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26

姫野くんはときめきたい

himeno kun ha tokimekitai

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表題作姫野くんはときめきたい

王子陽大、少女漫画好きな王子様高校2年生
姫野唯、変人高校2年生/少年漫画家

その他の収録作品

  • 描き下ろし:3year later(8P)
  • カバー下漫画

あらすじ

「恋愛なんてバカみたいなのに……この気持ちはなんだ???」

クラスの変人・姫野唯(ひめのゆい)は「崖っぷち少年漫画家」という一面が
クラスの王子様・王子陽大(おうじひなた)にバレてしまった…!

一方、王子にも「少女漫画オタク」というヒミツがあり、
恋愛をバカにする姫野と衝突してしまう。

しかし、編集から「少女漫画の執筆」を勧められた姫野は
意を決して王子に叫んだ。

「俺に 少女漫画を教えてくれ!」

その日から正反対な2人の
<ときめきレッスン>が密やかに始まってーー…?

クラスの王子様×崖っぷちツンデレ漫画家
正反対な2人の放課後ヒミツのときめきレッスン!

作品情報

作品名
姫野くんはときめきたい
著者
ハルモト紺 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784396785802

マンスリーレビューランキング

26

4.6

(47)

(35)

萌々

(10)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
219
評価数
47
平均
4.6 / 5
神率
74.5%

レビュー投稿数11

ひたすらにかわいい

絵が好み過ぎました。。

実は王子くんの方が乙女っていうところにも惹かれました︎^_^
姫野くんも、お名前から結構お姫様みたいな性格してるのかなーと思っていたら、案外強気な男の子で萌えました︎^_^
王子くんは乙女がゆえに、キスシーンのリードしてくれる感じ、大変きゅんとしました…
最高に萌えです正直…
めちゃくちゃ始終可愛くて、ずーっと読み返しますこれは確実に
色んな人に読んでいただきたいです
最高に可愛かったです、本当にありがたい作品でした。

0

ひとつひとつのエピソードはすごく好き

ときめきの予感しかしないカバーイラストに吸い寄せられました。
姫野くん、なんてかわいらしいんだ。
これは手にとってしまいますね。

高校生が繰り広げる青い春の中に少女漫画とBLの良いところを凝縮させたようなときめきエッセンスがぐるぐるっと混ぜ込まれていて、はちみつレモンみたいな爽やかさの1冊だったなあ。
姫野くんが現役高校生漫画家だったり、みんなの王子さまこと王子が少女漫画好きだったりと、設定の時点でおもしろそう!と心惹かれます。
スレたところがないピュアさというか、良くも悪くも真っ直ぐにぶつかり合う年相応な心理描写が丁寧ですごく素敵。

てっきりもっと甘みのある恋愛レッスンがメインになるのかなと思っていたものですから、思いのほか2人の恋愛要素以外の掘り下げが多かったのも個人的にはありでした。面白かったです。
カバーの印象もあってか、きっと姫野くんに目がいくんだろうなと思いながら読み進めると、どちらかというと姫野くんと向き合うたびにどんどん自然体になっていく王子ばかりを目で追っている自分がいました。
姫野くんが作り上げたあのキャラクターは、王子にとってこれ以上ないほど最高のプレゼントなんじゃないかな。

…と、ストーリーも設定も非常に好みだったのですが、惜しむらくは全体のまとまり。
ひとつひとつのエピソードはとっても素敵。好きです。
でもなんだろうか…うーん。
内面の成長も2人の恋も姫野くんの漫画に関してももう少しだけじっくりと読みたかったですし、全体を通して読むとテンポが良いがゆえに全てが後半でさらっとまとまってしまっていて少々惜しく思います。
良いものは揃っているのにややあっさりめに感じられたかなと、3.5寄りのこちらの評価になりました。

1

ピュアしかない

王道ピュアが沁みわたる・・・・・・・・・・・・

直近で読んだハルモト紺先生の作品が
『偏愛ドラマティック・モンスター』という
変態とギャグとラブを詰め込んだ作品だっただけに
前作とのギャップがすさまじかった…!!!!

本作は高校生にして漫画家である姫野と
校内の王子様・王子(名前そのまんま)の
ドがつく程の青春ピュアラブとなっております。

漫画バカであるがゆえに周囲からもちょっぴり浮きがちな姫野ですが、
一度心を許すと超素直で、いつも想像の斜め上を行くキャラクターが
面白くて可愛くて見かけの地味さによらず魅力的でした♪

外面王子キャラの王子(くどい)もその整った見た目とは裏腹に
少女漫画が好きだったり、ヘタレみがあったりと
読めば読む程に愛着がわいてきてしまうのでした♪

ストーリーは王道だけれど丁寧な恋模様が胸に沁みわたり、
最後の最後までがっつり読み応えありの1冊でした♪

0

キュンが詰まっている。王子君が求めていた人とは?

前作がとても面白かったので今作も読むのが楽しみでした。
崖っぷち漫画家の姫野君と、皆から王子様みたい!って言われながら育ってきた王子君。
姫野君は担当編集者から少女漫画を書いてみないか?と言われているけど、少女漫画なんてバカみたいだ!と言ってしまいます。それを聞いた少女漫画が大好きな王子君は姫野君に怒りをぶつけます。姫野君も良い人の仮面を被った王子君を嫌っています。

姫野君は最初からオタクな性格が全開して読んでいて分かりやすかったのですが、王子君は後から後から、どんどん姫野君を知ることで変わって行くのが読んでいて楽しかった。
姫野君にときめいてしまった王子君には元から色々な事情があったんですよね。王子って名前もルックスも、そして、尊敬していたお父さんの死に際の言いつけを守りたい。自分が家族を守らなきゃって。
姫野君は、そんな良い人の仮面を被った王子を見破っていたので、姫野君の前では王子様じゃない姿で居られ安心感。かっこ悪い所を見せられて、それでも頑張っている王子君はかっこ悪くないって肯定してくれた姫野君。
特にお気に入りなのは、球技大会のシーンです。王子君がシュートを決めれば勝ち確というシーンで、皆が王子君に期待している所を、姫野君は一体どんな言葉をかけたでしょう?ここは何度読んでも泣いてしまいます。試合後に王子君の気持ちが溢れてしまったのも分かります。
その後、姫野君が少女漫画の主人公もかっこいい!って少女漫画の魅力に目覚めるエピソードも素敵なお話でした。
そうして、漫画家としてキラキラしている姫野君を見る王子君。王子君が少女漫画が好きだった理由に気づいた場面はうわぁーとなりました。背負っていた物の重さから、自分にもいつか全て受け入れてくれる王子様がきてくれないかな?というお姫様ヒロインへの憧れがあったんですね。

無事に恋人になったふたり。無防備に王子君を見つめてしまう姫野君。どんどん顔と言葉で煽ってしまう顔がとってもかわいく描かれています。そして、姫野君に遠慮がなくなった(余裕がなくなった)王子君のちょっと怖めの顔も凄くカッコよくて、読んでいて飽きません。何度も読み返してしまいます。
付箋を付けながら読んだら付箋だらけになってました。それくらい良い!と思える場面があちこちに散りばめられていました。

2

みんなにも読んでもらいたい!かわいさ!

とにかくかわいいんですよ!姫野くん!

「嘘つきβコンプレックス」を読んでハルモト紺先生を好きになり、「偏愛ドラマティック・モンスター」を読んでこれより大好きな作品には出会わないだろうと思って買った今作。
いやー、よかった!軽く一番大好きを超えちゃいましたよ!
ハルモト先生の描く作品は、どれも斬新でそれぞれテーマやテイストが違うのでどの作品もNo.1って感じますが、今作もめちゃくちゃよかったです。

まず表紙がかわいい!ハルモト紺先生の描く瞳のアップが凄く好きなので、姫野くんの強くいたいと思いながら恥ずかしくてときめいて赤面している顔と美しい瞳がたまらないです!これだけで買う価値あります!

物語はみんなに優しく紳士な攻めの王子くんと、クラスメイトから煙たがれているボッチの受けの姫野くん。ふたりにはそれぞれ秘密がありました。実は少女漫画が大好きな王子くんと漫画家で少女漫画を描かないかと提案されている姫野くん。

王子くんに少女漫画のことを教えてもらうために好きな作品のシーンをふたりで再現して、姫野くんはときめきや恋を研究しようとします。でもなかなか人に話せないことや知られたくないことがあるので、放課後の1時間だけでは研究が進みません。
それでもだんだんと自分をさらけ出し、素直に謝っていくうちに互いのことを知っていきます。互いによく知らないからいい印象がなかったのに、自分にしか見せない相手のことが愛おしくてたまらなくなっていきます。また、ふたりとも隠していた素敵な表情や感情が豊かになってどんどん魅力的になっていきます。

そして、ふたりは告白して両想いになりますが、姫野くんは簡単に堕ちてくれません。
続きはぜひお読みください!!絶対に好きになるはずです!!


ハルモト先生の描くコマ割りでコマの間の白い境目がなくなるページがあります。そのページは強烈な印象を与えてきます。漫画ならではの演出がとても上手で惹きつけられます。何度も言っていますが、特に瞳が表情豊かでとても物語っています。

カバー裏にふたりのセリフやモノローグが書かれています。本を読み終わった後にその言葉を読むと、またときめきが戻ってきます!
ちなみにわたしが一番好きなセリフは「真っすぐ好きって伝えるのって勇気いるんだな」

1

家族を大事にする子と素直に“ごめん”を言える子、大好きです!

2人のお名前、見ましたか???
王子と姫野、名前からかわいいですが?

王子君はもうそのまんま!!
王子そのもの!!
例え少女漫画が好きだって分かったからってイメージ崩れるなんて無い位に根っからの王子様
王様じゃないのです、確実に王子様!!
なんかいい子過ぎてそれだけできゅんってしちゃう
家族に優しい子は何かもぉそれだけで好きだし応援したくなっちゃいます

対して姫野君
表紙から受けた印象と全く違ってたwww
すごい今となっては嬉しい位の「思ってたのと違う…!」という第一印象
このギャップから始まって、最後に表紙を見るともぉこの表紙の姫野君がかわいくって仕方ない!!!

2人の放課後の研究会
もうこの発想からかわいい!!最高!
2人だけの時間を過ごす事で近付く距離感
とっても丁寧に高校生活を軸に描いて下さっていますのでじっくり2人を追って行けます

一瞬ヒヤっとする場面もあるのですが、レビュータイトルにも書いた通り、私的な大好き基準を満たしてくれる子達しか出て来ないのでこの辺もおすすめしたい所です

先生、姫野君が描き上げた作中漫画を番外編とかで出して下さらないかな???すごく読みたいな~
そして読んでニンマリしたいなぁ~と願ってます

0

まりあげはもときめいた!

イケメン王子×変人姫野

もとい、人には親切に、困っている人は助けてという亡き父の教え(実はとても努力家)を守っている少女マンガオタク×少年漫画家(だけど、崖っぷちで少女マンガの執筆を提案されている)の2人が主役CPです!


同じクラス同士だが、正反対すぎるDKが、ある日お互いの秘密を知ってしまい、反発しつつも素で付き合うようになったら、いつの間にか相手を好きになってました!! 的な、アオハルときめきBLでした。

今回もお表紙のインパクトが大で、メイトの新刊売り場で一際存在感を放ち、一番最初に視線がいったのがこちらの作品でした。


ベストオブ表紙デザイン賞(そんな賞はないです。すみません)、2024年大優勝間違いないです!!
姫野くんのドアップ、強烈すぎて大優勝すぎます!!


物語ももちろん大優勝です。


ある日、階段から落ちそうになった姫野を王子が助ける。
それから姫野の正体を知った王子に、少女マンガののことを教えてほしいと頭を下げます。

放課後の教室で、少女マンガのラブシーンを再現したりして理解を深めようとするのですが、姫野の過去の恋愛がトラウマになっていて、王子とはケンカになってしまいます。

そんな中、王子は姫野に対してどうして周囲の人たちと同じように振る舞えず、本音でばっかり言ってしまうんだろうと後悔。

素の自分は姫野の求めているものじゃない。
そう思いましたが、姫野はそんな王子は格好悪くないと言い返します。

心が軽くなった王子。
そこへ姫野への恋心が芽生え始め、、、



反発しながらも、お互い秘密を共有する関係って絶対恋に発展するのはお約束ですが、それでもお互いの心に相手が棲まうようになっていく過程は、ときめきが止まりませんでした。


最後のほうで、王子を好きなクラスメイトの女子に手を繋いでいるところを見られてしまう場面があるのですが、そこできっぱりと女子に怒れる王子はかっこよかったです。
これぞ真実の愛だし!! と興奮しました。


そして、この女の子がその後意外といい子だったりして、優しい世界観だなあと思いましたし、この子のおかげで閉じこもっていた変人姫野が、周囲も捨てたもんじゃないと、他の人たちを見ようとするきっかけにもなったんじゃないかなあと思いました。

あと、なんと言っても2人で姫野の描いたマンガ賞の発表をドキドキしながら見るところで終わってしまった、読者の想像に委ねるラストも良かったです!!

ホントはどうだったんだろう?? とちょっぴりに気になります!!


スカッとして、ときめきも忘れない。

そんなBLが読みたい方にはとてもオススメです。


ちなみに修正は、シーモアさんではうっすらトーンでした!








2

甘酸っぱさと、深さと

名前の通りクラスで王子様的存在の王子と、周りから"関わりたくない変な奴"と思われている姫野。
そんなDKふたりのお話でした。

照れ顔ドアップがものすごく印象的で、なぜ彼が「ときめきたい」のか?そのタイトルの意味を知りたいと思わせてくれるようなとっても素敵な表紙から、姫野は可愛いタイプの子なのかな?と思いきや。
王子を威嚇したり恋する人をバカにする発言をしたりと結構クセ者で、冒頭からイメージは覆されてしまったけれど。

その凝り固まった考え方は王子との日々で解れていき、それと同時に漫画に対するアツくて真っ直ぐな思いのキラキラっぷりがわかってきて、"変な奴"というフィルターをかけずに見てみればとても可愛くていい子だったなと思います。

そして、王子のこれまでの努力を知ってものすごく感動。
早くに父を亡くしたことでありのままの自分よりももっと大人でいなければならなかった王子にとって、力を抜くことができる唯一の相手が姫野で。
そういう相手と出会えて本当に良かったし、王子のことをまるっと受け止めてくれた姫野の優しさにもまた心がじんわりあたたかくなったのでした。

王子のことを少女漫画のヒロインに映してくれた姫野の想いにもまた感動。
甘酸っぱい青春部分もありつつ、ストーリーの深さに引き込まれるような作品でした。

2

1冊に収まる話じゃなかった?

ショッキンクピンクの表紙ではじめましてしてから約1年
今朝も日課のお散歩(新刊チェックと電子徘徊)中に見つけてしまったのよ

朝イチから読む本は決めてあったのにあの瞳  Orz 瞳の誘惑に負けた クゥ

高校生同士の甘酸っぱさにいまいち距離を感じるお年頃です
今回こそはうまく距離を縮めたいところではあります


校生漫画家に課せられた試練をここまでコミカルに空回りさせるとわ
さすが 一周回っても着地点がぶれない作家さま

そうなの 着地点はブレないんだけど どこに着地したいのかがよくわかんないところ(漫画なのか 恋なのか)に面白みと最高をみた 気がします
ぶっちゃけ お話のテンポはよかったし 時々あたしでもわかる きゅん はあったんですが どこに着地したいかがハッキリしなさすぎて面白味を欠いちゃった というか 今回は裏目にでちゃったのかな と

いや 悪くないんです
ちゃんと姫野がときめきを理解して 頑張るヒロインを目の当たりにすることで得た 誰の中にでもある勇気に魅せられて目指すものに邁進していく ってのは読めたので

なんだけど なんでかな?

出だしの勢いはよかったんだけど お話しが進むにつれて姫野のキャラが弱っていくし あれやこれや付帯が多い王子を姫野目線でみてるからの物足りなさというか
互いを意識して 近づいた分だけするけん制 縮まった距離に感じる怖さとかはあるんだけど そこに恋しい苦しいがうまくのってないというか 
や 初々しさは絶品よ? 絶ピンなんだけど なにか薄味 どっかが足りない

んんん あたしか Orz またあたしのイカれた感受性がその道を阻むのか

もっと甘酸っぱいものがくるもんだと身構えたのもよろしくなかったとは思うんだけれど
万が一 このお話に前を超える何かがあった? って前作をおすすめた人から聞かれたら超個人的な感想にはなるけど 王子にチラついた過去に恋愛感情があったのかとんでもなくモヤる と答えてしまうくらい 挿入されてるエピの1つ1つが浅かったんだよな

1

こ……好みの作品に出会いました……(〃ω〃)

うんわーーー…めちゃ好き。大っ好き〜〜( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

いやもう、可愛すぎて鼻血出そうだぁ。
ストーリーは、はい文句なし。ときめき大量増産with萌え転がりです。
そして絵!絵のタッチやテイストやビジュアルが好みすぎますです。
高校生もの作品らしい青春感や清涼感が際立っていて、それにピュアっ気ある初々しい空気もこれまた良くて。ふぅ…めちゃくちゃ最高でした〜
雰囲気でいうなら、ポカ◯スエットのCMに出てもおかしくないです。爽やかな風の中にキュンをたくさん感じるストーリーでした。


少女漫画好きの"リアル王子様"と、少女漫画への転向通告を受けた学生漫画家との、ときめきいっぱいの物語。少女漫画が繋いだ縁で距離が近くなっていく2人にドキドキが止まらんでした。
王子の表と裏の顔に気づいた姫野に噛みつかれ、2人の出会いは最悪でしたが、学校では絶対見せない素顔を曝け出していくうちに好きを自覚していく描きに心臓がトゥンク。ときめきという栄養素を与えられて、身体の細胞が喜びで悲鳴を上げました!


"ときめき"探しの答えが、自分自身にある恋心の中にあることに気付く姫野の可愛さが堪りません。王子のアプローチも、ここしかないってトコロを確実に突いてきて完璧な試合運びに酔いしれました。運動苦手って言ってたのに、スリー決めるとかマジ少女漫画。こーいう小憎いキュンな演出が最高です!


ひたすら可愛い作品だけど、少女漫画よりにもなってないし、そこはちゃんとBLです。ときめきや萌えポイントはいっぱいあるけど、丁寧でじっくり攻めたストーリーと心理描写の方がメインって感じかな。意地悪女子のようなサブキャラをうまく使って、ストーリーに深みをつけたのはさすがだなと思いました。
もー…全部が好きぃ〜


読後感はもちろん文句なし。ひたすら幸せな余韻に浸りました(*´︶`*)

4

BLだけど少女漫画⁈少女漫画砲炸裂だけどBがLして撃ち抜かれます♡

新刊紹介記事でシーモア先行配信が始まってる事を知りました…‼
見逃していたーーー‼

メインサイトをDMMからシーモアへ移行し始めていますがホント、シーモア先行多いですね⁈その上ゲリラ直後だからホイホイ買っちゃうーー(>ω<)
という、私の事情はさておきまして。。。

ハルモト紺先生の新作♡
前作のディルドインパクトが忘れられない先生です(≧▽≦)
新作、楽しみにしていました!!!

今回はDKのお話しです
攻め視点で始まります
キーワードは「少女漫画」
攻めの王子くんは小さい頃に読んだ妹の少女漫画の影響で、イケメンさんに育った高校生の今も少女漫画の良さに胸をギュっとさせ足をバタバタさせてしまうような男の子
だけどこんな可愛らしい姿は学校では一切出さないスマートなモテ男さんです

そして受けの姫野くん
この子が私的には久々に読む真正面から捻くれている口と性格の悪い男子w
恋愛脳なんか理解出来ない!!という高校生漫画家さんです
少年誌で漫画を描いていたのに打ち切りになってしまい、少女漫画を描かないか?と言われている、、、

最初はお互いそんなにいい印象はなかったけれど「少女漫画」というキーワードで近付く2人
少女漫画好きな王子くんに少女漫画の良さが分からない姫野くんが良さを教えてもらう
何かもぉこの始まりだけでワクワクしちゃいますよね♡

そしてもぉ~2人の交流が始まってからのワクワクニコニコはNon Stop!!
王子くんによる「少女漫画砲」にズキュンどきゅんと撃たれまくりです.゚(→ε←*)゚ .゚元々少女漫画も読む私には最高に楽しい時間
何が楽しいって少女漫画とBLの融合がココにある幸せですよ!!

撃ち込まれる少女漫画砲に直ぐには撃ち抜かれないBL的ヒロイン!
むしろ砲弾を撃ちまくってる方が返り討ちされてる感がまたカワイイーー♡
恋愛の為に始めた関係じゃないのに気付いたら…⁇!!っていうドキワク感が最高に楽しい、楽し過ぎる!!
王子くんじゃないけどめっちゃ足バタバタしちゃいたくなる瞬間が目白押し(o→ܫ←o)‼

そして…ココがまたイイ!
楽しいだけじゃないんです!!
ちゃんとまだ10代の男の子達なりの自己表現が出来ない難しさや苦い記憶、悩み、、、が描かれていて、そういう内面を知って行きながら2人が近付く感じがとてもきゅんとします(*˘︶˘*).。.:*

攻め視点、受け視点両方を読める上に全5章+3年後も描かれて終わりっていうのも好きな構成です
エロは本編5章の中ではキスと兜合わせだけ(だけ、だけどかわいい~♡)
あと1回3年後でベッド上がサラッと描かれている程度です
高校生時代の絡みも、もチョット観たかったな、とも思うけれど…これは欲であって不満ではないなって思える位にお話しに満足です(ღ˘͈︶˘͈ღ)

ハルモト先生、すごく好きな作家さまです♡


修正|薄めトーンに薄っすら輪郭あるのでカタチ、分かる感じですが描写自体は少ないです(シーモア)

3

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