ボタンを押すと即立ち読みできます!
一見と糸川は糸川の方さえ決心がつけば、安定感抜群のカップルになれそうですね。1巻で今までの人生を一見に告白しているので、もう恐れたり躊躇したりすることはなさそう。これから一見の手によってどんどん蕩かされていって欲しいです。
火弦は陽明の下で純粋な犬としての慕い方と、人間らしい欲を持った慕い方の間で葛藤する姿が憐憫の情を誘いますが、同時にそこが愛おしくもあり。周りがなんだかんだ彼に甘いのは、そういう所が自然と相手の懐に入ってしまうからなのかなと。陽明に健気に尽くす彼は心から報われて欲しいと願います。
沢斗の尖り具合は大輝が記憶を失う前も後も私は少し苦手なのですが、それをものともせず接する大輝を見ていて、彼にはあくまで可愛らしい一面として見えているんだろうなぁと感じました。大輝を通して、徐々に沢斗の魅力にハマれそうな気がします。
【一見×糸くん】
唯一順調カプ・合体も目前。
【曜明×火弦】
兄である組長が凶弾に倒れるも後を継がずに、田舎へ引きこもった曜明。
熱で倒れた火弦との座薬プレイ(プレイではない)。
すっかり忘れてたけど、実の母親と近親相姦関係だったーー!
地雷すぎて記憶から抹消してた。
でもそこが重要で、それを知った兄との約束、盃を交わした火弦との関係性。
「犬ならよかったのに」
くぅぅぅ。
【大輝×沢斗】
彼らの出会い編。
出会った時からツンデレを通りこしてクーデレな沢斗。
出会った当時の記憶を無くしてしまってる大輝。
人間国宝だった祖父と大輝が交わした約束とは……。
一見と糸はもう甘々で、今のところそれが増していく担当ですかね。
にしても、一見の糸への触り方がエロい。糸も敏感でエロい。
火弦の片想いが切ないと思ったら、曜明も火弦を思っていたんですね。よかった。
でも亡き兄の教え、実の親兄弟…杯を交わした者も…寝ることは罪深い、を守っているのか。
曜明の思考がシンプルでちょっと笑ってしまった。それこそ犬みたいでw
─初めてもらった 俺の犬 俺だけの犬
─けれど 傷の癒えた犬は ある日 人間に なった
犬=火弦をもらってうれしかったんですね。
─猫は飼わない 寝返りは打たない 親兄弟とは寝てはいけない
シンプルにこれを守ってる。
でもこれをいつか破る日がくるんですよね(期待)
曜明が実の母親に乗られていたのは、苦手な近親相姦だけど、1巻から感じていたBLファンタジーの世界観により、変にリアリティがないのでその辺は生々しくなく逆に助かりましたw
大輝とサバトの過去編があったので、次巻で進展があるとうれしいです。
今のところ、曜明と火弦のCPが好きかな。
火弦の切ない片思いに萌えるし、そんな素振りを見せなかった曜明が実は火弦を憎からず思っているのがわかって、俄然この先が楽しみになりました。
新キャラ・丹羽(吉利谷の右腕)が登場する2巻。
それぞれにまた進展がありますよ。
1) 一見×糸くん
糸くんのどこかに指が4本入るようになりました。
2) 大輝×サバト
サバトにとって大事な思い出のある窯。
崩れてしまったそれを建て直さないことに決めた大輝。
そこに土砂崩れの一報が入って…。
後半で「今の大輝」と「失った大輝」の事情が少し明かされます。
最悪の出会いからいがみ合いつつも、無神経で粗野だけど嘘のない大輝に、野良猫が懐いていくかのように少しずつ距離を縮めていった辺りで終わるので、先が気になることこの上なし。
3) 曜明×火弦
田んぼに落ちた糸くんを助けたことで、体調を崩した火弦。
曜明は火弦の変化に気付かずに、子供が熱を出したという兄の妻子の元へ。
切ない!!切ないんですよ!!
曜明の過去から、本妻の子である兄と、愛人の子である自分の立場や、母との歪んだ関係が兄にバレたことで、兄から言い渡された「親兄弟と関係を持つことは人殺しより罪深い。2度とするな」という言葉が呪縛となっているのがわかって…。
「犬だったらよかったのにな」の一言が切なすぎる。
という感じで少しずつ事情が分かって来たものの、気になるところで終わっているので(一見×糸くんを除いて)、取り急ぎ3巻ですよ!
「本当に犬なら よかったのに。」熱を出して震える火弦を寝かしつけながら、思う曜明さんの胸のうちとは。7巻まで読了して振り返ってみれば、やはり曜明さんは彼なりに火弦を愛していたとも取れるのです。ここでは、曜明さんが火弦を拾い、当時の組長であり尊敬する異母兄でもあった克也さんから「初めて貰った、俺の犬。俺だけの犬。」との経緯が簡単に説明されており、同時に克也さんから、「親兄弟と寝てはいけない」という戒律にも似た心得を思い返すのです。(杯を交わした兄弟は血の繋がりが無くても、実の親兄弟と等しい。火弦は弟分だから、という。)
一方、山王町で慕われていた祖母には到底及ばないという劣等感を持ちながら、町長の仕事に勤しむ沢斗と偉大な陶芸家を祖父に持つ、大輝との出逢い、過去編。今、大輝に塩対応になっていて、それ故に苦しみも感じている沢斗との次巻にも及ぶ物語の始まりが描かれています。
なので、この巻は3組ものカップルや吉利谷さんの登場に関わらず、あまり読み返す事はなかったのですが、曜明さん、本当はいつから?とか、もう火弦を愛してたよね?(気づいてないだけで。)などと思い返すことになる重要な巻だったと気付かされます。
そしてそして、冒頭にはおまけな感じで、一見さんによる、糸くんのアナル調教中が‼︎ はぁ、糸くんのここを使うのはいつになることやら…。現在、7巻絶賛発売中ですが、そんなシーンは皆目無く。当分先になりそうな気配です。最初シャツを着ていた筈の糸くんが、途中から裸エプロンにされてるのは、一見さんのオヤジ趣味⁈