電子限定かきおろし漫画2P付
「魔女と猫」が、自分の苦手かもな〜…を軽々と乗り越えて刺さりまくったものの、
パッと見の萌えはやはりこちらのCP。
前日譚にあたるこちらの作品。
1巻からとにかくスピード感があって面白い。
魔女の設定も忘れちゃってたから、若干??な所もあったけど、読後にカバー下で復習しました。
無茶苦茶だけど、とにっかく強すぎる夏美と、身体弱かったからガリガリのお坊ちゃんだけどヤクザの矜持と心意気がもう常人でない強い啓吾。
所々アクションシーンで動きが分からない箇所があったりするが、とにかく勢いでカバーされている気がする。
私はまだ始まったばかりの二人の関係が好き。
前作「魔女と猫」で敵だった二人のスピンオフです。魔女と使い魔というBL的に夢とロマンの詰まりすぎたこのシリーズオリジナル設定を前作で細かくチェックされておくとより楽しめます。
荒くれ者で戦い好きだけど実は賢く包容力のある巨体バーサーカー攻め×体力は弱めですが絶対に折れずに闘う気概と強い精神力を持つ不憫な強気受けです。
このシリーズで特記すべき点は、何より戦闘シーンの素晴らしさ。商業BLでここまでの躍動感とスピード感と迫力のある大量流血展開は見た事がございません!
ハードボイルド・ゾンビ映画・少年青年漫画のような激しいバトルが展開されるBLが読みたいという私と同じ趣味の方にとっては、おそらくこれ以上のものは今後見つからないと言って良いほど垂涎ものの神BLです。しかも二人ともスーツで戦ってくれるというサービスぶり(武器が隠しやすいという理由)。20ウン年探し続けてようやく理想を見つけたぜ!!と毎日踊り狂っています。
とにかく恋愛だけしてくれるBLが読みたい方には合わないかもしれません。恋愛というよりも、鮮血で染められた極太の魂の絆。共に死線を潜り抜ける中で生まれる、お互いの生命はお互いだけのもの、お互いとなら地獄でも行けるって感じの覚悟と信頼の上に成り立つクソデカ愛です。運命共同体バディとも呼べる関係性。しかしだからこそ、戦いの中で合間に挟まるキスが素敵でエロいのなんの。小出しにされる分だけ破壊力があります。終盤の仮契約シーンの誓いのキスなんて二人とも血塗れなのに、これまでに築いてきた関係性や道のりや覚悟のすべてがこの数コマに集約されており、絵面の美麗さや迫力も相まって壮絶に美しい名場面へと昇華されています。こんなにも血に汚れたバイオレンスなのに、この美しさ!!感動で震えました。
2巻からは色気あふれるセクシャルなシーンや攻めの嫉妬や執着もバッチリ描かれますし、絆の構築にきちんと時間をかけて下さり、急がず2巻まで溜めるのがまた良いんですよ!あと攻めが鬼畜とありますが、襲いかかってくる敵やクズに対してのみ鬼畜なだけで、受けに対してはすごく面倒見がよくて優しいですよ!
「でかくて強い最強攻めが戦闘中に細身美人の受けを守る」「喧嘩ップルバディからの運命共同体」「BL版少年漫画あるいはBL版ハリウッドアクション映画」が見たい方に120%おすすめです。
「魔女と猫」のスピンオフ。
元作で夏美と啓悟がとても魅力的で、スピンオフを楽しみにしていたのに積んでました(バカ)。2巻発売を機にやっと読みました。魔女と使い魔の関係性をきちんと把握したかったので、元作をざっと復習してから読みました。元作にかなり出てくる二人なので、元作既読の方がわかりやすいと思います。
以下少々ネタバレあります。
元作では夏美は啓悟の使い魔になってかなり経過した感じでしたが、今作では二人の出会いから丁寧に描かれるのが嬉しい。
またこの二人のビジュやキャラクター(俺様執着攻め×強気美人受け)がすごく好きで、元作の二人よりも好みなので、そこも嬉しいところです。
夏美は荒事専門の何でも屋で、生きることに退屈さを感じていた。そんな時に偶然、魔女の卵として追われていた啓悟と知り合い興味を持つ。
啓悟は「魔女と猫」ではクールな印象でしたが、本作ではまだ20歳。しかも家族(義父や組の仲間達)を傷つけられ、怒り心頭の苛烈な強気キャラ。退屈しきっていた夏美が興味を持つのも納得の力強さです。
夏美は啓悟の復讐心を知り、啓悟の命と引き換えに、啓悟に雇われることに。
この時点では夏美は普通の人間なのに、追っ手の使い魔達と対等に渡り合える戦闘力がすごい。
あと元作でも感じましたが、戦闘やアクションシーンの描写が、すごく迫力があって青年漫画みたいで格好いいです。
夏美のいっそ清々しいほどの暴力性は、元作でもかなりのものでしたが、本作でもはっちゃけてますね!平和で退屈な生活なんかクソ食らえで、常に刺激を求めているような戦闘狂。強い敵と戦うのが本当に楽しそうで、戦闘中はいい笑顔してますw
啓悟はある事情から人間から魔女になりかけていて、そのせいで家族を傷つけられ苦しんでいる。そんな啓悟に「最悪の魔女になれ」と鼓舞するシーンにはグッときました。
また敵には容赦なく悪魔みたいな夏美が、この頃から既に啓悟にだけはすごく優しくてキュンとします。
啓悟を追う敵の黒幕も登場。どこかの組関係者なのだろうか。二人の会話内容がエグくてゾッとします。捕まっている魔女が不憫…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
特に辻という男、綺麗な顔して鬼畜そう。今後どう絡んでくるか。
後半の戦闘シーンは、かなり熾烈な戦いとなり、とても読み応えがありました。
夏美が重傷を負い、啓悟が「この命はお前にやる お前の命は俺に寄越せ」とキスして仮契約して夏美を救うシーンは、胸アツな展開に心がギュッと締め付けられました…。二人の表情がすごくいい、グッとくるワンシーンでした!
ようやく危機を抜け出しホテルに戻り…
二人がこれから本契約のセッをしそうなところで1巻は終わり。わ〜〜、いいとこで終わっちゃいましたね!(^◇^;) すぐに2巻が読めてよかった〜w
個人的に先生の絵柄に少し苦手意識があってなかなか読めないでいたのですが、本作はキャラも絵もストーリーも大変好みですごく刺さりました。もっと早く読めばよかった!すぐに2巻も読もうと思います♪
スピンオフ元の内容をそんなに覚えていなくても問題なく楽しめる作品でした。啓悟が病弱な身体だったとはいえヤクザの息子として育ってきているので、夏美を精神的に喰うようなシーンもあるのかな?と思っていたけれど、案外最後まで恋愛的な意味では夏美に翻弄されています。戦闘シーンではさすがにヤクザらしく肝が据わっていて、身内の裏切りが発覚した時もショックで動けなくなったりせず、すぐに頭を切り替えて攻撃するところには痺れました。その分、気を張っていない時の夏美に対しての初心な態度がギャップがあって萌えます。夏美はどんな時でも考え方がブレない攻めで、見ていて爽快です。2巻も楽しみですね。
魔女と猫の悪役、夏美と啓悟のスピンオフ!
猫ではもう契約関係だった二人が、一緒になるまでの出会いからを辿る内容にめちゃめちゃ興奮。
常に刺激を求めて生きてきた夏美のクレイジーな渇望、辛すぎる状況の中一人必死に戦ってきた啓悟。やっと夏美を満たしてくれるものに出会えた訳で。
ヤクザの抗争メインで猫の二人のような甘い展開はほぼないのだけど、魔女としても人としてもまだ幼いウブな啓悟と、成熟してる夏美が本契約(魔女とセッする)となったらどうなるのか続きが楽しみだ〜。
使い魔は鴉や蛇もいるのでシリーズまだ増えるか期待!
