俺たち今、どの距離にいる───?

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同じではいられないから

onnaji deha irarenai kara

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表題作同じではいられないから

榊八千代
弁護士
高坂藤次
工務店勤務

同時収録作品同じではいられないから

滝瀬聖人
彫金師、元恋人
高坂藤次
工務店勤務、元恋人

その他の収録作品

  • 「閑話|雪の降る日の帰り道」「bonus track.1」「bonus track.2[描き下ろし]」

あらすじ

八千代と藤次、再会から半年──
会って飲んで、泊まって…お互いの“今”を知っていく。

どんな関係でもいい、一緒にいられたら
それは本当の気持ち、だけど…

わがままでいてほしい 甘えてほしい 抱きしめたい
膨らんでいく欲望に、ないまぜな感情が影を落とし…

『愛だなんて言わないから』続編
名前のない関係は、形を変えていく。

作品情報

作品名
同じではいられないから
著者
日暮くれ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics iHertZシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813034667

ちるちる評価ランキング

16

4.3

(54)

(32)

萌々

(13)

(7)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
16
得点
234
評価数
54
平均
4.3 / 5
神率
59.3%

レビュー投稿数16

同じではいられない、けれど、わかろうとすることはできるから、、、

八千代と藤次のお話、続編です!

再会から半年後の世界線なのですが、とにかく心理描写が丁寧で、相変わらず二人の恋の行方はゆっくりと描かれておりました。


そして、今作でも藤次の元カレ聖人もちょっと登場するのですが(というか、藤次が聖人の個展にやって来る)、聖人がいい人すぎて、気遣いの方向が違うよ!! と、叫びたくなりましたが、
聖人の話す、ふたりを見ていたら、、、のくだりが分かりみすぎて、かなり切なくなってしまったまりあげは。
もう一度言いますが、本当に聖人がいい人すぎる~~!!(歯がゆい)
幸せになる権利、ナンバーワンすぎます!!
藤次とのあのような別れ方がかえって辛すぎましたね、、、涙


と、先に聖人の話になってしまいましたが、最後に藤次が八千代の体調不良の件によって、タイトルの伏線を回収してくれました。
それまでは、お互いせっかく再会し、この距離感を崩したくないという一心で、
とくに八千代が藤次に気を遣いすぎて、なんとも名状しがたい関係を続けており、もどかしさでいっぱいでした。

ですので、本当にラストのあの一緒に暮らすことをお試しで始めたあの一歩は、
モダモダしていたふたりにとって、ふたりの関係が前進した大きな一歩だったなあと感じました。


まだまだこのお話は続きますよね??
やっと、ストーリーが動き始めたと思いますので、、

もしくは、聖人のスピンオフでもいいので、また三人のお話を待っております!

0

八千代くん

八千代は本当に難儀な男だなあ。切なくなる。
ずっと蓋をして耐えて犠牲にして努力してきたんだなあ。
でもそれを救ってくれるのが世界で藤次 ただ一人。
八千代がだんだんと、幸せとか欲望とか嫉妬とか人間くさい感情を持ちはじめる過程が良い。
そして着実に心からの笑顔が増えていく。本編最後のコマなんて、2人ともこれ以上ない良い表情で、思わず涙ぐんでしまった。


八千代が、藤次と出会えなかった世界線を想像しただけでゾッとします(ファンタジーなのに感情移入してしまう。ちなみに、藤次は八千代と出会えてなくとも平凡に生きられる予感)
同じ過ちを絶対に繰り返したくない八千代が、慎重になって次に進まないゆっくりさも、私は好きです。名称がつかない、2人にしかない関係が素敵です。

そしてボーナストラックがボーナストラック以上の役割を果たしている、というかそれ見ないと完成しない。トラウマの下り階段で、藤次から手を差しのべるのがジーンとくるし、ヒトメボレのひと言で読者として救われた。

とは言えどうしても続編が見たい。八千代の生い立ちや家族、ボタンの現在、聖人、匂い、そしてやっぱり薬指のホクロに触れてもらいたい。

あとは、、普段前髪を分けたり上げたりしている男たちが、オフでおろしてる姿からしか得られない栄養がある…メガネも良き…

こんなに余韻に浸れる作品、久々です。

1

その人だけの安全地帯

恋愛は多少なりとも自我が強くないと「想いを成就する!」というのはイージーではないとは思う
そう思う私にとって八千代と藤次の愛とも呼べず、でも恋しく感じ、大事に想い合う2人のお話しはなかなかに予期せぬ感情を刺激されるものでした

「自分達2人の恋愛」にまだ成り切っておらず、でも自分の抱えられる腕の中からは零れ落ちて行く迄には溢れた感情を互いに持つ2人
相手を通して自分を見返してみたり、相手が自分の為に変わろうとする事に嬉しさを感じながらも元の良さも失わずに居て欲しいと思う献身さも伺える
非常にもどかしい

こうして書いてみると、完全なる両片想い状態なのは明白で両想い成就迄あと一歩!みたいに感じるので、応援不可避に見えるのに、、、
やっぱり続刊でも悲しい事に私自身は諸手を挙げて大歓迎!って感じでは応援出来た訳ではなかったです

それは、、、
やっぱり2人共、どこか自分事ではないように見えてしまうからなのかな~。。。
「自分の気持ち」や「相手の事」を〝自分なりに〟捉えてはいるのに、『自分たち2人の恋』という事に対しては〝一緒に〟という視点になかなかならないからなのかな。。。
ココ迄来るだけでも身近な人をそれなりに振り回して来た筈なのに、、、
それでもまだエンジンが掛からない事に私は少しジリジリしてしまったのだけれど、これもまた彼ら2人の自然体の姿を先生が描いたカタチなのだろう、と受け取りました
「読み物としての2人」ではなく、先生の中で息づく等身大の2人のままの姿を見届けられた!という気持ちには何度も読んでみて治まって来た様に自分の中でなりました

それでもちょっと胸が痛くなってしまったのはやっぱり聖人のお話し―――…
その中でも彼の想いが藤次に届き切らなかった事が何とも苦しかった、、、
彼の精いっぱいの餞でもあった別れを〝頑固〟と捉えられた事…
ここは読んでいて苦しかったし辛かったし、少し悔しさも感じました

再度〝等身大の…〟と…、、、藤次の身に寄り添ってみて、、、彼の性格を考えた時に、藤次には理解を求める事が難しかったんだろうな、、、と。。。
それにしても!ではあるんだよなぁ。。。という気持ちは燻ってはしまうんだけれど、、、
聖人に向かってカフスを笑顔で「渡したくなったら~」なんて言えてしまう屈託のなさょ、、、
渡せなかった/渡さなかった聖人の気持ちを分からないというのもまた藤次らしさなのだろうな、、、w


最終的に感じた事は、誰かの悲しみの上でもあるけれど誰かの後押しでもある上で繋いだ手をどうか離さないで欲しいな、と願うお話しだったな、と。。。
特にどうか藤次は同じ事(失ってから気付く…)を繰り返さぬように、、、と願ってます

私に取っては釈然とする訳では無いお話しだけれど、全員がそれぞれ『自分の安全地帯』を求め続けて行く事に未来を感じる事は出来ました

藤次のおばあちゃまが手にしてた瑪瑙の石言葉は【調和・共生・安定】だそう
それぞれのカタチで馴染んで行くように時を刻んで行くんでしょうね( ˘꒳​˘ )✧

前巻に続き、やっぱり聖人には彼の思う幸せのカタチの中に居て欲しいと1番願って止みません(*˘︶˘*).。.:*

たくさん考える事が出来た作品でしたので、おススメし難い…という☆3評価ではありません!!
この作品が響く読者さまが多い事も納得出来ます(´ ˘ `*)
単に私の好みの問題で今回は評価をさせていただきました<(_ _)>

修正|不要~

2

No Title

これはこれは…。まさか続巻でこういう描き方をして、こういう終わり方をするとは思いませんでした。(ボーナストラックで、ある程度の方向性は見えましたので安心しましたけど)いや~ちょっと驚きました。でも素敵ですね。

出てくるキャラクターたちが本当に大好きです。セリフもしみるし、行動もちょっと心配になったり、もどかしさをおぼえたり…。
特に繊細な八千代が苦しいですね。元嫁も言ってましたが、藤次とのことも自分一人で抱えてしまっているようで。反対に藤次は苦しかったらあの性格がゆえに、わりとストレートに吐き出していますよね。大人な八千代、もう少し欲張って、頑張って、前進してほしいなぁと応援しながら読んでいました。八千代の過去を引きずってる臆病さとか、藤次を待つ姿勢は大好きですけどね。表紙の絵もそんな八千代が表されていていいなと思いました。

またこの2人のお話を読めますよね?楽しみにしています。そうそう、聖人も救われてほしいなー。

1

ゆっくりとじっくりと

「愛だなんて言わないから」の続編。
一緒にいること、愛があることを確かめ合ってから半年。まだ互いの距離を掴めない八千代と藤次。ふたりの物語の続きも結婚式からはじまります。

今巻もセックスや絡みはありません。描き下ろしで軽くキスをしていますが、直接的には書かれていません。ゆっくりと自分の気持ちも行動も相手と探り合いながら、でも激しい情熱を隠しつつも愛を育んでいく様子がふたりの過去、現在を織り交ぜながら丁寧に描かれていました。
ふたりが会わなかった高校卒業後にどう過ごしていたか、その間なにを想っていたのか、一週間の同居生活、ふたりでの旅行。また、藤次の元カレの聖人が思っていたこと、藤次が過去の自分の無神経さの気づき、八千代の元嫁との結婚・離婚のことなど、前巻で気になっていたところもちゃんと描かれていてよかったです。(聖人、幸せになってほしいな。スピンオフこないかな。)

ある意味、淡々と、そして大きな事件もないまま日常が過ぎて、その日常の中で人が考えていくのが現実的で、じんわりと胸に響いてきます。すごくいい作品。iHertZレーベルならではの秀作です。

以前の伝わらなかった気持ちと自分じゃわからなかった気持ちを「愛だなんて言えな」かったけど、今、確実に愛になって昔とは「同じではいられない」ふたりの物語でした。

2

もだもだもだもだ…

 とてもじれったくなる2人です。前作の終わりから、もう少し踏み込んだ関係まで行くと思いきや、慎重というか臆病と言うか…

 しかもそのじれったさにときめくと言うよりは、切なく苦しい。受けの藤次のあっけらかんとした、かつ温かい性格が作品の救いと言うか、一筋の明るさのようになっています。
 攻めの八千代もそこに惹かれたんだろうけど…八千代の踏みとどまる、踏み込めない性格が、重く切なく苦しかった…
 ただじんわり温かく切ないので、しんどい読後感にはなりません。

 そして他の方もおっしゃっていますが、当て馬ポジションの聖人の独白が…これまた切ない。苦しい。ここだけで読み切りでも楽しめそうです。

 しっとりと読みたい時にオススメの作品です。

0

綺麗事ばかりが恋愛ではないのもリアルでもあり、キャラが大事にされた証なのだろう

前のお話しが私には難しかったのですが、その後色んな方の感想やレビューを拝見して感じ方の違いなんかを勝手にw教えて貰って私なりにこの作品の読み方に向き合って今作を読みました

正直言えばこの続刊も簡単に理解出来たり共感出来たりはハードルが高かったのですが、綺麗事ばかりではない!という点はストーリー都合で進めずにすごくキャラの性格を大事にしてる部分なんだろうな、と感じました

画一化されたBL世界の中だけの物語ではなく、日暮くれ先生の中で生まれた八千代と藤次のお話しだったからこそ削ぎ落しきれなかったけれど、恋の物語から零れ落ちてしまった事もあったんだな・・・と受け取りました

色んな視点から見る事が出来る「同じではいられないから」という作品タイトルに色んな想いが去来する読書感でした

前巻だけで読み終わらずこの続刊があった事、読めた事はプラスになりました!

2

No Title

わぁ…3話が衝撃でなかなかメインふたりのお話しが頭に入ってきませんでした。

サイドストーリーではなく物語の中盤…3話で聖人のお話しが挿入され……
「久し振り」(ニコリ)ほんとはすぐに抱きしめたかったとかもう苦しい。
救いがあったらいいなと思っていましたがまだ一人でいました。でもそんな気もしていました。。
あのときそう思っての行動だったのか、ずっとその気持ちを抱えながら過ごして来たんだね…と思ったら切なくて仕方ありませんでした。
いちばん聖人に感情移入できます。前巻もそうでした。。
カフス売るわけないじゃんね・・・(涙)
前巻と見比べましたが更に哀愁漂う姿に~!!あぁ…
すぐには無理でもどうか幸せになってほしいです;;

幼少期の彫刻刀エピがすごく好きでした。
激重なのにここまで相手に出さないで隠し通せる当て馬すばらしいよ・・・

2

あの素晴らしい余韻を壊さない

前作「愛だなんて言わないから」の終わり方に惚れたので、続編となるこちらは読むか迷ったのですが、これは本当に買って良かったです。あの素晴らしい余韻を壊さない、そのままの空気を味わえました。並べてみると、表紙の変化も良い!
確実につながってはいるけど、名前の付けられない関係で在り続ける藤次と八千代。今回は、これから一緒にい続けるために、二人の間にある小さな溝を一つ一つ埋めていく作業を見ている気がしました。描写がとっても丁寧。
聖人は変わらずイイ人で、でも決してキレイなだけじゃない内面を晒してて、人間的な魅力を感じました。聖人にとっての藤次も確かに唯一無二の存在で、軽々しく別の人と幸せになって欲しい、なんて言えない感じ。
ただちょっと思うのは、全体的に文字で伝えようとしすぎてて、小説向きに見えてしまいます。まあ静かな作品世界には合ってるんだけど。
じっくり相手を見極めながら、無理のない歩幅で踏み込んでいく形なので、進展はとてもゆっくり。ある意味完成してて、一生未完成でも二人らしいかな、と思いました。

4

聖人のモノローグが泣ける

 前巻のラストで感情を曝け出した2人でしたが、よし恋人になろう!と踏み出したわけではなかったので、特に藤次の方は八千代とどう距離をとっていいか分からず、らしくもない気遣いをしてばかりな序盤がもどかしかったです。八千代は藤次には藤次らしくいてもらえたらそれでいいと思っているけれど、藤次だって大人になって聖人との関係も経ていろいろ成長しているし、子供の頃のように奔放に振る舞うことはできないですよね。

 でも、だからこそ八千代が距離を詰める余地も出てくるわけで。藤次が八千代のために空けておいてくれる隣に今度こそ立てば、大人になった2人が居心地がいいと思い合える新しい関係性に進めるかもしれない。昔のままの臆病さも寂しさも抱えたままでいい。八千代からは言い出しにくいだろうから、まずはいつも藤次が行動に移して、それから八千代が本当にこれで大丈夫かな?と不安がっている藤次を安心させるように、ありがとう、嬉しい、とついていく。そんな2人の一歩ずつ相手を確認しながら前に進んでいく過程が、とても愛おしいなと思える、そんな作品でした。

0

No Title

『愛だなんて言わないから』の続編にあたる作品です。
前作がとても好きだったので、発売をたのしみにしていました。

八千代と藤次、再会から半年たち、おたがいの「今」を、より知っていくというストーリーです。

登場人物たちの心情が、丁寧に描かれているので、とても読みごたえがありました。

二人の関係性が、とても尊くかんじられました。

すてきな作品だとおもいます。

絵がとてもきれいで、イケメンばかりなのも、よかったとおもいました。

0

同じでいられなくてもいい

前作で差し出した手を、繋ぎかけるふたりが表紙です。
お互いのパートナーと別れたふたりのその続き。
題名が変わる続編というのは、趣がありますよね。
以下ネタバレ含みます



前作と同じく結婚式から始まる展開。今度は隣席。え、エモい・・。
藤次の安全地帯になりたいと願う八千代。距離は保ちつつ良い関係を築けているようです…。お互いのパートナーと別れたばかりの二人って、この余白の描かれ方が旨味だと思ってます。

藤次は聖人と別れて、二人だったときのことを思い出すのがたまらなかった…。聖人のこと、嫌いで別れたわけじゃないですから!一人が寂しく感じる藤次。

聖人ターンで、その激重愛に泣きました。永遠に勝てない藤次の初恋の相手。その心に自分の跡をつけたい。そんな理由で別れを切り出すなんて。ものすごく臆病で、ものすごく藤次のこと愛していたんだな…。
全てのきっかけのあのボタンを聖人がかたちを変え、返さないという。(泣)聖人⋯(泣)

一方、八千代の結婚に至った理由が少し描かれていましたが、
女性を好きになったことがない→元奥さん「友達のような夫婦」になろう→離婚、という流れ。全て受け身だったのだろうか。元奥さん、前巻で恋愛体質と言ってましたが、さばけてるんですよね。別れた後あっけらかんと仕事できる二人がとても不思議。全く生々しさを感じない描かれ方です。こちらはお互いに未練ナシ。異議ナシ。

最初は藤次に会えるだけで十分だと思っていた八千代が、自分のさらなる熱に気づいていく。自制するのが謙虚で、切なくもありました。
八千代は始終考え込みがちですが、藤次が払拭してくれます。
関係はいつも藤次がきっかけに。ハグも、同居も、キスも。
聖人の時も、藤次がきっかけなんですよね…。藤次のこのおおらかな魅力がみんなを惹きつけてやまない、天然魔性だと私は思うッ…。

気持ちが変わってもいい、わかろうとしさえすれば
“胸がいつも同じ温度ではなくても”
タイトルの意はここかと…。
泣きながら笑う八千代が愛しいです、全編通してあまり笑顔がない子でしたから。
幸せになっていいんだよ。と思わず伝えたくなるラスト。
余韻に浸りました⋯。
聖人にも幸せになってほしいけれど、とてつもなく時間がかかりそう。簡単じゃないズッシリとした恋愛を読んだという感想です。

八千代の「泥だらけの重い欲望」というのも見てみたいな〜とも思いました(⁠ ⁠◜⁠‿⁠◝⁠ ⁠)⁠

5

No Title

今回こちら発売に合わせて前作「愛だなんて言わないから」と共に購入に至りました。読むなら是非セットで!前作だけだと読了後に苦しむことになってました…笑

個人的に当て馬は好きですがみんな良いやつの三角関係が苦手(だって1人はあふれちゃう…!)でまさにこちらの藤次の(元)彼氏聖人がその役に。
嫌なやつならまだしも、藤次の事が大切で、藤次も聖人が大好きで八千代と再会しなかったら続いていたであろう2人。

聖人の想い、八千代の想い、藤次の想いどれも丁寧にかかれていて誰の心境読んでよぐぐぐっと切なくなります。


エッチなしだし、苦手な三角関係でしたが読んでよかった!そして読むなら是非時間がある時に。さらっと読むにはちょっと難しい(私にとって)のでじっくり整理しながら読むと一際よかったです。

八千代と藤次のその後、まだまだ最後まで読みたいですー!
そして是非聖人も…。本当藤次と聖人の恋人世界線も見れたらいいのにな。

0

藤次の魅力

前作の連載スタート時から藤次、八千代、聖人の関係性にどハマりして同人誌も買い集め、もちろん続編である今作もずっと追いかけていました。

三角関係で一人(八千代)が既婚→離婚し再会したのがきっかけで、恋人だった聖人から別れを切り出された藤次、、という流れから正直、賛否や地雷だと感じる方もおられるかとは思うのですが、わたしは続編を読めてとても嬉しいです。

前作から藤次のデリカシーが足りない部分が心配でしたが、今作ではこれを本人も気にしていて、気遣う成長が見られました。八千代はそんな気遣い不要で、ありのままの藤次でいてほしい、理解したいとはっきり言っていました。この言葉に八千代の気持ちが詰まっていて、読者側が感じる藤次に対するモヤモヤが一蹴され、すごくスッキリしました。

また、八千代自身も二人の関係性が変わることを恐れているところがあり、好きを意識したからこその、タイトル「同じではいられないから」なのですよね。

「相手に望むものが増えていくとダメになる」高校時代の藤次への想いや元妻さつきさんとのことを踏まえての八千代の考えなのですが、
そんな八千代の悩みを
「望むものが違っても一緒にいれるかもじゃん」と、一蹴する藤次、こういうところに八千代は惚れたのでしょう。というか惚れた弱み的なやつでしょう。一緒にいれるならいたい、に尽きる

からだの関係はまだなく、ゆっくりゆっくり、空白の期間を埋めるように、お互いの心、気持ちを擦り合わせて、今度は見失わないように、でも楽しく前向きに進む二人が素敵でした!

聖人と藤次の再会もあり、聖人が傷つく前に自分から逃げた当時の心情を知ることができて胸がいっぱいにもなりました。聖人もだれかと幸せになってほしい、もしくはビビっとこなかったifの世界線がみたい!カバー下を見てめちゃくちゃ切なくなりました。


最後に、藤次の魅力がこの作品の肝かなと。
藤次は、あっけらかんとしていて明るさのある人で、一般的には人望とかカリスマ性とか言われる場合もありますがそこまで大層なものではないのでしょうが(藤次ごめん)、八千代や聖人にとって、放っておけないとか、愛されキャラ的なそんな魅力があるんじゃないかな、、そういう人っていますよね?と思いました!

二人の同棲編も読みたい!




7

No Title

読後、しばらく余韻に浸ってしまいました。

前作から紡がれてきた藤次と八千代の関係性の変化、描写がとにかく丁寧で、
派手な展開がないのにドラマチックで、本当に見せ方が上手い。
今作も心をがっちり掴まれました。

前作「愛だなんて言わないから」では藤次の揺れる心に
ハラハラする場面も多かったけど、
前作では八千代が藤次に、今作では藤次が八千代に手を差し伸べるのがとても好き。
ルームシェア切り出したのも藤次だったし、
八千代の悩みを一蹴してしまう力強さが藤次にはあって、改めて2人の関係性が良いと思った。

ふたり、支え合ってこれからも仲よくね…

しっとり系BLが好きな人、感情の積み重ねをじっくり味わいたい人にはぜひ読んでほしい一冊。
読み終わったあと、きっと藤次と八千代のことをもう一度考えたくなると思います。

7

大満足!!

なんだろう?!ずっと胸が苦しいのに、心地よい……!?唯一無二の、クセになる作品です!!!

前作『愛だなんて言わないから』にどハマりしていたので、今作『同じではいられないから』も迷わず発売日にシーモアで購入!

結果、ものすごくよかった!!!!心をぎゅっと掴まれました。

お互いが特別で大切だからこそ、積み重ねていく“ふつうの日々”が、愛おしくてたまらない……!

ゆっくりと関係が深まっていく2人に、もどかしさを感じる場面もあるけれど、それすらも作品の魅力。社会人として、ひとりの大人として、
相手を尊重しながら“いま”を大切にする2人がすごくよかったです。

そしてタイトル回収が秀逸!!!!
『同じではいられないから』という言葉が、
2人の関係が少しずつ変わっていく過程と重なって、胸が苦しいのに、爽やかで、クセになる読後感。何度も何度も、読み返してしまいます……!

本編に性的な描写はなかったと思いますが、私はそれで大満足!キスシーンがとにかく可愛い!!!

※ちるちるなどで攻・受が気になってしまい、つい考えながら読んでしまいましたが、
本編にははっきりした描写はないと思います。

そしてそして!!
聖人くん!!!!!!!!!!

あんなアンニュイな美人、まわりが放っておくわけがない!!
登場シーンすべてが良すぎて、ずっと目で追ってました。

八千代と藤次のその後も気になるし、聖人くんのその後もぜひ知りたい!!!個人的には藤次と聖人くんカップルも大好きなので、藤次さんにはぜひ分身していただきたい……!!!

とにかく作品の空気感と人物たちが魅力的すぎて、何度も何度も読み返したくなる1冊です!

8

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