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小説
丸木先生って本当に多彩な方ですよね。時代物から耽美系の作品まで幅広く。
今作はライト系の作品ですかね?エロはエロくて良かったんですが…
こればっかりはしょうがないと言うか、作品が悪いわけではないです。ただ今読むとオタクの描写が古いなぁと思い、それがまずノイズで話に集中できませんでした。(発売当時に読んだら問題なかったと思います)
あと攻めも受けも特徴はしっかりしてるのに、あんまりキャラが見えてこなくて乗り切れませんでした。エロはエロくてそこは良かったんですが、キャラが掴めてない人物同士の行為は一歩引いて見てしまい、ハマりきらず。
ただ文章は読みやすく、なんだかんだ最後まで読むことはできましたし、クスッとする場面もあったのでこの評価で。
受けの一人称スタイルで軽快に話が進んでいきます。
オタクで童貞なシナリオライターの受けが、メイドカフェで居合わせたとある社長に気に入られ……仕事の役に立つと言いくるめられ、あれやこれやと風俗に連れ回されます。
女性との絡みもありますが、短くてあっさりしているので、よほど苦手な方でなければ大丈夫だと思います。というより、攻めである社長とのプレイが濃厚すぎて、記憶のはるかかなたに追いやられていくと思います(笑)オタクらしいコスプレエッチに、縛られちゃったり尿道責めされちゃったりと、盛りだくさんでした!
攻めの執着はもちろんあるわけですが、丸木先生らしいじっとりとした世界観というよりかは、受けのお尻はよほどしっとりして女っぽいんだろうなぁ、という感じです。ちょっと何言ってるかわかんなくなっちゃいました、すみません……。とにかく気楽に楽しめます。章タイトルもオタク全開で面白いです。
眼鏡でオタクな受けですが、涙ボクロが萌えポイントでした。最後には攻め視点ありで、そちらもよかったです!
丸木先生は霧の楽園をこの間読んで
次にコチラをチョイス。
全く違ったおバカラブコメで、
これはこれで面白かったです。
主人公は、アキバのメイドカフェに通う
典型的童貞オタクな、こーたろくん。
推しのメイドさんに会いに通ってたのに、
ここで泉田と運命の出会いをしてしまう。
泉田は、こーたろが通っていたメイドカフェ以外にも他業種に渡って手広く展開してるグループの社長。イケメンだし、36歳だし、社長だしで住む世界が違う相手なのに気に入られちゃう。
こーたろくんの仕事がエロゲーのシナリオライターである事、スランプ気味な事をポロッと話しちゃったから、作品の肥やしになればとあらゆる風俗に連れ回され挙句、SMクラブでは目隠しされてとうとう処女喪失。
それからもプンスカしながらも泉田にうまく丸め込まれて快楽の虜じゃねーか。女の子気分で色んなシチュでプレイ楽しみまくる。エロ作品ど真ん中な感じで楽しかったです。
ただ、含ませがたくさんある割に全部が回収されてなかったので、読後物足りなさがありました。
金子がこーたろくんに身体病院で調べた方がいいよって言うた件が気になる。
性欲少なめ、体毛も薄い、無臭、子供みたいなどちらかと言うと女性的な身体と顔つき。それだけで、性別チェックしてこいって言われるって描写なんなんだ。
そんなヤツBL界にはわんさかおる。泉田が、確かにねー、でも倖太郎くんが気にならないならそれでいいよ的な事言うたりもするし。
結局何だったんだ、何もないのかどうなの?
あんなに女装姿可愛いくてメイドカフェの看板娘になっちゃってるこーたろくん、次のお話ではてっきり表舞台に出ると思ってたし、シナリオのお仕事面でももっと活躍するところが出てくると思ってたのに、そーでもないとこで終わっちゃった。
一冊しか出てないのが残念です。コミカライズされてるから、続編の望み捨てずに待ってます。
タイトル通りのお話。
割と笑いどころあったので面白かったのですが…苦手なものもあったので…。
攻めが受けを風俗連れ回すわー(本番有り。受けの童貞も風俗で捨てさせてました)、挙げ句の果てには倖太郎にホモ疑惑をもたれたから誤解を解くためにーと女の子とヤってるのを見せつけたり。
それじゃ倖太郎が暇だろうからと1人余分に女の子呼び寄せて、自分がやってる横で倖太郎にも女の子とヤらせたりというナニコレ状態。
あとエロゲのシナリオライターである倖太郎が途中から自身の体験を活かしてシナリオを書き始めているので女の子を髣髴とさせるシチュエーションが多いです。
倖太郎自身の身体的な特徴も男性的とはいいがたく、脇役から「遺伝子がどうのこうの。病院行けば?男らしくない」的な発言食らってるんで…そういうの苦手な人は「うわっ…」ってなるかもしれません。
倖太郎がエロゲーのシナリオライター設定なので、お仕事の為として色んなシチュエーションプレイがあったのは面白かった(*´∀`*)
女王様とSMプレイを堪能させてもらえると見せかけてー泉田に後ろ奪われるという罠www
いや、最初は女王様プレイもありましたよw
でもそこに泉田ちゃっかり混ざってましたからねwww
おそらく流れを仕組んだのはその店と取引関係(企業)に当たる泉田の要求というねwww
案の定思いっきり倖太郎に避けられたとくれば、上で書いたように「いやいや、違うから。俺そんなんじゃないから。ちゃんと女の子抱くから見ててよ」的展開に持ってくるわー。
メイド、緊縛、尿道、玩具、目隠し、媚薬…色々と豊富でございました。
ご馳走さまです。
倖太郎がお仕事熱心なのが笑えました。
いや熱心なのは良いんですよ、良いことです。
でもシナリオライターとしてインスピレーションが刺激されるタイミングがねw
泉田とやった後に泉田放置してダカダカダカダカ打ち込んでたり、拉致緊縛&媚薬盛られて大変な瞬間に「( ゚д゚)ハッ!これって無理矢理!?新しい展開として使え…っじゃなくて!!(セルフツッコミ)」とかなんですよね。
ちょっwそこガクブルする場面だからww
全体的に話のテンポは良いので、エッロイの読みたい気分なんだよ!って時に気軽にサクッと読める感じでした。
ずっと気になっていたんだけど後回しになっていたのが、電子化されていたので読んでみました。
これを読んで「丸木作品ってこんななんだ」と思ってはいけません。
これまでの作風はどこに?wというくらいいつもと雰囲気が違いました。
ライトでほとんどエロと勢いです。さらっとエロと笑いを楽しむにはちょうどいい感じ。イラストも合っていて楽しく読めました。
見どころは社長の鬼畜ぶりでしょうか。いかにもな胡散臭さや変態臭さが非常に笑えました。変態社長に執着されて涙目で弄ばれるオタクの倖太郎君が可愛い。でもこれ、NLだったら絶対に私は萌えない。BLじゃないとダメです。確かにエロゲベースの設定なので、それっぽいものがてんこ盛りなんですが、ワンクッションおいてBLになってるからこそ私には面白かったです。
ちょいとエロめのラブコメとして面白かったです。