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おおお……ピンチの誠一郎からの、アレシュまでもがピンチ?!
誠一郎狙を狙った不穏な事件が持ち上がり、一体誠一郎の身の回りに何が起こっているのか。謎を呼ぶ展開は見逃せないシーンばかりでした。
加えて、アレシュとの距離も縮まる(呼称が少し変化)見どころいっぱいの6巻でもあり、アレシュの可愛いやきもちにニヤニヤが止まらんかったです♪
最初の頃と違って、聖女も第一王子も素敵なキャラクターに育ってきました。ストーリーの成熟度に比例して、キャラクターたちが成長し、生き生きと動く姿を見るのはとっても楽しいです。
1人1人のキャラが立っているので、みな個性的で魅力的なのが良いですね。
ワーカーホリックの誠一郎も大概の困ったさんですが、周囲の面々も誠一郎を困らせるほどのアクの強さでストーリーを楽しく、ときにほのぼのホッコリと場を和ませる掛け合いがクセになりそう。主人公の誠一郎とアレシュがメインのストーリーではあっても、脇役たちがあってこそ2人のストーリーが輝くというものでしょう^ ^
今巻、アレシュが誠一郎を助けたことにより、アレシュの方が倒れてしまうという結果になってしまいましたが、アレシュの誠一郎への愛情の深さや献身性を改めて知ることになりました。
アレシュの家令に身体を休めるようお願いされて少しは仕事をセーブするかと思いきや……やれやれ。労働時間の規定、ノー残業デー、ワークライフバランス、の言葉は誠一郎にはあってないような言葉のようです。
あまりにも過重労働の忠告を聞かないもんだから、最近はアレシュに魔力をもらうためにわざと仕事をし過ぎているのでは?と思うようになってきました。誠一郎の方でも案外、アレシュとイチャイチャするのが好きになっていたりして(笑)
もう魔力供給の名目と言わず、いつでもイチャるような関係になって欲しいなと願うばかりです。
誠一郎に恋のベクトルを向ける人物も出てきて、ますます楽しくなってきました!
次巻では誠一郎が襲われた謎に少しは迫れるのでしょうか。引き続き注目していきたいと思います。
シーグヴォルド司祭が身を挺して主人公を守る姿もめちゃくちゃカッコ良かったけど、基本的に彼が出てくるシーンは私にとって完全に目の保養です。
くっそイケメン…(じゅる
はっ!いかん(拭う
主人公をよく理解している彼の言葉↓もジーンときますね。
「周囲の言葉や先入観に流されず、自分の目で見て考えなさい」
私自身も、1巻では全く分からなかった主人公の良さを今まさに噛みしめてますよ…。
誠一郎の性格やブレない考え方が好きです。
てかそもそも前巻で宰相に「この国に情なんてない」という趣旨の発言をしたとき、すでに大好きになってました私。
司祭と攻めが主人公の取り合いみたいになってるの、体が大変な時に不謹慎だけど萌える。
お見舞いに来た司祭が泣いてるのも萌える。
そして退院時にまた取り合いみたいになってるの萌え…って、え?!まさかの当て馬に昇格(?)ー?!
皆さん…(ごくり) これはますます目が離せなくなってきましたよ…!
そして物語の根幹でもある いわゆる "社畜精神" ですが、今までさんざん「無理をする→攻めに助けられる」を繰り返してきた主人公に若干イラついてきた方もいらっしゃると思います(かく言う私も)。
だが今回ついに!執事さんがビシッ!と苦言してくれます。ありがとう!
(結局あまり勤務態度は変わってないけどw 舌の根乾いとらんどころか、まだビショx2 やぞ!)
いつも仏頂面の攻めも、退院の時には穏やかな表情(笑顔)が。
人を愛することによって自らが変わっていくのですねぇ…(しみじみ
<注意点>
・えいちはありますが、事後上半身のみ
・お互い自分の気持ちをまぁまぁ自覚はするものの、まだ気持ちを明文化・言語化して伝え合ってはいないので、厳密には両想いでは "ありません"
(※読者の目からは両想いなのは歴然)
・緊急時ではありますが、主人公がイストにちゅっとされます
(もちろん治癒目的なので、下心など皆無)
割と序盤からえちはしていて(理由はあれど)6巻までに複数回してるのに、受は割と長いこと攻に対する自分の感情が認識できてなかったりで、2人の関係の進展は結構ゆっくりめ。
でも、攻が受のことを本当に大事に思っていて、そんな攻の愛情を感じて受も徐々に絆されていく感じが見ていて微笑ましい!攻は一見クールなツンデレ系だけど、割とストレートに愛情を出すタイプ。5巻、攻の遠征中に受に送り続けた手紙には、締めにど直球な愛の言葉が綴られてて甘〜い♡
6巻でようやく晴れて両思いになったので、この先はどんどん甘いシーンが出てくるのに期待♪
前巻に引き続き教会編。
魔獣討伐の遠征から帰ってきて一目散に誠一郎の元に向かおうとするアレシュにきゅんとし。
またもや大ピンチ!?の誠一郎に間に合えアレシュ!とやきもきしながらも見守りつつ。
また誠一郎無茶しやがって…の展開だなと思ってたら。
アレシュを見たときに零した言葉と表情!とそれに伴うアレシュの表情!
BL成分摂取できました。
今までアレシュ→→→誠一郎と戸惑いまでしか見せなかった誠一郎からのアレシュへの情が変化してる…!と嬉しくなりました。
あとその後のアレシュのやきもちが年下らしくて可愛い。
図体でかくて顔も険しい男なのにってところがギャップ萌えでにやにやでした。
次巻解決編かな?昔に原作を読んでいるので知ってはいるのですがわくわくが止まりません!
アレシュが協会にいる誠一郎を迎えに行くところから始まる6巻です。
魔獣討伐から帰ったばかりで自身も疲れきっているというのに、誠一郎の治療をするアレシュが格好良くもあり、アレシュの身体が心配でもあって、ハラハラしつつも一気に読んでしまいました。
誠一郎もアレシュも元気になって一安心ですし、誠一郎がようやくアレシュを意識し始めたようで、今後の展開が楽しみです!
シーグヴォルドから好意を寄せられても全く気付かない鈍感な誠一郎ですが、しっかりとシーグヴォルトを睨みつけ牽制するアレシュが格好良かったです!
協会で誠一郎が命を狙われたのは何故なのか。
真実が明らかになる次巻が今から待ち遠しいです!
