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下巻の始まりから衝撃でした。
運命はどこまで2人を翻弄するのか…。
彼らに突きつけられた現実はあまりにも厳しく、心からの幸せに辿り着くにはまだ遠い状況に肩を落としました。
それでも2人を物理的に縛るものは何もなく、新しく始まる彼らの生活はぎこちないながらも穏やか。そんな姿にホッコリしました^ ^
この状況を不幸ととるか幸せととるかは本人たち次第だけど、私は得ることの方が多いと思いました。
ゆっくりゆっくり好きになっていく気持ちの変遷が、ようやく心から繋がる関係に軌道修正されたようで良かったな、と(*´꒳`*)
けどようやく気持ちが運命に追いついたのに、今度は身体の方が運命に追いついていない…以前との逆転現象にウガーーッ!ってなりました。
神さまってホント意地悪だよ……
過去のことから臆病になる朝陽のやるせなさが何とも言えんのです。想いは同じ2人なのに、その先に進むことを拒む朝陽と進みたい土々岐との間の溝が、心の距離を広げてしまうようで胸が痛みました。
失いたくないから臆病になるのも分かるけど、その臆病さが逆に失うことに繋がるとなぜ気づかない!?
土々岐と向き合わず、彼らから目を背けようとする朝陽が焦ったくて仕方なかったです。
展開が読めずどんなストーリーになるのか見当すらつかずにいたけど、運命をようやく"運命"として叶えた2人に大・感,動。
彼らの身に起きていることが、あまりにもあんまりだったので、ようやく……と思ったら嬉しくなっちゃいました^ ^♪
朝陽と土々岐にとっては、ここからスタート。
天文学的な数字の奇跡で出会った2人ですから、幸せになって欲しいと思います。
運命の拘束に負けず、彼らが自ら作り上げた運命力に深く魅入った作品でした^ ^
運命の相手と一緒に、人生を1からやり直し。今度は間違えない。
上巻よりだいぶ落ち着いた雰囲気なのに、痛い。
特にトトキ視点がほのぼのしているようでグサッとくる。
記憶を失くしていても本人だっていう事実は変わらないのに、
あの頃より「幸せ」のはずなのに…
なんか色々と考えさせられる内容でした。
最後がハッピーエンドですごく安心しました。
すべてが元通りっ!というわけにはいかないけど、
やっぱり幸せになって欲しかった二人なので。
素敵な物語をありがとうございました。
朝陽(α)×止々岐(Ω)
下巻、
止々岐の視点に変わる。
残酷に渦巻きながらも、
もう一度のチャンスが与えられる
2人の関係の変化が、
恋の兆候を感じずにはいられない、
胸痛で切なさと愛しさと温かさに包まれて涙を誘う。
リセットしても、再び朝陽のことが好きでいる止々岐。
止々岐と永遠に一緒にいる覚悟を決意する朝陽。
止々岐、
嫉妬したりして、
好きという気持ちに気づくまでのもどかしさ、
ただ朝陽に好かれたい純粋さ、
体まで朝陽が欲しがる無媚さ、
全部が清々しくて切なく・・・、
それでも愛の形を示しているよね。
朝陽、
止々岐への抑えきれない愛情と、
保護者としての気持ちが入り混じって、
その恋の狭間で苦悩する姿に胸が痛い。
2人にとって、
普通の恋愛かどうかはともかく、
2人なりの真実の愛を追求していることは間違いないでしょう。
上巻と下巻の描き下ろしも含めて、
双葉と快晴や、四葩と雨情と2人の子供たちも登場し、
シリーズ全体の物語のつながりがはっきりにして、
心がもたないほど切ない瞬間もありつつも、
徐々にほのぼのとした展開に移行し、
ラストにはほっとして安心した。
芥先生のオメガバースの世界観が超素晴らしい!
αとΩの人間ドラマがぎっしり表現されて、
朝陽の愛の気づきと、止々岐のための生き方、
止々岐の悲しい過去と、朝陽のそばにいられる幸せ、
多様な形で見せる2人の葛藤や気持ちの変化に、
一瞬たりとも目が離せなくて、
読み終えた後も余韻が消えず、眠れないほど心に残りました。
衝撃の上巻からすぐさま下巻へ…。
読まずには安眠出来ないのです。
朝陽の無理心中の事故により、高度脳機能障害になってしまったトトキ。
幼児退行により5〜7才程度の精神年齢から始まります。
朝陽との2人暮らし、朝陽の妹の夕陽との交流、少しずつ精神年齢も上がっていきます。
2度目の引越し先が、樹師範代のお家なんです。
ここに双葉が絡んでくるんですよね。
運命ってしゅごい…となりました。
そして、今巻でヨヒラがトトキに会えて本当に良かったです。
雨情と幸せである事は分かっていますが、トトキとあんな別れ方をしていたので…。
今後もたまには子供を連れて顔を見せにきてくれると思います。
トトキには穏やかに過ごしてもらいたいです。
朝陽、頼みます…。
とてもドラマチックな作品。上巻の終わりで凄い展開になったな〜と思いつつ、下巻ではトトキが下巻で望んだことが、ある意味叶っていることになんだか朝陽がその辺りで吐いた台詞が、とても胸に刺さりました。
上巻ではヨヒラカップルのいちゃいちゃに加え下巻でも複数の登場に、これはまだ前作読んでいない方はシークレットノートから是非とも読んで欲しいと思いました。
そしてこの作品は朝陽が結婚の理由はどうあれ妻を裏切っていたこと(不倫)や、自殺などそういうシーンもあるため、こういう設定が苦手な方はダメかもしれませんが大丈夫そうな方は是非とも読んで頂きたいです
あと下巻でもうちょいえちシーン欲しかったです笑