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2巻の2人も可愛くってモフモフで最高に癒されました〜(*´∀`*)
1巻のテーマは冬眠でしたが、2巻は遠距離恋愛がテーマ。
とはいっても、ディビスが消防官の幹部学校に行くことになり、試験合格までの7か月だけの期間限定ですが、まあまあ長いですよね。最短で帰れるとしても、冬眠時期に少しカブッてしまうので、ディビスとリックにとっては辛抱どころです。
恋人同士になって1年そこいらの2人にとってはションボリな事案が舞い込んでしまったわけですが、その間の留守を任されたリックはちっこい身体で頑張ります。
この世界にはスマホもないので、連絡ツールはもちろん手紙オンリー。フレッシュな情報共有が出来ないもどかしさはあるけど、連絡の行き違いによるタイムラグハプニングもそれはそれでアリ!
……というか、それでこそ盛り上がるストーリーになっているので、アナログツールの温かみや愛情深さがしみじみときます。
表向きの手紙と裏向きの手紙を書き分けているリックにホロリでした。
遠い場所で試験合格に向けて頑張るディビスには、明るい近況とエールを送る内容を。そして寂しくて堪らない気持ちを吐き出した手紙は机の奥にそっと隠します。ディビスには試験優先で頑張って欲しいとの思いが強く伝わってきて、くぅぅ〜……泣けるぜ。゚(゚´Д`゚)゚。
恋人を思いやるリックの配慮に胸がギュッと締め付けられる気持ちでいっぱいでした。
会えない期間のリックの行動や気持ちがこの作品のメインです。ディビスがほぼほぼ登場しないので、独りで季節をやり過ごすリックは一応楽しそうに過ごしてはいるけど、やはりどこか寂しそうでやるせません。
テイラーやフィン、ディビスの甥っ子やディビスの祖母も作中に登場しますが、それでもやっぱりディビスが側にいないリックからは満たされていないオーラが漂います。手紙を書きながら、ディビスのことを考え愛おしむリックの健気な姿……いい子いい子ってしたくなります。
仕事や家のことを毎日せっせとこなして、急な来客にもしっかり対応して、冬眠の準備もぬかりなくで、なんて働き者なんでしょうか。寂しい気持ちを閉じ込めて忙しなく過ごすリックにまるっと気持ちが入り込んでしまい、感情移入も共感もめちゃめちゃしまくりでした。
1巻のときとは違い、恋人期だから描けたストーリーがあったと思います。恋人を想いながら待つのは恋人の特権ですし、恋人だから甘えたり頼ったり我慢したりと、色んな感情を見ることができましたしね^ ^
そのことにより2人の愛の深さを再確認できたのはこの2巻の良さです。遠距離恋愛明けのあのラブラブを見せられては、遠距離恋愛も悪くないかもと思ってしまうではないですか……っっ!!\(//∇//)\
ディビス側の心理があまり描かれていませんでしたが、久しぶりにリックに触れたときの彼の姿を見るだけでどんな思いでこの7か月を過ごしていたのかが分かりました。やはり溺愛攻めは安定値でした(笑)
四季の移ろいを楽しみつつ、周囲の人たちとも関わりながら、恋人としての絆を深めていくディビスとリックの恋人模様にホッコリと嬉しくなる物語でした。
残念ながらこの先の景色に読者は入り込めませんが、明るい未来が示された道筋に幸せいっぱいで大満足な読後感です。2人が共に手を取り合いながら、いつまでも仲良く過ごしていくことを願っています^ ^
2巻!発売を待ってました。ふたりが恋人同士になって迎えた新しい季節。リックさんはある我慢をせねばならない事態。リックさんが今作もいじらしくてかわいらしくてディビスさんでなくとも抱きしめたくなってしまうわけで☺️
フィンとテイラーともいいお友達づきあいをしているようで微笑ましく。フィンが頼もしくてすきです。ディビスさんからの愛も相変わらず強めでいいなぁ。
もっふりもふもふ、リックさんのしっぽわたしもとかしたいです。癒されました。犬居先生の挿絵がまたスーパーキュートで
どうかこの続編もドラマCDになってほしいなぁ。
久しぶりなレビューです。
ネタバレを含みます。
前作で冬眠を過ごした二人が恋人になって一年半、クマの消防士のディビスが教官になるための学校の入学することになります。
学校に入ったら外出は不可、厳しい勉強と訓練に明け暮れるという学校に一週間後には行ってしまうというディビスに、リュックはさみしいという一言さえなかなか伝えられません。
そんな二人の遠距離恋愛が始まります。
携帯もない、もちろんスカイプなどもない世界。
ディビスが留守にする家を守るために、彼の家に住むリュック。
どんどんディビスの匂いも薄れていき側にいない彼を想いさみしく、萎んでしまいそうになっているのに、訓練で頑張っているであろう彼を応援したくて楽しいことだけを手紙にのせるリュック。
さみしくて疲弊しそうなリュックの前に、ディビスにゆかりのある人々が現れたり、友人たちの気遣いに力をもらったりしてディビスの不在を乗り越えていこう頑張るリュックに冬が近づいてきて…。
伊達先生のお話を読むと先生のその文章からやさしさが伝わってくると思うのは私だけでしょうか。とても切なくても悲しくてもその根底にやさしさ、柔らかさがある。このシリーズは特にそう感じます。
例えるなら、本を読んでいるはずなのに、自分の心に届くのは柔軟剤とお日様でほっかほっかのふっわふっわになった何かで、先生からそれを送られて抱きしめているような感じ…と何言ってんだこいつ…と思われそうですが、なんとなくそう思うのです。
今回リュックがディビスの不在をより感じ、さみしさに押しつぶされそうになった時、彼はある方法を選びます。
まずその方法がとてもかわいくて切なくて、そして強い。リュックのやさしさの中にある強さがまた愛おしいく思います。
ほわほわでふわふわで、でも強くてかわいい。そんな彼らの魅力が詰まった一冊でした。
リュックとディビスが、お互いの不在の間に愛を育てたなら、またいつの日か二人に会える日まで、私も彼らへの愛を育てたいと思います。
今回も優しくて柔らかい幸せな時間をもらえました。
ありがとうございました。
前作がとても好きだったので、発売日をこころまちにしていた作品です。
飲食店でコックとして働くリス獣人のリックと、消防士として働く熊獣人のディビスのお話なのですが、全体的に、ほのぼのとした雰囲気がただよっているお話で、癒し系の作品だとおもいました。
もふもふ系のお話が好きなこともあり、たのしくよむことができました。
冬眠や遠距離恋愛などについて描いていて、興味深くよむこともできました。
読後感のいい、素敵な作品だとおもいます。
前作が好きだったので、続編が楽しみでした。
今作では恋人同士になったリックとディビスが、7ヶ月間仕事の関係で離れ離れに過ごすことに。リックは一緒に暮らしたいと言おうと思っていたのにお預け状態に。会いたい気持ちを抑えて我慢して、ディビスへの手紙を書いたり、ディビスの留守を預かっているとディビスの甥っ子がやってきたり、おばあちゃんがやってきたり、なんだかんだと忙しい日々を送る中、冬眠の時期がやってきて…。
というお話。
相変わらずリックの尻尾や耳の動きの擬音が可愛い笑
ディビスの甥っ子が、ディビスそっくりの無口さ素っ気なさなんですが、心を開いてからが可愛い…良い子すぎました。祖母や、シリーズで出てきたテイラーとフィンも登場します。
会えない期間の2人が、互いに想いながら、成長して愛情を育てている様子にほっこりです。
幸せそうな冬眠生活が好きだった前作ですが、今作の起きている日々が中心のお話も良きでした!嫌な人が出てこなくてほっこり楽しく読書したい人にぴったりです。
リック目線のお話が本編なのですが、ディビスの無口ながらリック溺愛の様子がディビス目線の小話で楽しめます。私もリックの寝言聞きたい!
