Renta限定特典付き
とことん「切なさ」を演出すべく起こる設定と展開に拘って進む物語
ほんのちょっとの言葉の足りなさ、そこじゃない・今じゃない…の徹底したタイミングの悪さ。。。
読者として見てる私としてはハラハラ焦れ焦れ……(>︿<。)
違うんだょ…ホントはそんな事想ってないんだょぉ~…とすっかりオロオロさせられます
例えばそれは矢島の際立った経済的に「貧しい」という家庭環境という設定だったり、小田島の母親との矢島の会話であったり、、、
そうした散りばめられた障害を2人に越えさせていく事で徐々に彼らの覚悟を促し、同時に読者を引き付けていく
沼ってハマっていくのがすごく「理解できる」ストーリー展開です
小田島だけが頑張るのでも矢島だけが頑張るのでもなく、2人共に抱えるものがあってそれを「一緒に越えていく」道を選ぶ
そんなのBL読んでて萌えない訳ないって話ですよね~
しかも高校生なのにずっと先を見据えている小田島の覚悟とか凄い…
一葉ではあんなに不安定街道まっしぐらだったのに、その不安定さをドコか残しながらも矢野を手に入れる為の行動を起こしてからの変貌にはスパダリへのウィニングロードしか見えない程です
何と言うか、、、やはりスゴイ「演出の創り込みが徹底された世界」だな~と思います
普段私が読むDK BLの中では実年齢と精神年齢のバランスが1番取れていないように見える、ほんとアンバランスさをどこまでも感じる2人です
時に大人で時に子供、、、でも紛れもなく「学生」な2人
これが「この作品ならではのリアルさ」なのかも知れない、と思うと私にとってはある意味読んでいそうで読んでいなかったDK BLだなぁ~と感じています
演出過多気味に正直感じなくもないのですがそれでも「理解出来る」し「知りたい」と思わせてくれる
それもまた「創作がくれる醍醐味」だな、と感じています
そして私的にはこの作品の真髄は彼らの「将来」にあるような気がしています
小田島も矢島も折角の優秀さん設定なのでそれを活かして個々が「学生」という庇護されるべき世界を飛び出してから!そうなって尚「2人で越えていく」強さを見てみたい!と思わせてくれる2人です
三葉も四葉もあらすじを読む限りは学生設定なのでまだその未来ではないのかも知れませんが二葉を読み終わった今、私がこの作品から感じるのは「未来」にいる2人が見たい!という欲です
すごく丁寧に気持ちを通わせるまでも、カラダを繋げるまでも時間を掛けてくれていると思います
だからこそ、先を「見たい、知りたい」という欲が沸々と沸き起こってきます♪
先ずは三葉、四葉へ進んで見たいと思います⸜⸜٩( 'ω' )و //
一葉から始まり二葉での一旦の区切りは2人の想いが通じた、というカタチを以て結実しているとは思います
でも、私はどうしてもこれだけ過剰に演出を施された世界観を見て、知ってしまったら「理解出来る」という感情では終わりたくないなぁ~と、、、この2人の先を求めて止みません
その辺の気持ちをすごく上手に誘導された分消化不良でもあるので評価としてはまだ期待への余白を残させていただきました(ღ˘͈︶˘͈ღ)
二葉でもやっぱり矢島の髪色トーンが気になる…
以降、ここに気を散らさないで読めたらいいなぁ~…
攻め様救済ストーリーでした。
もうちょっと受け攻め両サイドの話があれば良かったんだけどな。まぁ、攻めの悩みは闇深かったからここまで描くのに必要だったのかもな。
自分の執着で綺麗な矢野を汚したくないと離れることにした苑だけど、その頃には矢野ももう苑の事を気になっちゃってたんだわ。恋愛の免疫ない子にあれだけちょっかい出したらそりゃ意識しますわ。
苑ママが毒親じゃなくてよかったね、悩みながらも受け入れてくれてるやん。
それよりも、今まで遊んでたセフレ、苑ガールズ(私命名)今後厄介じゃない?
今まで複数人でシェアしてた苑、誰のものにもならないけどを私のモノでもあるって立ち位置だったのに、急に全員との関係を清算したら絶対追求するし、あの2人隠さなそうだからすぐバレちゃわない?ゲイカップルとして大騒ぎになったりとか?なんかそんな展開は求めてないかもな。
次の巻も買ってあるんだけど、どんな話なんだろ。
奔放なヤリチン×真面目な2人のはじめては朝チュンでしたね。「不慣れでムードもなくてなんかごめんね」って言いながら上半身はだけたパンイチ姿の矢野にエロさ感じてる苑良かったです。
こっそり、穴が見えてるのも私は見逃しませんでした。私、ちんよりも穴が見えてる方が興奮します。
プチエピソードではしょっちゅうやってそうな事言ってますが、次作ではもう少しエッチ見せてくれますか?
シーモアで合本版で購入
白抜き修正
いやまじでキモイ。親父のことでトラウマがあったとして、寮に数多くのセフレ女子達を連れ込んでそれを受けに見せるのは…あれ精神病者ではないのか…病院行って治療を受けなさい
「男性に惹かれる自分を抑圧してきた攻めの救済が描かれている」と聞いて昂ぶってしまいすぎたのかもしれません…
多分、ギャグ調になる場面がちょこちょこ見られるからかなぁ。
トラウマについても、もっと拗れてるのかと思いきや、特に自分のためというより、母親からのひとことがトラウマから抜け出さない要因になっていたようなのに、いざ登場すると母親は理解のある風…そこらへんの説得力がもう少し欲しかった気がしました。
トラウマと、あとは受と結ばれるという軸があると思いますが、受の気持ちの揺れや決め手が思っていたよりあっさりしてる気が否めず。
テーマにはグッときたんですが、王道なシチュエーションが散りばめられていて
正直、読みやすい、というより物足りない感じがしてしまいました。私がオタク過ぎるのかもしれませんが、ちょっと残念です。
『ピットスポルム一葉』の続きです。
一葉をまだ読んでない方は、そちらから読んだほうが良いです。
部屋替えの話から始まって、そこから怒涛の展開で
悲しくて苦しくて辛かったのですが、
ちゃんと小田島のお母さんが、小田島の気持ちを考えてくれてたのは救いでした。
小田島の気持ちが救われてほんとによかったです。
矢野も自分の気持ちを自覚できて本当に良かった…!(*´ω`*)
思ってたより波乱の展開が長くて
個人的にはもっと二人のイチャラブが見たかったし
これからの二人のお話がもっと読みたいなぁと思った作品でした。