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こちらタイトル、受・椎名のことか?てくらい、まんまです。
受・椎名…
総務課長。一人暮らしでベッドはキングサイズのアナニスト。度を越したエロ乙女。休みの日には常備菜を作り置きする男。ゲイ。
攻・柏木…
椎名の部下。副業、エロ漫画家。隠れイケメン。ノンケ。
一見、受けが純情、攻めが不埒に見えるんです。が。エロ乙女・椎名が両方担当しています。
攻めは、肩書きがクセ強なだけで、結構普通感覚。ものすごく"尽くす"とか"執着する"と言うでもなく。
割と自分のペースを崩さない。好きな人のために頑張るし、情熱も見せるけど、異常な強引さはない。
この本の主役は、あくまでも受・椎名。
この人は、愛すべき変な人です。
純情乙女なのに、急に曝け出す。
椎名の自覚としては、包容力をとったら残る魅力は尻の穴だけ、だって。そんだけ尻の穴に自信あるなら大丈夫、と言ってあげたい。
ほんとに、かわいい男なんです。
キャラも良いんだけど、ワードセンスが素晴らしい。グサグサ来るの。面白い方で。
1行目で「…好き」てなる。
もちろん、ちゃんとエロいけど、それ以上に面白い。声に出して読みたい日本語、多数。
表紙とタイトルから、大人な恋の駆け引きの話か?
と勝手に思っていたのですが大いに裏切られました。
切ない話ばかり好んで読んでいるのですが、今作みたいに明るくて甘くて可愛い作品もいいなと思いました。
普段はいわゆる健気受けが好きで、性には淡白、攻めに他の人の影があったら身を引く…みたいな受けを読むことが多く、今作の椎名みたいなタイプの受けは初めてで新鮮でした。前向きというか、自分を卑下しすぎない感じが好感を持てます。
何より言動その他含めて、椎名がとにかく可愛いです。可愛い&愛おしいって感じで、柏木と同じく椎名におちました。
初読みの作家さんだったのですが、コミカルな文体で誇張なしに何度か声を上げて笑ってしまいました。他の作品も読んでみたいと思います!
無断欠勤をした部下の安否を心配したゲイ上司が自宅まで様子を見に伺うと、そこにはおっぱいだらけの成人向け漫画原稿に囲まれた部屋で倒れるように眠る部下がいた…
と、あらすじの時点で情報量が多くて面白くて仕方がないのですが、本編はもっとクスッと笑えて楽しいラブコメディに仕上がっています。
難しいことは置いておいて、軽めの読み口ですっきりと楽しめる作品です。すごく面白かったです!
彩東先生のワードチョイスがツボにはまって何度か声を出して笑ってしまいました。
全編受けの椎名視点で進むこちらの作品。
年上の椎名がまあなんとも赤面が似合うキュートな人で、終始にこにことしながら読みました。ああかわいい!
なんでしょうかね、真面目な彼の発想がいちいちかわいらしくてたまらないんですよ。後編なんてもうかわいいでしかなかった…
それでいて、おいおいそんな初心さあるかい!35歳課長でそれはさすがにピュアすぎるやろがい!とはならないのです。
ちゃんと心にすけべを持った人だったからなのかもしれません。
美人で真面目でピュアな恋愛初心者マークをまだつけていそうな彼が、部下である柏木の意外な副業と素顔を知ってしまってからというもの、ゆるやかな恋のジェットコースターに乗り込んでしまう。
巨乳好きのノンケと、ピュアだけれど脳内妄想はたくましいゲイの恋愛がコミカルかつキュートに描かれています。
とっても楽しい現代ものでした!
同じ会社の総務部に勤める部下x課長のお話です。
表紙から想像していた内容とはまったく違いましたが(笑)
めちゃくちゃ面白かったので神評価とさせていただきます!
本人いたって真面目でしかもかなりの美人(自覚なし)なのに
天然すぎて少々残念な椎名課長が
副業でエロマンガ描いてる部下柏木にちょっかい出されて。
柏木が椎名に対して本気になっていくのがもう楽しくて仕方なかったです!
セリフ運びが秀逸な彩東先生。
今作品でも柏木のガバガバ敬語と、
上司ぶった椎名の口調が動揺で崩壊していくのが最高でした。
いまや貴重となってしまった現代日常ものBL。
笑えて萌えてときめいて大満足の一冊でした!