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8本の短編集。
後半になるにつれギャグ多め?なんだかとりとめない作品群?と思ったのですが、あとがきで納得いたしました。デビューからの全ての年代の作品が揃っているんですね(雲田はるこ先生のお名前が出てきてうれしかったです。ちゃん呼びかわいい)
□Toyed.
エロばっかりでしたw
2人ともエロいからしょうがないですね。らぶらぶだし。
ラストの回想シーンが好きです。
攻め(名前が出てこない)がメガネを外した寝顔がいい男♡
受け(名前が出てこない)もイケメン美人。
こういうカップリングどストライクなので続きが見たいと思いました。
□完璧な詩歌
男子迷路でいちばん好きだったドラと要ちゃん。
でもこのお話、男子迷路インアウトでも読めるんですね(購入済)
それでも2人の続きが見られてうれしいです。
□DRIVE.N
先輩のダジャレに対しての後輩のリアクションに笑いました。わかるーとw
初期作品含む未発表作品を集めた短編集。
「Toyed.」
付き合ってる恋人なんだけどとにかくセックスばっかりになってしまう事を物凄く気にしている攻め。カラダばっかりじゃなくてちゃんと大事にしたいのに、っていう。
だけどそもそも受けの方が…というお話。
攻め君はその気持ちを大切にすればいいんじゃないか?
「完璧な飼育」「線の上でトモダチ完結編」
この2編は「男子迷路インアウト」収録作です。
「ライラライラ」
仕事としてBL漫画を描いているエイタニは、友人のエヌイケの家で居候生活。
進行はうまくいかず、ゲイだと誤解されの毎日、だが…
漫画家さんの修羅場って大変なんだな〜。
「CHILD LIKE」
ずっと一緒だった幼馴染が引っ越しちゃう。いっちゃんと離れるの寂しい。僕が女の子なら…と夢想するぽっちゃり君。
だが、いっちゃんの方も⁉︎
…という意外展開ながら、どんないっちゃんでも好きだという本質を見つけるお話。
これ好きな話でした。
「冬の星 春の夢」
これはヤバい…?
時代や場所は不明。ムラにいとこのオズを置いて出稼ぎに出るロニイ。出稼ぎって実は男娼館なんだけど。
そこにある日オズが訪ねてきてしまい、ロニイは、仕事中はここで隠れていてと押入れのような所にオズを座らせる。オズは知能が3才で止まっているのです。だからロニイの仕事を見ても意味がわからないだろうと…
だけどオズはおしっこもらしちゃった…と。
わかってはいないけど、体の方は反応してたわけで。
2人の間には純粋に愛があるんだけどね。なんか…モヤっとする読後感。
「DRIVE,N」
大好きな先輩を送ろうと運転してたんだけど道に迷ってしまった。
そしてなぜか車内で…って何で先輩のスイッチが入ったのかが全然わからんし、しかも先輩が受けてるんですかね?
先輩が受けなら萌えます。
「咲きかけ‼︎乙男塾」(ヲトメン)
全5話のリレーオムニバス。
①優等生の隠れ腐男子→
②→が書店で本を譲った見知らぬ腐男子は、実は小学校の先生→
③→この2人がファンなのが「ヤオイジュネイチ」先生。だが実はこの先生は3姉妹が組んでるユニット名。その弟は姉たちに鍛え上げられたショタキャラで→
④→この弟の友人の板前さんも隠れ腐男子。最近BLCDの声優「白夜」が気になって→
⑤→この「白夜」の正体は「ヤオイジュネイチ」3姉妹とショタキャラ弟の幼馴染の超引きこもり男。だがこの4人に声の才能を見出されて今ではスーパー攻め声優。だが本当は受けの喘ぎ声やりたい…
全体に阿仁谷先生の持ち味であるジューシィなエロが生かされた作品でした。乙男塾も面白かった。
収録作全体的に、コアな阿仁谷先生ファン向けな気がします。
阿仁谷先生はもともとエロの汁気多めですが、最初に収録されている作品(Toyed.)は、合同本「エロとろ」収録なだけあってエロいです。
電子書籍(ebook)ですが修正は薄めでした。
完全に自分事な話なのですが、登場人物の名前が出てこないことが非常に苦手で、Toyed.はそれが残念だった。設定はあるらしいですけどね。名前があってこその人格だと思っている。
他にもレビュー書かれている方いますが、完璧な飼育は男子迷路インアウト掲載作品と同じです。
男子迷路→男子迷路インアウトの順で2冊だけ読めばスッキリするように作ったと思うのですが、単行本「完璧な飼育」をまとめるときは「男子迷路インアウト」発売の予定がなかったからなのかな?
ドラ×要が欲しくて買ったのですが、男子迷路インアウトに乗っているほぼお話と同じでした。
差分レベルで違う程度です。
自分の情報収集能力が低い為ではありますが、新しい作品が読めると期待した分ショックです。
ドラ要は凄く素敵ですが、新しい作品が読みたかったです。
『男子迷路』の一部のカップルも登場する、エロ重視の短編集でした。レビューを書いた作品以外だと『CHILD LIKE』がお気に入りですが、キス止まりなので濡れ場まで読みたかったですね。『線の上でトモダチ』のカップルも好きなんですが、こちらは望んでいた攻め受けと逆になってしまったのでちょっと萌え度が下がってしまいました。でも、全体的には満足しています。
◆Toyed.
名前すら分からない2人がめちゃくちゃエロかったです。普通の恋人らしいデートがしたいと思う攻めは、公園に行っても映画を観に行っても結局受けに手を出してしまい、毎回セックスしかしてないことに悩んでいます。そんな攻めの悩みを聞いてあげるふりをしながら、誘うように攻めの体を撫でて欲情させる受けが小悪魔でとっても可愛い。阿仁谷先生の体液描写が一番活かされていた作品だと思います。
◆完璧な飼育(表題作)
『男子迷路』のドラ×要一のその後の話です。中性的な見た目で性に初心だったドラが、ビジュアルも中身もかなり男前に成長しています。いろんなことを教え込む立場じゃいられなくなったことに戸惑う要一に、ドラが荒療治を施します。完全に立場の逆転している2人にすごく萌えました。ドラの女の子っぽい見た目が苦手だった方も、こちらは十分楽しめると思います。