電子限定特典付き
魔人の宰相デネブ✕人間の王族アルカドのタイトル通りの幸せな政略結婚物語。
デネブの見た目が一目瞭然人外なのですが、そんなデネブの見た目が「かなりアリだった」と婚姻に積極的だったアルカドが性欲を持て余してからの恥じらいながらの夜のお誘いに行く流れ最高でした。
魔人は魔力を見て夜の営みを察する事が出来るって設定がり、アルカドがデネブの魔力まみれなんだがと指摘されるシーンが面白くて気に入っています。
商業BLデビューの今作で犬太郎先生のファンになりました。
今後も期待しています。
犬太郎先生の作品がずっと大好きで、全て拝読してます。しかしここまでの人外は同人ならではだよな~などと思っていたらまさかの商業。本当にありがとうございます。
タイトル通りまさに幸せな政略結婚のお話なのですが、1話序盤で結婚するので2人のラブラブ甘々新婚生活を1冊まるまる楽しめる最高ブックです。
まさにタイトルまんまの幸せそうな夫夫が描かれていました。
BL作品において人外ものなんてもうそう珍しいものでもない。
だけど、人外の相手役がまったくの“非人型”というのは
あまりないのではないだろうか。
本作の攻め・デネブについても見た目は毛がふさふさで
足元にはわらわら触手が生えていて、まさに魔人。
人型に変身することもない。
極めつけは性器の太さも長さもが人間相手のサイズ感ではないのだ。
どうあがいても受けとの性行為は無理!
なのだけど、最終的には二人の努力が実って身体も繋げる
特大純愛ラブでした♡
見た目はザ・人外でちょっと怖そうなデネブですが、
アルカドを大切にしてくれる紳士な一面や
寝室では溺愛が暴走しちゃうギャップがありました。
人型以外のBLもあり!という新たな扉を開いてしまったようでした。
人外BLは好きですが、ここまで完全に人間と異なる外見の人外BLを好きになるのは、初めてのことです。
初読みは雑誌で、雑誌に掲載されていたから読んでみたというのが本音です。
そういうきっかけで第1話を読んだところ、作品のあたたかさと、人外ならではの魅力に引き込まれました。
タイトル通り、国のために政略結婚するアルカドとデネブ。
異種族の婚姻ということで、結婚の儀式も書類上では済まない契約を結ぶことになる。
わりとさらりと描かれていましたが、印象的でした。
そうして結婚するも、公務に忙しい二人はそれぞれの時間を過ごすことが多いまま。
最初にデネブが宣言した通り、初夜もなく、その後も性的関係はない日々。
そこで明かされたアルカドの本音を知って、作品の好感度が一気に上昇!
そうか!アルカドにとってこの政略結婚は自ら望んだものなんだ!と安心しました。
そうなると、デネブのほうはどうなのだろうと気になりました。
意を決して行動するアルカドにも好感を持てるし、そんなアルカドを落ち着いて受け止めるデネブの包容力も素敵。
そうして、本音を伝え合った二人の本当の結婚生活が漸く始まる第1話ラスト。
メイドさんが喜んでいたのがとてもよかったです。
えちシーンは、それはもうえちえちで!
いやぁ、デネブのあの大きさには本気で驚きました。流石は人外。
魔人の宰相デネブ×人間の王族アルカドとの、異種族夫夫の政略結婚による新婚生活BLです♡
(政略結婚と言っても、アルカドがデネブのことを好みのタイプと思っていたので、ほぼ片想い婚ではあります。この設定がめちゃ萌えた、まりあげは)
初めて書影を目にしたとき、おそらく攻めだろうまさに異形デネブの、首から胴にかけての曲がり具合が好みすぎて、こっ! これは!!
と、アルカド並にデネブに萌えたまりあげは。
あと、個人的にデネブのアルカドを見つめる優しそうな瞳や、長い爪で触れるその姿にトゥンク(古い表現)となり、ナニこの尊い新婚さんは!!!
と、身悶えました。
最初に、デネブから営みは必要ない的なことを言われていたアルカドでしたが、レーベルがBAMBOOさんだし、えちないわけがないじゃない?!!
と思っていたら、案の定普通のえちじゃなかったわけで(興奮)
触手系えちに近いのでしょうか。
そして、タイトルでも触れましたがデネブのtn…がヒトのソレではないので、完全公開されても修正がないという安全性(?)への気づきに、
そうか、、
tnはtnでもこういうカタチだったら修正の波に揉まれないわけで、などと独りぶつぶつ言ちたわけで。
政略結婚なので、お互いの国へ伴侶連れて行くお話もあり、そこでふたりの仲を反対するものが出てきたりしますが、さらに愛が深まり、イチャ甘モードになっていくのが良き良きです。
異形同士、愛し愛され、触手っぽいえちが好きな方には大変オススメの1冊です。
ちなみに、他の異形とヒトとのお話の可能性もありそうだなあと思った作品でした!
それから犬太郎先生、この度は初コミックスおめでとうございました。
今後のご活躍も楽しみにしております♡