死んだ恋人を喚び戻す、その代償は僕の寿命だよ

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ミィユは死んだ恋人を喚び戻したかった

miiyu wa shinda koibito wo yobimodoshitakatta

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表題作ミィユは死んだ恋人を喚び戻したかった

小椋俊介(シュン)
異世界トリップしたリーマン
ミィユ
俊介を異世界に呼び出したエルフ

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

ブラック企業で社畜として働く俊介。
無理がたたって、転職活動中に倒れてしまう。
そして次に目を覚ましたら…異世界にいた。
目の前には、恐ろしいエルフ・ミィユ。
これは死んだ…と思いきや、ミィユは突然気を失ってしまう。
お人好しの俊介はもちろん放っておけず、
介抱をはじめるも――何故かどうしようもなくそそられる。
はじめて抱く感情に動揺していると、
目を覚ましたミィユが恋人に向けるような甘い表情で
信じられないことを言ってきて…!?

作品情報

作品名
ミィユは死んだ恋人を喚び戻したかった
著者
阿仁谷ユイジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Continuer.
発売日
電子発売日
ISBN
9784434315381
4.5

(108)

(80)

萌々

(12)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
17
得点
490
評価数
108
平均
4.5 / 5
神率
74.1%

レビュー投稿数17

なんか盛りだくさんでページ数が足りなかった?

読み逃してたー!!わーい、と思って
わくわくしながら読んでいったんですけど、
うぅん、設定がいろいろ細かく
フラグが盛りだくさんで話に潜っていけなかったです。とても残念…

パラレルワールド、転生してたりするんですよね。
『もういちど〜』みたいな、どうにもならない
現実を、それでも好きな気持ちを捨てられないから生きよ?みたいな感じが好きで、
今回も期待したんですけど、話盛り上がりすぎて置いてかれてしまいましたよね。

話のボリュームとページ数が合ってないのかな…
あともう少し、じっくり語ってもらえたら
時空を超えて引かれ合う2人の尊さに萌えたかも。

1

ユイジ先生の久々のBL!

Twitterをフォローしてて、連載開始の時からコミックス化待ってました!
無意識の激重感情で昔の恋人を召喚したけど、人違いで、でも深層心理にはその記憶があるから間違いでもなく…とにかくハッピーエンドになります!

ミィユの耳の形が性的だよね。でも耳だから消す必要ないからね。っていうTwitterでのやりとりも面白かったです笑
ユイジ先生のデフォルメされたキャラ達がコミカルな動きするのもすごく好きで、この作品を読んだあと過去作も読み直しました!

4

アレ●サは面白かったけど

 濡れ場はさすが阿仁谷先生といったところで、水気と肉感溢れる画面は見応えがあり素晴らしかったです。が、ストーリーの方にはあまりハマれず。ファンタジー要素も含んだ純愛の物語なのですが、コミカルなシーンも多く展開も速いので世界観に反してさらっと読めてしまうというか。ずっとシリアス調で描いて欲しいとか、2人の負の感情にばかり焦点を当てて欲しいとか、そういうわけではないんです。ただ、自分にとっては2人が体の関係からリスタートすることに少し違和感があり、お互いあまり深く考えず進んでいく展開にも軽いなぁと思ってしまったりで、上手くノリきれませんでした。

2

単巻で魅せきる技術にウットリ

ユイジ先生が昔から本当に大好きです
そんなユイジ先生の久々の商業!しかも単巻作品!!
更にファンタジー♪

発売前の妄想時間から既にご褒美タイムでした

そしてお話は……
とても沁みる感動作(´;ω;`)
感動作なのにキッチリ先生ならではのエロスは健在!
健在どころか溢れ出てくるしずる感を携えてのパワーアップ!
眼福…という言葉が自然と口から溢れ落ちました

感動出来て笑えて(アレちゃん、最高でした!笑)そしてエロエモで…!!
パーフェクトofパーフェクトな1冊
2023年、この1冊に出会えた私、超ラッキーだし幸せ野郎です

ありがとうございます
ユイジ先生、一生ついていきます!
来月の同人誌の電子配信もありがとうございます!
めちゃくちゃ楽しみにしています(>ω<)!
ずっと応援しています!
最後にもう一度…イヤ…何度でも!(ですね(ΦωΦ)フフフ…)
先生、大好きです!!!

4

最後は多幸感に包まれる、異世界ハッピーBL♪

阿仁谷先生は「両片恋のススメ」「もういちど、なんどでも。」などなど、以前より楽しく作品を拝読しています。こちら4年ぶりの単行本なんですね!
異世界召喚ものはあまり馴染みがないのですが、評判も良く、試読も面白かったので読んでみました。

初っ端からエッチでグッと心を掴まれます!
また絵がとても綺麗です。人物の線やトーン使い、異世界の風景など、非常に美しくて神です、目が喜びます♡

攻めのシュンは、普段は優しくてほんわかした世話焼きさんですが、エチい場面になると雄みが出てくるのが萌えます。
受けのミィユは、生活能力ゼロの天然美人で、普段は結構クールなんだけど、食事の時に可愛くなったり、シュンをエッチに煽ってきたりしてエロ可愛い!

そしてとにかく濡れ場がどエロいです!指舐めてるだけでエッロい!他作品でも感じますが、阿仁谷先生の描くエッチシーンは本当にエロくて、読んでいてゾクゾクさせられます。

あとこれは外せない、精霊のアレ●サがすごい!便利すぎて笑っちゃうレベル。魔法で『ど●でもドア』みたいのも出てきます。欲しい!w
アレ●サは途中から話し始めるのですが、見た目はフワフワして可愛いイメージだったのに、思ってたんと違う!てなりましたw

ストーリーについては詳しくは語りませんが、とにかく最後まで飽きることのない展開で、間違いなく面白いです。最後は多幸感に包まれます。ストーリー、画力、エロスと、読み所満載です。
異世界ものに馴染みのない方も、試読して面白そうと感じたら、ぜひ読んでみてほしい神作品です!

最後、書き下ろしでアレ●サが人型になるのですが、これがもの凄くエロカッコいい!番外編でもいいのでアレ●サ編を読みたい!先生、よろしくお願いします!w

電子(ebookjapan) 修正は白抜き(残念!)

8

切なくも温かい

作家様買いです。
ユイジ先生の久しぶりの新刊ということで
期待しかなかったのですが
今回の作品もそれはとてもとても良かったです。

先生の描く切なさがすごく好きなんですけど
今回も切なくて胸が締め付けられました。
「そうか失敗したんだ」って言ったときの
あのミィユの表情にとても苦しくなりました。

この二人、どういう方向に話が進んでいくのかすごく気になって
ページをめくる手が止まることを知りませんでした。

途中すごく悲しいこともあったけど
最後はハッピーエンドで良かったです(*´ω`*)

ミィユとシュンの寿命問題もなきことを得て
そこが一番個人的には安心しました。
同じことの繰り返しにならなくてよかった…!!!

エッチな場面はこれまたユイジ先生の
つゆだくが見れて最高でした(*´ω`*)
はー!!!好きだ!!!(*´ω`*)

ユイジ先生のファンタジーもとても素晴らしかったです。
買ってよかったー!!!!!(*´ω`*)

7

塩なミィユもかわいい


阿仁谷ユイジ先生のテ◯ペ◯トを読んでいましたので、結末がハッピーエンドといえるものなのかとても不安でしたが、1話試し読みの際の、失敗したと思ったときのミィユの表情がつらくて、「あなた」に再会できたときみたいな幸せそうなミィユを見たくて購入しました。

人生2回分をかけて呪いをかけるというところが本当に素敵でした。
真相が分かる5話は、読んでいて涙が溢れてきました。

ヒトが唯一行使することができる大魔法を受けて、ヒトになるという結末がかなり好きです。

いつかは再び別れがくることについて少し感じるものがありましたが、ハッピーエンドだと思います。

9

ふよふよ楽しく読めました

異世界ファンタジー。
さすが阿仁谷先生、わかりやすく読みやすかったです。
俊介のキャラがいいですね。前向きで明るくて。
ミィユにも誠実だったし。
ミィユが美人で生活感ないのがかわいかった。
お似合いの2人です。

愛が呪いとか寿命が縮まるとか心配しましたが、不穏な展開にならず安心して読めたのもよかったです。

俊介とミィユが気持ちが通じ合ってから最後までするところがいい。
エロエロだからと言って無理矢理とか無節操ではないところが好きです。

アレ●サのふよふよがかわいかったし、俊介の中に入った時のイケメンっぷりに萌えました。
でもそこでエロいことしちゃわないところが、ただのエロメインの作品とは一線を画していていい。

そしてつゆだくエロは先生らしさ健在でした。

ただ阿仁谷先生作品なので、やっぱり期待値が高くもう少しストーリー的に深みや萌えが強いとうれしかったかなぁと個人的には思いました。
あっさり楽しく読み終えてしまいました。そういう作品もいいんですけどね。

4

愛おしさが伝わる笑顔にキュン

ハローワークで突然意識を失った俊介が気が付いたら異世界にいた、というところから始まるお話。
ミィユが俊介を喚んだ理由はタイトルにもなっているように、"死んだ恋人を喚び戻す"こと。
間違って喚ばれてしまった俊介でしたが還ることもできないため、しばらくそこで一緒に暮らすことになったふたりの日々が描かれていました。

元の世界には思い残すことがなかった俊介は異世界での暮らしを楽しみながらも、ミィユに対して湧き上がる自分の感情には戸惑っていて。
元恋人に嫉妬したり、"自分自身"としてミィユに触れたいと思ったり。
今までには感じたことがなかった気持ちや身体の変化を上手く受け入れられずにいたけれど。
それはミィユも同じことだというのがわかってくると、一気にふたりの関係が進んで雰囲気も甘くなるのがめちゃくちゃ良かったです…!

ミィユは禁忌を犯したことで喪ったものもあったけれど、それと引き換えに俊介と同じ時間を刻みながら生きていける喜びを知ることができて。
喪ったものより大きな幸せを得たのではないかなと思いました。
本編最後、俊介への愛があふれているようなミィユの笑顔は見ているだけで幸せな気持ちになりました。

シンプルながらしっかりとしたストーリーと綺麗な絵柄にグイグイ引き込まれ、その世界観を存分に楽しむことができました。
お久しぶりのユイジ先生の作品、読めてすごく幸せでした!

11

実に面白い

ページ数は少なめですがストーリーも良くて楽しい作品でした。

気付くとそこは異世界。
美人なエルフ(最初はホラーな風貌で登場)のミィユと成り行きで異世界ライフを満喫する俊介。
精霊アレ○サも加わりとてもコミカルなのにシリアスな場面もあり緩急のバランスがめちゃくちゃ良い(≧∇≦)b

読んでる途中でもしかして…?と展開が読める部分はあるものの、生活力ゼロなミィユが可愛いな。と思ったら魔法をかける姿は妖艶で…ギャップが良い(≧∇≦)b。

伏線の回収もお上手で読後もすごく気持ちが良い作品。
迷ってるなら是非読んで!
声を大にしてお伝えしたい!!


で、書くべきか迷いつつも書いちゃうぞ!
よく見かけるコマの枠を超えて手を差し出す攻め様とかいますよね?カッコイイ♡
コマの枠を窓枠のように使い頬ずえついてる絵なんかも可愛いなと思います。
で、この作品。何がコマから飛び出してるかと言いますとズバリ「ミィユのチクビ」です!( •̀•́ )キリッ✧︎
最初に気付いた時は衝撃の余り自分の目を疑いました。笑
でもやっぱりコマの枠から飛び出してた。しかも2回!笑笑(私調べ)
エロいんだか面白いんだか、もう分からない!笑
あと、異世界の下着ね♡
いざ!って時はグイッとずらせばOKなんすね!
単純な造りなのにめっちゃエッチやーん( *^艸^)

13

名前を与える事の意味

先生の作品の中では既刊、テンペスト以来の壮大なスケールで描く愛と生のお話しでした!!
とてもとても温かく優しい気持ちになれるお話しです
そしてそれだけじゃない、これぞ阿仁谷ユイジ!なエロとコミカルの融合に目と心を奪われ酔いしれます
先生の独特なかわいい手書き文字をまた拝見出来て幸せ♡
あの先生の文字で表現されるとエロス3割増しな気がしてます

お話しは実に読ませる内容です
アレ●サもミィユも名を与えられ自我が芽生える
名前を呼ばれて初めて存在意義が生まれる
結構このテーマって普遍的で大事な話だなって思います
だって与えてくれる人や呼んでくれる人が居ないと何も始まらないですもんね
名前を与える事、与えられる事って『独りじゃないよ』っていう証そのもの
そんな愛に満ちたお話しをサラっと描き、その上アレ●サって…笑笑笑
ユイジ先生らしいユーモア溢れる表現に脱帽です
描き下ろしのアレ●サの姿とオチ…!!衝撃の元ページを閉じました(爆)
ユイジ先生、最高過ぎます!!!!
最高な1冊でした、発刊おめでとうございます、そしてありがとうございます♡

7

読後感が良くて読みごたえがある

最後まで読んだ後の読後感が良いです

1

阿仁谷先生のファンタジー新鮮!

どういう話か全く知らずに読んだけどストーリー展開がやはり見事だなと思いました。ふわふわしているけどだんだんストーリーとミィユが受肉していく感じがしました。ミィユの表情がどんどん変わっていく感じを楽しめました。死んだ恋人の隠された思いも泣けたし、俊介くんも異世界でやっと呼吸ができるようになった感じが良かった。
えちしーんはさすがのフワトロしこしこ感(修正が憎い)♡この、目も口も溶けちゃう〜は阿仁谷先生でしか味わえないエチ感♡ミィユの耳が感じるのがとっても可愛かった、人外(?)らしい中性感と謎のえろ衣装もグッド。+陥没乳首…OMG。私も異世界に飛ばしてくれと思わせてくれる作品でした。

ア●クサが…うん、好きな人できたらいいね!

3

やっぱり表現がめちゃくちゃいい

さすがです!さすがユイジ先生!もう1ページ目からデロデロのエロさと甘々の愛がいっぱいです。
エッチな表現の仕方が独特でめちゃくちゃいい!!

物語はタイトル通り、ミィユが死んだ恋人を呼び戻そうとしたら、間違って見た目だけ同じ俊介が異世界転送されてしまったことからはじまります。
どうしてかふたりには今まで感じたことのない感情や身体の変化が訪れてきます。そして、そんな自分自身に戸惑いつつもふたりは親密になっていきます。
ミィユに朝立ちがあったりお腹が減ったりと人間っぽくなっていきますが、基本、大きな赤ちゃんなので俊介がいろんなお世話をしています。色っぽい姿やかわいい姿をたくさん見せてくれて楽しかったです。

睫毛の1本1本、指のしびれの表現、髪の毛のグラデーション、コマからはみ出す乳首、布や影で隠されながらも見せる性器、エッチな時の手書きの文字・・・ユイジ先生の描く表現が大好きです。
エッチな吹き出しが真っ白になってしまったのは残念でした!!
いや~、エロかった!

ストーリーはあまりネタバレなしで読んでほしいです。ラストはうるっときます。
やっぱりユイジ先生、泣かせてきますね!!
ああ、幸せになったね、よかったね、といつも思えるラストでした。
そして1度読んだらもう一度、読みたくなるはずです。

8

お帰りなさい!ユイジ先生‼

商業での新刊…‼ありがたい、ありがた過ぎる!!
インタビュー記事を拝見し更にこの新刊への想いが熱くなりました
先生が拘って下さった水滴のひとつぶひとつぶの描写…愛しいシーンなだけにその想いを知りより一層エモーショナルに心震えます

そんな先生の想いが詰まった描写の中で特に私のお気に入りは6話のミィユのお口の中に”たぷん”と溢れる体液の描写です
元から先生の描かれる少しだらしのないお口元(褒めてます‼全力で‼)に激萌えをするのですが今回は今迄に見た事の無い類のだらしなさ…だらしなさに輪が掛かってエロいです…エロエロです…(*ノノノДノノノ*)最高of最高デス

お話しはなるほどーーーーー!な運び方と着地!
大きなネタバレになってしまわない程度に書くと、タイトルやあらすじから分かる通り異世界召喚もので勘違い・すれ違いで、立ちまくったフラグの回収にドキドキ展開
この回収の仕方が秀逸、流石です
勘違い?でモヤっと抱える私のその愛の真意や、2人の越えられない異種間の生の違いを圧巻で納得な着地で魅せて下さいます
怒涛の終盤のクライマックスはこの作品が神作品である事を決定付けてますネ
ドラマティックな終わりに幸せな読後感に包まれます

コミカルさを失わずに展開をして下さるお陰で心地よいドキハラ具合を堪能しこの世界観をたっぷり堪能出来ました
週末まで読むのを待とうかと思い一旦掲示板で逸る気持ちを落ち着かせようと思ったのですが寧ろ気持ちが更に熱くなってしまいました(笑)
でも、読んで良かった‼こんなに幸せな気持ちで朝を迎えられて1日の始まりが前向きになれてる♪ユイジ先生、本当にありがとうございます、そしてお帰りなさい♡


7

衝撃の開幕、そして「愛の呪い」を知る

大っっ好きなユイジ先生
そして新作!
これは買わねば…と新作情報を知ってから即ちるちるで試し読みをしてみました
…そして……正直怯みました
あまり得意じゃないファンタジー展開っぽい、しかもむっちゃ人外っぽい耳がすげぇ尖ってるのがチラっと映ってる(゚Д゚;)
どうしよぉ…”買わない”という選択は無いけどセール待ちしようかな?と。。。今朝まで日和っておりました、ワタシ…

そしたらお昼にメールが来たんです!アマギフの( ゚Д゚)‼
マンスリーくじの500円…‼これはもぉ今日買え、という神のお告げとしか思えず買いました(笑)ありがとう、ちるちるシーズンくじ(´▽`)

そして…‼開いた1P目からのサプライズ…!!!
電子サイトの試し読みをしてなかった私には衝撃の1Pめ♡
やっぱりユイジ先生ゃぁ…
表情が!描写が!セリフが!一瞬でユイジワールドの萌に萌浸かりました
この1Pめ、電子では元から確認出来ていたのに未確認だった私は無駄に悩んでしまってましたね
人外だろうとエルフだろうと関係なかった!とっとと買っておけよワタシ…
でも逆にページを開いた瞬間からすっごい興奮を得られた衝撃と思えばコレで良かったのかも♡

はぁ…前置き長くなってしまった
(すみません、好きメーターが読後直後で振り切れてるのでお許しを…)
お話しは超訳すれば『勘違い異世界転生もの』
話の視点は攻めの俊介
エルフのミィユが禁忌を犯してまで喚び戻したかった死んでしまったミィユの恋人シュン
ミィユの力により目の前に現れた男、俊介
見た目はシュンなのに当の俊介はミィユを認識しない…喚び戻しは失敗か、、、と戸惑う2人
人間界でのしがらみも当座の問題も無い俊介はとりまこの異世界で暫く過ごす事を決意して…という感じで話が進みます

ちょいちょい挟まれる俊介のおおらかさ故のコミカルさや精霊のアレ●サとのやり取りなどに笑わせられながら、エロではその優しい男のはしたないエロさ!(余談ですがこの”はしたない”って言葉が既にエロい…これ冒頭で出てくる表現なのですがこういう先生の言葉のチョイスがいつもツボります)
グイグイ話に夢中になります
苦手なハズのファンタジーなのに違和感なんて感じる暇はなし
ミィユはとにかく話が進むに連れて印象が二転三転する魅惑的にキュートなエルフちゃん

俊介とミィユの肝心のLOVE!
…ここは敢えて書きません
絶対読んで、感じてもらいたいデス
鳥肌の立つ「愛の呪い」の真実を是非!!

異世界転生モノに慣れてらっしゃる方にはもしかしたらイージー展開に見えたりするかも知れません
私があまり慣れていないのでそこのストーリー軸の設定ナドは読み手を選ぶかも…「異世界転生モノ」で得られる世界観設定に拘りがある場合は物足りなさがあるやも…

でもユイジ先生好きの方はモチロン、あっまあまな優しい世界で癒されたい方には超絶おススメです♡

8

シリアスと、深い愛情と、そしてエロと。

作家買い。
阿仁谷さんの新刊はファンタジーものですが、阿仁谷さんの絵柄ってちょっと独特っていうのかな。ホンワカしてて、優しい雰囲気に満ちた絵柄を描かれる作家さまだと常々感じていますが、その絵柄に非常にマッチした、そんな内容の1冊でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公はリーマンの俊介。
ブラック企業に勤務する彼は会社を退職をしようと就活をしているさなかに、意識を失ってしまう。

そして目が覚めたとき、彼は異世界にトリップしていて…?

というお話。

俊介を異世界に呼び出したのはミィユというエルフだった。
が、ミィユが望んだのは、俊介ではなく、彼とそっくりな見た目を持つ「シュン」という名の別人でー。

タイトルから、ミィユが呼び出したかったシュンという人物がミィユにとってどんな男性だったのか、というのは想像に難くなく、なんとなくこういうお話なんだろうなという想像はついてしまいます。が、さすが阿仁谷さんと言ったところか。

ドシリアスに振り切れる内容でありながらコミカルな要素を盛り込み、ドシリアス一辺倒にはしていない。シリアスとコミカル、そのバランスを絶妙に保ちつつ紡がれていく世界観に一気に引きずり込まれてしまいました。

現世では陰キャなリーマン、と言った体の俊介が、ミィユに出会い、そして「シュン」になっていく。その過程がめちゃクソカッコいいです。ミィユが呼び出したかったのは自分ではない、だからミィユに惹かれてはだめだという戒めの感情を持ちつつ、それでも少しずつ惹かれていく想い。その彼の葛藤が切なくもカッコいいです。

そしてミィユの方も。

シュンだけを求め続けた彼の一途な想いが怒涛のように流れ込んできて、思わず落涙しそうになりました。彼にとって、シュンが唯一のものだったのだと。何を犠牲にしても、再び会いたかったのだと。

そんな二人の純愛を描いた内容でありながら、阿仁谷さんらしいエロもぶっこまれていて、萌えるやら切ないやら、そしてエロに滾ってしまうやら、読んでいてこちらの感情まで揺さぶられてしまいました。

1巻完結のお話ですが、1巻で描き切ったとは思えない濃厚な内容で、さながら映画を見終わった時にような充足感を感じました。

そして、何より二人の相手を想う愛情に萌えまくり。
読後、温かな、そして優しい気持ちに満ち溢れてしまう、そんな神作品でした。

7

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