面白かったです。高評価も納得!
1巻から読んでいない方でも十分楽しめるんじゃないかな。


湊は性格クズらしいですが、あまりクズと感じませんでした。友人が少ない、ぼっちが好きな熱量低めの大学生。3巻までの間に成長したんでしょうか、そんな性格の人は結構いるよ〜って思いました。そんな湊を執着めいた愛情で溺愛する、ハイスペックイケメンの都築。小学生の頃から湊に想いを寄せて、高校生のときに晴れて恋人同士になったようです。

こちらの4巻では大学生になり同棲中の2人です。湊に一目惚れした、イケメン大学生・来山が当て馬として登場します。それでもって来山は都築の親友で、湊を巡ってバトルします。何ともややこしや〜な状況です。湊…イケメンばかりに好かれて全くもって羨ましい限り。
来山がなかなかのメンタル強めのハートの持ち主。ポジティブで全然めげない彼は湊や都築にとって困らせキャラでしたが、私は結構好きでした。来山は湊のバイト先の常連さんで、そこで湊に一目惚れしたとのことですが、どういうシチュエーションで一目惚れしたのかも描いて欲しかったです^ ^

グイグイ迫る来山に強く言えなくて、曖昧な言葉で勘違いさせてしまった湊に、これは…一波乱ありそうと思っていたら、やっぱりありました。誤解を招く言い方の湊にモヤりましたけど、それ以上に嫉妬心から無理やり湊を抱く都築にも、ええ〜!?ってなりました。これで2人は拗れて別れ寸前までいくんだろうか…と心配もしましたが、事後すぐに意外と気持ちをぶつけ合えていて、悪い方向に向かっていくって感じじゃなくむしろ前向きな感じが良かったです。あんなことをされても、湊は都築のことを心配していて、全然性格クズじゃないです。湊のこととなると暴走する都築のことを、本当に心配しているし客観的にみています。湊は大人です。

湊がいれば親とも親友とも縁を切るって、すごいことをサラッと言える都築…湊に叱られるほどの暴走思考ですが、こんなセリフを言われる湊がすごーーく羨ましいです!そして、イケメン2人が自分を巡って殴り合うケンカするって…湊すごいなぁ。


4巻から読んだので湊の性格クズ度合いが詳しく分からないのですが、少なくともこの4巻では湊は性格クズではなく至極まともだし、素直に自分の気持ちをぶつけていて人間味溢れていました。もう都築なしでは生きていけない自分に涙を流すところは、名シーンじゃないでしょうか。都築に期待されるためにぼっちでいなきゃならない。だけど、ぼっちになりきることの出来ない湊の心の葛藤・心情が痛いほど伝わってきました。湊にとって都築の存在はなくてはならないものになっていて、それまでの2人の過ごした時間が湊にそう思わせたんだと思いました。

……なので、1巻から3巻まで読みます(笑)


お酒が入って自分の気持ちを都築にぶつけ、その後お酒の力を借りての湊主導の暴走エッチは面白かったし萌えました。素直な湊…可愛いです。これからもお互いの気持ちをぶつけ合いながら成長していって、また更に育った2人のラブラブを見せて欲しいです。


4

神2を付けたい!

こちらが発売されたので全巻購入して、「性格クズでなにが悪い」から一気読みしました。
巻数が進むほど面白くなって来て、4巻目では吹き出して家人にチラ見されてしまったくらいです。

毎回、湊以外の人物がクズに思えて仕方なかったんですが、今回はほんの少しまともに思えたのはイケメンマジックだからでしょうか?

今回まさかの湊がモテてましたが、それが一朔の親友の洸吾でまた一波乱ありました。
一朔が洸吾にキッパリ牽制する様子に萌えました。でも、こちらのシリーズに新たに登場する人物って、話が通じないのがデフォなんですよね。案の定な結果になってあの一朔と殴り合いになってたのには驚きました。

そして、驚くと言えば湊の一朔に対する思いでしょうか?あんな深いことを考えているなんてと感動しました。ぼっちでいる理由に納得でした。
自称クズと言いつつも1番バランスが良いのは湊なような感じがしました。

それに酔って素直になる湊が激カワでした。やっと恋人同士らしくなって来たような感じがします。

なんだかんだ言って青葉も良い奴だと思えるようになって来ました。一朔と湊だけでなく登場人物たちが成長してるのもこの作品の好きなところです。

これで完結なのではと心配になったのですが、志々藤からり先生のツイートを見てまだ続くようなので安心しました。

就職した二人も読んでみたいです!

4

「ぼっち」じゃなくなったその瞬間に永遠の愛をゲットする♡

『クズでもできる恋愛論』の続編です。

大学2年生のイケメン 都築 一朔くんと同じ大学の陰キャ 花浦 湊くんのお話。

大学進学と同時に同棲もスタートさせた一朔くんと湊くん。
ケンカやすれ違い、恋のライバル出現と…いろいろありましたが、今は平穏な日々を送っていました。
今作は、その続きになります。
ある日、湊くんは「親友に会って欲しい」と一朔くんにお願いをされて、3人で会うことになりました。
ところが、待ち合わせ場所に現れた人物は、湊くんが知っている「唐揚げ大好きうま塩くん」で…。

歓喜に沸いたクズシリーズの第4弾!
シリーズ史上、一番のハラハラする展開で泣きそうになるのを我慢しながら読みました(笑)
…が、やっぱり、クズシリーズは最後に泣いちゃうんですよね。
これまで同様にコメディ要素が強いのですが、今作もキャラの考えや気持ちをきちんと表現されているので、物語に深みが増しているだけでなく、心に響く作品に仕上がっています。
また、今までの出来事があったからこそ、2人の絆や成長を感慨深く感じられる一冊だと思いました。

一朔くんが会わせた親友…それは、偶然にも湊くんのバイト先の常連客。
中学生の時に知り合った一朔くんと洸吾くんは、まるで双子のように趣味や好みが似ていました。
その親友が一目惚れした相手が、まさか湊くんだったとは…。
おまけに、洸吾くんからは「諦めない」と宣戦布告までされてしまいました。
不穏な空気が立ち込める中、自分の想いに向き合う一朔くんと湊くん。
悩み苦しんだ2人がたどり着いた答えとは?

この作品には当て馬が登場します。
一朔くんの親友 イケメン大学生の来山洸吾くん。
さすが親友だけあって性格も一朔くんに似ているけれど、変態度は一朔くんよりも上らしい(笑)
いつか、スピンオフで幸せになって下さい。
脇キャラとしては、レギュラーの青葉くん、まつりちゃんと小金井くんが登場します。
弟の求くんがカッコ良くなっていた♡

Hシーンは、本編に2回あります。
1回目は合意じゃないので読んでいて辛かった…。
でも、想いが通じ合った2回目はエロくてラブラブです♡
とくに、酔っ払った湊くんの本音が聞ける場面は必見ですよ~。
これじゃ、アナグマ大暴れも仕方がないな(笑)

――都築がくれた「ずっと」は確かにここにある
「永遠」も「絶対」もこの世にはない。
だけど、湊くんが信じられるものがあるとすれば、それは間違いなく「永遠」なんだと思います。
一朔くんからの溢れる愛情に包まれ、青葉くん達と友情を育んでいる湊くんは「ぼっち」ではありません。
なぜなら、もう一人じゃいられないから。

コミックスを読む度に、愛おしさでいっぱいになるラブストーリー。
志々藤からり先生の紡ぐセリフやモノローグはもちろん、個性ある魅力的なキャラクターもおすすめです。
永遠をゲットした2人をまだまだ見守りたい♡

少しでも気になっている方は、ぜひ『性格クズで何が悪い』から読んでいただきたいです。

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