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表題作仕事おわりのランデブー

久慈,葬儀社の若き専務,25歳
吉見圭一,理学療法士,28歳

その他の収録作品

  • ふたりの記念日
  • カバー下漫画①身内の話をしよう
  • カバー下漫画②昔の話をしよう

あらすじ

理学療法士の吉見は東京の病院から地方へと
転勤してきたばかりのある日、白手袋をした男とすれ違う。
幻を見たのかと思うほどの美しさに驚くが、
その男は久慈と言い、実在のイケメンキャラで、
病院のとなりにある葬儀社の若き専務だとか。
女性職員からは黄色い悲鳴が上がるほど、尊ばれている。
その久慈の左足に少しの引きずりがあることが気にかかる吉見は、
リハビリに誘ったりと少しずつ距離を縮めていく。
はじめて夕食を共にした晩、吉見は酔っ払い、
久慈の家で眠り込んでしまう。
同じ布団で目覚めた朝、キスされるのかと思うほど近くに
久慈の顔があったことで、猛烈にドキドキしてしまい…。

作品情報

作品名
仕事おわりのランデブー
著者
草間さかえ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784799762936
4.3

(96)

(57)

萌々

(23)

(9)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
16
得点
408
評価数
96
平均
4.3 / 5
神率
59.4%

レビュー投稿数16

喪服のランデブー

木皿泉のドラマのような角田光代の小説のような、ゆっくりじっくり、恋とご飯と人生を味わえる作品。
食がテーマではないのにとにかくお腹が空くのはなぜだろうか。一つ一つが丁寧で贅沢な作品、読み終わるのが惜しかった。ずっとこの物語を感じていたい。

1

喪服のクジャク

大好き草間先生!草間先生のレビューは大好き草間先生!で始めたくなる。今作も大好きでした。まず絵柄好きだからなぁ。
草間先生らしいものというと、年下攻め、兄弟、ちょっとしたミステリ要素でしょうか。今回珍しく「メガネ」がなかったな。あ、久慈くんが若造対策でかけてた。先生の作品の中では作り込んであるというよりは軽めで若い印象。著者近影でも暗くならなかったって書いてありましたね。

「生まれてからで一番恥ずかしい」に喜んで興奮する年下攻めっていいよね。

Twitterで後日談漫画など読めるので是非。

2

No Title

表紙と題名で夕食を一緒に色々食べるお話かと思ったら違いましたw
圭一君いい子過ぎ。これは好かれる。人に対して負の感情をほとんど持たない人って本当に魅力的だし憧れます。なろうと思ってなれませんし。イカついピアスがアンバランスで良。
久慈君は派手美人で良。最初お堅い奥手な子かと思ったら、対抗意識燃やして急に名前呼びしたりグイグイ攻めるw急な葬儀依頼の為かお風呂上がりもスーツ。仕事中心で自分にお金かけている暇もないから貯金貯まってそうですよね。だから貢ぐ貢ぐw
すぐに惚れちゃった感はありましたが、圭一の人たらしぶりに納得させられます。初めてのお泊まり途中で起きたのにまた久慈君の隣で寝るあたりホント魔性w
一緒に寝たり自分の方が仲がいいと思ってたのに、先に名前呼びされたり遊ぶ約束されたりしてたら焦りますよね。
鮫島さんも菊池もいいキャラで好き。

0

出会えて良かった

初、草間さかえ先生の御本。
ずっと活躍されていた先生なのに今まで知らなかった自分が悔しいと思えるほど素敵な作品でした。

0

かわいらしいふたり

葬儀屋さんと理学療法士っていうカップリングがユニークなほのぼの系草間ワールドでした。攻めさん実家の情緒ある日本家屋がメインの舞台といってもいいくらいふたりで和室にいたな〜という印象。日本家屋なのに洋風の家具おいてるセンスとか、めちゃ好みでした。

攻め受けのキャラも面白かったです。人との距離感バグり気味の理学療法士、、天然なのかと一瞬思わせて、実は魔性の受けではないのかしらと思いました。無意識に人をたらしこむ罪な男。。。真面目美形のノンケ攻め(おじいちゃん子w)が翻弄されている様子が楽しいかわいい。仏壇に飾ってある少年の写真(攻めの幼少時代なんですが)を巡るふたりの会話がとても印象的でした。こういうものの見方ができる人って素敵ですよね。ちょっと泣きそうになりましたw

草間先生の作品って雨を効果的に使っているイメージがあるんですけど、本作でも最高に官能的なキスシーンがあって、BL叙情詩人と呼ばせてくださいっていう、先生の素晴らしい表現力を堪能させていただきました。

東京から地方に就職してきたっていう受けさんの事情が後半垣間見えるんですが(兄弟が…)、こっちの設定もめちゃくちゃ気になるな…っていう、、いろいろ余韻のおいしい作品でした。

1

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