電子限定おまけ付き
あまりの破壊力のある表紙。
くそかっこいい。
そして、中身もお兄ちゃん気質炸裂相変わらずたまらんよ静真くん。
山荘ロケ展開めちゃくちゃ良かったです。
早く続き読みたい。
ドキドキで読み出した「4」。
静真と湊は仲直りしたから2人の関係性は安心なんだけど…
今回は現実世界としてLGBTQたちが直面する様々な困難が見えてくるような内容です。
たとえば、同棲するにあたっての不動産屋/大家とのやりとり。
たとえば、相手の両親への挨拶。
たとえば、相手の親の悪気なき孫期待。
静真はまだあまり「自分ごと」になってなくて、湊ひとりが心を波立たせている。
また、湊が静真の誕生日を忘れたとか、それを弁解/謝罪する時にプチ遭難したり、とちょっとドタバタが入って画面も展開も騒がしい。
院長の謎も解けないし、まだまだ一悶着ありそうですね〜。
今回は嵐の前、って感じであえて主展開を外した感じなのかも。
とにかく静真の懐がデカい事が印象的でした。出来過ぎな彼氏でなんか逆にどんでん返しが来そうでコワイわ…
今回のセラピrも大変満足。
静真くんと同棲するなら生嶋家へ挨拶しないとね、という樹兄さんの圧に、二番目はハードル高いとタジタジの湊。わかる。
そんな中、翔平たちの引越し祝いの品を静真ママに相談さた湊は二人でお出かけ。
その帰りに寄った居酒屋で、静真には女性と結婚して欲しいこと、孫が欲しいという夢を静真ママから聞いてしまい、罪悪感に押しつぶされる湊。
湊がかわいそうで、切なくって悶えた。
しかも静真ママに、子供には押し付けたくないから二人だけの秘密と言われてしまうとか。
先にカミングアウトした樹兄には、変な気を使わせてしまうと相談できないだろうな。
湊が思い詰めてる理由をすぐさま察する静真くん、彼氏力強いです。頼りになる。
だけど、お母さんとの約束を守り静真に言わない湊よ…健気!
「女は嫌い(過去のトラウマ)だけど静真くんのお母さんは好き…その好きな人をこれから悲しませてしまう」と考え、落ち込む湊が辛くて胸が痛いよ。
この痛み、私の性癖にめちゃくちゃ刺さる。
日ノ原先生の心理描写、コマ構成、見せ方ほんと上手い。何度読んでも没頭します。
4巻はシリアスかな〜と思いきや、コミカルターンも有り、読んでて楽しかったです。
生嶋兄弟と三兎兄弟がわちゃわちゃパン作りしてたり、湊のカメアシ歴で兄にマウント取る翔平のくだりが凄く好き。
このWカップルずっと眺めてられる。
早く続きが読みたい作品です。
過去一だいすきな表紙!!湊を真っ直ぐ見つめる静真を毎日眺めてはにやけたり、きゅんとしたりで生きる糧になってます。はぁ、カッコいい…。
少しずつ丁寧に進むストーリーもすごく良くて静真や湊はもちろん、職場や公園で出会う人たちの優しさに心が温かくなって泣けます…!みんないい人でだいすきすぎるー!!
2人を見てると悩んでいることが吹き飛ぶくらい元気と勇気をもらえるので、一歩踏み出したい人にめちゃくちゃオススメします!
このシリーズは、ずっと好きなんですが、二人の周りの人も大好きなんです。親も、仲間も仕事相手も。暖かいストーリーで、何回でも読んじゃいます。まだまだ続きそうで、嬉しいのですが、ぜひCDも続きを!!おねがいします!!!