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表題作真昼の月〈上〉

辰巳剛士・ヤクザの若頭・27歳
神崎秀一・元マル暴刑事・30歳

その他の収録作品

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あらすじ

元刑事の神埼秀一は、大阪で密輸拳銃横取り事件に巻き込まれ、横取り犯を追うヤクザの若頭・辰巳に気に入られてしまい……。
出版社より

同僚の裏切りが原因でマル暴の刑事を辞め、無気力な日々を過ごしていた神埼秀一は、祖父の死を機に、大阪へ生活の場を移す。相続した雑居ビルに住もうと赴いた一室で、秀一はヤクザの若頭・辰巳剛士と出会う。強烈な存在感を放つ辰巳だが、秀一は臆することなく接するため、彼に気に入られる。数日後、傲慢な辰巳は秀一のためにと、部屋を勝手に改装し、その見返りとして体を求めてくる。秀一は手錠をかけられ、強引に体を押し開かれるが―。

作品情報

作品名
真昼の月〈上〉
著者
いおかいつき 
イラスト
海老原由里 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
シリーズ
真昼の月
発売日
ISBN
9784344812871
4.4

(25)

(16)

萌々

(7)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
111
評価数
25
平均
4.4 / 5
神率
64%

レビュー投稿数7

はっきりいって

はっきりいって
この作品をゴリ押するためにちるちるに入りました。かなりヤクザもの好きなワタクシですが、これは…ホントにBL好きさんの本棚に1アィテム揃えとくべきだと思います。何せワタクシ、アイノベルズ版もリンクスにいたっては読む用、保存版と合計10冊所持してるという…(笑)
まぁ、ワタクシのことはどうでもいぃんですが…

まず 受の秀一。
今まで読んだことない
受なんです。
そして、その後も色々と読書しましたが、
似たキャラには出会ってません。
初絡みは
THE 強姦(爆)なんすが、
この人、掘られといて
サクっと受け流すといぅ…

そんな秀一に
若頭(攻)巽サンは執着
いや、むしろストーカー(笑)
この若頭の趣味 秀一のイヤがる顔を見ることといぅ…(笑)
若頭、会話からみると
武闘派(バカ)ぽぃのに
案外、策士でそのギャップもいぃです。
2人の会話が夫婦漫才みたく面白いです。
榎田尤利さんの
【交渉人】が好きな人にはお勧めします。

ネタばれは 読んだ時
楽しめないので、控えときます。

15

オレ様め893攻 × 強気でクールな受

購入して手元にあったのですが、読むタイミングを逃していた作品。
もともと893ものが大好きなのに加え、
オレ様な若頭×強気でクールな受けという組み合わせも好みで楽しめました。
もっと早く読めばよかった!

舞台は大阪です。
なので関西弁がかなり出てきます。

受の秀一が元マル暴だけあって、若頭の辰巳にも動じることなく強気な態度なのがたまらないです。
そしてそれを楽しむ辰巳の不敵な笑みもいい!

辰巳の右腕の平、ゲイバーで働くカオリ、辰巳の舎弟たちなど脇キャラもいい味を出していて、一気に読んでしまいました。
上巻は事件の途中で終わってしまったので、続きが気になります。
(事件自体はそんなにシリアスではないです)

8

名作!


名作です。
古き良き作品といいますか、とにかく名作です。
元祖ハードボイルドって言いたくなります。

攻受ともにキャラがカッコいいです。男前です。潔さとプライドのバランスが最高。

ヤクザ若頭×元刑事
ってのも萌えです。

脇キャラも素敵。

ネタバレはなしにします。

読後には、
いおかいつきさんのHPで真昼の月の短編が読めるので、それ読むのをオススメします。
面白いので♪
興奮がなかなかさめませんよ(笑)


4

一番の魅力は……

ドラマCD →原作。

この作品の何が好きかと言うと、キャラクターが魅力的だということ。

特に好きなのは、なんたって秀一。
いわゆる「男前受け」と言えばこの人!
だと思っている。

言うこと・やることを見れば「可愛げ」とはかけ離れた辰巳も
こと秀一に関してだけは可愛く見えてくる。

メインカップルの二人だけでなく周囲の人たちも楽しいというのがまた良し。

メイン二人の肩書き・立場がああなだけに
物騒なことも描かれてはいるけれど、
登場人物のキャラクターのおかげか、
重すぎる、痛すぎるということもなく読めると思う。

「男前受け」が好きな方にはオススメしたいシリーズ。
人気シリーズだろうから、今さらオススメなんて不要かな。

4

男前同士


この作品に出逢えて良かった~って、ホント叫びたくなるくらい、「攻めー地位がある・俺様・受けに執着」「受けー男前。自立している。魅力がある。美形」っていう自分の萌えポイントをダイレクトに満たしてくれる贅沢なシリーズ。

攻めの辰巳は、ヤクザの若頭。長身で男前、やたら存在感ある男。
この辰巳、一見やりたい放題やっているくせに、意外と冷静に周りを観察していて、ただのバカじゃないところがいい。
何より、受けの秀一を溺愛していて、秀一のこととなると熱くなり、普段滅多に出さない本気を出すところが凄く格好良い。

一方、受けの秀一は、元警察。綺麗だけれど男前な顔立ちと引き締まった体躯。
人睨みすれば、その辺のチンピラなんかは逃げ出してしまう程怖いのに、女子供には甘すぎるくらい甘い。
無自覚に周囲を引き付け、落ち着かなくさせる天性の持ち主。
辰巳相手にも一歩も引かず、対等にやり合うのが、読んでいて小気味良い。

この男前2人、どちらも凄く個性があって、人を魅了するカリスマ性も備えているから、両方に惹き付けられ、これ以上ないくらいお似合いだなぁと思わず納得してしまう。
2人の関係性は、辰巳が秀一に度々ちょっかいを掛けて、それを秀一が冷たくあしらうのがお約束になっているけれど、この2人は会話だけでも読んでいて面白いし、要所要所に甘さも感じられる。シリーズ後半になるにつれ、辰巳の秀一に対する本気が強く感じられ、それに対する秀一の気持ちの変化も見処。


とにかく萌えをこれでもかと刺激された作品なので、冷静に評価が出来ないけれど、こういったシチュエーションが好みの方には是非お薦めしたいシリーズ。
綺麗に完結していて、未だ番外編も出ているようだけど、また商業ベースで続編を出してくれることを切に願ってやまない。

6

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