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商品説明

清澗寺家シリーズ雑誌掲載短編+書下ろし 短編集

作品情報

作品名
清澗寺家シリーズ第一部完結記念 PREMIUM BOOK 
著者
和泉桂 
イラスト
円陣闇丸 
媒体
特典
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
終わりなき夜の果て(上)(下)連動全員サービス
4.4

(5)

(2)

萌々

(3)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
22
評価数
5
平均
4.4 / 5
神率
40%

レビュー投稿数2

一家をたっぷり楽しめる短編集


カバー裏の作品コメントはレビューのおかげで気付きました。
ありがとうございます。


豪華な一冊です。
シリーズに登場した各キャラを余すことなく堪能できます。
短編集なのでホイホイ読み進めてしまいました。


和貴推しなのですが、もはや感想というより残しておきたい萌えメモ↓

『家族の肖像』
まだ国貴とギスギスしていた頃、その兄の為にと劇の券をねだり一夜を捧げてきたところがとても健気なのにその行動が問題で断られ何でもない振りしつつも揺れた内心を思うと辛い…本当に今は良い関係に戻れて良かったね!って心から思った…

『断章』
いい…。和貴をどう暴いていくか、知りあう前からの平和じゃなさすぎる深沢の熱情を知れる。たまらなくいい…。

『或る夜の出来事』
機嫌の悪い深沢から逃げて鞠ちゃんの部屋に匿ってもらう和貴様が可愛くて可愛くて可愛すぎて…
おまけに(深沢は)意地悪で嫉妬深くて本当に嫌な奴だ、って妹に愚痴ってる!!
広い部屋だったら萌えすぎて転がりたくなる気分でした。

『薔薇色の日々』
パパと叔父様はやっぱり強い(笑)
本人にとってはたまったものじゃなくても、年長者の余裕たっぷりな遊び心でちょっかいかけられ翻弄される深沢と和貴は本当に青く見えてくる不思議、可愛い…。

でも二人きりの絡みになると途端にアダルト全開でエロエロになるのさすがとしかいえない。
「抱いて」というお願いは脳内になく「犯して」「凌辱して」がテンプレな和貴にこれこそこの二人の魅力だよな~~~あ~~~としみじみしました。

深沢は和貴を虐め苛むことが好きに変わりはないけれど、そこからは必ず愛が生まれ二人が心から必要としているからこそこの犯し犯されが輝く関係…って彼らならではな魅力です。
毎回骨抜きにされます。
そこをたくさんの言葉で物語として紡ぎ味わわせてくれた和泉さんには感謝しかないです。

一番ラストはキャラクター筆記インタビュー。
なんだろ…とても懐かしさ感じる素敵企画でした…!!

1

ファン必見の豪華なサイドストーリー集

清澗寺家シリーズ第一部完結記念の全員サービス冊子。
通常のリンクスノベルズと同じ大きさ厚さデザイン、
二段組みで250ページ近い堂々とした一冊で
届いた時には「一年近く待った甲斐があったっ!」と興奮しました。

三兄弟の父冬貴の祖父(実は父)にあたる貴久と嵯峨野の「秋宵一献」から始まり、
父子それぞれと恋人達の物語や、浅野と天佑、
さらには執事の内藤目線の話までが盛り込まれ、
最後は末っ子鞠子の家族への愛と感謝に満ちた「光一条」で終わる。

どの一編もシリーズのファンには堪えられないが、
冬貴にノックアウトされている私にとって特に好きなのは、伏見と冬貴の「黄昏」。
伏見だけが特別なんだ、と言い続けてきた冬貴。
常人には分かり難い冬貴に振り回され、葛藤し続け、
でも結局離れられず自分なりの愛を注ぎ続けてきた伏見。
お互い惹かれ合いながらも、理解しきれないまま寄り添い続けてきた二人が、
人生の終盤に近づき、お互いようやく本当の意味で一緒にいられるようになった風景に
心打たれる。

書下ろしと 既発表のSS(加筆修正あり)合わせて24篇、
そして小説リンクスにて掲載された「キャラクターインタビュー」が入ってます。
シリアスな話あり、コミカルにクスッと笑ってしまう話あり、そして本のカバーを外すと
表紙、裏表紙にまでびっしり筆者のコメントが現れるという仕掛けまであり、
盛りだくさんでゴージャスな一冊となっています。




5

この作品が収納されている本棚

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