混ぜるな、キケン

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ONLY MY PSYCHO

跡無潔、裏社会組織の殺し屋、榊猛とバディを組む相手、33歳
榊猛、裏社会組織の殺し屋

その他の収録作品

  • AFTER EPISODE VIOLENT VALENTINE
  • カバー下:作品設定公開

あらすじ

ここはアジア某所、高層ビルとスラム街が入り乱れるA地区。
そこで育った榊猛(さかき たける)は裏社会組織の殺し屋部隊にスカウトされ、新人研修と称し跡無潔(あとなし いさぎ)とバディを組むことになる。
好みのルックスに温厚な性格、その上童貞だと知ると
潔に俄然興味が湧いてきた猛。
仕事も体も相性抜群で、順調なスタートを切ったかに思われた。
”あること”で潔の逆鱗に触れるまでは…。

作品情報

作品名
ONLY MY PSYCHO
著者
キヨヤス理解 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics iHertZシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813033769
3.4

(47)

(22)

萌々

(7)

(2)

中立

(4)

趣味じゃない

(12)

レビュー数
15
得点
148
評価数
47
平均
3.4 / 5
神率
46.8%

レビュー投稿数15

なんで倫理観0なのにこんなに格好良いんだろう…

登場人物みんな道徳が死んでて、せっせと人を殺します。
でも、仕事(殺し)をある意味真面目にこなしてるからこそ、フザけた世界でも気持ちよく読めた!
倫理観が0だけど、一本筋みたいなのが通っててそれが気持ちいいからこんなに心動かされたんだと思います!
それを強く感じたのは、組織幹部の命令通り受をちゃんと一回殺すところです!
好きになっちゃったから殺さないとか守るとかじゃなくて、組織幹部を説得させるためにも、一回ちゃんと殺す(ちゃんと殺すってなんだ)
掟通りにちゃんと殺したんだから、あとは好きにするってすごく説得力というか有無を言わさない力強い狂いがあって最高でした。
あと組織のボスが誰かわかるシーンと海上での告白シーン、かっこよすぎてシビれました!!!

受は終始シンプルに生きてて面白いし最高だし(もちろんサイコ野郎)、攻は本当にやばいサイコ野郎なんですが、話が進むにつれてどんどんカッコよさがわかるシーンが見られて、最初の印象がやばサイコだっただけに、最後はサイコかっこいい野郎に昇格します。
この、サイコだけど共感とか格好良いって思うところがあるから読者としてキャラのこと大好きになっちゃうんですね!

この世界観にもっと浸かりたい!なんともうすぐ新刊発売のようなので紙でも電子でも買います!人生がまた一つ楽しくなりました!

0

斬新で面白い!!

ちるちるのレビュー見て買いました。

レビューで皆さんが笑える、ギャグぽいみたいに書いてて、でも殺し屋の話でしょ…??本当に?と思いつつ買ったら、あれ、なんか?全然ヒヤヒヤ展開じゃない?緩さもあるけどこれメリバとかないよね???え?ってなりながら読んでました笑
色々衝撃的な展開ではありましたが、レビュー通り!キャラクターの緩さと殺し屋の殺伐とした雰囲気のギャップが笑えてくるし、やっぱり最後の展開が血生臭いのに爽快で笑えてきちゃって、こんなカップルもアリだなあ笑ってなりました。

今までにないBL漫画って感じがしてとても面白かったです!!ぜひ色んな人に読んでほし〜!!

0

これは好き嫌い分かれる作品かもしれないです

タイトル通り好き嫌い分かれそうな作品。
私はこういう作品好きですしこういう設定に関わらずコメディ感強かったことから、不快に思うシーンがほぼなかったです。
それに加えた攻めも受けもタイプど真ん中かつ絵柄も好みだったので、それも含めて楽しませて頂きました。
あと独特な世界観をこの先生もお持ちのようなでここに関して好き嫌い分かれそうだなと感じました。またさくさく人をいたすのでそういうのも苦手な方には酷な作品かもしれません。
次回作楽しみです(=^・^=)

2

アメコミとか少年マンガを観ているような作品でした!

裏社会に身を置く怪力DT攻め×不死身なビ○チ?受けのお話でした。


まるでアメコミとか少年マンガを読んでいるような、ブッ飛んだ設定と迫力の展開、そして特徴的な絵柄は、あっという間にラストまで読者を魅せてくれました。


好きな人は、絶対ヤミツキになる作風だと思います。

そして、ところどころに散りばめられたコメディ的な展開…とくに、全裸と半裸で捕物して駆けていくぶっ飛びシーンが個人的には好きでした。

イカれた男たちのスタイリッシュギャグBLと銘打たれてましたが、まさにそれです。

おそらく記憶しているなかでは、半裸追いかけっこ(おい!)は、なかったはずです。今でも思い出す度に、思い出し笑いをしてしまいます(褒め言葉)!!

そして、とにかくえちえちです(ご馳走様でした)。


そんな今後の作品もどんなテイストのものが読めるのか、とても楽しみです。



2

イカれた二人のランデブー

殺し屋×殺し屋のバディものというだけあって、
血しぶきやら倫理観やら色んなものがブッとんでおりました。

なので、ストーリー性や情緒を重視…という方にはおすすめできないかも。

先行評価をご覧の通り、ハマる人には沼レベルでハマるし、
ハマらない人には欠片も響かないという賛否両論的な作風なのだと思います。

個人的にはバディものは好きだし、
色々と様子のおかしい二人ではありますが最後には愛のようなものも芽生えるし、
脳内から倫理観を排除してしまえばブラックユーモアとしては秀逸ですし、
ぜひ次作も読んでみたいなぁというくらいには魅力を感じました。

以下、作品内容。

殺し屋の榊は組織にスカウトされ、
そこで出会った跡無潔(仮名)とバディを組むことに。

自身同様に倫理観の欠片もなく殺し屋としても優秀、
その上身体の相性まで最高な潔に大満足な榊でしたが、
不用意な発言から潔の逆鱗に触れ殺されかけてしまいます。

この潔にとっての“禁句”というのもまた潔の異常性を感じさせるもので、
常人の理解の範疇を越えまくっておりました。
ほんと、気持ちいいくらいにイカれてる。
ヘタをすれば残虐非道な榊すらまともに見えてしまう程に。

けれど、そんな人としてのモラル皆無な潔ですが、
ラストで見せる榊への執着とほんのり愛着には不意を突かれ、
奴にも人の心があったのか…と思わずぐっときてしまいました。

愛があるのか、ないのか。
そんな常人の価値観では図れないようなヤバすぎる二人ではありますが、
だからこそ最強にお似合いなんですよね。。。

2

イカれた殺し屋のバディラブコメ

ベテランと新人の殺し屋バディラブコメ。

ひとまずグロ描写について。
凄い勢いで人が死んで行きますが、スプラッター描写はパネルを持った攻めの絵(自主規制君)で殆ど隠れているので、グロさはほぼ無いと思います。
とはいえ直接的な殺害シーンや血の描写自体が苦手な方には全くオススメ出来ません。

そんな感じの本作ですが、メインキャラが二人ともイカレ野郎で最高&ギャグの勢いが楽しい作品でした。
ギャグのノリについては好みが別れると思いますが、私はめちゃくちゃ楽しかったです。

攻めの潔は純粋に特殊性癖のイカレ野郎。受けの猛はヒャッハータイプのおバカなイカレ野郎でした。

潔の過去回想が育った環境や親とは関係なく生まれた時から純粋に狂っていたのだろうなと分かるストーリーで良かったです(変に重たくないところが良い)。
そんな趣味と実益を兼ねて仕事をこなす潔に対して、普段アホアホで楽しそうに人を殺している猛が、そうなるしか無かったからそうなっただけというのも良かったです。

ギャグ要素のかなり強い作品で、エロシーンや回想を挟みながらも中盤まではほぼギャグのノリで進みます。
二話から三話にかけてのターゲットとやり合うシーンでは笑いが止まりませんでした。仕事中にセックスし始めた所をターゲットに見つかり、下半身丸出しで追いかけっこをするのですが、絵面が狡いです(笑い的な意味で)。

ちょっと説明的だったり、脳に直接入ってこない部分もありましたが、それを加味しても楽しさの方が圧倒的に上回っていたかなと思います。
魅せコマがしっかり映ていたところも良かったです。
ツッコミどころも沢山ありましたが、それも含めて楽しい作品でした。

6

天才すぎる!!!! 面白い〜〜〜!!かっこいい!

すごい作家さん爆誕ではないでしょうか?(これがデビュー作って書いてあった)天才だ。ストーリー面白すぎる!絵が最高すぎる!細部まで描き込んでてすごい世界観を作り上げている。ギャグセンスがすごすぎる!そしてBL的にも斜め上からの萌えがあって最高すぎた。最高すぎて唸りました。スタイリッシュ(服とかやばいよ〜)!おしゃれ!かつ、モブの描き方えぐいwwww 最高っっw
ハイテンションなんだけど計算し尽くされていて全然ついていけるし、全ての要素が素晴らしかった…自分のBL史が今日塗り替えられました。

7

ジェットコースターのよう

殺し屋組織でバディを組むふたりのお話なので、殴ったり刺したり殺したり…という暴力的で痛々しい描写にあふれた展開になっていて。
そこに振り切れたギャグ要素も盛り込まれているので、独特のテンションについていくのが難しかったかなと感じました。

常に冷静で何をしても怒らないという潔が猛には何かと乱されがちで、相性がいいのか悪いのかわからないながらも少しずつ距離が近付いていく様子には引き込まれるところはありましたが。
それぞれのキャラにかなり細かな設定があるので、ジェットコースターのようなストーリーと個性的なふたりの思考がぶつかり合い、難しいお話ではないのになんだか飲み込みにくい…そんな印象がありました。

でも色々と練られた設定なのはとてもよく伝わってきたし味のある絵柄も素敵だったので、次はどんなお話を書くのかとても気になる作家さんだなと思いました。

4

ギャグエロにブラックな爽快感がたまらない作品!期待のルーキー!

新人さんとのことですが、その雰囲気を一切感じさせないテンポの良さのおかげで、一気読みしてしまいました。
個人的にハードボイルドものが好きでグロにも耐性があるため(本編はグロすぎるレベルでは無いと感じましたが)、そういった表現も全く問題なく、とにかくただひたすらに「面白い」という感情だけであっという間に完走できました!
はじめはこの2人ちゃんとくっつくのかな?とも思いましたが(笑)、彼らなりにハッピーエンドを迎えたことが何より嬉しかったです♡

ギャグ要素もありながらHシーンもあり、1冊の満足感がすごいです!
こちらのレーベルさんの作品の中ではかなり異色だと思いましたが、こんな作品も発売されるとは新しい一面を発見できたようでホクホクです♪食わず嫌いせずに沢山の方に読んで欲しい!

キヨヤス理解先生ワールドに今後も染められたいですし、今後のご活躍にも期待大の☆5です!

4

テンションについていけるかどうか

色んな意味ですごい作品でした。
このぶっ飛び具合は合う合わないがはっきりと分かれるだろうなと思います。
簡単に人が死ぬブラックな笑いが苦手な方にはおすすめ出来ません。
波長が合うところと合わないところが混在していたので、少々悩みつつ1.5寄りのこちらの評価になりました。

テンションは常にハイテンション。
息つく暇もないなんて言葉がありますが、そんな言葉がぴったり。
最初から最後まで怒涛の展開が繰り広げられていきます。
本当にジェットコースターのような1冊です。

うーん、BLのLの部分を期待して読むと困惑するかもしれません。
実際、かなり困惑してしまいました。
なんせ萌えのかけらを探そうにも、萌えを感じる暇がない勢いなものですから。
死が当たり前にあるバイオレンスさ+個性が強いブラックジョークギャグ漫画だと思って読むと、突き抜けた爽快感がある世界観を楽しめました。

あまりにも作風が個性的なので、なんだか気になってしまって作家さんのインタビューを読んでみると…ノリと勢いで読む作品だと書かれていました。
やはりこれは勢いに乗るしかないですね。
キャラクターの身体のラインは素敵でしたし、歪んだ思考を持つやばい男2人のバディ設定は面白かった。
ただ、ちょっと読み手に不親切というか、場面転換が急で一瞬理解が出来なくなったり、勢いの良いギャグを詰め込みすぎていて何を1番に魅せたいのかが埋もれてしまい、非常に読み辛さを感じてしまったことも否めません。
けれど、この勢いの良さと自由に描かれた作風が最大の魅力だなとも思えて、少々悩ましいところです。

5

これはいいぶっ飛び

めちゃくちゃぶっ飛んでました。
ラブ&エロ&アクション&グロ&ギャグのてんこ盛り。だけど、ちゃんとストーリーや設定がしっかりしていて、ぶっ飛びだけでない読み応えがありました。
特に終盤の畳み掛けがすごい。まさかの展開もあり、最後まで楽しませてもらいました。
心理描写は多くないかもしれないけど、似た境遇の2人が惹かれ合うのは納得だし、最初から息ぴったりなのでそこに違和感は感じませんでした。

3

ドンピシャ最高でした

かなり個性的ですが、お話とカップリングがめちゃくちゃ好みドンピシャでした!
ギャグとバイオレンスな描写は、序盤はかなりテンポよく繰り出されます。
ただ、終盤はしっかりラブストーリーに仕上がっていて…このギャップでキュンキュンしました。気付けばクセになる、没入できるお話です。

試し読み部分を読んでまだ迷ってる方がいるんだとしたら、ぜひ最後まで読んでいただきたい!!ハマりますよ!!

あと、イラストはスタイリッシュでかっこいいし、なにより受け攻めのビジュ…2人並んだ時のバランスが最強です!!
まさに破れ鍋に綴じ蓋の最強バディだと思いました。

4

歪んでるのはいいんだけど ノリがちょっと

文字読みたくない病を患い 左目の痙攣に悩まされながら電子短話で絶賛リハビリ中ではあるんですが 部屋の状態からいつまでも積んどくわけにもいかず

ハードボイルド風な表紙から半熟とろとろ卵の 食べるの難しくね? って感じの小難しいものが潜んでるわけではないんじゃないかと?思ったのがいいのか悪いのか


んんんん

バカな殺し屋と童貞の遺体処理係り
そんな設定があるもののお話にストーリー性はない?

依頼でバキッとやグチャッとはするけど なんでグチャッとされたのか理由はないし
少年ギャグ漫画のノリだけはわかるんだけど なにがしたいのかまったくわからず

少年ギャグ漫画が嫌いなわけではないんだけど どうにも読みにくいし 
これって ノリが合えばよかったのかな? あまりにもノリが合わなすぎて飛び飛びで読んでるからなおさら話がわからない悪循環 でも おちゃらけ過ぎてるのだけはわかる

美術館でみた宗教画で精通を迎えて以来 死体を愛してやまないサイコ野郎になったってのはいいスパイスだったし キレたら死ぬまで止められないってのもいいアクセントではあったんだが

異常に丈夫な身体に50億の借金返済
次々展開されるドタバタに何かを深く考えるのもことはなにもないし 絵だけ見てれば何とかついていけちゃうようなところもあるので 考えようによっちゃ今のあたしには(文字は読みたくないし 深く考えたくない)ドンピシャな作品だったのかもしれないんだけど 何せノリが 

というか 喧しすぎて笑うに笑えない?

理解できないのは置いておいて ぜんぜんハードボイルドなんかじゃない 感情むき出しに刺激を求め異常な性癖で性的にも求めあうふたり ってのを存分に読めるのでね 歪んだ愛情表現が大好きな方には最高な作品なんだろうな きっと

タイトルの PSYCHO にはめっちゃ魅かれたんだけど 
ちょっと違っちゃったんだよね あたしには

3

ぶっ飛んでる

大洋図書公式さんの本誌チラ見せで気になっていた作品なんですが、想像の何百倍もぶっ飛んでいました。

最初は正直かなり困惑しましたが、途中からモードを切り替えて、この世界観を楽しむことにしました。

テンション限界突破ストーリーが延々と続く感じがしたので、どう着地するんだろう?と思っていたんですが、予想外の展開が待っていました。

終盤のストーリー展開が特によかったです。

かなりぶっ飛んだストーリーですが、割り切れる方にはオススメしたい作品です。

読んだ方向け(一応下げます)↓




ep.2で潔が現場で◯◯していたシーン。
手袋云々の前にそれはいいのかい?!となりました。
あれはどうするんでしょうね...?(困惑)

6

腐男子のSHINO

とんびさん はじめまして!
まさしく、その前フリからの◯◯シーンで笑ってしまいました。
怪力でビルごとぶっ壊したりするんですかね?(絶対違う)

とんび

はじめまして。
潔さんが現場で◯◯◯ーしていたシーン、「サツにDNAを取られると面倒だぞ!」という前フリもあったので笑ってしまいました。
たぶん潔さんならパーフェクト隠蔽工作が可能なんでしょう。たぶん。

狂気とアホアホ・ギャグ 独特な世界観

初めて読んだ作家さん、作風を知らなかった。

裏社会組織と殺し屋という設定。
シリアスなストーリー展開を期待していたが、予想とは180度違った。
狂気とアホアホ・ギャグが渦巻く変わった世界観に驚かされた!

ギャグが個人的にツボにはまらなくて、
特に暴力や血が絡む笑い(ユーモア?)が、う~ん、ちょっと苦手・・・
笑わせようとしてるのはわかっているけど、
個人的にはちょっと気持ち悪くキツかった。

エロシーンも、なんていうか、バカバカしくて・・・
普通なら笑えるのかもしれないけど、
私にはちょっと合わなかったみたい。

このような作品は、
独特な味わいを楽しめる人にはたまらないものになると思う。
苦手な人には受け入れがたい内容になっているでしょう。

でもこんなに独特な作品に出会えて、
なんだか面白い体験となりました。

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP