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小説

「初恋をやりなおすにあたって」「恋愛を進めるにあたって」のスピンオフとのことです。
表題作のほか、「午前零時の紫の上」、「桜の咲くころ」の3本立てです。
表題作は、特殊な環境で育った棋士・蛍と、同居人である板前の直幸、蛍の親友・棋士の柊一郎。この3人をメインに繰り広げられるお話です。
蛍の生い立ちとそれが所以の個性的な性格、考え方、言葉の問題、諸々が最初よく分からなくて、また、困ったときの「柊ちゃん泊めて」がのび太ドラえもん状態だったりすることもいい大人なのにな、と腑に落ちなくて、途中で読書が止まるなどしました。
甘ったれた我が儘にも理由があること、人の話を聞こうとしないこと、思ったことを腹の内にためてしまうこと、色々な疑問の裏打ちがようやく飲み込めてから、蛍に寄り添って読めるようになりました。が、結構読み解くのに時間がかかりました。こちらのサイトで評価が高いので、私の個人的な問題かもしれません。
巻末の「桜の咲くころ」に蛍と柊一郎の子供時代のエピソードがたくさん載っていて、これを読んで解像度が上がりました。日本語を覚えるのと同じに将棋を覚えたので、棋譜がすなわち言語だということがどのような状態なのか全然分からなかったのですが、「桜の咲くころ」で、ナニーの浜尾の発した「誤算」という言葉を「5筋の3段」と受け取るのを見てこういうことなのか、と垣間見たような気持ちになりました。でも、29手まで3七桂と分かるのに、そこまでの盤面を再現できないことの意味はやっぱり分からなかった。頭の中で駒を動かすから29手と分かるんじゃないのかな。なぜ再現してと言われると躊躇するんだろう。
これに限らず難しいんです。蛍の考え方。
ただ思い知ったことは、日本語でもフィンランド語でも英語でもマレーシア語でも、どの言語においてもこんな風に言語理解がおぼつかないのは、とても生きづらいだろうなということでした。
キャラは全然違うのに、「初恋をやりなおすにあたって」と関係性の構図が似ているのが気にはなりました。頼りない受け、生活の世話を焼く攻め、受けを支える親友の三者です。
蛍と一緒にいるときの柊一郎はまさしく王子様かママかドラえもんみたいなのに、雪が相手になるといきなり高圧的で嫌な奴になるのが興味深かったですね。恋をすると柊一郎は損をするタイプなのかも。
将棋の棋士のお話。
「初恋をやりなおすにあたって」のスピンオフということで、kindle unlimitedに入っていた前作を先に読みました。
前作を読まなくても理解はできますが、雪っちゃんのストーリーだけではなく、将棋の世界(特にB級)の苦しさや世界観が前作を読んだ方が理解できるように思います。
蛍の対局場面を読んでいると、前作の雪っちゃんと重ね合わせて、自分自身も息を吸うタイミングがわからずに息苦しくなるくらいのめり込んで読みました。
小説は基本的に一気読みする方なのですが、あまりにも苦しくて、なんどか時間をおく必要があったくらいです。
本作は、基本的にはナオと蛍の物語ですが、周りの人たちの物語の破片を感じます。
特に、柊一郎さん。スパダリなんだか、ヘタレなんだか。。。ですが、次は柊一郎さんが、幸せをつかむお話を読みたいです。(相手は、XXさんなのか、XXくんなのか、もしくはまだ見ぬ人なのか。。。)
将棋にチャレンジしたい(一回やってみたけど無理でしたが)、または将棋のネット中継を見たくなりました。
ぜひ続編をお願いします
雨にずぶ濡れになっているナオを拾った蛍。共同生活を続けていくうちに恋心は大きくなり抑えきれなくなってきているがナオにはなにか秘密があるようで…。
蛍がどの程度のレベルなのか将棋がわからない私にはピンとこなかったのですが、もっと将棋を理解していたらさらにさらに解像度が上がったはずなのが残念!
大物の父の愛人の子、しかも母親は外国人ということで保護はされるが目立つことは許されない。檻の中に閉じ込めようとする人達がしんどかったですね。
色々なことを諦めてきた蛍が本気を出す時に眠らせていた才能をフルに使って勝ちにいくのが良かった。
幼なじみ、なんでもわかってくれてる柊一郎がそばにいてくれるの心強いですよね。そんな柊一郎が雪に対しては悪手しか指してないのほんとにダメだった笑
柊一郎はモラハラパパみたいになっていたので改心したスピンオフを期待します
作家さんが好きなので、発売日を心待ちにしていた作品です。
「初恋をやりなおすにあたって」のスピンオフにあたる作品です。この作品単体でも、じゅうぶんに、たのしめるとおもいますが、「初恋をやりなおすにあたって」を読んだほうが、より物語の世界観をたのしめるような気がするので、おすすめします。
今回は、ホテルの料亭勤めの板前さんの芳田 直幸と天才将棋棋士の東海林 蛍とのお話です。
将棋の騎士さんが主人公のお話は、ありそうでなかったような気がするので、新鮮にかんじられ、おもしろいとおもいました。
ストーリー重視のお話で、たのしくよめました。
すごーーーーーーーーーーーーーーーく楽しみにしていたご本!最高!久しぶりの神です。先生、Charaさん、ご本、出して下さって有難うございます!ファンタジーものが多い近頃ですが、リアル現代日本!大好きだったせっちゃんも出てくれていますーーーーーーーーーーー\(^o^)/「初恋をやりなおすにあたって」(←せっちゃん登場)のキャラは登場してきますが未読でも十分楽しめると思います。もちろん「初恋・・・」を読んだ方がもっともっと楽しいです!本編290Pほど+番外編2編なんと100Pほど+あとがき。自立するご本です!電子でも購入、永久保存決定!
将棋のB級Ⅱ組の順位戦に敗れた蛍。勝てば準決勝・・というところだったので、幼馴染の柊一郎から「もう少し粘れた」等とお小言をくらいます。万が一勝ってB級Ⅰ組等、カメラが入るようなところに行くのは避けなければと考えている蛍は「ほどほどでいい」と言っているのですが・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受け父(くそ最低の半歩手前)、受け兄(微妙)、受け兄の側近(微妙)、攻めの上司(ええ人)、将棋師匠、せっちゃん♡、将棋界の記事書く人、ぐらいか?
++攻め受けについて
攻めは事情あって行くところを見失っていたところを、蛍に拾われた方。実直な控えめなthe職人 という印象な方。控えめと思っていたら最後はえらい熱心にマウント取ってましたので、そこは「ああ蛍ちゃんのことが好きなのね・・・」とほほえましかったです。料理人さんで、謎な内容の冷蔵庫なのに、何かを引っ張り出して魔法のような食事を作ってくれます。嫁に来てくれ。
受けさんは将棋に限定して宇宙人な勢いの天才。異次元。将棋に関するエリアのみ脳味噌が四次元になっていると思われます。父親が外国長期出張している時にオイタをして出来たお子様で母親の血から出てしまう外観部分あり、本妻にはもんのすごく嫌われています。本妻がくず。そら浮気されたん腹立つと思うけど、子どもに罪はないやろーーーーーーーーーーーっこの本妻だけは絶対許せへん心地です。受け入れられる家族を持てず、日本での初等教育をきちんと受ける訳でもなく、目立たずさくっと死んでくれと思われていたのだろうけど、出会っちゃったんですよね、将棋に。その出会ったころのお話が番外編としてありました。頑張って生きてきてエライ。よく頑張った。
攻めさんも受けさんもほんのちょっとしんどいところがあって、でも何も悪いことしてなくて、頑張って生きてきて、出会って、一緒にいることに幸せを感じるようになって。出会いって不思議。出会ってよかったなと。
攻め受けとも入れ込んじゃうし、お話もものごっつ面白いし、ほんま読み止められずに一気に読んでしまった一冊でした。皆様是非読んでください。私は爽真くんのお話も柊一郎のお話も読みたいんだわ。先生、薄い本で、ぎり商業で出せるぐらいのお話出してくださいーっいつか1冊になるかもしれないじゃないですかーっせっちゃんの薄い本もめちゃくちゃ好きだったんですよー何卒よろしくお願いいたします!
