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橋本あおい先生の描く、四十路男たちはみんな素敵ですね。
こちらの作品も、随分前のものですが〜何度読んでも色あせて無く、大好きな作品の1つです。
「伸るか反るか」を読み返す度に、必ず読むのが、こちらに掲載されている「右か左か」。
2人の馴れ初めから読んでます。
もぉ〜、本当に面白くて大笑いwww。
・・・魔が差した・・・っ、ここサイコーだわwww
最初は、「伸るか反るか」目的でしたが、
表題作の「ふたりの熱量」、「君が魔法使い。」も、楽しめました。
伸るか反るかをドラマCDで聞いたので、この前哨戦?!部分も読みたくなって電子書籍を入手しました。
で、伸るか反るかをコミックスで読んだ後にドラマCDを聞いたのですが、どうも北條と安元さんが整合せずに苦労したんですが(苦笑)、この右か左かを読んだら「アリやな」と思えたのでした。
どうも、伸るか反るかの北條はすっきりシュッとした(笑)感じの絵だったと思うんですが、この作品ではもう少し年齢層が高め、まさしく四十路のおっさんに見えました!何でだろう〜。髪を上げてるシーンが多いからかな。それだけじゃないような。
つまりのところ、この作品と伸るか反るかをセットでドラマCDにしてるので、納得の配役ってことになりました。。。
ふたりの熱量の方はお風呂シーンがエロかったですが、ストーリー的には萌えどころを見つけられず。。。
表題作は、そんなあっさり…懐かれた、人恋しかった、酔っていたとはいえ、最後まで致してしまいますか、とは思いましたがw
ディーノが龍之介にハグしたり、スキンシップするのが慣れている感が見受けられて萌えでした。
触れ合う描写は気持ちよさが伝わる描き方が好きなので。
触れられて、龍之介がより色っぽく感じられたのも好みでした。いいぞ!ディーノもっとやれー!と応援している自分がいました。
「右か左か」は20年来の親友が、これまた酔った勢いで擦り合いっこして意識するという定番中の定番ですが。
ずっと友だちとしか思っていなかったのに、気まずくなって、嫉妬して、意識していく、というのが王道ですけれども、手にとるように2人の気持ちが伝わっておもしろかったです。
◆ふたりの熱量(表題作)
イタリア人であるディーノのおかげか、もどかしく思う間もほとんどなく結構早い段階で体の関係を持ち、好き同士になってくれるので、さくっと甘いBLを読みたい時にはもってこいの作品です。橋本先生の作品には、なぜか自分の相手への好意をなかなか認めない受けが多い気がしますが、龍之介はあっけらかんとした性格なので、陽気で豪快なディーノとも相性が良く、読んでいてとても気持ち良かったです。トントン拍子だけど、しっかり2人の気持ちが通じ合っていることが感じられた、読みやすいラブコメでした。
◆右か左か
40代で付き合いの長い部長同士の物語。橋本先生の絵が綺麗過ぎるので、多少皺があっても渋さが足りないのが惜しいですが、そこはストーリーでしっかりカバーされていました。あまりにも長い時間傍にいて、もはや家族か空気同然のような関係性の2人。そんな2人が今更ながら、抜き合いから相手を意識し始めるのが可愛かったです。私は北條が受けだと嬉しいかな。でもこの2人は、なんだかんだ互いに上下どちらも楽しめるような気もします。
▼ふたりの熱量
橋本あおい先生の鉄板、美味しいご飯と質の良い生活、がバリバリ出てます。
短編なので関係性の掘り下げは薄いですが、攻めのキャラクターが分かりやすくテンポが良いので、物足り無いってことにならないのが上手い。
ストレートに言葉を発してグイグイ行く愛したがりディーノは、愛されたい龍之介がだんだん懐いてくるのが楽しいだろうなぁ。
橋本先生の作品の中ではエッチ度は普通ぐらいかと。とろとろになった受けに、攻めが当てて焦らすプレイが好きで、楽しめました。
▼アワーズカフェへようこそ
表題作と「恋とセンチメンタリズム」のコラボ
▼右か左か ※続編「伸るか反るか」出てます
"大学からの友人で勤務先も同じ40代が、家を行き来する仲"もうこの設定だけで期待高まる。そして早々の擦りっこ。
北條(黒髪) がとつとつと南海(ふわ髮メガネ)にこの先一緒に居たい旨を語るところとか、両思いって笑い合っちゃうところとか、可愛いイケおじさんエモ…
続編の「伸るか反るか」も、若干のリバが平気なら是非。
「スーツを脱いだら」の2人も出てきます。
▼君が魔法使い
ファンタジーです。上2つとの同時収録は層が違うよな〜と思う。
200頁弱中の30頁なので、あまり気にしませんでしたが。
※電子書籍
限定おまけは「右か左か」の一枚イラスト
橋本先生は白抜きが勿体無いので紙をオススメしたい