電子限定かきおろし付
6年ぶりの新刊ということで、皆さんと同じく既刊を読み返して復習しておりました。
5巻の最後で浅野先生は記憶を失ったのでもちろん篠原のことは覚えてません(涙)でもよそよそしい2人にもちゃっかり萌えることができました。
事件の方はというと、犯人を目撃している浅野先生が責任を感じ単独で行動します。(ここで嫌〜な予感がしたのよね…)ある大物っぽい人物に会いに行き、犯人の手がかりを掴む為にその人の愛人?になっちゃいます。(もうここであかーんとなりました)高橋さんというお方は同人誌では登場されていたのですね!なるほど!なるほど!最後の小説部分で若き浅野先生に手取り足とり教えて差し上げたということが詳細に書いてありまして、めちゃくちゃ苦手な「カップリング以外の相手との体験話亅でチーーーーンとなっちゃいました。過去でも現在でも関係ないです。
まぁ浅野先生は魔性のお方ですから、色んな体験もされてるでしょうし…うう…なんか今の攻めの気持ちになってしまう…。特に今回は優しい目で見つめても自分の事覚えてないしさ、でもそれを実験成功って言ってあげる優しさに浅野先生はまた惚れるに違いないと確信しました。
肝心の犯人探しはというと、浅野先生の期待通りパーティーに犯人が現れます。良かったです。
↑こんな感想しか思いつかないぐらい高橋&寿の登場にパンチ食らってしまいました…。
こういうの全然平気っていう人のほうが多数派なのかな?
次巻は篠原刑事頑張ってね!!
超絶実力派アメコミ作家さんが送る、クライムサスペンスBLです。
1巻から4巻まで紙本でも購入するほど好きでハマった作品ですが、正直いうと5巻が出ると思っていませんでした・・・。
(4巻発売から実に6年、1巻発売からは13年ですからね・・・)
時間軸が4巻末で1巻第1話に戻り、5巻は「再会」を果たした篠原と克哉の『現在』が展開されています。
が、克哉は篠原と過ごした時間の記憶を無くしているので、当然篠原と克哉のイチャラブは1ミリも拝める事なく、むしろ克哉と他の男とのエチを見せられるという仕打ち(涙)。
巻末に掲載された、克哉と高橋・寿との情事も、何だか克哉があまりにも簡単にセ久し過ぎじゃないか?とやや冷めた気持ちで読んでしまった。
作品の本筋自体は変わらずスリルがあって面白く、真犯人である橘との再会シーンは劇的でした。
(電子150-151ページの見開きの美しさよ・・・!!)
克哉は優秀な精神科医でプライドも高く、孤高なタイプ。
橘を見かけて動揺し切っても、篠原が持たせてくれた携帯も使わず、自分でどうにかしようとするのが読者からするともどかしくて、(篠原に電話せんかいっ)って思っちゃうけど、まぁそこが克哉らしいよね、と。
この作品があと何話で完結予定なのか分からないですが、多分6巻でも決着しそうにないし、篠原とイチャラブ出来るのもまだまだ先かなーと思います。
1巻でちらっと出てきた克哉の兄が5巻に出た意味とか、橘の複雑そうな過去とか、ムネーモシュネーで失った篠原との記憶は戻るのかとか、橘との最終対決とか、描かないといけない事がたくさんありますから。。。
ひょっとしたら篠原か克哉のどちらかが、命を落とすかもしれないとさえ思います。
4巻で「篠原は橘によって命を落とす予定だった」と作家さんが書いてましたしね。
次巻が出るまできっとまた時間がかかりそうですし、人がバンバン死にますし、グロい描写もあるので苦手な方もいると思いますが、犯罪心理学やサスペンス映画が好きな人にはオススメです。
作品を知ったキッカケは忘れてしまったのですが、シーモアで1巻が試し読みでき、5巻まであっという間に読了しました。
画力が凄まじい。特にこの5巻の先生は美しいですよね。
その画力がストーリーのリアリティをより引き出しています。時にはグロテスクで目を背けたくなるほどです。
ストーリーの作り込みもすごい。簡単に言ってしまうと時系列としては1〜5巻で前後するんですが、それにもちゃんと意図があり、「そういうことだったのか!!!」と気づいてまた読み返してみると、「だからこの表情!」とか「このセリフはあれか!」とかどんどん解像度が上がっていきます。
そしてこの5巻。
かなりストーリーの核心に迫ってきたところで…ひぃぃぃ!!!どうなるこの先!?となります。
ここまで読んで最後まで見届けたくならない人はいない。絶対。
BL要素はもちろんあるのですが、BLの枠だけにおさめるのは本当に勿体無い。
5巻まであると、気軽に踏み込めない人もいるかも知れませんが、絶対に損はさせません。あと絶対読み返すのでコンプすべきです!
4巻で浅野の記憶がなくなる前に篠原の深い愛が語られ盛り上がりましたが、5巻では記憶は戻らないままぎこちない関係だったのが切ないです。
警察は犯人を突き止められず犠牲者は出続け、浅野は篠原のもとを飛び出し高橋という男を訪ねる。
高橋に連れられて行ったパーティーで浅野は犯人をみつけるわけですが、この時の浅野の表情がめちゃくちゃ怖がっているのが伝わってぞっとしました。こういうところまで画力がすばらしい。
高橋は相当な力の持ち主のようで、ナンパされた若浅野が高橋(と寿)を内心ビビりながらもたらしこみ、どういう目的?と思いながら小説を読みましたが。
本筋の犯人逮捕とは別に高橋(と寿)と浅野の因縁的なストーリーも今後盛り込まれそうですね。
何巻まで続くかわかりませんが大作の予感です。
