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またしたくなっちゃうだろう
Amazonアンリミで、先入観無く読んだら
・・とんでもない暴力シーンが続く痛い内容だった。
しかも、受が好きになれないアホキャラ。
外観が男好みの可愛い系の大学生・俊也は、舐められまいと突っ張っているだけの頭も力も弱い奴。
やくざの渡辺が怖くて断れず、一緒につるんでいるチンピラ大学生。
一夜過ごした女性に振られて、クサクサ酒場で飲んでいたら、ホストのチアキが寄ってきた。
チアキは俊也を知っていたというけど、俊也には記憶がない。
別れ際にチアキが「渡辺に近寄るな」と忠告しても、俊也は無視。
渡辺に呼ばれて、酔わされて、パシリに使われた先で、俊也はやくざに捕われる。
そこには、チアキもいた。やくざ同士の抗争に巻き込まれていく俊也。
ここから俊也はチアキから痛い仕打ちを受け続ける。
俊也視点の描写なので、読者は読みながら俊也の痛い体験を一緒に味わうことになるので、もう嫌だ。
全ての不幸の因は、世の中を舐めて突っ張ってきた俊也の生き方に有った。
でもただ一つ、贈られた赤いバラを俊也が大事にしたことで、どんでん返しが起きる。
最終章で謎解きが語られる。チアキ視点。
・・ため息。痛い物語は苦手。
読み進めながら思ったこと…この受けマジで屑だわ…。
(※じゃあ攻めがまともなのかというとそうでもなく。)
中途半端な小物感。
でも何故か男どもに執着心抱かせる魔性っぷり。
挿絵に出てくるまで渡辺(当て馬)のこと脂ぎったオッサンだと思いながら読んでたから「…( Д ) ゚ ゚」ってなった。
まさに後書きにも記載されていたような勘違い発動させてましたwww
チアキに略奪された後、怒り狂いながら追ってくるであろう渡辺を渡辺視点で読んでみたい。
俊也が高校生の頃から結構な執着心顕にしてましたからね。
俊也に告白したタカヒロ(渡辺にとってマリファナ栽培しているタカヒロの存在は利益あったのに)追い出すだけでなく、その後近親者に性的に酷いことするしっ!
とにかく俊也に近付く人間には手酷いし、俊也と会った日は自分の女の後ろ使うし…どんだけ俊也好きなんだよっていうね。
その割には今回の事件があるまでは手を出してなかったんですよねー…1回手を出そうとして逃げられたことあるわけですがwww
……あ!!!
NTR要素あるんで苦手な人は要注意かも。
まさか本当に最後までやると思わなかったよ、攻めよりも先に。
※描写自体はさらりと流されてます。
渡辺の存在感もだけど真美もとても印象に残った。
ってか真美に全部持ってかれた感が半端ない。
“赤い花束”エピソードは好きです。
でも全体としては…(;-ω-)ウーン。
丸木さんというと薄暗いお話やエロスが多いですが、こちらはエロスは比較的低め。
ただ暗いです。
人が死んだりしますので。
攻めはホストで復讐と執着の塊のようなチアキ。
受けはチンピラまがいの大学生、俊也。
ヤクザまがいのことをしている渡辺に執着されている俊也は、そのことを考えないようにしながらも渡辺の側にいることを選んでいます。
まあヘタレなんですよね。
完全に離れることもできず、深入りすることも出来ないという。
渡辺は挿絵ではかなりのイケメンなんですが、やってることはそぐわなくてその辺りに違和感が。
渡辺がメイン攻めでもおかしくないくらいです。
実際俊也は渡辺に初めてを奪われてしまうわけですが、その辺りはあまり詳しく描写されずそこが物足りないですねえ。
せっかく丸木さんなのに(苦笑
メイン攻めのチアキの正体はかなり前からわかるのですが、その辺は無理に隠そうと書かれていないように感じました。
病んでる風なのですが、丸木さんの他の作品の攻めに比べるとパンチが弱く、個人的には渡辺の方が記憶に残ってしまいます。
俊也も先に書いた通りヘタレで、残念ながらも良いところがあまりありません。
丸木さんの作品は絶対的な主導権は攻めにあることが多いですが
今回はまた受けが弱い立場というかビビリというかヘタレというか・・・
個人的に受けが攻め以外とずっこんばっこんするのは好きじゃないんですが
今回はわりとすっきりと描かれているので
そんなに嫌ではないというか気にならなかったです
丸木さんの作品の中で一番低い評価かな。。。
執着攻めよかったんですが、
いつもより執着心が低めのような・・・・。
そのせいでふつうにやられてしまってましたしね。
あと受けの設定があまり好みではなくって残念でした。
ヤンキーになりきれてないヤンキー・・・。
ん~~~でしたね;;
あくまで個人的感想ではありますが。。。
でもとても面白かったです。