電子限定描き下ろし漫画付き
お前と二人で住む家に俺は帰りたい
番から結婚へ。
番になった二人のその後が描かれた続編です!
エリートαから突然Ωに変異した恒吉とβからαに変異した麻川が
紆余曲折を経て番になったのが前作まで。
今回はそんな二人が結婚を意識し始めるところからスタートです。
麻川と番になって日々彼からの愛情を感じ、
仕事も順調で、幸せな毎日を送る恒吉。
そんな中1年記念を迎えた二人でしたが、
麻川が自分との結婚を望んでいることを知り…。
元々結婚を前提としたお付き合いだっただので、
その後結婚話はとんとん拍子に進んでゆきます。
ただ、恒吉の父親への挨拶の段になって恒吉の表情が曇り始めます。
α同士で結ばれた恒吉の両親でしたが、母親がΩと番契約を結んだことを
きっかけに二人は離婚することに。
そんな過去から父親は恒吉に対して強いαであるように望んでいました。
そして、父の自慢の息子であるようにと努力を重ねてきたものの、
Ωに変異したことで“父親の望む息子“ではなくなってしまったと気にする恒吉。
麻川との結婚報告を機にαからΩに変異したことを告げようと
心を決める恒吉でしたが、父親をがっかりさせたくないと伝えられず…。
そんな恒吉の背中を押そうと頑張って父親との間を取り持ってくれる
麻川が本当に良い旦那様でした。
恒吉の父親だって決して悪気はなくて、
息子を誰よりも愛して幸せを願ってくれる素敵な父親なんです。
ただ、妻を失った傷は深く、その悲しみを乗り越えるために
息子に期待を押し付けてしまったというだけ。
そして、息子もまた父親を愛するがゆえにその期待に応えようと
頑張りすぎただけの話なんです。
父親から愛され、愛していたからこそΩへの変異を告げられなかった恒吉。
けれど、息子の変異を知ると涙を流してその全てを受け容れてくれて。
愛しているからこそ臆病で、言葉にできない、似た者親子なのでした。
無事父親と和解をした後は念願の同棲&結婚式!
これまでも既に恒吉への溺愛が溢れまくりな麻川でしたが、
結婚後もそれは変わることなく毎朝出社前に恒吉に
マーキングを欠かさぬ執着&あまあまにもニヤニヤ。
体格的にはそれほど差はない二人ですが、恒吉めちゃくちゃに愛でて、
ときに甘えたになる麻川のデレ甘っぷりに悶絶しっぱなしでした。
突然変異によってαからΩになった優秀エリートな恒吉と、βからαに突然変異した隣人の麻川とのお話の続編です。
なんと言っても今巻では、帯に「ついに結婚へ」と書かれていて、店頭で目にした瞬間から期待大でした。
そして、1年記念から始まる冒頭。
さっそく結婚を意識した展開に、おお! っと気分が盛り上がりました。
で、当然親に報告する問題が浮上します。
麻川の両親はすでにいないため、恒吉の父親との問題にフォーカスが当てられますが、、、
ほかの方のレビューにもありましたが、私塾みたいなのをしている恒吉父。
そのせいで大勢の子どもたちが出入りしているのは、分かります。
が、大事な話をするときにまでそこかしこに子どもがいらっしゃるのはどうなのかなあ、、、
と、気になってしまいました。
そして、そのお子さんたちにも恒吉たちを品定めするミーハーな女性の母たちがいるわけで。
だからこそ、余計に引っかかってしまい、
ぇ…となってしまいました。
で! す! が!!
恒吉父に、恒吉がΩになってしまったことをカミングアウトする、麻川視点で見るあのシーンは、本当に感動しました!涙
描写というか、空気感がめちゃ良きでした涙涙
幼い頃から、呪いのような言葉を恒吉にかけてしまったことを反省し、謝罪。
からの、立派な息子であることは変わらない、と掛けたその一言に、子を大切に想う親の気持ちにグッときましたし、
これからの麻川との生活を歩んでいくなかで、将来きっとこの日の出来事は大切な記憶、経験となっていくのだろうと感じました。
辛い思いをした同士だからこそ得た幸せ。
ラストのコマでは、敢えての日常のふたりを描いたふたりに感極まりました。
ちなみに、メイト有償特典の小冊子は、出張からの、えちいちゃでニヤニヤしてしまいました♡
待望の運命すらも呼吸をとめての続編、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
幸せ 4
男前 3
葛藤 3
しんみり 2
エロ 2
な感じだと思います。
前作に引き続き、麻川さん×恒吉さんのカプです。
ベータからアルファに突然変異してしまった麻川さんとアルファからオメガに突然変異してしまった恒吉さん。紆余曲折の末、パートナー兼恋人となり、番契約を結んだ2人。麻川さんは恒吉さんとの結婚を考え、それに応える為にも、恒吉さんは父親にオメガになってしまったことを打ち明けようとするが…。
幼い頃、父親から誰にも負けない強いアルファになるよう言われたことから、立派なアルファとして過ごしていた恒吉さんにとって、オメガになってしまったことは、父親を悲しませるかも、と打ち明けることに葛藤します。
恒吉さんの父親が、毒親とか悪い印象が全くないからこそ、父親からの「強いアルファ」の思いに応えられなくなったことには、罪悪感や後ろめたさが募って、しんみり描写があります。
恒吉さんの父親とのやり取りがとても重要で、それがしっかり描写されているのはとても良いことなのですが、個人的にはもう少し麻川さんと恒吉さんの日常的なやり取りや甘い新婚描写が読みたかったなと、少し物足りないなと思ってしまいました。
個人的には本編最後、締めの独白が良くて痺れました。可能なら前作から続けて読むことで、その独白の言葉の重みや変化の素晴らしさが、更に分かると思います。
お互いのことを想って気遣って、男前っぷりが増してて格好良い麻川さんと恒吉さんが、葛藤や苦悩を乗り越えて、掴み取った幸せな日々や姿がとても素敵で、読んでいるこっちまで幸福感で満たされるので、是非とも読んでほしいです。
β→αに変異したα×α→Ωに変異したΩのオメガバ―スの続編。
前巻で既にお付き合いが始まっているので、今回は結婚回といった感じでした。
強いαにこだわっているっぽい受けのお父さんに結婚の許しをもらいに行きます。お父さんは私塾をしていて、そこに通う子供たちも保護者も息子がαだと思ってるから、α扱いされてチヤホヤされてΩに変異していたことを言い出し辛くなります。攻めがお父さんと一緒にお弁当を作って子供たちと一緒にピクニックに行ったりしたおかげで親子の間の壁が薄れて、最後はΩに変異していたことも言い出せた感じでした。理解のあるお父さんなので、すぐに「今も昔も立派な自慢の息子」と言ってくれて受けの気持ちも軽くなります。
終始、「いい話」な雰囲気でしたが、感情移入されて泣くほどではなかったです。お父さんはΩの妻(受けの母親)を他のαに奪われた過去があり、「αの中でも勝ち負けが生まれる。負けてしまうとそれだけで価値がなくなってしまう」という考えの持ち主で、自虐を含んだ言葉だと思うのですが、それを子供たちにも言ってしまうところは教育者として嫌だなと思ってしまいました。突然変異後も自ら自分の居場所を作り出しそこで輝いている攻めと受けを見て、ヒエラルキーのトップに立つことだけが人の価値や強さじゃないってことを子供たちにも伝えてくれていたら、お父さんの印象がもっとよくなったように思います。
エモさとしても萌え的にも感情の起伏はなかったですが、ハピエン後の番外編としてはこんなもんかなと思います。
話があるに決まっているのに水入らずどころか赤の他人の子供らがずっといてかなり堂々と立ち聞きしてるのが意味不明すぎて、なんの場面なん?てなってしまった
お父さんの思い入れが戦って勝ち続けるαにしかないのがバカっぽく見えてしまう
会わせたい人がいるって連絡受けててああなる?
つぅか2人も日中はああなると知ったんなら子供らが帰った後に話すことにすれば良いのに…せめて休日は追い返すなり前日に明日はダメだよって言い含めとけば良いのに
Ωに負けたのにαの競争で勝ち続けることを植え付けるってのがよく解らないんだよな
αは負けたら価値がなくなるって塾の先生が言ってたって子供から聞いた親がいてもなんともならないの?
彼が子供に植え付ける価値観と、私生活に子供らを好き放題に入らせてニコニコしている振る舞いとがなんか一致してなく見えて落ち着かない
人間て型があるわけじゃないから、そういう人ってことなんだと思おうとするんだけど…妻に出ていかれた傷が深すぎたのね
あと、多食って言葉で合ってるの?大食でなく?
親の塾にいる子供と個人的にやり取りする?
ちょっと、お父さんの塾の辺りに疑問が湧きすぎて感想がそこを吐き出さないと出てこない
ちょっと寝かせてから再度挑戦したい
何度も読み返し、大好きだった前作。続編が出るということで楽しみにしていました。
ただ、BLにおいての結婚にあまり食指が動かないので、帯にでかでかと書かれた結婚の文字に正直懸念もあり…。
2人の関係性が深く、あまりにも強固で、想定通りと言えば想定通りの展開。
潔いスパダリな受けと実はちょっとヘタレな攻めのジレンマがありつつも、相変わらずの2人らしいやり取りでした。
受け父子の関係やカミングアウト、そして結婚と…お話としてしっかりと描かれていたと思います。
でも萌えは個人的にあまりなかったかなぁ…。既に番になっている盤石な二人の盤石な話って、めちゃくちゃなキャラクター萌えがないと難しいのかも。なんか前作の2人とも自分の根幹が揺れまくってるけど、どうにかしようと藻掻くようなあの感じが好きだったから。。
ちょっとしたことだけど気になった点。大事な話って分かってるんだから父は他所の子ちょろちょろさせてないで、しっかり線引きしようよって思ってしまった。受け父は善人だけどあまり好きじゃなかったかな。
滝端先生、2巻を描いてくださってありがとうございました…!
αを嫌っていたのにどんどんαとして、恒吉のパートナーとして成長する麻川がカッコ良すぎました。恒吉のお父さんへの報告に行くのも、恒吉1人だったらと思うと胸が苦しくて…恒吉に麻川がいて良かったね、と心から思いました。
滝端先生の絵柄が本当に大好きなのですが、この2人…たまらんです…!
お気に入り作品がまた増えました〜♪
突然変異でαからΩになった恒吉と、同じく突然変異でβからαになった麻川。
1巻では、Ωになった途端に周囲の人間たちの態度が一変し、性的にも脅かされることになった恒吉が、プライドや自尊心を傷付けられながらも前向きに努力を続ける姿が描かれていました。
麻川は諦念が強く、αになった事にも拒否反応が強かったけれど、前向きに生きる恒吉に影響されて、自尊心を取り戻していきます。
身だしなみに気を使わずボロボロだった序盤とは違い、ビシッとスーツをきてビジネスパーソンに戻った麻川は素敵でした。
・・・というのが1巻まで。
2巻は恒吉がΩになった事を父親に打ち明けるエピソードがメインでした。
あっさり父親に理解されたら、それはそれで物足りないので匙加減は難しいと思うのですが、ちょっとくどいかな〜と思ってしまいました。
父親が泣き過ぎだったような・・・。
基本的に恒吉メインなので、麻川の過去ももうちょいクローズアップされて欲しかったなぁと感じました。
絵柄は好みが分かれそうですが、成人男性がちゃんと成人男性に見える、骨太な絵柄です。
エチシーンも濃厚。
恒吉はガタイが良いので、しっかり男性の肢体なんですが、エチシーンは艶があって色っぽいです。
地に足のついた、大人向けのBLですね。
運命すらも呼吸をとめての2巻です
ちょっとぶつかり合いながらも番になった2人のその後のストーリーなので、2人の関係にニヤニヤが止まらないのは仕方がない!
引き継き麻川さんは恒吉さんに釣り合うαになるために頑張っております
そんな頑張らなくてもしっかり恒吉さんのαは麻川さんだけなのに、元々恒吉さんはとても素敵なαから突然変異でΩになってΩになってからも頑張ってる恒吉さんの近くにいるから努力を続ける麻川さんを応援したくなるのです
結婚したいけど、釣り合うαになるまでプロポーズ我慢してるのいじらしいな笑
そんな素敵なパートナーがいる本当に表情が柔らかくなった恒吉さんの可愛いが前作よりもパワーアップ、本当可愛い
えっちなシーンの時も番になって甘えられる様になった表現なのか可愛い
麻川さんの原動力になっているでしょう
そして、やっぱり仕事ができる男の恒吉さん、また新しい事を始めます
こちらも確実に麻川さんの原動力です笑
ベースはとても仲良しな2人が見れるのでニヤニヤします
そして、物語の開始時点で麻川さんがプロポーズするのでさらにニヤニヤします
結婚後に名前呼びで旧姓恒吉さんがプロポーズするので最後までニヤニヤします
以降は麻川さんを望さん、恒吉さんを雅さんと書こうかと、、、w
ストーリーの中核は雅さんのお父さんにご挨拶に行くところ
恒吉さんってお父さんにはまだ突然変異でΩになった事を話していなかったのだと思い出し、お父さんの言葉通りのαになろうと頑張ってたなってことを思い出しました
恒吉父はご実家で学習塾をやっていたから、保護者の方も含めて息子の雅さんがαなのを認知していました
なんだか幼き頃住んでいた地域を思い出しました、みんな近所に集まってたまにご飯いただいてたな、今の時代見ることがない風景ですね笑
結婚の報告の時に遊びに来ていた子供達も2人ともαで結婚と聞き、ネットにαはΩと結婚するべきで正しくないって言われた時、バース性関係なく結婚するし幸せになるために結婚する的な事を回答していて、将来お父さん以外に突然変異のΩだと知れ渡っても大丈夫だなと変な安心感を持つシーンあります
からの、お父さんに突然変異を伝えるシーン
ちょっと切なくなったけど、とても優しいお父さんだから最後は涙の理由がこの家族は大丈夫だと思わせてくれるものでした
突然変異を伝える日の朝に、望さんがお父さんとお弁当作りで望さんのことも少し知ってもらえたからこそ、本当に2人が幸せであることを感じてお祝いしてくれる、予想通りの恒吉さんのお父さんって感じです
からの2人の2人の挙式シーンは幸せが溢れていてよても良き、幸せがいっぱいです
そして、今回は番になってからの2人の話なので、えっちなシーンは甘い
記念日にプロポーズからのえっちはそんなに長くないのに雅さん最初からとろとろです、良いです
挙式後シーン後のえっちなシーンは、前作に書かれていたのヒート前はむちむち感アップ(望比※個人の見解です)あるし巣作りでふにゃってなってる雅さんで、そんな雅さんからプロポーズされて望さんも止まらなくなります、良いです
書き下ろしは、挙式後のいわゆる初夜ってやつですね
こちらはほろ酔いで挙式時の映像見ながら幸せに浸ってるえっちしてるので、またお互いちょっと歯止め効かなくなってる感じ、良いです
結論どちらも甘々です、良いです
前作をしっかり覚えてないとわからない部分があるので、読み返した方がいいかと思います
これからも切磋琢磨してお互いを大切にした仲良しな夫夫である未来が見える、読了感がとても良かったです
前巻で誰にも負けないアルファであろうとするその理由がいまいちわからなかったんですが この巻でそこを読ませにきたんだと思ったんですよ
いや 理由はわかったんだけど 父
あ~どぉしましょ ここまだネタバレ禁止区域ですよね
なんだけど ムダ話が思いつかない 昨日が(自分のせいで)散々な1日だったのだけれど それを話し出したら文字数オーバーしそうだし
って そうこうしてたら安全地帯じゃんw
恒吉父が塾経営をしてるのはチラシでわかるんだけど なんの塾なのか不明なまま集まってくる子どもの食事まで面倒みてるの? お料理教室なの?ここ
公園にいくのもあんなに大勢(5人はいる)引き連れていくのに子どもの親は? 急に決まった行事だろうけど引率につき合う親一人もいないで丸投げ? 弁当から面倒まで?
確かに大人は3人いるけど内2人はただ実家に里帰りしてる息子と恋人 塾生に関係ない人じゃん
なんですかね 子どもが喧しいのも原因なんだけど この一連が解せぬ
おかげでやっと自分の身に起こったことを打ち明けた山場に感動もできなかったし 泣けもしなかったあたしッ!((怒))
もお1回生まれ直してこい!って 怒鳴ったさ そりゃモォ こっぴどく叱りもした ケドサァ
いやぁ あれだけ荒んでた麻川の決意にはちょっとヨロっとしましたよ
恒吉と番ってその先を思うだけでここまで変わるのかお前 って ナンダケドォ
んんん たぶんすごい幸せな話を読んだんだろうけど 読みづらかったな
なんか 突然変異を乗り越えてつかんだ幸せ ってなところをより強く見せたかったんだろうけど セリフを読んでるうちに言いたいことがよくわからなくなるというか
アァ ごめんなさい なんだろ?
読解力ですよね 理解力ですよね ないんだわ それがあたしには
ほんとめんなさい 何回か読み直してるうちに理解できるんでしょうかね?
それくらい 幸せ なのはわかるけど何が言いたいのか
あの ちょっと間あけてからもぉ1回トライしてみます 誠に申し訳ありませんでした
因みに ここまでグダグダ言い続けてなんなんですが 万が一 このふたりに子どもが!? みたいな続編がくるなら絶対読みたいとは思ってます
突然変異では可能性は低いんだろうけど 幸せついでにとびっきりの幸せと 父への恩返しを是非
突然変異でαからΩに「転落」した恒吉が、βからαに同じく変異した麻川とお互いの苦しさを越えて結ばれる、というかなりシリアス度の高い前巻から3年。
届いたこの「2」は予想される波乱などではなく、2人のアツい幸せ、ストロングな愛情、揺るぎない信頼、そして暖かな未来が描かれていました…
本作のテーマはズバリ「結婚」。
麻川と恒吉は番契約はしたけれど「結婚」はしていない。
恒吉の方は、結婚はしてもしなくても…と言ってはいたけど、麻川からプロポーズされて自分でも驚くくらい幸せで。
さて、波乱があるとすれば恒吉父への「ご挨拶」。
実は恒吉はΩに変異してしまった事を父親に話してないわけです。
だから、父にしてみたら2人はα同士CP。そしてそれはご自分の苦い記憶と重なっている…
全てを言いたい、でも言うのが怖い、失望させるのが怖い…
そんな想いも、麻川というパートナーがいて2人で乗り越えていけるのですよ。
結婚式もとってもステキ。
出会いからのあの不安、あの困難からこんな幸せが待っていたなんてね。
ハッピー展開のストロングスタイル、やっぱりムネアツです。
神寄りの「萌x2」で。
1巻はシリアスな内容で笑顔が少なかったのがちょっとさみしかったのですが、2巻でたくさん見せて頂きうれしいです。2人ともいい笑顔でいちゃいちゃも微笑ましくあたたかい気持ちになりました。
2人の間でしあわせならそれでいい。でも周囲に認めてもらえるとよりうれしい。バース性の生きづらさを乗り越えて祝福される2人が描かれていました。
恒吉の父親に突然変異Ωであることを伝え結婚を認めてもらってよかった。
雅のことを思っての「強いαになれ」は呪いにもなる。雅は父親のその言葉を力にしながらも苦しみにもなった。
そのことを父親もわかって詫びたところがよかったです。父親もまたバース性にとらわれていたんですもんね。
結婚式のシーンはなんぼあってもいいですね。
2人ともかっこいいしお似合いだしとてもしあわせそうでした。
恒吉がまた本社に戻ることになるのが社会的にもいい変化。
お互いの強いところや良いところを尊敬したり信頼し合ってベタ惚れな新婚さんがステキでした。
とても美しい作画で眼福の一冊
お話は二人のこれからの話
突然変異でバース性が変わってしまった二人
それぞれに思うところはあって、特に受けの方は父親の過度な期待を背負っているのが前巻にもあったので、波乱なのかと思いきや‥
とても思いやりにあふれた展開でした
それぞれの思い合っている気持ちが伝わってきて素敵でした
壮大なお話だったので、満足感がすごいです
最初の頃からは想像もつかないほどの幸せそうな二人がたくさん描かれてました
麻川と恒吉に関して言えば、何の心配もない安定の番っぷり!
殺伐としていたシーンが多かった1巻に比べ、2巻は両者の甘みを含んだ幸せテイストがやたらめったら沁みました。
2巻のテーマは"家族"。
番同士の2人は結婚してなくて、いわば事実婚の状態でした。それが、結婚というステップへと進むことで、名実ともに家族の関係になることが今巻の見どころです。
そうなると、恒吉の父親に麻川を紹介する流れとなるわけで、今巻の中で一番緊張感が走る展開が待ち構えています。1巻でも少し言及していたけど、恒吉の父は恒吉がαであることを誇りに思っていて、そのことが恒吉の心をずっと縛ってきた元凶でもあります。
要は、過去の家族間トラウマとも、父への負い目とも対峙しなければならなくなった実家帰省で、恒吉がどう父親と向き合うのか、そのとき麻川は恒吉にどう寄り添うことができるのか。αからΩへと変異した事実を父に告白するその瞬間まで、三者から目が離せませんでした。
なかなか父に言えないままでいる恒吉のペースを温かく見守っている麻川が本当に良い寄り添いをしてくれます。スーツ姿もカッコいいし、こんなに良い男だったっけ?と麻川の素敵さに改めて気付かされっぱなしでした^ ^
恒吉と結婚を強く望む意思もそうだし、「お前と二人で住む家に俺は帰りたい」とのプロポーズのセリフもカッコよくて惚れる……。欲しい言葉をストレートに伝えてくれる麻川の想いに触れながら、麻川の愛に身も心もしっかりと預けられる恒吉の信頼の情もまたグッときます。
前巻からの流れを汲んだ父との関係が見事に回収され、素晴らしい読後感に繋がるストーリーでした。これ以上ない多幸感溢れたラストもすんごく良かった。
バース性によって誰かを蔑んだり、卑屈になったり、αはこうでΩはこう、βは……などなど、個人の性格や個性よりバース性の評価や偏見が先立つ社会が変わっていくと良いなと願っています^ ^
ああ、もう…!!
読んでいる間も、読後も、たまらない幸福感(※切なさもあり)に包まれる
光の続編でした。
読後の興奮が冷めやらない..フーフー...!(興奮の鼻息)
以下、そんな状態で思いつくままにレビューを書くため
少々荒ぶった感じになってしまうかもしれません;
1巻を読み返し、その後番外編の「巣作り」のお話、
そしてこちらの2巻を続けて拝読しました。
1巻がシリアスで切ない展開多めなだけに、
2巻に溢れる幸福感の眩しさが半端ない…!✨
特に1巻と並べた時の、この恒吉(つなよし・受け)の表情の変化といったら。
恒吉の柔らかな笑顔に、自分も頬が緩んでしまいます(*´◒`*)
そして二人の指にきらめく指輪。固い絆!
がっちり恒吉をホールドする麻川(あさかわ・攻め)の手が
愛と執着心と独占欲を表してますね、良き。最高です✨
今作は前作ラスト、番になって”一年記念日”のお話からの続き。
すっかり記念日を忘れていた恒吉と、しっかり覚えていて
準備万端な麻川とのコントラストにニヤニヤしてしまう〜(。-∀-)
そしてメインは「二人の結婚」、名実ともに家族となる二人。
シリアスなパートは恒吉父へのご挨拶、バース転換のカミングアウト...
といったところ。(麻川の両親は二人とも他界してるんですね..)
ある日突然、Ωと番って出て行ってしまったという
恒吉の母親。
それから男手ひとつで恒吉を育て上げたお父さん、
「雅(まさる)」と呼ぶその呼び方や表情から、
愛がいっぱいに伝わってきます。
そして、そんな父親を見て「立派なαになる...!」と
努力に努力を重ねてきた恒吉。
Ωへの変異のことを伝える決意をしてきたとはいえ、
そう簡単には告げられないよね...
「番になった」と言えず、「付き合ってるんだ」と
言い直すシーン。
そして麻川との顔合わせ当日、結局本当のことは言い出せず...という展開に
胸が痛みました。
そんな恒吉の様子を見て、「俺が支えるって決めたのに」と
もどかしい思いを抱えるスパダリ未満な麻川!
その姿に、なぜか激しく萌えてしまった...
1巻でも男前なのは終始恒吉の方で、
麻川は最後の最後にやっと、恒吉に向き合った感が
強かったかと思うのですが。
この続刊、恒吉の強さ、男前度はそのままに
麻川の内面や態度の変化(甘いんです...♡)が現れているのが
たまらなく良いです。
「頼れる男に、俺はなる!!」な決意に痺れる。
”お父さんが誇りに思えるようなαにならなくちゃ”とか、
”Ωはαと番うべき、それが「正しい」道”だとか。
バース性に対する偏見、しがらみ、
たとえα同士であっても優劣を付け合うことが普通に存在する
(事態は好転してきたとはいえ...)辛い世界観ですが、、
そんな中で麻川が力強く告げた
「正しくても正しくなくても、俺はこいつと結婚する」という言葉が、
前に進む勇気と何かが変わる、変えられる...という希望を与えてくれる気がします
バース性によって辛い別れを経験し、意図したことではなくとも
息子(恒吉)に影響を与えたーという自覚のある恒吉父。
そんな父の言う、「バース性なんて関係ない」という言葉と謝罪は、
深くて重くて、愛に満ちてる( ; ; )
そして11話で始まる、二人の新婚生活!!!
他愛のない話をしながらの朝食、出勤前の「マーキング」と称した(?)
夫(恒吉)吸い!(*´∀`*)キャー...
幸せすぎて心弾み、リアルに小声で「キャー」と発しちゃってました。。
欲を言えば、、というより、ちょっと気になったのは、
麻川の方に籍を入れるんだ...!?ということ。
バース性の突然変異や、Ωでありながら実力を発揮して課長補佐になり
再び輝く恒吉...と、
いろんな”普通(と思われていること)”とは違うことを経験してきた
二人だからこそ、既存の枠組みの”結婚”とは違うところ
(↑別姓のままとか、麻川が恒吉姓になるとか)が見たかったかなあ。。
と、そんなことをちらっと思ったりもしました;
とはいえ!
光溢れる結婚&新婚生活編、その満足度は
文句なし!の星5つです(5つじゃ足りないかも)。
筋肉×筋肉、男の肉体がぶつかり合う濃厚エッチと
その甘さにも蕩けてしまった...//
ラストの濃厚な情事の後、
恒吉にもっと甘えて欲しい…と「ぶー」って顔する麻川!かっわいいなあ...!
描き下ろしの「結婚式の動画を見ながら」プレイは、
ぜーーーーったい麻川の性癖だと思うw
で、ずっと名字で呼び合ってきた二人が名前で呼び合う様が
ハートを直撃してきます。た、立ち上がれないわ...!
甘くて甘い言葉責めと、へとへとになるまで抱き合う二人の姿を
たっっっぷり楽しめる、極上のラスト&描き下ろしでした:*+.
1巻での、あの辛くて辛くて辛い(涙)経験も
全て糧にした二人の愛おしい幸福な日常。
大・感・謝!しかない、光の続編、結婚&新婚生活編でしたー...!BIG LOVE.
★修正:紙も電子(シーモア)もtn白抜き;