特典付き
年下華道家×不器用なバツイチ男、 枯れかけていた恋が、京都を舞台に華麗に花開く――
大人の丁寧な恋模様がすごくよかった…!!
40代でバツイチの鴇田は妻との離婚を未だに引きずっていました。
妻への未練はないもののその真面目さゆえか離婚=人生を踏み外した
という価値観に思い悩み、周囲に打ち明けられずにいました。
けれど、ある日、職場で離婚したことがバレてしまい、
落ち込んでいたところに年下の華道家・梶木圭から
「一万五千円、貸してくれへん?」と声をかけられて…。
一見チャラそうにも見える梶木でしたが、
いざ恋に落ちると優しく忍耐強く、鴇田との年の差を感じさせない
包容力にぐっときてしまいました。
こんなに愛でられて、甘やかされて…落ちないなんて絶対無理に決まってる!
距離は割と早々に縮みながらも、あっさり絆されるのではなく、
時間をかけてゆっくりと互いを知り、愛を育んでゆく二人の関係性が
とてもよかったです。
やん先生といえば、肉体美。
今回も、攻めのガタイが素晴らしく✧
で、
そんな屈強な身体なのに、有名な華道家という職業の梶木と、バツイチであることを閉鎖的な職場で周囲の目を気にしすぎて五年も言えずにいた四十代公務員の鴇田との遠恋ストーリーです。
こちらの鴇田さんも、なかなか良き身体ではあるのですが、
身体よりもストーリーがとても良くて、、ですねえ!!(声高に)
最初はチャラ男かと思った梶木が、実はとても真面目で。
梶木の弟子? みたいな小田切に勧められてゲイバーへ知らずに行ってしまい、酔いに任せて新しい扉を開いてしまおうとしたら、助けてくれたどころかグイグイ鴇田に自分をアピールしてきたり。
また、
鴇田も鴇田で、梶木と出逢ったことで絶望から新しい世界を知り、華によって新しい道を切り開いていく成長が垣間見えたりなど、
ふたりとも最初と最後では、イメージが大きく変わり、それぞれ自立した大人の恋を描いていたストーリーがとても好感的でした!
やん先生は、こちらの作品を描かれるにあたり、華道を学ばれたようで、お華のことをアレンジしながら描かれたそうです。
大昔に、まりあげはもちょっぴり華道を齧ったことがあるので、読んでいて懐かしい思いがしたり、梶木みたいな先生がいたら、お華を生けるのが楽しそうだなあなどと思ったりしました(◜ᴗ◝ )
それこそ、鴇田みたく東京から京都まで毎週通いたくなってしまう!!笑
というのは、置いておいて、、、
立場の違いとか、年の差だとか、大好物なので、梶木のような年下スパダリ攻めに溺愛され、
新しい世界を教えてもらった鴇田が、離婚や周囲の環境から立ち直り、
ここはハピエンでしょ?? という場面で、四十代バツイチだからこその恋への苦悩により一回変化球が訪れ、そこからのようやくのハピエンという焦らし展開も真実の大人の愛が証明されたようで、
心満たされたラストでした♡!!
あと、タイトルもアダルティな色気があるのに、ちゃんと物語とリンクしてて、そのセンスも素晴らしすぎて震えた一冊でした。(あ、梶木の方言もめちゃ良きです♡京都なので、皮肉とかあるのかなあとビビりながらなぜか読んでいたまりあげはでした)
先ずですね、、、この作品はきっと教養のある方、特に和歌の知識に明るい方がお読みになったらきっと私が感じた以上の作品の良さを存分に享受出来る作品だと思います.。:*✲
ホントに自分に教養が欲しかった人生だった、、、と強く思いました…
こういう大人の知識をベースにした遊びを作品に忍ばせる感じとか、カッコイイと心底思いました(ღˇ◡ˇ*)
私自身は何ともリズムの良い古風で粋な言い回しだな♪なんて最初思って、、、あれ…???待って、、、もしや?!Σ(゚Д゚)…⁉
ちょっと本格的なお華の設定もあるから、、、もしかしてナンカアル???と
「川の瀬に なびく玉藻の み隠れて」をそのままググってや~~~っとそこで「古今和歌集」を引用していて、なんなら作タイはこの句の下の句に因んでモジッてる事に気付く位に疎い、、、と言うか知識無しっ子読者です( ̄▽ ̄;)
大人なのに…残念、ワタシ…
でも、知れば知る程お洒落でウットリしますね(*˘︶˘*).。.:*
そんな和歌にも華道にも造詣の無い不勉強読者目線で読みましたが、とっても素敵な1冊でゴザイマシタ(•ө•)♪
先ず!表紙で一発で分かる攻めさま✧
久っ々に<眼鏡萌え>しまくりましたーーーー///(-口д口-)///
以下、驚く位眼鏡ビジュについてだけめちゃアホみたいに語りますw(長過ぎだょ…=3という方は▶までどうぞ飛んで下さい 流石に自分でも長過ぎを自覚しましたww)
元々、眼鏡はオフ時のアイテムとして突然出会うとハスハス嬉しくなる♡位の眼鏡好きなので真正の眼鏡属性ではきっと無いとは思います(でも、トキメく事もある!から嫌いでは決してない!!)
で、今回の梶木さんですよ!!!
彼の眼鏡のチョイスがマジで良過ぎた…ッ!!!
上側フレームだけが黒ぶちのブロウ型眼鏡!
このタイプ、、、似合わないとマジでコミカルレトロオジサン眼鏡になっちゃうwけど、似合う人はトコトン大人で知的に見えるんですよね~(と思ってるw)
インテリジェンスがセクシーさに変換されるタイプとでも言うんでしょうか…⁈✧
ヤバい、、、マジでかっちょいい٩(♡ε♡ )۶
眼鏡萌えだけでどんだけ語るんだよwwwってお話しなんですけど、分かってはいても語りたくなっちゃう位にこの梶木さんの眼鏡▭-▭は刺さっちゃったんですよね♡
洋装でも和装でもイケてるし、ピアスのチャラさとこのカッチリ眼鏡のアンバランスさも良いし、、、マジでビジュが良過ぎて良過ぎて、、、⁄(⁄ ⁄>⁄-⁄<⁄ ⁄)タマラン‼
ビジュと性格の相まった所もまた総合的にも最高なんですよね~~~(´艸`*)フフフ
是非とも本編でも浴びまくって欲しいです♡
▶
当然作画の威力は眼鏡だけに非ず٩(๑´3`๑)۶
作品の肝となる特に梶木さんの手によって生み出されるお花達の存在感の凄味は圧巻…‼
豪奢なだけでなく侘び寂びもしっかり感じられる…華道にご縁の無い私でも「佇まいが訴えかける美」を強く感じ取れます
もぉまだまだ作画の事を言い出したらイチイチ書き出したら止まらないし、まぁ今更説明も不要ですよね、、、やん先生の筆の確かさは.゚(→ε←*)゚ .゚‼と言う事で、作画的アプローチに関しては見る価値しかない‼でゴザイマス!
作画の上手さがある!という保証は漫画を読む環境を確実に押し上げてくれる!
没入感がバッチリで200P弱の作品も体感はアッという間で読了してしまいます
アッと言う間だけれど読み応えもちゃんとあります!
いい加減ストーリーも交えて書きますね(い…今…⁈w)
受け視点のお話しで進むマイナスから緩やかに浮上していくお話しです
思いも寄らなかった離婚にショックを隠し切れず負い目を感じてしまう鴇田さん…
ひょんな事から接点が出来た華道家の梶木さんとの出会いから変化が訪れます
華道家の梶木さんは鴇田さんにお花だけでなく潤いも教えてくれます
それは〝戯れ〟から始まった事かも知れないけれど、、、
それが徐々に〝嗜み〟になり、いつしか〝日常〟になっていき終わりのない〝人生〟へ.。:*✲
性急過ぎずに必要な段階を踏んで行く
まさに大人同士の恋愛がとても素敵でした(✿´꒳`)ノ° .*
あ!コレは言っておかないと…!
梶木さんのアシスタントの小田切くん☆彡
出来たアシスタントでしたね(-д☆)グッ
鴇田さんを「まりも(※)」と言い、梶木さんの行きつけのバーにしれっと誘導する
彼の功績は大きいですね♡
ドライな感じも好きなキャラでした♪
(※)この「藻」は前述の 紀友則が詠んだ和歌に出て来る玉藻にかかってるって事ですよね?ヤルなぁ~、小田切くん‼
こんなに絶賛しているのに萌2にした理由は…
序盤の鴇田さんが負い目に感じるポイントに共感が難しかった事
多分自分に繊細さや他人からの視線への敏感さが欠けているのだと思う
もう1個、終盤の待たせに待たせたやっとのベッドシーン
どんだけ待たせてん⁈ってちょっと驚いたし、その上疲れたから、、、って言っちゃうのはちょっと梶木さん可哀想でしょ?って思いまして…w
少し甘え過ぎに感じてしまったかな。。。(梶木さんがしっかり手綱を握ってくれてて良かったけど♡)
あと、元嫁、、、んーー…スルーしちゃえば良いんだけど、ちょっと人として酷いかな?とも思いました
鴇田さんは優しいからその後の姿を見てとても前向きに捉えてたけれど、、、私はあんまりそこまで聖人思考の境地には至れず…(人生の余白が無いって事だな、と実感しちゃう(;'∀')…)
この辺がちょと引っかかったので今回はこの評価です
が!
本当に大人の恋愛作品としてステキな1冊でした。˚✿
修正|ざっくり白抜き お梶さんtnは白抜かれてても重量感がある…!気が…する‼
あと、先端に短冊跡っぽいのがあるようなので…紙は良修正なのかしら?拝みたいtnですなぁ~
年下スパダリの「もっと気持ち良くしたげよな」←最中の京都弁攻め!エロかったです///♡///
雄ぱいみたさに買ってます
やんさんの雄ぱいがみたいんじゃ ←いい方
どや あさましかろう?
なんですか「そうだ 京都、行こう。」より心療内科にいったほうがいいんじゃないかと心配になるくらい 離婚が受け・鴇田の負債になってて
そもそも離婚の原因が彼の不貞や 仕事にかまけて家庭を顧みないとかでもなかったのにな
っておもってたらさっくりナンパされて京都でしょ
しかも 酔っ払ってはいたけど大概な煽り受けでびっくりさんやw
気づかぬうちにすり減って 水切れをおこしたかのようにしぼんでいた自分に与えられた潤い 月額 いくらだ?
お花は生けてるんだけど華はなかったかな しっとりはしてるけどねっとりもなく ここを期待すると アレ? ってなりそうだけど
別にどエロい絡みも 派手な喘ぎ声も 飛び散る汁も欲していないですよ ってんなら 何気ない梶木の立ち姿に震え 雄ぱいをなぞり 花や食事に癒されればいい
あたしはそうしたw
なのに のほほん読んでたらどうでもいい鴇田嫁のその後がでてきて
いや でもここがないと彼の強い孤独感や 自己嫌悪の完全消滅にならないからしかたないんだろうけど
客観的にみてるはずのあたしがイラッときちゃって ←客観的にはみれてないねw
自分らしく生きる
ここを魅せるための華道で 嫁なのはわかってんだわ
でもイラッたんだわ なんだ?あの「いらない」って そんな言い種あるか? とね
なにか難しいことを読まなきゃいないわけでもないので もへーーっと 生きる活力を得ていく主人公を眺められたのはよかった
ただ 鴇田が流されすぎてて あたしの好きな恋愛の無様で苦くて 痛くて歯がゆいが一切なかったのが うん もの足りなさにつながり なにせ 先の結婚にそこを持っていかれちゃってたからな
こればっかりは好みの問題なので 日々の潤いをどこに見つけるか をお求めならこのお話アリですよ アリッ!
とってもよかった。
表紙がステキ!
キャラも良き!
梶木さんの洒落っ気と色気が、
鴇田さんの真面目だけど隙のある可愛げが。
一見イジワルキャラなのかと思いきやいい子な小田切くん。あんなの、梶木先生狙いのゲイネコ弟子っ子だと思うやん!
この作品、やなキャラが役所のクレーマーモブ市民と鴇田さんの元嫁くらい。
元嫁は私の嫌いなタイプ。実はレズビアンで世間体の為?に結婚したからセックスレスの挙句「あなたは私の人生に必要ない」と離婚。勝手すぎる。
形式上だけ結婚したいんだったら事情説明した上でお互い納得済みでしろよ!
相手が可哀想だろ。鴇田さんなんの落ち度もないのに5年も引きずっちゃってただろ。
あぁ、そんな帰宅途中に梶木さん作のいけばなに出逢ってよかった。梶木さんが自宅の京都に配送する荷物にスマホと財布入れちゃうようなウッカリさんで良かった。
自分の作品の前でしゃがみ込んで泣いてる見ず知らずのおじさん(鴇田さん)に新幹線代15,000円貸してとせびる図々しさがあってよかった。
出逢いって大切だな。この出逢いがキッカケで毎週末東京から京都までお花の習い事で通うんだもん。
華道に出逢って生活に彩りが出てくる鴇田さん。
何歳からでも新しい事始められるんだ自分次第なんだと世界が広がっていく鴇田さんによかったねぇと心から思えました。
そして隙があって無自覚煽りがお上手な鴇田さん、エッチですわ。おモテになるであろう梶木さんの手中で転がされる事なくなんなら鴇田さんペースで恋愛面進んでます。
これは梶木さんが本命との関係はじっくり時間を掛けて築いていきたいって素晴らしいスタンスだからってのもある。
もう2人とも私は好きすぎてええわぁ〜となっております。あとがきにこの作品を描くにあたり華道を習われたとの事。そりゃそうよね。お作法とか季節の草花とかわからなきゃ描けないもん。
それにボイスドラマが公式であるだって?!
(未CD化)
YouTubeに探しに行ったらイメージに合うお二人でしたが、やっぱり関西弁が〜〜〜。私が関西人なばっかりに判定厳しめですみません。
電書で読了
白抜き修正なのですが、短冊部分がピコッと飛び出てたので、もしかしたら紙本は短冊修正なのですか?!
梶木さんの梶木さん凶器レベルのサイズなのですが、見えてるんですか???
やん先生〜!素敵なラブストーリーをありがとうございます。
今回の主人公は、職場で離婚したことを言えないでいる公務員さんの鴇田。
離婚自体は5年も前で、でもいまだに夢を見てしまうほど傷ついている。
職場ではクレーマーの対応などもあって心が削られている。
そんなギリギリのある日、飾られた大きな生け込みに不意に涙が溢れて…
…と始まります。
その花を生けたのは美丈夫の人気華道家・梶木。
ところが梶木にいきなりお金貸して、と言われて…ここでちょっとずっこけますよね。でも素敵ルックスの梶木が決してパーフェクトではない事が序盤から明確で、恋のドキドキ以前に面白友達のノリもありで始められた事が鴇田にとって良かったんだと感じました。
しかし、鴇田だって結構な行動力だと思うんです。
週末京都にお花を習いに行く…って。スゴイよ。
ゲイの梶木に優しくされてよろめいちゃった…にも見えかねない鴇田だけど、梶木も言葉にしない事で鴇田を追い詰めないようにしていたんでしょうかね。
結局「恋人」になるまで数年?
確かに私も梶木は適度に遊んで待ってるって思ってました。なのにちゃんと誠実だったって…素敵だ〜。
ストーリー自体は「地味っこに王子様現る」系統だと思うけど、年齢、京都、華道のエッセンスで他にない魅力を持った作品になっていると思う。
瀬に揺れて水に隠れる玉藻のように人に知られないような恋もするものだ…か。というよりさ。
深草少将に自分が通う小野小町。みたいな。それでいて引っ越しは広島に、というズレた鴇田小町。
あ、私小田切さんのファンになりました。
やん先生の作品、初めて読ませていただきました。
大変美しい作品でうっとり。花と京都に芽吹く恋――枯れた心にしみました。読み終わったあと、華道をやってみたい!と思ったりして。
以下、ネタバレを含みます。
自分を窮屈にしている四角四面の真面目な男、鴇田。離婚していたことを公にしたことで落ち込んでいた矢先に、梶木の作品に出会い、心が溶かされていく。
この若さで華道のお家元とは恐れ入ります。(調べたら若い家元もおられるのですね。)
生け花のお話は初めて読みました。随所に散りばめられた花々が本当に美しい!瑞々しさが伝わってきます。
梶木のこのしたたかさ。最初から鴇田さんのかわええところをしっかり見抜いていた……。本当に放っておけない愛おしさではあります。後に自分の過去を重ねていたことがわかり、惹かれた理由に納得。
鴇田が花を生けることで自分を解き放っていくくだり。結婚指輪を外す勇気を持てたことにジーンとしてしまいました。長くかかったけど、それが鴇田の性分なんだなと感じます。
「不釣り合いでもいい」「空気が読めなくてもいい」。徐々に自然体になれていく過程が良かった。
全方位モテそうなお家元が、本命に奥手というの周知なのが大変微笑ましい。
「手折って生けたい花でなく 育ててずっと愛でたい花に出会えた」って殺し文句が心憎い……ッ!
何年も待った梶木。奔放そうに見えて実は一途です。意見を押しつけない、無理やりじゃない、そっと包むような愛情が伝わってきます。
年下なのに包容力ありすぎ!
濡れ場も見応え十分でした。めちゃくちゃ可愛いんですよね、鴇田が……。
少しずつ自信がついてくる様子も愛おしい。
手をかけて愛を育てよう。枯れかけた花を潤すような再生のお話でした。
本体裏表紙は小田切くん。クーデレで可愛い、人気なのがわかります。
やん先生ご自身、華道を学ばれたそうで、納得のお話の深さでした。素敵なお話、ありがとうございました。
和歌の意味、変え詩を教えてくださったユーザー様ありがとうございました!
さすがのやん先生!!!
大人の純愛がじっくりと描かれている素晴らしい作品です!
書店で、やん先生の新刊に気付き即購入。
あらすじを読み、大好きな大人の純愛だわわわぁ〜とワクワクしながら読み進めました。
最初から最後まで、美しく力強い線で描かれる神作画。
鴇田が圧倒されて涙を流した梶木の生花の作品が大きく描かれているページも素晴らしい。
カラーで見たいです!
いや、全ページがカラーで見たい、、、。
既刊でも全ページが素晴らしい作画のやん先生の凄さがこの作品でも光っています。
そこに、古今和歌集の和歌が絡んでいてうっとりしました。
鴇田が梶木と出会えたことで、自分にとっての本当の幸せについて意識して歩んでいく姿に感動しました。
とても丁寧に描かれていましたが、もっとたくさんのページ、倍の上下巻くらいのページで読みたかったぁーーーと思います。
何度も読み返したい大人の純愛に出会えて嬉しいです。
離婚して5年、役所勤めの鴇田は周りにも離婚のことも言えないまま、毎日クレーム対応などに追われる日々。このまま枯れてしまうのか、、と思ったとき、華やかで美しく生けられた作品展示を見て思わず涙がでる。
そこに財布やスマホまで宅急便で送ってしまって、京都に帰れず困っている梶木から声をかけられる。
梶木と出会い、生け花に触れ、花に没入する時間を持てたことで、鴇田が自分を見つめ直し、世間の目よりも自分らしく生きる大切さを実感していく素敵な作品です。
梶木の生け花教室の先生、小田切も楽しいキャラでとても良いー!
タイトルと終盤にでてくる和歌、
川の瀬になびく玉藻の水隠れて人に知られぬ恋もするかな(紀友則)古今和歌集より
人に知られぬ→花に知られぬ
に変わっているところが素敵です!
もとの和歌の「人」は「世間」とも読むことができ、元妻の香奈は冒頭から、もしかしてそうなのかなぁ、という感じでしたが、鴇田と同じように世間体を気にして結婚したけれども、鴇田より一足先に自分らしく生きるために出て行ったのでしょう。
ピュアな鴇田にとても癒される作品でした!
