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表題作バックヤードラヴァーズ

永田大吉
38歳,スーパーマーケットヨーマート店長
百瀬杏也
27歳,島に流れ着いた文無し宿無しの無職

その他の収録作品

  • バックヤードラヴァーズ(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー下(漫画/キャラクター設定)

あらすじ

人口1500人、ゆるやかに時が流れる離島唯一のスーパー。
そこで店長をしている永田は毎日同じような日々を送っていたが、
ある嵐の夜、見慣れない男が閉店後の店内に…!?!?

空腹を訴える妙に色気のあるその男・百瀬を
ひとまず保護し食料や寝床を提供、
得体の知れない相手を前に気が抜けない状況なのに
うっかりすっかり寝落ちてしまう永田。
目を覚ますと百瀬に♂を握られていて、
「お礼」と言いながらずぷっと乗っかられ…!!?

……嵐がおさまるまでの間、あれよあれよと楽しんでしまい、
我に返った賢者モードの永田が百瀬に帰宅を促すも
永田の家に「一緒に帰る」と言い出して!?



事なかれ主義な離島スーパーの店長
×
突然現れ居ついた謎のえっちなおにいさん

名前も知らない相手の"お礼"
――嵐の夜に転がり込んできたのは
ゆったり離島ライフのデストロイヤー☆

作品情報

作品名
バックヤードラヴァーズ
著者
noji 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784801981263
4.5

(133)

(87)

萌々

(33)

(7)

中立

(5)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
23
得点
593
評価数
133
平均
4.5 / 5
神率
65.4%

レビュー投稿数23

自然いっぱいの背景に目を奪われる

目が死にかけてるオジサン店長のもとに、すーぱーゆるゆるな謎男が転がり込んでくるお話。時がゆっくり流れるのどかな島が舞台で、海や森や廃倉庫など、自然いっぱいの背景絵に目を奪われてしまいます。最後のオチには笑っちゃったな。
永田と百瀬は、なにもかもが正反対っぽい二人。運の良し悪しも両極端っぽいから、百瀬の幸運力で永田の何かが向上しそうな空気が出てて、良い感じです。
百瀬は当然のようにワケありなヤバい奴だったわけですが、そのピンチを救いに行く永田がもうめっちゃくちゃカッコ悪くて!ボロボロで土下座してお願いするってすごい。告白もやっぱりカッコ悪いオジサンで、情けなく頑張ってる姿が泣けました。
ラストはよく分かんないことになってたけど笑、百瀬にはどこででも生きていけそうなたくましさがあるから大丈夫なんじゃないかな。
好きだったのはチガウヨ狸さん。あと永田がママチャリで走るシーンも好き。田舎道をチャリで走るシチュってなぜか見入ってしまう。特に最初の通勤シーンが大好きです。

0

新感覚

島唯一のスーパー店長永田。嵐の夜に店のバックヤードに入ってきた百瀬。百瀬はボートでこの島に来て、なんやかんやで永田の家に居候。
お礼と言って、百瀬は永田にエロエロなお返しを。。。

島ののんびりさや、百瀬の能天気だけれど環境への順応さ。時折あるシリアスなど、何だかあれもこれも入っていて、情報過多のようだが、うまくまとまっており、ワクワクしながら読みました。
百瀬の過去がクズ過ぎて、それを永田が追及する場面が笑える!想像を超える人物像や、話の展開がホント楽しかったです。
百瀬のエロエロさも可愛い!

0

雰囲気がやっぱり好き

noji先生の初のビッチ受け!若干趣味からは外れるのですが、noji先生なのでいけるかと思って買いました。

【小南島唯一のスーパーで店長を務める本田は、嵐の夜店に入り込んだ珍入者、百瀬を成り行きで助ける。そのお礼を身体で返され、行く当てもない百瀬とこれまた成り行きで同居生活を送ることになり…】

ガチのおっさん本田のくたびれ具合と、百瀬の適当さ、得体の知れなさが妙にマッチしています。百瀬はビッチですが、一応本編では本田以外との関係はなかったのでセーフ(?)です。いろいろユルユルな百瀬に絆されていく本田が話のメインですかね。

私としては島の雰囲気だとかスーパーのみんなのキャラとかが好きで、この辺が上手いのがやっぱり作家さんの力だなと思いました。百瀬がビッチ受けでなければもっと入り込めたかも…。あとがきでも触れられておりましたが、レーベル的にエロメインになったのですね。致し方なし。「百瀬史上、一番の百瀬です!」ってセリフがすごい良かったです!もちょっと大ゴマで見たかった(笑)

しかしですね、島民1500人の島に東京本社のでっかいスーパー、わんさといる店員、アパートで一人暮らしする浪人生なんかがちょっと設定に無理ないかな?と思ってしまうので、もうちょっと島民を増やしてほしかったです…。

1

好みは人それぞれだから永田の愛を否定はしない

 今まで読んだnoji先生の作品は全部好みでしたし、今作も表紙の雰囲気からも好きになれそうな気がして、期待値を上げて読みました。結論から言うと、受けの百瀬にまったくハマれませんでした(笑)。永田の苦労人感も離島のスーパーという舞台ももちろん絵も好みなのに、百瀬の宇宙人感はまったくタイプではなかったです。

 初対面が酷かったからちょっと良いことをするとすごく良い人に見える、みたいな展開は現実でも創作でもあからさまだと苦手かも。さり気なく上手くやってくれれば気になりませんが。借金で追われているかもしれないのに他人の家に勝手に入り浸ったら家主に危害が及ぶ可能性があるし、結局永田が保証人になるのも断らなかったし、その借金が賭け事が原因なのは百歩譲っていいとしても追われなければ踏み倒していたのでしょうか? ヤクザ相手でも自業自得の借金を返さない人は人間として好きになれません。受けは絶対精神的負債を背負っていて欲しいなどとは思っていませんし、のほほんとポジティヴにその日暮らしを楽しむキャラは見ていて爽快なのでけっして嫌いではありません。が、百瀬はそれ以前のところが私の倫理観に合いませんでした。

0

No Title

いや〜〜久しぶりの大当たり!とテンション爆上がりになりました。笑いながら元気になれる大変良いえっちな作品です……
受けの百瀬ちゃん、追ってから逃げるため島に来たというから重たいエピソードがあるのかと思いきや全く過去が薄暗くなくただただどうしようもないクズなだけで笑いました。
攻めの永田の良い塩梅のくたびれ感も刺さる人が多いのではないでしょうか。ただ永田があまりに自然に男でも受け入れてたのがちょっとだけ気になりましたw
脳みそ空っぽにして楽しめる最高作品でした。

1

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