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表題作SEX PISTOLS 1

斑目国政
斑類の重種の猫又
円谷ノリ夫
斑類でもレアな先祖返り

同時収録作品SEX PISTOLS 1

斑目米国
斑類の重種の蛟
藤原しろ
斑類の重種の犬神人

あらすじ

「俺がお前を孕ませる」
…ノリ夫は突然、普通の高校生から「斑類」に目覚めてしまった! そして出会ったのは傲慢きわまりない野獣系の男・斑目国政。出会ったその日にガンシャされ…。動物の魂を持って生まれてくる「斑類」って一体なんなの!?
男なのに子供が生める!? 繁殖を志すサイエンス・ラブ・フィクション!

作品情報

作品名
SEX PISTOLS 1
著者
寿たらこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
スーパービーボーイコミックス
シリーズ
SEX PISTOLS
発売日
ISBN
9784835215440
4.2

(109)

(54)

萌々

(31)

(18)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
24
得点
452
評価数
109
平均
4.2 / 5
神率
49.5%

レビュー投稿数24

まずは4巻までイッキ読みを

この連休に何となく再読して、寿たらこさんってやっぱすげーなと。
個人的には、昨今の妊娠・出産BLの隆盛でそれらの元祖作品的立ち位置でばかり紹介されるのが、アイコンとしては分かりやすくはあるものの何となく惜しい気がしてならないです。
この作品の唯一無二感、もっともっと強調しないと勿体無い気が。
一言で言うなら「寿たらこさんの頭の中、底知れない。」
ラブコメだと思って気軽に読んでいるうちに気付いたら思考と混沌のたらこワールドにすっかり飲み込まれていた、みたいなそんな底知れなさが潜んでいる怪作じゃないでしょうか。

ということで、
まずは最初の【気軽に読めるラブコメ】部分にあたる1〜4巻のイッキ読みが個人的にはオススメ。
メインカプの区切りが4巻目で一旦つくので物は試しに読んでみるならちょうどいい部分ですし、ここまではファンタジーといっても左京亜也さんのクロネコシリーズみたいなノリのファンタジー度合いなので誰でも読みやすいと思います。
登場人物がどんどん増えていくのがちょっとこんがらがるぐらいかな。

ヒトが「人類」と「斑類」に分類されている世界のお話。

1巻は、メインカプの話(国政×ノリ夫)と、国政のお兄ちゃんの話(米国×しろ)の二本立て。
あとまで読み進めていくと後々気になる点もあることに気付くのですが、この巻自体は本当に完全にラブコメで、よもやこの先の広がりを誰が予測出来ようかといった感じ。

私はぶっちゃけメインカプよりお兄ちゃんが好きでして♡
なんなら「変温キャラ萌え」という新しい萌えの扉をこのお兄ちゃんによって開かれましたよね(〃ω〃)
蛇とワニの子ってことで、人間なんだけど変温動物なんです。体温が下がっちゃう。
体温が下がっちゃったら誰かにあっためてもらわないといけない。
なにその萌える設定…!
でもってこれはBLですから、最初はそこら辺の女の子達にあっためてもらっているんだけど足りなくて、本当に身も心もあたためてくれるのは・・・となるわけです。
なにその萌える設定…!

私の萌えが今まさにピークに達しようかといったところで、2巻へ続きます。


メモ
#1,2 国政×ノリ夫
#3,4,5 米国×しろ

1

セクピス、第1巻

2004年に始まるこの「SEX PISTOLS」、今をときめくオメガバースよりもこんな以前から、繁殖・男性の妊娠(しかも女体化は無し)という世界観を打ち出した作品だと言えると思います。
設定は「斑類(まだらるい)」。
人類(猿人)とは別の哺乳類や爬虫類からヒトに進化した人間。猿人には斑類は判別できない。
…という前提がありまして、主人公のノリ夫くん(高校1年)が、事故った後に猿人の血に隠れていた斑類の血が現れて、今まで見えなかった斑類が見えるようになってしまった、というはじまり。
ノリ夫は「猫又」の先祖返り、というレアなプレミアちゃんだった…!
そんなノリ夫を手に入れようとするのは、超絶オレ様の斑目国政(まだらめくにまさ)・ジャガーな男(高校3年)です。
DTで普通の恋愛に憧れるノリ夫が、想像を絶する斑類のヤるのヤらないのの世界に放り込まれて、という騒動の物語。
1巻ではもう1組のCPが出てきます。
それは国政の兄、斑目米国(よねくに)と、クラスメイトの学級委員長・藤原(高校3年)。
米国は極度の女好きなので、藤原は心で想うだけ。
でもこの2人、なんかあるよ〜、という所で続く。
米国は蛇、爬虫類の男のようですよ。寒さに極度に弱い、人肌を必要とする男。つまりエロ担当?
こちらの2人も要チェック!

3

即行で全巻大人買いしてしまいました!

まだ商業誌の漫画を殆ど知らない頃からSEX PISTOLSのタイトルだけはなんとなく知っていました。
購入する前にSEX PISTOLSの世界観や斑類とは…という説明を見て、設定が難しそうだな…と不安でしたが、読み始めると止まりませんでした!

はじめは主人公のノリ夫と国政のお話で、面白いし、世界観もすんなり頭に入りましたし、ですが、1巻の途中から始まる委員長(しろ)と男嫌いな米国の話がせつなかったです!!いつ読み返しても泣きます。

1巻以降は続々と色々な人物が出てきます。
ファンタジーが大丈夫な方、男性妊娠が大丈夫な方、ありきたりでは物足りない方に
すごくすごくオススメしたい作品です。

3

好きなカップルを見つければもっと面白い

寿たらこ先生のライフワーク的な作品になっている本作ですが、きちんと本筋の話(国政とノリ夫)の合間に繰り広げられる「同性異性関わらず妊娠が可能な斑類」たちの恋愛模様です。
BL作品なのでメインはもちろん男×男ですが、攻の国政の家庭はかなり複雑で、異父・異母兄弟がたくさんいることや、国政たち斑目兄弟の母親同士のお話(GL!)も後の巻に収録されているので、BL作品としてはかなり異色な方かな?と思います。
まだまだ先が長そうな作品ですが、完結しないでほしいなと思える作品です。
この作品には様々なカップルが(ゴールまでの距離は紆余曲折長短あれど)幸せになる物語です。
誰かお気に入りのカップルを見つけられるともっといいかなと思います。

他の方も言及していますが、最近人気の「オメガバース」に近い設定かと思います。
各種族には優劣があり、それが邪魔をしてしまう話もありますので、普通のオメガバースじゃ飽きてしまったなあという方にもおすすめします。

2

斑類に惚れる

1巻はもう10年以上前の作品になるのですね(遠い目)。

寿たらこさんは「SEX PISTOLS」以前から好きな漫画家さんです(それこそデビュー作から全部読んだ)。他の漫画家さんではありえないほど作風に合わせて画風が自在に变化するのが特徴の一つで、数年違う年に描かれた作品を読み比べると「本当に同じ人が描いたもの?」と思うぐらい。物語は一話読み切り or 長くても一冊だけの作品が多く、コメディがメインでエロは濃い目かつ表現が直截的なので、代表作がパッと思い浮かばない漫画家さんでもありました。けれど不思議なことに(?)、どの作品も構成・絵ともしっかりしていて、不安定さを感じたことが一度もありませんでした。

前置きが長くなりましたが、そんな彼女の待望の代表作がこの「SEX PISTOLS」です。ここ数年でメジャーなジャンルになった「男性も妊娠できる」「獣の血を引く人間」という設定の発祥はこの作品じゃないかなーと密かに思っています(違ったらすいません)。

「斑類」という特殊な人類が存在する世界で繰り広げられる、多種多様なカップル達の物語です。特に1~2巻は、まだ「斑類」の深淵部分が出てこないのでBL的に非常に分かりやすい萌えがギュウギュウに詰まっていて、力一杯オススメしたい作品になっています。巻数が進むにつれ小難しい物語になっていくのですが、2巻まで読むとすっかり「斑類」の世界に魅了されて続きが気になってしまうこと請合です。

…うーん。9巻はいつ出るのかな(遠い目)。

3

こんな作品を待っていました!

妊娠できるBL?!セックスピストルズというタイトルは聞いたことありましたが、あらすじを読んで衝撃が走りました。男同士という禁断の中で受けが言う、自分は子ども作れないから…というのは読むたびに涙を誘う悲恋のお決まりのセリフのような感じに思っていましたが、できるんですね、妊娠!!
今までいろいろなところで妊娠するBLを読み漁っていましたが、妊娠の仕方が一番自然で納得できました。動物の子孫(たしかそうだったはず)で繁殖能力があるとかいう設定で動物になるところもあるのですが、動物系は普段得意じゃない私もなんか大丈夫でした!萌えが勝ったのかな!
とにかく神!続きが気になります!

3

美しい本能の恋模様

人によってはイラストやあらすじで引いてしまう方がいるかと思いますが
食わず嫌いならぬ読まず嫌い程勿体無いものはありません
強制はしませんが、読まなければ分からないものも多々あります。

この作品・作者のすばらしい点は
あらすじを見た限り設定がなかなか特殊ではありますが
ストーリーに世界観・設定が上手く組み込まれているので
読み進んで行くうちに自然と把握できるようになっている点
また、これほど複雑な設定であるにも関わらず
繊細なキャラクターの心理やストーリー展開をつくり込んである点です。

斑目国政×円谷ノリ夫のカップルを中心に周囲の斑類の恋模様が展開されていきます
複数CPがありますが、個人的にどのCPのストーリーも読みやすく
どのキャラクターも魅力的に描けるのはこの作者の凄い所であると思います。

読まず嫌いはしない方がいいと教えられた作品です。

4

痴漢!

いきなり、痴漢シーンから始まります!
サルに痴漢されてるノリ夫。

アニメでしか、知らなかった熊樫先輩がノリ夫に惚れているのは知っていたけど……先祖返りのノリ夫にこんなにも、ハァ ハァだったなんて知らなかった!

アニメデビューの私には、あのおっとりした熊樫先輩しか知らなかったのです(^-^;
ちょっと、怖いぜ(笑)

国政もめっちゃ強引!俺様!
でも、良い!

国政に抱きついちゃうノリ夫とかめっちゃ可愛い!
一生、国政に守られて行けば良いと思う(*^^*)

3

ほんの入口

事故で「先祖返り」した円谷ノリ夫。
ある日突然、人間が動物に見えるようになった事から全てが始まります。

奇抜な設定ですが1巻ではそれ程必須ではなく、読者はノリ夫と共に斑類の世界を知る所まで。
国政との馴れ初めにはいろんな意味で驚きの連続です。
理解できないまま無意識に選んでしまった自己完結の国政と、取り敢えずのお付き合い確定にこれからの期待を煽られます。

そして、米国偏へ。
そこここでゆっくりと進展している国政とノリ夫の姿を確認しながら、友達ごっこをしている藤原の恋心が健気です。
委員長らしい地味っぷりなのに抱かれている表情のエロさが堪りません。
藤原の体温に熱を感じる米国の動揺が、段々制御できなくなってついに、感情のピークを迎えて次巻へ持ち越しとなります。

男が男を好きになる葛藤もなく、斑類では当たり前の一言で終わってしまうこともしばしばですが、その厚みのある設定とストーリーの面白さ。
人の本質的なものがさらりと織り交ぜられ、斑類と言う種の存在を違和感なく受け入れてしまいました。

3

設定が大好物でした!!


一言でいうと
「こんな世界だったら毎日がパラダイス!!」
特殊な設定で出てくる人物も特徴的ですぐに全巻購入しました。
とにかくノリリン可愛すぎwこれは見ないと損です!!
絶対に読んでほしい一冊

3

SF系BLの名作。読まなきゃ損損!

1巻は特殊な世界観のせいもあってか
説明セリフが多すぎたり、
コマ割りや画面がガチャガチャして少し読みにくいですが
ストーリーが進んでいくうちにスッキリとこなれてくるのでご安心を。

人類には猿から進化した多数の猿人と、その他の動物から進化した少数の斑類がいる
・・・という世界で
斑類のエリート 斑目国政 × 斑類のプレミアレアキャラ 円谷ノリ夫
の話をメインに据え、
二人の周りにいるカップルのお話をオムニバス形式で包含しながら進んでいきます。
1巻は途中から 国政の兄 米国と同級生の委員長 の話が始まります。

個人的に女体化系には全く食指が伸びないのですが、
女体化することなく繁殖可能にしたところに
男同士の新しい愛のカタチが見えてきたな、と思いました。
本能のままに、お互いを求め合う。
より優れた雄、または雌を求めて男同士が激しく争い合う。
身体から惹かれ合うカップルがやや多いですが、
だからといって心が置きざりになることはありません。
彼らも同じ人間ですから。

脇ですが、百合カプもあります。

2

たまらなく好き

この作品は、約5年前に電子書籍で拝読。最近フェアがあったので、やっと紙媒体で購入しました。

失礼ながら、絵柄が好みで無かったので、出会った当初。試し読みから本編を読むまでに時間があきました。

実際に読んでみると・・・たまらなく好き!

このぶっ飛んだストーリー。人類の種類が、猿人と斑類に分かれている所や、主人公のノリ夫が斑類の中でも希少な先祖返りで〜。キッカケや流れはお約束な感じもしますが、一番萌えるのが、ぶっきら棒な態度の国政がふと見せる照れた場面や、遊び人なのにクニ夫にはなかなか最後まで出来ない場面で見せる表情が良い!あと、甲斐甲斐しくノリ夫のクラスに足を運んでいる所も言動と行動が伴わない所が素敵。

受け側のノリ夫も憎めないキャラ。嫌々言いながら、国政に惹かれていて、自覚したらしたで、ぐいぐい攻める所は男らしい。

1巻の後半で主要人物の、米国・委員長。男嫌いで触れるだけでもダメな米国。中学の頃、米国に惹かれ同じ高校を受けた委員長。この二人の関係性がなんとも切ないです。無意識下で求めてしまうものがホンモノなんだと信じたいです。

今回は、2CPのお話ですが、1巻では物足りなさ過ぎる。このカップルの今後が物凄く気になります。2巻も買っておくべきだったと思う所。

3

紫ゆかり

今更感ハンパないですが、誤字発見。

誤:クニ夫
正:ノリ夫

とんでも設定

ブッ飛んでいる設定だと思います。でもそのブッ飛び設定を楽しく読めるのはネタバレがないほうがいいと考え、バレなしで打ちこみます。
この設定がここまで活きるのかと思うのは、あと数巻進んでからですが1巻でも十分面白いです。斑類という人種(と言っていいのかどうか…)にまつわるエトセトラ。
ひとつのカップルを延々追い続けるものではありません。でも、結果的にはメインのカップルが主軸ではあります。

漠然とした表現しかできませんが、メインは
俺様系 × かわいい系(でも特殊)
です。典型的と言いますか、タイプとしては王道ですがそれでも面白い。
設定が特殊ならそれを理解するのに時間がかかるのでは…? という懸念もあるかと思いますが、これが存外苦じゃないのです。読ませる。というか、理解したいと思わせる! ムリな設定だろと感じる節もありますし、現実的にどうなの~と考えることもありますが、でもそこは『斑類なので!!』これに尽きます。
むしろ現実としてあるんじゃないか…? なんて思ってしまうんです。手放しに褒めるのは良くないですが、素晴らしいファンタジーBLです。この世界を描いているたらこ先生の頭のなかはどうなっているんでしょうか。

何度も読み返しております。その度に気が付くところがあります。張り巡らされた伏線が続刊に活きています。
1巻を読めば、2巻を読みたくなると思うので、せめて1,2巻は同時購入をおススメします。

4

読まず嫌いの代表作でした

最近になってはまりました。
sex pistolsは本屋さんでよく平積みになってて気にはなってたけど、絵的にも題名的にもなんとなく手が出ませんでしたが…読んで見たら萌え要素満載‼
登場人物が多い割に個性的で、カプも多いため飽きません。
そしてのりりんが可愛すぎる‼
行動が一つ一つかわいい。
ギャグのテンポもいいし、sex freeな価値観の斑類と一般常識を持つ猿出身者の恋愛の価値観が違うから切なさにも胸がきゅんきゅんしちゃいます。
もともと仮想現実ものは大好きなのですが、魂的に動物ってたまらなくツボでした。
ゲイ婚や男性の出産がナチュラルな世界ってどんだけ性に対してフリーダムなのかが伺え、素敵です。
正直、こんな名作を読まずにいたことに驚きを隠せませんでした。

6

ある日、周りが動物だらけだったら・・・

8年たっても終わらないこのシリーズ、完結してから一気読みしたいと1巻のみで
忍の日々だったのに・・・終わらない。
そして更に複雑化しているこの展開、なかなかメインカップルの先が見えなくて
じれったくもあるシリーズの1巻目ですが・・・・

設定がかなりの意表があって面白いですよね。
死にそうに?なって病院で目覚めると、そこは動物だらけだった。
BLとアニマル好きにはたまらない展開ですよね。
斑類なんて奇想天外な設定で、主役の受け様の一人、円谷君は先祖返りと言う名の
後天性斑類プレミアム種設定なんです。
人間界には、猿と斑類なんて種類に分かれていて、人類の殆どは猿で
一部斑類がいる、その斑類でも数種類に分けられ、軽種、中間種、重種に区別
メインカップルの攻め様は、斑類でも重種の猫又ジャガーなんですよね。
う~んとっても素敵ですよ~、そして受け様の円谷君は同じ猫又系ですが
先祖返りで、能力が安定していないので猫と猿の合いの子みたいな感じです(笑)
そして、斑類は猿人類とは違って性のモラルがかなり低いし、特に重種だと
繁殖能力は低くても貴重種なのでモテモテなんです。
それになんと言っても、一般の猿人とは違って男×男・女×女でも繁殖が可能で
同性同士で結婚も子供も出来るって事ですね。

性別への固定概念が無いからストーリーが限りなく膨らんでいきます。
繁殖能力は猿人が1番強力で次に軽種~重種と言うように珍しく成る程繁殖能力が
低くなってしまう、まるで絶滅危惧種のようなお話ですよね。
そして、ポイントが先祖返りの受け様、これは超プレミア種で、斑類でも神的な
人魚の次に珍しいのです。
それなのに、猿人から生まれての先祖返りなので猿人並の繁殖能力を兼ね備えてる
このお話は普通のラブストーリーなんてものじゃないから物語が進むほどに
奥深くなってくるような感じがします。
受け様の円谷君と一緒に斑類をお勉強しながら楽しく読み進めましょうって
お話で、1作目は、斑目×円谷・斑目兄×藤原の2カップルの序章です。

5

引き込まれます^^

全編通してひとつのストーリーだけど2組のカップルの
お話がそれぞれにあり。
国政(クニマサ) × ノリ夫
米国(ヨネクニ) × 委員長
続きの本でも、1冊ずつ完結しているものもあるけど
これは“2巻へつづく!”という状態^^
最後、「えーっ!?どうなんの!?」という状態で終わり・・・
となっていました^^

読む前は、色々と難解そうだな~と思っていたりもしましたが
読んでみるとものすご~く引き込まれました。
「神」支持が高いだけあると思いました!

3

魂元でてるよ(゚Д゚)

遅かれながら只今このシリーズにはまっております!!私の中では読んだことない新しいジャンルのBLです♪

作品中でのお気に入り要素はたくさんありますが、とにかく、主人公ののりりんが大好きです(笑)こんな性格のコと超友達になりたい!と思えました。

また斑目兄弟のガチムチにずっきゅん。フェロモン萌え。登場する魂元の動物たちも可愛い!

お話、キャラクター、表情も多様で、ギャグ要素も面白かったです!是非是非お勧めしたい一冊です。

2

今更ながら

やっぱ名作にはレビューがたくさんついてなきゃね!
かなり変わった設定のお話です。よくこんな設定を思いついたものだなぁと思いますが、設定以上に凄いのがこの設定がばっちり生きてるストーリーですね。
私は、去年だったかな、ちるちるの関西のメンツにそそのかされて全巻をまとめ買いし、届いたその日にむさぼるように読んだ記憶が。ええ、むさぼりました。そのくらい面白かった。
で、そのときにミドリさんに、とあるカップルをやたら強くオススメされた記憶があるんですが、そのカップルがどのカップルなのかは聞いた一時間後には忘れてました(←コラ)。
でも、読んだら即座に分かりました。

米国×委員長

これしかない!
そりゃ萌えるわ!
萌えないわけがない!
この二人に感じた強烈な萌えをどう表現していいのかワカラン!
委員長ー!!!!

とにかくオススメです。
最初は多少意味不明かもですが、意味不明な場所は伏線でもあるから、気にせずガンガン読み進むべし。

8

果たしてコレはBLと呼んでいいのか!?

ただのBL漫画じゃない!人外、獣受攻、妊娠、出産、超能力、百合、アラブ…
なんでもありすぎてとんでもない漫画です。
ファンタジーアニマルサイキックBLとでも呼べばいいのか…?
普通の学園モノBLとは確実に一線を画していますな!
でも、壮大なのかといわれればそうでもなく、基本甘いラブコメ。
主人公のノリ夫と国政の恋の行方に年甲斐もなく思わずキュンキュンwしてしまったり…。

好き嫌いがキッパリ分かれそうな絵柄とストーリーですが
とりあえず未読の方は一度読んでみるべき、という漫画。

私は大好きです。早く6巻が読みたいー!


3

荒唐無稽な現代ファンタジー

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
待ちに待ってましたシリーズ再開!しちゃいましたね!
ぱんぱかぱーん(ファンファーレ)

よくぞ編み出したなぁと感心してしまう、奇抜な現代ファンタジーシリーズ。
動物の魂を持って生まれるという、人類(猿人)とは異なる進化を遂げた斑類。人類と比べ、それぞれの獣としての本性が強くあらわれる種族です。
本能と理性。
その狭間で翻弄される斑類ならではの恋愛模様を、時にコミカルに時にシリアスに描いていて、最初は難解に思えるその世界観にも、読者はいつの間にか虜になってしまう。
斑類をベースにリンクしつつ、様々なカップルが登場する連作形式なので、どれか1組くらいは好みが当て嵌まるのではないでしょうか。

この第1巻では、シリーズのメインになる斑目兄弟のカップルがそれぞれ登場します。
野獣と呼ばれる先輩の国政(ジャガー・斑目弟)×平凡な高校生・ノリ夫(?)編は、この世界の説明役を担ったカップルでもあるので、最初は少し入り込みにくいかも。
でも当のノリ夫も、よく分かっていないので大丈夫!笑
野獣で俺様な国政に最初は振り回されていたノリ夫が、最終的には国政を振り回しちゃうのが楽しいコンビ。もふもふ好きにもたまらない。
容姿は受け受けしいノリ夫だけど、中身は至ってフツーの少年なのがすごくいい。

そして忘れちゃならないのが一気にシリーズを人気作に押し上げた二人…女好きで病的に男嫌いの米国(?・斑目兄)×真面目な委員長・しろ(猿人?)編。
弟カップルがコメディ担当ならこちらはド・シリアス担当。
遊び人×真面目という、不動の黄金カプがここに極まれり……!
この二人にはもう、もう、もうーーーっ(牛?)と、言葉がないくらい入れこんでしまった記憶が。切なさの申し子のようなしろに、感情メーターが振り切れて大変でした。
外国のグラビアから抜け出したような米国の雄フェロモンは、とにかく尋常じゃありませんよ。
とってもいい所で引っ張ってますので、お試しの際は2巻まで買って下さいね。


このシリーズ何が良いって、本能で恋をするってのがたまらないんです。
偶然じゃなくて必然。
そういう運命論じみた恋にぞくぞくします。

5

フェロモン垂れ流し

動物の魂を持って生まれてきた人達のお話。
ある日急に周囲からモテはじめたノリ夫(魂現:猫)。
そんなノリ夫に自分の子供を産めと迫って来た国政。
主役カップルはこの二人で、周囲のカップルも含めたオムニバスストーリーです。
1巻は国政×ノリ夫編と、国政の兄である米国×米国のことが好きな“しろ”編。
私としてもこの2カップルが一番好きです。

国政(魂現:ジャガー)にいきなり俺の子を孕めと迫られ、マーキングと称していきなり顔射(笑)
かなりショッキングで、嫌悪感と恐怖感を抱くノリ夫だが、国政のその圧倒的なフェロモンに抗えない。
この欲望には抗えません!っていうところがイイですねー
本能丸出し、理性保てません!だって男の子ですから!
好きかどうかもわからないのに流されて、エッチな気分になっちゃったり
国政の彼女に嫉妬したり、なんやかんやで国政のことが可愛いと思っちゃったり
挙げ句、国政のそんな可愛いところに欲情して、猫の姿になっちゃうとか。
ノリ夫、めっちゃ可愛い!受キャラだからといって女っぽいんじゃなくて、
しっかり男の子なところが好きです。
そしてノリ夫は国政の圧倒的なフェロモンにメロメロなわけですが、
ほんと、絵柄からも国政のフェロモンだだ漏れです。
フェロモンむんむん、メロメロ~なシーンがすっごく色っぽい。
俺様で強引な国政ですが、案外ヤキモチ焼きで、ノリ夫のことを大事に思ってるところが可愛いです。
意外にもバカップルでした。ノリ夫が理性保てないためにHができないとか、微笑ましすぎる!

一方米国(魂現:蛟)×しろ(魂現:?)。
究極の女好きで男嫌いの米国に、中学時代初めて恋をしてしまったしろ。
高校生になった今では二人は偽装の友人関係。
自分のものにはならないのに、それでも傍にいたいと思うしろ。
そんなしろに想いを寄せる男・王将。そして、しろには身体を重ねる相手が…!?
一方米国も、しろの首筋のキスマークを見て以来、しろのいやらしい夢を見るようになって…。
米国を一途に想い続けるしろが切ない。そして、自分の気持ちに気付きはじめた米国にもドキドキ…。
この二人のクライマックスは2巻です。コレはめっちゃオススメ。
やっぱり「初恋」の話はオイシイですね、大好きなシチュです。

寿たらこさんの絵柄はフェロモン垂れ流しでたまらないです!
キスシーン一つにしてもかなりムラムラきますよ!
話はちょっと難しいところもありますが、フィーリングで読んでください!笑
ある程度わからなくても、萌えでカバーできます!

5

子供が産める!?

「斑類」という特殊な設定が設けられていて最初はちょっと
読むのがめんどうかな・・・?と思ったんですが
設定を全部理解してから読んでみるとどこをとっても楽しい話になります!
やっぱり「男×男(女×女でも)で子供を産むことができる」というところが
このシリーズの肝になっていてそれに悩まされたり、喜ばされたり、キャラクターたちが一喜一憂させられているところに、徐々に愛着がわいてくるのかも。

ノリ夫と国政のカップルは一巻の時点では「斑類」の世界観の説明役って
感じなのでまだまだおもしろさは中くらい。
それでもノリ夫の泣き顔のかわいさにはいつみてもやられます。
寿さんの描くキャラクターたちは表情豊かで見ていて飽きません。

米国としろをひとことで説明するなら「運命の人」ってな感じでしょうか。
引力で引きあうように惹かれあっていても
米国の「好き」を認めることのできない弱さが思いを邪魔してしまいます。
しろの天然さとネガティブさも可愛いけどじれったい。
早く続きを!の一巻です!(笑)




3

アニマル×アニマル

昔、某BLゲーム誌にコラムを書かれていたのが好きだったんですが、コミックスは初読み。
これちょっと衝撃的でした(n‘∀‘)η゚・面白かったv
ある日、ちょっとした事故に合って、生死の境をさまよった。
三途の川の向こうには、お亡くなりになった親戚の面々が手を振っている。
しかしあることに気づく。あれ?おれ・・・まだ・・童貞じゃん?
このままじゃ死ねねーーーーっ!!!
舞い戻ったはいいものの、その後、周囲の人間がみんな動物に見える。
そして今俺は、電車でチカンになっている。血走った目が怖いよ~~~~っ・・・!!
そんなわけで、ちょっとファンタジーチックなお話。
人間が、それぞれ動物を宿していて~なお話は面白いです。
純血・混血・交配・・もろもろ。
男でも、子供が成せるという設定は良い。
こ・ず・くり・し・ま・しょ~~♪。
フェロモンという設定もいいですね。動物くさくて。
後半、米国となお話。
蛇×犬。
男嫌い~という作り方もすごく上手い。
ちゅぅか・・・この漫画・・・紙面からフェロモンが駄々漏れているんじゃなかと思うんだが・・

4

獣、けもの、ケモノ!

なんですかっ、この面白さ!
設定も楽しい動物系なんですが、テンポの良いギャグと確実に笑いを取るポイント!
盛り上げて落とす、そして笑える、すっごく楽しい作品です。

人間が進化した過程で、サルに行き着くまでの途中にある動物、猫とかクマとか犬、蛇などなど。
それらが魂魄となって現れる人種を斑類といい、野性味溢れる斑類の人たちは繁殖に飢えている。
ある日突然、先祖返りという斑類に目覚めてしまった高校生・ノリ夫は、自身が振りまくフェロモンに吸い寄せられた熊樫先輩に言い寄られる。
しかし駅で偶然出会ってしまった斑目国政に、トイレに連れ込まれガンシャされるというハプニングが。
その日以来、国政の猛攻が始まるのだが…。

感情をセーブできないと、獣の姿になってしまう斑類の人たち。
ノリ夫はネコ(?)、国政はジャガー、熊樫は月の輪熊、国政の兄・米国はワニ。
いいムードなっても、興奮のあまり獣になってしまうノリ夫に、国政はいつもお預け状態。
この二人の未遂は、いつまで続くのだろう。
いいトコまで~、と思っていてもその後に笑える落ちがある。
もう楽しくてしょうがないです。

兄・米国と同級生・しろの関係も気になるところ。
どんなに冷たくされても好きでたまらないしろ。
米国は男が嫌いなはずなのに、しろに対してだけ感情が昂るのはなぜ?
米国の方がエロい表現がいっぱいあって、男のフェロモンをプンプン出してます。
しろじゃなくても、誰でも堕ちそう…。

この兄弟の俺様ぶりと、二人に振り回されるノリ夫の天然ポケ、しろの健気さ。
どれをとっても面白いです。

7

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