CD

  • 囀る鳥は羽ばたかない

囀る鳥は羽ばたかない

saezurutori wa habatakanai

鸣鸟不飞

  • 通販購入【PR】

表題作 囀る鳥は羽ばたかない

? 百目鬼力 → 羽多野渉

矢代 → 新垣樽助

影山莞爾 → 安元洋貴

久我 → 小野友樹

その他キャラ
三角[大川透]/ 竜崎[三宅健太]/ 平田[高瀬右光]/ 七原[興津和幸]

あらすじ

ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長だ。金儲けが上手で、本音を決して見せない矢代のもとに、百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。部下には手を出さないと決めていた矢代だが、どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由によりその誘いに応えることができない。自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──!

作品情報

作品名
囀る鳥は羽ばたかない
著者
ヨネダコウ 
媒体
CD
作品演出・監督
阿部信行
音楽
オンリード
脚本
suito
原画・イラスト
ヨネダコウ
オリジナル媒体
コミック
メーカー
フロンティアワークス〈CD〉
シリーズ
囀る鳥は羽ばたかない
収録時間
147 分
枚数
2 枚
発売日
JANコード
4562207987875
4.7

(216)

(189)

萌々

(14)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
16
得点
1021
評価数
216
平均
4.7 / 5
神率
87.5%

レビュー投稿数16

これはバヤい

Disc1
【1】 Don't stay gold
【2】 漂えど沈まず、されど鳴きもせず
【3】 囀る鳥は~ 1

Disc2
【4】 囀る鳥は~ 2
【5】 囀る鳥は~ 3
【6】 Cast Talk
(1巻参照)

作品名は失念してしまいましたが、こちらのサイトのCDレビューで新垣さんにはもっとBLCDに出て欲しいと書かれていたのを目にして、気になっていた方でした。
この作品において重要なのは矢代で、矢代がよければそれでよしと思っていた私としては、新垣さんが矢代を演じられた事でこのCDはほぼ満足です。

複雑な矢代の内面を巧みに演じられていて、こりゃあ百目鬼でなくとも惹かれるなと思う色気がありました。(同じような事を、七原役の興津さんがブックレットでコメントされてました)
何せあえぎ声がエロい!其れだけでもう満足です^^あと、端々に可愛げがにじんでてたまらない。

【4】の起きてフニャチンしゃぶる音がえろいなー…からの刑事とのセックスを百目鬼に見せてる時のあえぎ声がもう!!
試聴の時からそわそわしてしまっていたほどのエロさなんです。

【3】の矢代の過去回想はだいぶ盛られていて、(この部分はコミックス2巻にあるようです)若いあえぎ声が可愛くってたまりません。あと音が。

【1】久我の「かぁわいいなぁ アンタ!」が思っていたのと違って残念。
かぁ、でためて欲しかったのです。ニュアンス問題。
でも小野さんの演じる久我は可愛いです。

百目鬼はそれこそ、安元さんのイメージでしたが、知的さが出てしまうから違うなと。
羽多野さんの声は、実直さとバカっぽさが混在していてちょうど百目鬼でした。

漫画での表現がベストな場面はどうしても説明になってしまうのは致し方ないですね。
新聞の切り抜きをめぐる場面とか。
百目鬼が唯一感情をあらわにする場面は音と、羽多野さんの演技がよかったですとても。
全体的にBGMがひかえめで、話の流れを邪魔しないのも。

続編CDは話の展開的に無理かもしれないと作者さまが仰られていましたが、こんな素晴らしい濃厚なドラマを聴かせておいて続きは無しよ、なんてイヤです。(駄々)
新垣さんの事を、これでかなり好きになってしまったのでもっとあえぎ声を(だけじゃないけど!)聴きたいですもん。

【6】
いいですね!ワイワイと賑やかで。(小野さんが別録りなのが残念)
皆さんがいいチームワークなんだなというのが窺えます。
トークテーマはフェチ。
一人ずつマイク前に立って、後ろで他の方がやんや云う感じ。

三角役の大川さん、オーディオフェチ。カタログでアンプのつまみの形やクリック感を想像しただけでドキドキして、ご飯三杯いけると。…比喩とはいえ上級者な感じ!
竜崎役の三宅さん、入りから楽しい^^意外にも特殊な職業の役が久々でとても楽しくやられたそうで。
ことごとく皆さんにビビられてました。(いや、素晴らしかったです☆)
銀歯フェチ、なかなかに…。
平田役の高瀬さん、収録日暑かったのにスーツで臨んだスーツフェチ。(男女限らず)皆さんに援護されて最終的に、M判定^^
いい声の人みんな変わってるよーと云われてました。
七原役の興津さん、おっ○いフェチから修正した(途中デコルテ周りとも)匂いフェチには共感。でも最後はよりマニアックな羽多野さんに話を持っていかれてました。ブレンド感て…。

聴いてよかったです。矢代が新垣さんでよかった。これに尽きる。
漂えど~と回想シーンで、矢代がタバコを押し付けて欲しがったのが影山への想いの現れだって事に初めて気付きましたし。
とても満足度の高いドラマCDでした。(キャストトーク含め)
【3】と【4】ばかり聴く^^

19

矢代の切なさ

原作既読ですが、今回は原作本は一切開かず、このドラマCDの音の世界だけで聞いてみました。
さすがに音だけでは察しきれないシーンも多々あって、原作を、ある程度読み込んでいたほうがいい。
って言うか、この作品、原作を知らずにいきなり聞く人はいないか。

新垣さんって、メインでBLCDは初聞きのような気がするけど、なかなかいいじゃないですか。
ノジ兄さんと似たタイプのお声だけど、もうちょっと硬質な感じで、矢代の何かが壊れている切なさみたいな物がぐっとくる。
ヤクザになってからの矢代の、投げやりな下品なセリフやモノローグが下卑た感じにならないのもいいし、「漂えど沈まず、されど鳴きもせず」の切なさもいいなぁ。

2枚目の最終トラックにキャストトーク。
渋いオッさん声の声優さん方が次々と登場されて、なかなか味わい深かった。

16

きける時間はずっときいていたい。

ドラマCDはほとんど買ったことがなくあまり興味もなかったのですが、ヨネダコウさんの作品で、しかも囀る鳥ということで買ってみました。まさかこんなにハマるなんて信じられないです!
原作はこれまで読んだBLベスト3にはいる、素晴らしい作品です。主人公の矢代は他に取って代わることのできない唯一無二のキャラクターです。このキャラクターがイメージと違ったら終わりだな...とドラマCDの値段の高さにもドキドキしてたのですが、聴いたらもうまさに矢代でした!声やしゃべり方、喘ぎ声までもうすべてが!原作者のヨネダコウさんもツイッターで、原稿に向かうとこのドラマCDのこえでキャラクターが動くと言っていましたが、まさにそうでした。
先日発売された原作の2巻を読んでいるときも、よりリアルに感じることができました!センスあふれる原作に忠実になっています。買って良かった。
買った日から聞かなかった日は今のところ一度もありませんww

15

話の展開も声も演技も最高! パーフェクトです!

今まで聴いた中でトップクラスの神作品だと思います。
神×2にしたいくらいです。
何回聴いても飽きないし終わるとまた聴きたくなります。

出演者の演技も素晴らしく皆さん上手い方ばかりで誰のファンでも満足できるし、ファンではなくても好きになれるものだと思います。
聴く前はキャラ設定からして百目鬼が羽多野さんと言うのは違うんじゃないのかなと心配でしたが、聴いていくとだんだんいいかもと思えて来ました。
羽多野さんがトークでも言っていましたが"特殊な職業の人達"の声質の声優さんがたくさんいて、低音で怒声がピッタリ過ぎる人たちの中で低音で頑張った甲斐がありました。
元々は真面目な公務員だったのにある出来事から現在に至るまでの経緯を知るとますますいいと思えてくるので、続編での好演も期待します。

BL作品ではあまり聴けない新垣さんでもっと聴きたいという希望があるようですが、今回私もそう思いました。演技力の高さも声質も好みで、何と言っても男の喘ぎ声としては最高にいいです。可愛い子や高音になってしまってもいいと思える人は多いのですが、男前でかっこいい矢代らしい声でよかったです。

三宅さんは最高に合ってますね、共演者も怖がる特殊声でした。ヤのつく職業関連では欠かせません。

コミカルな部分とシリアスな部分の配分がいいので笑わされたあと切なくなるような展開で、矢代にしても百目鬼の妹にしても重く複雑な過去にもかかわらず暗くならずに聴いていて辛くならないのでリピートしてしまうのだと思います。

BGMや効果音が邪魔することなくぴったり合い違和感がないのもいいです。しゃぶる音とかいろいろ…。

もう一組のカップルの小野さんと安元さんの声も演技も素晴らしく好きな二人を堪能できました。安元さんは『透過性恋愛装置』や『啼けない鳥』で上品な大人の声でファンになりましたが、ヤクザ幹部役とかこういう裏社会に関わるような外科医役などもはまり役ですね。

BL作品は小説は読んでもコミックは滅多に買わないのですが、話題の作品なので原作も読んでみたいと思っていました。これを聴いて是非とも原作も読まねばとあらためて思いました。

11

作品のダークな雰囲気がそのまま生かされている

3巻が発売されたことを期に、漫画1巻と一緒に聞きました。
何度も聞きましたが、神以外ありえません。

とにかく矢代役の新垣樽助さんの声がセクシーでエロい。
エロシーンも萌えるけど、ふざける時も何だか可愛い。
ぴったりだと思います。
上手く言えないですけどまさに矢代って感じです。
BLCDにどんどん受けで出ていただきたいですね。

正直に言うと百目鬼役の羽多野渉さんの声は苦手です・・・
ごめんなさい。。。
でも百目鬼には合ってるとは思います。

久我役の小野友樹さんの声は若々しくて可愛い。
矢代も好きだけど久我も良いな~

影山役の安元洋貴さんの声は相変わらず低い。
渋い~ちょっぴり苦手。。。

昨日聞いてわかったのは七原役が興津和幸だったって事、
初めて聞いた時はわからなかったのに、
今聞いたらわかっておっ!また声優さんの声覚えた♪と
勝手に自己満足してました(笑)

あと何と言っても外せないのがダークで切ない雰囲気のBGM。
BLCDで結構BGMって大切だと思うのですが、
この作品のBGMは神だと思います。
全体的に作品の雰囲気にとても合ってたと思うのですが、
特に印象的だったのは、
「漂えど沈まず、されど鳴きもせず」の最後の方で、
矢代が男とキスして暴れて、影山が止めるところ。
矢代の笑い顔がどんどん暗くなっていくのですが、
その時の高い音から一気に急降下する所(伝わるかわからないですが)が
切なさを上手く表現してて素晴らしいなと。
今までこういうBGMは聞いたことなかったから余計印象に残りました。

あと何度も読み返したはずなのに、新聞の切り抜きのくだりが
あまりわからなかったのですが、昨日やっとわかった(苦笑)
矢代は多分百目鬼の怒る顔が見たいがために
本当は妹さんに百目鬼が写真の切り抜きを持ってることを伝えたのに、
百目鬼には嘘をついて怒らせて、
妹の所へ行かせることを想定してたなんて。
矢代は百目鬼の先の行動まで読んでたなんて、頭キレるな~って思った。
そうだよね、2巻では株とかもやってたって言ってたし。
美人でモテて頭も本当は良いなんて、ますます魅力的な男だと思いました。

最後にはなりますが、
「囀る鳥が羽ばたかない」が好きな人は是非聞いてみて下さい。
よりこの作品が好きになると思います!!

9

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(CD)一覧を見る>>

PAGE TOP