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表題作ハレルヤベイビー 6

呉都,高校生で冬夏の用心棒
桜咲冬夏,高校生で桜咲組の息子,17歳

その他の収録作品

  • 4コマのうさにゃ

あらすじ

大好きなのにあなたの前からいなくならないといけないなんて
護衛役であるはずの自分のせいで冬夏を危険な目に巻き込んでしまった都。冬夏を守るため、そして自分自身も知らない過去にけりをつけるために冬夏の前から離れることを決意して──。

作品情報

作品名
ハレルヤベイビー 6
著者
仔縞楽々 
媒体
漫画(コミック)
出版社
集英社
レーベル
集英社ガールズコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784088552279
4

(36)

(18)

萌々

(10)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
7
得点
140
評価数
36
平均
4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数7

冬夏の存在の重要さが身に染みる

あーーーー新刊発売おめでとうございます!!
待ってたけど予想通り、いや予想以上に辛い展開がすぎる…
読むたび毎回思いますが、可愛い見た目してBL界の中でもかなりゴリッゴリのヤクザものだし闇のある作品ですよね…

ついに都が冬夏の元を離れ過去に触れる任務へと行ってしまいます。
しかしこの世界にいる凄惨な環境で生きていた子たち、都にしてもイリオにしてもたぶん藍浮も、自分に光を差してくれた人に対しての執着とか恩義とか愛が重すぎてすごく雁字搦めだ…本人達はそれが幸せと思っていても周りから見るとなんとも辛そうに見えてしまう。

都は冬夏と離れ闇に飲み込まれそうになるし、逆に冬夏の痕跡だけでも光に浮上できたり、つくづく冬夏の存在の大きさがヒシヒシと感じられる回でした。
過去の都に似てる藍浮が冬夏を見つけてしまった今、これからどんな風に冬夏に近づくのか不安でもあり楽しみでもあり…
桜咲の家でも一体何が起こっているのか、まだまだ目が離せない展開です!!!

3

薄暗さの中に

はー、おもしろかったなあ…
毎巻続きが気になる状態で終わるうれしさ。
またひとつ先の楽しみが出来ました。

愛らしい絵柄とはミスマッチにも思える、2人の背後にある極道要素。
6巻を読むにあたって既刊を読み返したのですが、とびきり甘くてピュアな恋の始まりと高校生らしい青春の合間に、少しずつ薄暗さや毒素のようなものがぽたぽたと垂らされて上手く混ぜ込まれているんですよね。
口の中に入れたらほろほろと溶けてしまう砂糖菓子みたいなかわいらしさと同時に、それだけではないなにかをピリッと印象深く描くのが上手い作家さんだなと感じます。

相思相愛で唯一無二の特別な関係を描いた恋愛ものでもありつつ、やはり都の生い立ち的にも冬夏の家柄的にも、光の当たらない側面や一筋縄ではいかないものごとを描かなければ本当の意味で2人に幸せは訪れないのだろうなと思います。
試練というか、ままならない世界に身を置く年若い2人が今後も一緒にいるために必要な成長を描いている過程でしょうかね。
冬夏の行動力と意識の変化にもおっ!となり、新キャラクターもかなり気になる存在でした。
引きが上手くて、今後どう絡んでお話が展開していくのかが今から非常に楽しみです。
度々名前が登場する都パパのこともそろそろ詳しく知りたい気持ちでいっぱい。パパのビジュアルが好きすぎる…

そして、6巻の都の色気がすごくないですか?
(辛く苦しい展開ではあるんですけど)冬夏と一緒にいた時の都が天真爛漫ですごくかわいらしかったからこそ、物憂げな今の表情と言動とのギャップがなんだか良くって。
あの笑顔は冬夏だから引き出せていたんだろうなあと思うと、2人の関係性とお互いの存在の大きさを改めて実感出来ますね。
離れ離れの中でも若干の希望と成長が見られた6巻。
7巻では再び都の笑顔が見られることを期待して、17歳の彼らの成長をゆっくりと見守りたいです。
長く続いてほしいシリーズ上位に入る作品かもしれません。

2

続きを読めて幸せです。

前巻前々巻と辛い展開が続き、今巻こそは幸せな2人を見たい!と、待ちに待った新刊でした。極道一家の跡取り息子と彼の用心棒との、可愛い絵に反して結構シリアスなヤクザもの第6巻です。

ですが、望み叶わず…。
ニアミス(?)はありましたが、まだまだ再会できず、切なさだけが残りました。

それでも冬夏君が涙をこらえて前を向き、都を探そうと動き出した行動力に胸を打たれたのです。それが、ちゃんと都に届いていたのも嬉しくて。

きっとこれからも、彼らには試練が待っているのでしょう。当分以前のような2人には戻れなさそうですが、離れたことで更に絆が深まったように思います。

それが物凄く伝わってきたので、会えなくてもキュンキュンできました。この温かさを抱えたまま、楽しみに7巻の発売を待ちたいと思います。

1

ケーキで買収する方もされる方も愛おしい

 過去の清算のため冬夏のもとを離れて暗躍する都と、都と離れたことで今までになく憔悴する冬夏。冬夏不足で悶える都の姿を散々見てきたわけですが、冬夏も冬夏で都への想いは相当強いんだなぁと改めて知りました。恋人という言葉では足らないような、お互いにもはや切っても切り離せない、半身のような関係性なんだなと。中盤まではすっかり不安定になっていた冬夏だけど、一度覚悟を決めたらやはり思い切りと行動力がすごい。危なっかしさはあるけれど、人を見る目や他人への敬意はちゃんと持っているから、そこは裏社会でも1つの武器になると思います。新キャラがまた波乱を巻き起こしそうですが、2人のかつての日常が早く戻ることを祈ります。

0

神作品とは…

書店販売上位だったり、腐女子の方のTikTokで神作品として流れてくるので全巻読みました。途中までは可愛い絵柄に高校生極道という斬新な作品でとても楽しく読めました。ただこの巻に関しては低評価です。冬都以外のキャラ達に然程魅力を感じていないのもあり、その人達の心理描出がくどくて読みにくかった。正直5.6巻ってもっと簡潔に上手く纏める事出来ないのかな?って思いました。その分、冬都2人の描写を深掘りして描いて欲しいなと…。ここまで引っ張れば再会した時の感動や周りからの祝福もより深くなるので結果いい方向に向くのだとは思いますが…幸せな日常に戻るまでが長いのか、再会後が長いのか、希望としては後者なんですが多分違うのかな。BLの7巻って結構重みある巻数だと思うので次巻に期待しています。

3

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