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婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される

konyaku hakisareta akuratsu omega ha gikeikoushaku ni shuuchaku sareru

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表題作婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される

ラファエル・フォン・ハンスタイン
α,26歳,ユリウスの義兄,ハンスタイン公爵
ユリウス・フォン・ハンスタイン(伊勢崎秀一)
Ω,22歳,公爵家次男

その他の収録作品

  • 幸せな家族と悩み深き侍女
  • あとがき

あらすじ

公爵家次男のユリウスは超絶嫌われ者の悪役令息オメガ。性悪で奔放なため血の繋がらないアルファの義兄・ラファエルから毛嫌いされており、ついに婚約者である王国の第二王子からも婚約を破棄されてしまった。ところが前世である日本人社畜・経理マン伊勢崎(いせざき)の記憶を取り戻してからユリウスの性格は180度変わり、黙々と公爵家の財務を処理し始める。親をなくした仔ジャガー獣人の面倒まで見てやるその変貌ぶりにラファエルは驚愕しつつも惹かれていくが?

作品情報

作品名
婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される
著者
滝沢晴 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784344854581
4.4

(200)

(119)

萌々

(58)

(16)

中立

(2)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
34
得点
877
評価数
200
平均
4.4 / 5
神率
59.5%

レビュー投稿数34

最強タッグは裏切らない

好きな作家さん2人が奏でる最強で最高タッグ、キターーーー( ˃̶͈̀∀˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

わたし。滝沢晴先生の愛され子パンダのお話が大大大好きでして、そのときの再来かと思しき御二方の神タッグに新刊情報を聞いたときから胸をときめかせておりました。((〃ω〃) グフフ)


やはりのやはりで、めちゃくちゃ最高で最高でした!
元経理マンが転生してからの評価爆上げルートが超おんもっしろい。
あ。こちらの作品はオメガバース世界への転生もので、悪役令息ものになります。
"悪辣"として悪評を垂れ流していたユリウスに真面目経理マンが転生してからというもの、持ち前の経理手腕で領地問題……ひいては国内を揺るがす問題に立ち向かっていくストーリー展開。
物語の始まりから主人公の評価がダダ下がってるのが、悪役令息ものシリーズのあるあるですよね。こちらの主人公・ユリウスは王子に婚約破棄されちゃって、何とも手痛いスタートを切ることになります。

誰もが"アイツ、終わったな……"と思ったでしょうが、ノンノン。ユリウスにとっての終わりは始まりです^ ^
ここからがユリウスの人生取り戻しの本番で、悪辣だった頃のユリウスにとっても、転生前の"伊勢崎秀一"にとってもやり直しのターンへと突入。するとこれまで気付かなかったこと、見えていなかったことにユリウスは気付いていくのです。

その最たるものが、義兄であるラファエルの想いと態度でしょう。
この男、なかなかのクーーーーーデレです。
表向きは"愚弟め"と冷酷に言い放ち、早くどこかのαと番になって家を出て行けとばかりのツンツンぶり。こうは言ってますが、内心はどこぞの馬の骨αにもやらねぇよと、ユリウスの婚活をことごとく邪魔します。

転生前ならいざしらず。今のユリウスは真面目で品行方正なので、周りのαたちから目をつけられて当然。見た目の美しさと相まって好物件なのです。
こうなってくると、ユリウスが悪役令息のままでいた方がラファエルにとっては良かったんじゃ……はっ。もしかして素行が悪い方がラファエル的には好都合だったとか……?などと思うとか思わないとか(笑)
口ではユリウスに冷たいけど、やってることは溺愛と囲い込みそのもの。
社交界の憧れの公爵サマの表と裏の顔に、萌えキュンまっしぐらでした(´∀`*)

ユリウスの発情期には、「俺が」と買って出るセックスチャンスに浮き足立つラファエルの激しい抱き潰しに大興奮……っっ!!中盤以降は溺愛と独占欲にまみれたラファエルの姿がいっぱいなので楽し嬉しの絶対領域でした。
私のオススメは、ユリウスの"兄上、部屋行ってもいいですか?"を、セックスのお誘いだと期待してたところ。実は真面目な仕事の話でしたよーの完オチにショボーンしてるラファエルがクソかわでした。


あのシーンいいよ。このシーンもいいよ。と、オススメしたいラファエルのデレがいっぱいで、ああ…語り尽くせない…!
ユリウスの視点のお話なんですけどね、何故こんなにもラファエルのユリウス好きの存在感が強いのか(笑)隠しきれているようで隠しきれてない義兄の恋が最高です。
ちょっとコミカルなとこもありつつ、でもシリアスに寄せるところは緊張感を持たせてと、緊張と緩和のバランスが完璧。BLの部分でも事件の部分でも目いっぱい楽しむことができた一冊でした♪( ´▽`)

8

絶妙に進展しないもどかしさが最高でした。

悪名高い麗しきオメガであるユリウスが前世の記憶を思い出し改心したところ義兄からはちゃめちゃに溺愛ド執着される今作。

まず義兄であるラファエルの執着がわかりやすすぎて読んでるこちらとしてはユリウスがことあるごとに主張する「嫌われてる」とか何の冗談?と言いたくなるのですが本人は至って大真面目。一生懸命番相手を探そうとしたりして、義兄に物理的にも妨害されるという。
こんなにわかりやすいのに中々想いを言葉にできない義兄と鈍感すぎるユリウスのせいで驚くほど同じところをぐるぐるしてて(一応ほんの少しずつ進展はしている…)もどかしいんだけど楽しいし、もどかしそうにしているラファエルが可愛い。

そしてそんな焦ったさと同時進行でかなり下劣な悪意の真相を紐解いていくストーリー。こちらは2人の関係性とは真逆に停滞からぐわっと進展を見せ、爽快なほどの反撃を見せてくれるので目が離さず読む手が止まりませんでした!!

ちょいちょい登場するキーキャラクターのティモも大変可愛い!!ぜひもっと登場してほしかったです!!

さらっと読める分量でありながらきゅんきゅんもワクワクも詰まった大満足な1冊でした!

7

愛しい相手は籠の中で大切に

滝沢晴先生の作品が大好きで、今回の新刊も楽しみにしていました。新作は異世界転生×血の繋がらない義兄弟同士のお話。
奈良千春先生の美麗イラストが最高です。イラストページになるたびに、うっとり見つめてしまいました。

以下あらすじなしで、感想のみを。

クーデレ執着公爵の攻め・ラファエルがとにかく可愛い!!前半と後半で別人のようになってるのが最高。

特に、ユリアスが真面目な話をしに部屋を訪問してきたのを、”夜のお誘い”だと勘違いしてドギマギしているところが可愛すぎて身悶えました。
塩公爵の耳が赤くなる姿…想像するだけでご飯が何杯も食べられそう…( ̄∀ ̄)

お話の方は、正直なところ前半部分を読んでいる時はちょっと盛り上がりに欠けるかな…?と思っていたのですが、中盤以降、グッと面白さが増したと感じました。

特に獣人誘拐の陰謀が暴かれていく過程に、ミステリー好きの自分はワクワクと興奮。
獣人の子・ティモはめちゃくちゃ可愛いけれど、主役二人の恋愛メインで読みたいのになあ〜なんてぼんやり思ってましたが、ティモくん、キーパーソンだった…!

欲を言えば、自分は主人公の成長を見るのが好きなので、何かもっとユリウスの成長が見られればよりグッときたかなあ、と。

乱暴で悪辣な公爵家の令息・ユリウスが変化したのはあくまでも社畜経理マン・伊勢崎がその体を乗っ取ったから。
一人の人物としての大きな変化・成長が見られたわけではないのが、少し物足りなく感じたポイントでした。

ユリウスの変わり具合に周囲の人は確かにびっくりしていたけれど、もっと怪しまれ探られるべきことなんじゃないかなあ〜という気も。

とはいえ、塩公爵の実は幼少期からの愛と執着が徐々に明らかにされていく過程、終盤のデレには萌えに萌えた…!

先生があとがきでおっしゃっているように、最初から溺愛してくる攻めも大大大好きですが、「嫌い・不仲→大好きー!」への急カーブも最高でした✨

電子限定のおまけSSは、二人の結婚後、生まれた息子視点のお話で新たな執着愛の予感が…!世代を超えて受け継がれてしまう?ラファエルの執着にニヤニヤしてしまうお話でした◎

6

愚弟呼びがくせになる!

まずは奈良先生のイラストが神です!
相変わらず細部まで描き込まれ美しく麗しく。一枚のイラストでその世界に引き込まれるような魅力。
そして体格のいい攻めとの描写の通り、ちゃんとマッチョな攻めなイラスト!ここ大事ですよ!

お話は面白いのです。
最初の方でユリウスの前世の記憶が蘇り別人格になったところからの、ユリウスとラファエルの変化がなあ…。
もともと子供時代の下地はあったとしても、急で唐突な感じがどうしても後々まで引きずってしまい。

蛇蝎のごとくユリウスを嫌っていたのに、あっさりユリウスを束縛しだすラファエルに、美味しい変化なはずなのに、もうちょっとゆっくりしてくれてたらなあと。

ユリウスの前世の経理マンの能力も帳簿の不正や金の流れを暴く痛快ものですが、なんかあっさりなんですよね。なんか物足りない。

ティモもとんでもなく可愛いのですが、懐くのが早すぎな気が…。

なんだろう、本当に何様?なんですがエピソードの繋がりや進みがもう少し違ったら、すっごく良くなったんじゃないかなあと思います。

6

もどかしさのさじ加減がすごくいい!

滝沢先生の新作、すごく楽しみにしてました。
社畜経理マンから悪名高いオメガへの転生。そこから心を入れ替え奮闘していくのですが何しろかなりの性悪だったためそう簡単にはいかないですね。兄であるラファエルの態度にも気持ちが見え隠れするのですが本人は至って気付かず。そのもどかしさがたまらなく絶妙でした。ある意味無自覚両片思いだったかな。ティモの話し方も可愛くて愛らしい。切ない所もありましたが二人に愛され育てられればきっとこの先も幸せなことでしょう。もっと登場してほしかったなあ。滝沢先生の描かれる子供表現、表情も大好きなのですがパウラのような待女も大好きです!
今作もめっちゃ面白かったです。

9

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