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表題作それでも恋する迷探偵

松田銀平,一生懸命だがドジな新人探偵
榎本瞬,先輩探偵

その他の収録作品

  • special file(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下:漫画

あらすじ

憧れの「立派な探偵」になるべく、夏目探偵事務所に入所した松田銀平。迷子犬探しの依頼を任せられ、待ちに待った初仕事!と張り切ったのもつかの間、コンビを組まされたのは冷酷無慈悲で死ぬほどコワイ、先輩探偵・榎本瞬で――!?

作品情報

作品名
それでも恋する迷探偵
著者
ソライモネ(あびるあびい) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
アプレコミックス
シリーズ
それでも恋する迷探偵
発売日
ISBN
9784864421829
3.6

(78)

(19)

萌々

(30)

(20)

中立

(4)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
13
得点
279
評価数
78
平均
3.6 / 5
神率
24.4%

レビュー投稿数13

王道なんだが個性がいい

探偵事務所が舞台。
ツンデレの”先輩”と、ワンコな後輩、松田のカップル。
王道の組み合わせですが、探偵事務所の面々を絡めて、コミカルかつ個性的な絵柄でなかなか面白いです。

ツンツンした先輩にひどい言われようの松田。社長の鶴の一声で組んで仕事をすることになります。
ときどき可愛い素顔が垣間見えてしまう先輩。でも過去のトラウマか、懐には入れてくれない。

そんなとき、昔後輩だった人物が近づき、先輩がピンチに。。

ヘタレな後輩ワンコ攻め、松田くんですが、ここぞというときにはしっかりアプローチ。

脇の事務所の先輩がかっこいい。

0

独特な感じ

前から気になってたのですが絵が特徴的で迷ってました。先に泡沫の鱗を読んだのですが同じ作者さんだったんですね!

それでも恋する迷探偵とは瞬のことかな?

色々ありましたね。特に銀平は初めは瞬のことがとっても苦手だったのに。
瞬もとても厳しくて冷たいですがそれは前任者のこともあったからなのかな?沖縄で銀平にお前はこんなことに慣れなくていいって。思ってたよりずっと銀平の事を考えてたんですね。

酒に溺れて。そこまで銀平を…。
後になって実は最初から銀平を好きだったようなことを言ってますね。

そして前任者が瞬を誘い危険な目に会います。
瞬もクールで厳しいだけの人じゃなかった。銀平もいつのまにか瞬のことをとっても大切に思って。

最後の瞬のデレはかーわいーい!
おそらく決死の思いで銀平を部屋に誘い。
高校のジャージまだ着て名札もそのままで!
謎だらけだった瞬が意外と普通の暮らしをしていて。銀平は萌えっぱなし。

朝チュンでしたが満足です。

おかっぱ頭の警察の人が警部だとは。

とても独特な作風ですね。食わず嫌いしてた自分をハタキたいです。
探偵事務所のメンバーもワイワイしてて、瞬が言うような汚い仕事に染まった感じではなさげです。
谷さんはもしかして?

0

仕事に恋に迷える探偵

こちらも面白かったです。
ツンデレでちょっと意地っ張りな探偵・瞬のお話です。
先に『ハニーソルトアンドビターシュガー』を読んでしまったので、
なんだか変な感覚で読みました。

あの瞬が?
あの谷が?
…という感じです。

探偵・瞬とバディーを組むことになった新人探偵・銀平。
厳しくて嫌な奴と思っていた瞬は、
本当は可愛くて優しいところもある先輩でした。

『ハニーソルトアンドビターシュガー』では、
谷は瞬のことが大好きですが、
今作ではそんな感じはしませんでした。
まぁ、こっちが先なのであちらは後付けなのかな?

瞬に惹かれていく銀平ですが、
瞬は初めから銀平のことが好きだったと思います。
H中に素直に好きと言っている瞬は、
可愛くて萌えました。

すごく面白かったですが、
私は『ハニーソルトアンドビターシュガー』が好きなので、
こちらは萌×2評価にさせていただきました。

0

柔らかく可愛らしい下剋上

 ストーリーのテンポも良く、メイン2人の掛け合いも可愛さが溢れていて、読み応えも萌えも十分得られる1冊でした。ワンコ年下攻め×強気年上受けということで、攻めの松田が受けの榎本に厳しい言葉をかけられるシーンが何度かあるものの、榎本の厳しさは彼が自分に対して何かを戒めていて、その余裕のなさから来ているんだろうなというのはもう序盤でなんとなく感じ取れます。逆に、松田は何度凹んでも、常に余裕が残っているような感じなんですよね。こちらが根拠のない自信を彼に感じてしまうというか。だから、彼に榎本を預けたら絶対安心できるだろうと、つい信頼を置いてしまうようなキャラでした。

 相性ばっちりな2人に負けず劣らず、事務所の面々もビジュアル面でも性格面でもなかなか個性の強いキャラが集まっており、それぞれが2人の関係を進展させる上で担う役割も違っていて、キャラ作りもしっかりしているなぁと感じました。このメンバーと一緒にいれば、2人は今後何かあっても周りに助けられながら乗り越えられるだろうと思える、温かい雰囲気がありますよね。最初は突き崩せそうな隙を一切見せなかった榎本が、徐々に松田の言動に感情を揺さぶられることが増え、最後には松田の方が一枚上手になる感じ、これがやはり強気年上受けの醍醐味だなぁと、改めて思いました。

0

探偵事務所のゆかいな仲間たち、とBL

探偵事務所のゆかいな仲間たちとくりひろげるドタバタ、とBL。
まつずゅん主演のドラマ、ラッキー〇ブンを思い出しました。
B〇SSでもOーシャンズシリーズでも、そういう群像劇が好きな人におすすめしたいです。

受の美人さ・冷酷さと、攻のワンコさ・熱血さが好対照でいい組み合わせです。
榎本さん(受)が普段すなおに感情を出さないのに、どうしてもちょっとずつ松田へのときめきが抑えられなくなっていくのがとてもかわいい。

あと作者の方が眼鏡を好きとおっしゃっているだけあって、事務所の6人中3人が眼鏡なのに全然違うキャラの違う魅力のある眼鏡になっていてすごいです。主役の榎本さんと幼馴染の二人をそろって眼鏡にするのは勇気がいりそう。
この幼馴染の谷さんがすっごくいい人で、おそらく榎本さんのことを……というところなので(カバー下の漫画もそういう感じ)ぜったいぜったいむくわれてほしい。と思ったら続編の主役のようなのでそちらも読みたいと思います。

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