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シリーズ他作品読んでいませんが、とても楽しめました(読んだらもっと楽しめるのかもしれませんが)
お金が大好きな過去トラウマ持ち、No. 1ホスト邑さんと、そんな邑さんに従順な犬、攻・弥勒とのお話。
イケメンがイケメンを侍らせてます。圧倒的ビジュ美。
弥勒の、どうしてそこまで??という献身っぷりが最高で、いじらしいというか、可愛いというか、眩しいというか。
一方の邑さんが、さすがNo. 1という感じ。何人の女の子泣かしてきたんだろ。って感じで。
太客もそれぞれキャラが濃くて、好きな女の子キャラクター達でした。
時間軸が最近のシーンで、ボディピアスを外している弥勒の描写がありましたが、塞がってないってことは、今もつけてる…??
邑さんとは、一緒にいるよね???
と少し不安になりました。
全編を通して、色気ムンムンなムードで、めちゃくちゃよかったです。
もっとみたい!!!
今の二人、どうなってるのかめちゃくちゃ気になります。
続編!!!どうか!!!お願いします!!!
邑の飼い犬になかなか餌を与えてやらない感じがいいなぁと思いました。弥勒の忠犬っぷりは見事で、こんなに尽くされても簡単に絆されないところは天性のホスト気質だなと思うと同時に、邑の母親との関係性を知って歪な家庭環境から形成されたものでもあったんだなと。ホストに貢ぐ女性が悪者っぽく描かれるBLは多いですが、私は夜の商売というのは客に自分たちが何を買っているのかきちんと分からせた上で、支払った金額に見合う楽しみを提供するのがプロだと思っているので、ホストに同情はしません(殺傷は許容できないけれど)。だから、女性へ複雑な感情を抱えて仕事をしていた邑が経営側に回ってくれた結末にほっとしました。2人で客を大事にするクラブを運営していって欲しいですね。
スピン元での天王寺はどうもピンとこなかったのですが、彼が主役となる本作ではどう描かれるのか楽しみにしていました。
スピン元での脇キャラが主役になり、こんな素直でかわいい奴だったの?と印象が変わることがよくあるので。
で、本作読みましたら…天王寺の印象変わらず。
なんだか、しれっと気取って周囲を噛むに巻くような。何がしたいのかな〜なんて見てしまいました。すみません。
母のトラウマがあるからなんですね。
その母やヒナの女性キャラの描き方もなんだか悲しかったです。もうちょっと救いやユーモアがあると個人的には見やすかったかなと。
スピン元では攻めだった天王寺が受けになったのはよかったです。
こういうのは攻めザマァとは言わないのかなw
あとがきで書かれていたように、天王寺を受けとして描くのに苦労されたのがなんとなくわかりました。
このシリーズではキャラ名がJR西日本環状線シリーズだったのが、ゆめ咲線、片町線まで派生していたのが楽しかったです。渋いw
個人的には願わくば本編ももう少し笑いがあったらうれしかったかな。
このシリーズ「赤くて甘い」がいちばん萌えとほっこり笑いがあって好きでした。
BL漫画に数多くあるホスト作品で『青くて苦い』が一番好きな自分は、否応なしに期待してしまったこの作品。生きるために邑の言いなりだったミヤが、とはいえ邑を好きだった(だったが重要)ミヤが、根っからに明るいタマを好きになるミヤが、すごく好きなんですよ!ホストへの女性の絡ませ方も絶妙!
さて今作、『青くて苦い』では色気と魅力溢れる下衆をやりきってくれた邑なのに、どうも自分にはパッとせず…あれ?弥勒にはそんな甘いの?っていう。ミヤは谷に突き落としまくってたのに…まぁ弥勒は衣食住完全バックアップではないけれど。もっと邑のドス黒さを見せつけて欲しかったけど、結局ヒナさんが闇&病みでしたってオチになっちゃうのか〜
確かにやり過ぎると邑を主役に据えるのは難しくなるのかもしれませんが、邑にはホスト界の狂気の中心にいて欲しかった。
萌〜萌2
ホスト3部作の中では1番好きかもです!芽玖いろは先生の画力が上がったのも大きな要因だと思いました。
「青くて苦い」で気になっていたオーナーの邑がまだNo.1ホストだった時のお話でした。お話の冒頭で邑の部屋に住んでいた、ミヤこと蓮が街の雑踏の中に邑の忠犬である弥勒を見つけるところからお話が始まります。この辺りがすんごく上手いと思いました。
この時点のミヤとタマが既にホストを辞めた後なのかが凄く気になりました。
そして、蓮とはまた違った関係を築いて行く、弥勒と邑の駆け引きに凄く萌えました。
ただの尊敬から独占欲を伴った恋愛感情に変化する弥勒が凄く格好良いし、弥勒を手懐けて手駒にする筈が彼から真っ直ぐな感情を向けられて絆されて行く邑の表情がまた色っぽいのです。
邑のNo.1であるヒナの暴走とか、なんでもお見通しな謎の美女であるユリの魅力とか、ホスト物の面白さもギュッと詰め込んだ内容でした。
今作では邑の幼少期を描くことにより、彼が何を捨ててあの地位まで這い上がって来たのかが分かります。それに対して弥勒が何に苦しみ、邑に出会ってたことで救われた話を追加する事で、このお話に深みが出たように思いました。
今作では邑が経営側に周り、弥勒が片腕となるべく大学に復学していました。なので個人的にはまだまだこれからだと思っています。
出来るならば大学を卒業して本格的に邑を手伝い始めた弥勒のお話とか読んでみたいと思いました。そしてミヤに断られた時の邑の本音を知りたいと思ったので、続編を希望します。