特典付き
1、2と続いて3巻は時系列が後退するので、2巻のその後のお話はこの4巻です。
アダルトグッズ会社勤務になった希雄と貴宏の新生活同棲編。
想像していたのと違い女性社員(美女)ばかりのキラキラした職場にびっくりしつつ、女の人しかいないことは(ホストも女風も女との仕事で、女に希雄を取られるんじゃないかと心配してしている)店長には言えない!と職場の話をしないでいた希雄に貴宏が寂しがるの巻。
かわいい貴宏貴重です。
貴宏が初めて抱いたあの人と貴宏はどういう経緯の付き合いだったのか、貴宏の両親が毒親だったということも明かされ始めた感じ。
忘れられなかったあの人のことを希雄のお陰で考えなくなっていることに気づいた時からもう過去の人になっていると思っていたんだけど、思い出として肯定できたのは4巻の“今”なようです。
希雄はハプニングバーでのこともあるし貴宏に安心してほしい、どうしたら安心してもらえるかなと考えていて、社内で同僚女性がカレの実家にご挨拶して安心できた♡と惚気けているのを見て、なるほどそれだ!となる…のだけど。
いやいや、貴宏の両親は毒親らしいぞ???親は鬼門なんじゃ?…と波乱の予感。
おばあちゃんと両親と姉3人に甘やかされて大事に育てられた希雄にとって、家族=安心なんだろう。
なんで会うのを拒むのか、性別が問題なのか?と思いあたることはあっても、それ以前の問題が家族にあるなんて想像していなくて。
貴宏は希雄が強い(図太い)ことは知ってるけど、それでももし両親に紹介して拒絶されたら傷つくからと心配してくれていて。
毒親ということだから、同性愛者がどうのを抜きにしてもきっとこれまで拒絶されたり受け入れてもらえなかった経験が貴宏にはあって、つらさが誰よりも分かるんだろうなぁと思いました。
でも貴宏、希雄ママ、あなたのこと多分なんとなくわかってると思う。
恋人だとまでは思ってないかもしれないけど、希雄の大事な人で希雄のこと大事にしてくれてることに気づいてるんじゃないか。
ピ○クハウス(?)がよく似合うふわふわ優しいママだったけど、真はしっかりしてそう。
希雄ファミリーは貴宏のことウェルカムしてくれそうだと思うのだけど、どうなるのかな待て5巻。
ごめんだけど、貴宏じゃないけど私も希雄は貴宏のセックスがよすぎて忘れられなくなって男を買ってたのであって、それまでは男相手なんて無理と思ってたノンケなので、希雄は貴宏の体に落とされたと思っていたよ………。
それくらいインパクトのある出会い方だったし。
でもそうじゃなくて貴宏のささいな行動を見てこの人は自分を大事にしてくれる人だと好きになったそうです。
いや、体がきっかけなのは確かでは???
体はきっかけで、好きになったのは貴宏の行動ということでいいかな。
それなら納得できるのだけど、体きっかけじゃないと言われるとちょっとモヤッとしてしまう。
波乱の気配といえば、貴宏のジムに希雄が本指してた男がいて、てっきりあのバーで出番は終わりと思っていたのでまだだったの?!と驚いた。
今後も絡んでくるのかな?
うーん、この分だと次巻では終わらない気がする。
正直こんなに続くとは思っていなかった。
落果より密果のほうが好きだし、長く読めて嬉しい気持ちもあるのだけど、落果の単行本収録分で終わっていたのも好きだったなと思う気持ちと両天秤で、多分巻数が増えれば増える程私の場合後者が強まる気がしています…。
どこを終点にするか、連載の長さとかでも好みが変わってきたりするのが漫画の難しいところだなぁ、akabeko先生はどこを描きたいのかな、この2人のハッピーエンドはどこなのかなと。
希雄のお陰で両親…家族というものにいい思いを、安心を持てるようになって、貴宏の抱えた闇が救済されたら真のハッピーエンドなのかもしれない。
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アニメイト特典小冊子はまれおじとまれ12歳たかひろの続きでした。
まれちゃんかわいい。
しんみりしてたらオチに笑った。
今と変わらなさすぎる。
やっぱり貴宏の纏う空気が好きだなぁと思いました。とっても淡白そうな表情、低温な話し方なのに、レオ相手だとちゃんと甘さや温かさを根底に感じる、そんな彼の存在が愛おしい。レオのような良くも悪くも直情型の人間に好かれて、本当に満たされているんだなぁと分かります。今回は親のことですれ違ってしまう2人でしたが。相手のことを真剣に考えているからこそ親に会わせたいとも思うし、会いたくない、会わせたくないとも思う。どちらが正しいとかではない。育った家庭によって考えが異なって当たり前。でも、レオの母があんなに温かい人ならば、時間がかかってもいいからいつか、貴宏がレオの恋人として会ってみたいと思える日が来るといいなと思いました。
相変わらず店長がカッコいいのにカッコ悪くて可愛くて最高だった。レオくんの純粋さも健在で、愛しい2人である。
世のBLは受けの方が暗くなりがちって印象があるんだけど、店長もとい貴宏は相変わらず暗いね〜〜〜
何かあるとキスやらエッチやらでなぁなぁにしようとしたり、ジムに逃げようとしたり、男っぷりがすごい。男すぎる。男らしいのはモノの強さと腕の太さだけにしてくれ。貴宏のせいで今回の単行本は純然たる甘々エッチが少ないではないか!まったくもう!
20話のソファーで横になってもだもだしてるレオくんのお顔…好き…21話のリボンちゃんも可愛くて好き…ほんと希雄くんはニブちんだったり頭弱かったらすることもあれど純粋で可愛くて図太くて好き。クソバカカワイイから。
レオの勤務先の開発部部長、女装した男かと思ったら違った…のか?それにしてもレオは一体何の仕事をやっているのだろう。もうちょっとまともな仕事描写してくれないと盛り下がっちゃう。個人的に盛り上がるところしかないと思ったら作品なのに、余計なウィークポイントを作らないでくれ!
レオこと希雄が昼職のアダル○グッズ会社へ就職。
貴宏と生活リズムがすれ違い始めたが、、、
という新生活同棲編の冒頭。
元ノンケの希雄が勤務する新しい会社には、女性がいっぱい。
貴宏的に嫉妬する展開でも待っているのかなあと思いきや、それよりも貴宏の勤務先であるビルで火災が起こり、48時間プレイ宣言したり、まさかの希雄母が家に来るの忘れて、お○らしプレイだったり、、、
ラストのラストで、う”ぇ?!! って声出ちゃった突然の遠距離展開だったりで、情緒が追いついていかないドラマティック? 展開な4巻でした。
個人的には、希雄母が貴宏のことに気がついてて、おそらく気遣って予定あるとか言って、早めに退室しただろうあのシーンにグッときました。
あとは、貴宏が室外機の業者ぶって希雄母に会ったりして、彼なりの葛藤や苦悩などに切なくなったりして、、、
でも、希雄は希雄であんな可愛い感じだけど(失礼!)、貴宏のことをちゃんと好きだし、大切にしたいし、だからこその家族に会わせたい的な発言だったりして、、、
とにかくこの先が気になりすぎて、コミコミさんの有償特典のクリアイスネタを5万回読んで、2人の明るくえちな未来を同じく5万回妄想してしまったまりあげはでした。(爆)
早く続き読みたいです!(図々しいお願い)
感想になります。
4巻目ですね!!転職して昼職についたレオと少しすれ違う2人のお話です。レオママのご自宅訪問もありました。ママ、メルヘンで穏やかで可愛いです。愛されキャラのまれおちゃんが育つわけです。ふふふ
表紙が優しく少し大人っぽい顔のレオで、キュンとしますし、帯にクソバカカワイイ恋人の痴態と入っていて、読む前からドキドキソワソワしました。(単話で追っていたのに^_^)
これからはたかひろの過去の話も気になりますね。闇が深そうですが、まれおなら泣きながら受け止めてくれる気がします。この先の2人の展開に大期待です!
いつの間にかすごく大好きな作品になっていて、電子書籍で全巻購入していたのですが、あまりにも読み返す回数が多いので紙で買い直しました。
(まとまりのない文章になってしまいました。)