即寝総務の後輩×不眠デザイナー、そい寝から始まるおだやかな恋物語。 安心できる場所、見つけた。

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表題作スリープレス・ビューティー

雨宮
リーマン,総務,小都の後輩
小都
リーマン,社内デザイナー

その他の収録作品

  • かきおろし

あらすじ

「俺の眠気をわけてあげられたらいいですね、オズさん。」
不眠ぎみであるデザイナーの小都は、他部署の後輩・雨宮を密かに尊敬(リスペクト)している。
気の乗らない飲み会をスパッと断れる様、昼休憩の15分きっかり昼寝をとる姿。
もとより色々と考えすぎてしまう性分で、人と無難な付き合いができない小都は羨望のまなざしを向けていた。

ある日の帰り道、雨宮に飲みに誘われ、お酒の力もあり小都はつい不眠の悩みをこぼしてしまう。

その後、酔いつぶれた雨宮を家へ泊めることに。
そこで雨宮から、不眠の解決法として「そい寝」を提案されて――!?

作品情報

作品名
スリープレス・ビューティー
著者
早寝電灯 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796416092
4.3

(173)

(98)

萌々

(46)

(22)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
23
得点
744
評価数
173
平均
4.3 / 5
神率
56.6%

レビュー投稿数23

独特なテンポや雰囲気なお話ですね

もしかしてこれはオズの魔法使いを知らないとわからないお話かな?
とても雰囲気のあるお話で2人が一緒に過ごしたりすることで、お互い新しい気づきを得られるみたいな?

同じ職場で気になる2人。
偶然飲みに行って、なぜか添い寝して…。
添い寝から始める恋の話?

お互いが見る夢やら共有やらが、え?結局どうなの?な疑問も残りつつ。
男同士とかは関係なく、いつの間にか惹かれ合って気がついたら好きになってて。
なんだか独特なムードのある作品でした。

一番好きなのが最後の方にある、雨宮の「許されることを確認する」って所です。
信頼関係や恋人の特権ですよね。いいなあ。

0

No Title

不眠気味のデザイナー小都は、他部署の後輩雨宮のきっぱりとした仕事ぶりと性分に尊敬をしていた。ある晩飲みに誘われた小都は、酔った雨宮を家に泊める事に。不眠を打ち明けた小都に雨宮が「そい寝」を提案してきて…。雨宮に抱きしめられて眠る事が出来た小都。真面目で不器用な2人が、少しずつ気持ちを確かめ合い触れ合っていく様子がとても素敵!
お互いの夢を見ながら共有出来ないもどかしさの中、でも2人共想いは一緒で。欲しいもの、大切なもの。初めてのセッは愛おしすぎて感動。切なくてキラキラしててたまらなく好きな作品。小都の笑い方も好き♪

0

優しくて心温まる作品

ずっと積んでいたのですが、もっと早く読めばよかった!
早寝先生らしい優しくて心温まる作品でした。

不眠症で眠れないオズさんのために雨宮くんがそい寝してあげることから始まる2人の関係
大人の恋ですが、まるでDKのような甘酸っぱい恋をしていてキュンキュンしました。

勇気を振り絞って雨宮くんにまた家に来てほしいと伝えるオズさんがかわいくて、断る雨宮くんにこらーっと心の中で叫んでいました。
でもその後に、追いかけていって素直に自分の気持ちを伝える雨宮くんはやっぱり優しくていい子でした。

描き下ろしの雨宮くんは飼い主になつく大型犬にみえてきました。

0

スリープレス・ビューティー

実はこちら、去年発売直後に読んだものの「いまいちハマれない…」と感じ、本棚にひっそりしまってあったもの。
で、先日本棚整理していて出てきたものを読んでみたら。

ええと、「響かなかったな」とか思っていた去年の自分の感性をぶん殴りたいです。。

”睡眠”をキーワードに、攻めが不眠症の受け・オズさんに添い寝を提案してー
と、静かに展開していく物語。

派手さはないんだけど、心に沁み入るっていうのかな…セリフや独白を読みながらじーんと考えさせられる、というか。

欲が薄いと悩む雨宮(攻)に対し、「欲望が薄いんじゃなくて 逆に忠実なんじゃないですか」と、無意識ながら本質を突く言葉をかけたオズ(受)。そりゃもう、ぐーーっと好きになっちゃうよね。

で、終盤のオズさんの「えへ」に自分の全・こころが持っていかれました…!可愛すぎるんだよ〜(困)

思ったよりグイグイ、強引に来る年下攻め・雨宮もよかった!
イルカの抱き枕にも嫉妬して「こいつ 寝る時はどけていいですよね」と独占欲を隠さないのも( ̄∀ ̄)

一度読んでみて「合わないかな?」と思った作品も、ちゃんと読み込むと感想も違ったものになる、というのを実感させてもらった作品になりました。

こちらの作品より前に、睡眠姦のある短編集(だったかな)も出されていた早寝先生。
睡眠、というものに何かこだわりとか、思い入れがあるのかな。
そちらの作品もまた、あらためて読み返したくなりました。

2

眠ることから始まる恋愛

 不眠気味のデザイナーの小都は、同じ会社の総務の雨宮が昼休みにぐっすり寝ているところを見て、うらやましく思います。
 雨宮は寝ることが上手で、かつては女性とも添い寝をしていました。雨宮は小都とも添い寝をするようになり、小都の睡眠の支えになります。
 落ち着く場所、安心できる場所や睡眠、人間の欲求そのものがテーマのお話で、ゆっくりしたいときにぴったりの一冊です。

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