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はーーーー、もう、受け・律くんの可愛さにハートを攫われた一冊でした…!
久我有加先生の未読の作品を、少しずつ集めては読んでいます。
こちらは先生の作品にしては珍しく標準語カップルかあ、と思って読んでいたら
途中から攻めの関西弁が顔を出し、嬉しいサプライズ(*´∀`*)
見た目と中身のギャップ激しい、ちょっと残念な天然
”熱血体操お兄さん”の攻め、黒谷。
プロを目指すトレイルランナーです。
そんな黒谷を推しているのが、今作の主人公であり受けの律。
大学生の律が働く洋食レストランに、推し・黒谷がバイトとして
入ってくることになりー
と始まる、年上×年下の恋物語。
見た目の小動物的可愛さもさることながら、
健気一途、ピュアなところが本当にただただ、可愛い!
そりゃ黒谷も思わず「かわ…」と呟くわ〜、と全力で納得の
可愛さでした。
雑誌や動画で見ていた硬派なイメージとはだいぶ違い、
実は”天然熱血お兄さん”な黒谷のどこかズレた言動も
面白くて楽しくて、クスクス笑いながら&ニヤけながら読みました( ̄∀ ̄)
決して”カッコいい!”となるタイプではないのですが、
読んでいると黒谷が愛おしくなってたまらない。
体育会系の特徴で声が大きくなってしまい、
レストランの接客で常連ご夫人に注意されてるのとか、
プロポーズかっ!?と思ってしまうような大告白劇とか
(でもロマンチックで素敵だったー✨)、
一週間のスペイン遠征中、便箋十数枚の手紙を書いて律に送ったりとか。
声と愛と言動が、とにかくなんでもでっかい!!!笑
互いの嫉妬も恋のスパイスになり、
愛が深まるばかり…の二人の様子に最初から最後まで
にっこにこ、ほわほわ温かい気持ちになれる一冊でした・:*+.
トレイルランどころか犬の散歩でも
ぜえはあ言っている自分ですが…笑
久我先生によって紡がれる文章を読み、
今日はちょっと頑張ってワンコと走ってみようかな?なんて思いました☺︎
律視点の前半と黒谷視点の後半でめちゃくちゃ楽しめました。
前半は律が黒谷を現実に好きになって、一喜一憂して。
共学で友達がいっぱいいるのが羨ましい。
基礎から教えてもらえて走れるようになったの羨ましい。
まさか黒谷がスーツにバラの花束を!!
まっすぐ正面突破ですね!
後半がこれまたすっごく面白いんですよ。
ビシっとして強面な黒谷が内心ではそんなことを考えてたの〜!?
もう律のことが可愛くて愛しくて震えてますね。なにせ恋愛初心者で、律が可愛すぎてあいたすぎて叫んだりズキュンとしたり。
鈍かったり思い至らないところをしっかり認めて謝ろうとしたり、好きな人のことをまっすぐに思ったり最高でした。
黒谷視点の律がどんだけ可愛くてエロいんだろう?二人とも恋も仕事も頑張れ!
Kindleのレビューに〝体操のお兄さん攻め〟とあり、「体操のお兄さん!?爽やかなのに雄感溢れる体操のお兄さんですか!!!?」と興味をそそられて購入!
うーん……
〝体操のお兄さん〟と言うよりは、〝熱血スポ根関西弁男子〟でしたね!
関西弁のせいか、余り爽やか感は無く。
〝爽やか体操のお兄さん〟のイメージとは違いましたが、熱血ジムトレーナーみたいな…スポーツ苦手な受け様を優しく指導する姿にキュンとしました。
無駄に声がデカいのも、体育会系で良いですね!
一方、スポーツ苦手なSNSを使いこなすイマドキ男子な受け様・律くん。
ニコニコ明るくて可愛いんですが、憧れの黒谷さんがバイト先に現れて、脳内でキャーキャーッしてる姿はちょっと女の子っぽくて苦手でした…(ごめんね)
恋愛初心者同士の初々しいお話で〝かわいい〟が溢れた作品でした!
特に書き下ろしの『好きの限界突破』は黒谷さん目線で終始「律くん可愛い!律くん大好き」が溢れていて、思わずニンマリ◎
やっぱり、お付き合い後の攻め視点は良いですね〜〜〜♡
読みやすい文体と、明るく可愛いラブコメで爽やかな読後感でした!
大学生の律(受け)は今イチオシのトレイルランニングの選手・黒谷(攻め)がバイト仲間になり大興奮。
でも、動画で見る渋い黒谷とバイト先でみる体育会系の黒谷とのギャップが酷すぎて複雑な気持ちになります。
黒谷のファンであると言えないまま、服の話からランニングできるようになりたいという話へ行き、トレーニングに付き合ってくれることになり、とんとん拍子に仲良くなります。
そして、酔客から庇ってもらったり、運動が壊滅的にできない律のトレーニングで庇ってもらったりとキュンキュンすることが増え、あっという間に好きになってしまうのです。
この作者様には珍しい(強気で元気な受け様が多い印象なので)素直で可愛らしい受け様でした。
そして、攻め様はトレイルランニングの選手としては優秀なようですが、情緒面はだいぶポンコツな攻め様でした。
話は表題作が律視点で、書き下ろしは黒谷視点でした。
表題作で2人が付き合うまで。
書き下ろしは、黒谷の心情がたっぷりなのですが、彼の考えてることってトレイルランニングのことを除いたらほとんど全て律がかわいい一色で笑えます。
かわいいと何度言えば気が済むのか、きっと気が済むことはないのでしょうね。
かわいいと何回いうのかちょっと数えようかなと思い諦めてしまうくらいずっとかわいいと言い続けていて、ポンコツ具合がとにかく楽しいです。
全体的には王道な話でしたが、久我先生には珍しい組み合わせの楽しいお話でした。
年上(黒谷)×年下(律)、そして両方童貞!
前半受け視点、後半攻め視点。
攻めの性格が新鮮だった。お堅くて真面目な喋り方と性格の攻めキャラが多いなか、黒谷は何もかもが明るい。もっとこんな攻めが増えて欲しい。
律のウブで乙女思考なところがものすごく可愛い。癒される。でも精神年齢がちょっと幼すぎる。
登場人物は、攻めの黒谷、受けの律、律の幼馴染(女)、黒谷と律のバイト先の夫婦、そこにくるお客くらい。
黒谷の大学の頃の同期(女)の登場で、律がモヤモヤするシーンがある。
メッセのやり取りが『』で囲われてなくて、地の文で表現されてたからそこだけ少し読みにくかった。
エロ度は下の中くらい。