「好きだ 陸」

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何でもいいから消えてくれ 4

nandemoiikara kietekure

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表題作何でもいいから消えてくれ 4

鴫原 洋二
高校3年生、陸の元恋人
八度 陸
高校2年生、鴫原の元恋人

その他の収録作品

  • 描き下ろし「もう少しだけ」、あとがき

あらすじ

本気じゃなかったら 許さない

媚薬を盛られた陸が求めるのは、鴫原だけだった。
不安や猜疑心が消えたわけではない、だけど過去には見せなかった
鴫原の丸出しの独占欲によろこびを隠せない陸。
ふたりに甘い時間がながれる中、北白河の店に行くという鴫原に
ついていくことにした陸は……

危険区域、侵入。束縛×独占×求愛エクスタシーの第4巻!

作品情報

作品名
何でもいいから消えてくれ 4
著者
ひなこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics iHertZシリーズ
シリーズ
何かいいの見つけた!
発売日
電子発売日
ISBN
9784813034513

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46

4.7

(141)

(109)

萌々

(24)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
19
得点
663
評価数
141
平均
4.7 / 5
神率
77.3%

レビュー投稿数19

洋二×陸の物語にようやく変化が!

一途で健気で可愛かった受けちゃん陸を
深く深く傷付けたド腐れクズ男の攻め様の洋二

別れてからは一切の連絡を絶って日々を過ごしていた二人も陸が同じ高校に入学したことで再会を果たし、そこからは数多いるセフレとの関係を維持しながら陸に対して並々ならぬ執着を見せる洋二のクズっぷりがある意味爽快な1~3巻でした

そんな二人の関係性も4巻で大きく変わります
洋二にとって父と関係を持っていた憎い「男」への復讐と、洋二と陸それぞれがお互いへ抱き続けていた恋心に向き合うメロキュンな回でした

メロキュンと表現するとふわふわ甘々なイメージを持たれると思いますが
乱交しまくっている違法風俗の真っ只中で
お互いを想い合うシーンが印象的なので
ふわふわ甘々ではないですが
二人にとってはメロキュンな回だったと確信しています

復讐を果たした時の洋二の笑みはマゾであろうあの気持ち悪い男の性癖にぶっ刺さってしまっているのではないかと心配ではありますが…。
最後まで気持ち悪い男だったので
同情の余地もありません

洋二の執着度合いはそのままで
今後は陸くんとのラブラブ展開に突入していって欲しいです

11

ドコに向かって行くのか…全ては次回明かされる…⁈

絶好調に北白河が気持ち悪い~~~~~щ(*Φ皿Φ*)щ
そして、、、
修正が見事なまでの絶不調っぷりに耐え難い衝撃が走っている…(((φ(◎ロ◎;)φ)))

いつもならレビュー最後に書く修正をこんな冒頭に書いてしまう程にやっぱりショック、、、
っていうか、、、私の中の「最後の砦の大洋図書さま説」がココに崩壊となってしまったのだろうか、、、(๑ºдº๑)アワワワワワ…という動揺が隠せない…‼
この辺は改めていつも通りに最後に分る範囲での情報を載せようと思います(一応この情報収集の為に実はレビューを上げるのを控えてました)

さて!気を取り直して4巻です
「洋二 VS 陸」状態からの完全なる脱却となったのでしょうか、、、
4巻は「VS構造」から歪みは感じるし、全てを額面通りに受け取れるほどの安心感は無いけれど、、、
それでも「洋二×陸」というBLらしい状態にまではなって来たように思います

それもこれも4巻の終わりと巻末の先生のあとがきを拝見しての
合わせ技あっての事‼とは思うのですが、、、((꜆꜄`•ω•)꜆꜄꜆

何はともあれ、、、次回が最終巻との事‼と考えると、、、
この4巻は5巻への布石、と捉えるのが真っ当な様に思います!
と、同時に、、、心のドコカで私自身が真っ当を求めているのかどうかに自信を持って答えを持っていないようにも思います(๑ºдº๑)
最後まで惑わされたい…!Mッ気全開でそんな刺激も求めているような、、、?
ぃゃぃゃ…!大団円で糖度マシマシあってこその最終巻でお願いします~~~‼というビビりで平和主義な私も居る、、、w
そんなどうしようもない不毛な闘いを脳内で繰り広げる事すら幸せです♡

ひなこ先生の思い描くままの世界を、ただただ楽しみに享受出来る事が
きっと何よりの願いだと思っています(*˘︶˘*)

今回もたくさんの感情バロメーターを動かしまくって下さってありがとうございました٩(๑´3`๑)۶


修正|先ず今巻から完全なるライトセーバー修正に。。。
しかもすごい無粋な楕円形のデカデカライトセーバーで、元が元だっただけに余計嫌さが増す修正具合です(ー_ー)
押し寄せる修正規制包囲網にも大洋図書さまだけは果敢に抗ってくれていたと思っていたのに、、、( ;∀;)
もしかして今作だけとかそんな事もあるのかも知れない、、、⁉という事で、同日発売の大洋図書作品の修正状況を確認、、、あ…あれ、、、少ない描写だけどやっぱり白抜きになっている。。。で、でも…!デビュー作だからかも知れない⁉と思い直し、他の大洋図書配信作品をチェック!
すると、、、10/4に好きな作家さまの新刊情報を発見!過去の先生×大洋図書作品の修正は性器描き込みが少ない作品ではあったけれどもほぼ無修正‼ここに一縷の望みをかけてみましたが、、、

確認した感じ、本作程のビックリライトセーバー修正では先ず無かった事に少し胸を撫で下ろしました…!が、以前ほどの「無修正」とは言えない感じ。。。

大洋図書さまが改悪に振り切ってしまった、、、。゚(゚´Д`゚)゚。と判断してしまうには時期尚早ではありそうだけれど、油断は出来ないのかな、、、?とは思っています
次回が本シリーズの最終巻
せめてシリーズ終わりまでは修正レベルをKeepして欲しかった、、、‼
最終巻、、、4巻よりはどうか上方修正して下さる事を願っています(>︿<。)

8

変化

表紙のふたり、これまでと違って
ちょっと恋人な雰囲気出てない…?
そしてこの帯!ド直球な告白キタ!!
と、手に取ってひとり大興奮(笑)
でも内容は安定のダーク&ヘビーで、もちろん甘さは控えめ。
ただそんな中にも光が見える展開になっていた4巻でした。

ぐちゃドロに重たすぎる執着を向けてくる洋二への拒絶は前巻あたりで少し薄れていた陸ですが
洋二の言動に"裏"が見えないところが増えてきたことで、冷えていたその心に少しずつ熱が戻っていくのがわかります。
手放しで信じることはできないけれど
柔らかく笑う洋二の笑顔に揺さぶられたあたりでもう、陸は自分の気持ちと向き合う覚悟ができていたのではないかなと思いました。

このままの流れでお互いに歩み寄ればグッと距離が縮まるか…?というところで、
またしてもふたりの仲を搔き回す例の奴が登場。
洋二パパの愛人だったからきっと洋二にも色目を使うんだろうなーと思っていたら案の定で、
想像以上に生々しい誘惑は不快を通り越していっそ清々しいほどだったけれど。
それをしっかり利用して復讐にかかる洋二の華麗な策士っぷり、お見事でした。

そして。
あんな場所でセックスして大丈夫か?というところからの、ド直球告白っ…!たまらんすぎる…。
それに応えた陸の言葉からはふたりがこれまで歪んだ関係だったことが伝わってきてちょっぴり切なかったけれど、
それと同時に本当は洋二を求めていた陸の本心がしっかり見えていたのがすごく良かったです。

次巻がラストになるかもとのことなのでどういうところに着地するか予想しつつ、楽しみに待ちたいと思います。

8

たまに忘れてしまうけれど、洋二は高校生w

洋二のお父さんがすごい気になります
3巻、4巻の感じを読むと北白河とは流石に切れてはいると思うのですが、北白河が未だに執着する感じからすると、相当な手練れなんだろうな・・・

洋二を歪ませた要因が父にあるとは思うけれど、個人的にはすごいこのお父さんの人生にも興味が湧いて仕方ないです

そして、北白河と洋二の再会は偶然だったみたいだけど、結果的にはこの再会が洋二と陸の関係性を一気に前進させたとは思います
これってもし、北白河の件がなくても洋二の変化って陸に対して起こったのかな?
それとも洋二の変化は友人の善治の禊の影響が大きいのでしょうか?
あまりの彼(洋二)の変化に私自身がまだ追い付いていけておらず、良い方向に進んでいるように見えるのに、どうしても安心し切れないでいます
そして不謹慎かも知れないけれど、安心し切れない所にこそこの作品の面白さを感じてもいます

でも、陸がこれ以上傷付かないといいのにな・・・とも願っております!

それにしても洋二が高校生という事を忘れそうになる事が多い中、中庭のランチシーンとかあると普通に高校生に見えてしまう所にひなこ先生の人物描写力と雰囲気の構築の上手さをしみじみと感じます

やっぱりひなこ先生の作品って魅力に満ちてますね
大好きです!

8

ここまでくるのに随分と長い時間が経ったように思える道のりだった

トンデモない乱交パーティーに巻き込まれてしまい、それだけで心臓に悪い状況なのに、北白河が予想以上に頭イカレてて気持ち悪いのが更にワをかけて最低最悪なシチュエーションでした。モブもちょいちょい絡んでくるし、はぁ〜…シンドかった。゚(゚´Д`゚)゚。

今回のターンには大きな展開が2つあって、北白河へのギャフンと、2人の恋愛の進みの部分です。特に後者は、やっとここまできてくれたかと安堵しました。
元はと言えば、鴫原が陸と付き合ってるのに誘われたら誰とでも寝るようなゲスな行動をしていたせいなわけで、自分のやったことの後始末がここにきてようやく報われたといった感じです。
鴫原がどうこうというより、陸の中に燻っていた鴫原への想いに助けられたところが大きいかな。普通なら、誰とでも寝るような彼氏なんてお断り案件なんですが(しかも悪びれない)、鴫原の粘着質な執着攻撃を受けても突き放しきれない陸の内面を見抜いたサイコパス男の執念は賞賛に値します。

鴫原が「悪かった。ゴメン」で片付く問題だったと思うのに、ここまでになってしまったことを次への教訓に繋げて欲しいです。
生まれ変わった鴫原ならもうバカなことはしないと期待して、これからは陸の気持ちにちゃんと寄り添ってくれることを願います。

それにしても。
北白河の罠にかかってピンチの中、アブノーマルな状況で陸からの嫉妬を受けて密やかに悦に浸る鴫原の姿はやっぱ並の神経してませんね(笑)こんな男に捕まってしまって陸は大変だと思うけど、鴫原のことを完全に拒絶しきれなかった陸も大概のメンタル強者。
ダークな背景を背負うカップル2人の恋愛模様に翻弄され続けてきましたが、その暗さが2人の魅力を増幅させていく萌え感は他にはない唯一無二だと言えるでしょう^ ^

次が最終巻とのことですが、もう既に頭の中は5巻の妄想で頭の中がいっぱいになっています。どんな2人に会えるのか楽しみです。

7

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