• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ジェラテリアスーパーノヴァ

kio
名前も年も知らないヤるだけの相手
里谷智秋(sato)
大学生

その他の収録作品

  • -vanilla-
  • -mojito-
  • -cassis-
  • -caramel-
  • -sakura-
  • -extra chocolate-(描き下ろし)
  • カバー下:漫画「ある日のお昼寝」

あらすじ

出会い系で適当に知り合った間柄、知っているのはお互いのいい加減なハンドルネーム。
いつも、近所にあるジェラート屋『スーパーノヴァ』で待ち合わせをして、部屋でヤるだけの関係。
…だったはずなのに、少しずつ変化してしている自分の気持ちに気付く里谷(さとや)。
自分だけが深みにハマっていく不安…でも気付いた気持ちには抗えず——?

ジェラテリアを巡って繰り広げられる苦くて甘い、恋の駆け引き。

作品情報

作品名
ジェラテリアスーパーノヴァ
著者
キタハラリイ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
ジェラテリアスーパーノヴァ
発売日
電子発売日
ISBN
9784801953307
4.1

(512)

(243)

萌々

(149)

(87)

中立

(21)

趣味じゃない

(12)

レビュー数
42
得点
2093
評価数
512
平均
4.1 / 5
神率
47.5%

レビュー投稿数42

No Title

ゲイの掲示板で知り合い気ままな体の関係を続ける2人。お互いの本名も知らず、近所のジェラート屋で待ち合わせては部屋でヤルだけ。それがいつしか特別な感情に変わっているのに気づいて⋯。
不安から素直になれずすれ違ってしまうのがとても切ない。体から始まった2人の気持ちの触れ合いがすごく繊細で優しくて、大人の男同士の愛おしさで胸がいっぱいになるラブストーリー。
1話ごとにジェラートの名前がついてるのも良き。今と画風がかなり違うので、名前を見なければキタハラリイ先生とわからなかったかも。
これは大好きな作品だ。

0

甘く切なくジェラートのように溶ける物語

ジェラートのように甘いだけかと思ったら、色んな葛藤や切なさがとても刺さりました。
展開が進むごとに切なくなってくる里谷の表情は必見です。
彼の友人たちも、the男子大学生で、それが余計に里谷のセクシャルの部分に響くのかなと。その辺りのギャップも切ない……っ!
エッティなところもとてもとてもで、満足できました。CDも拝聴しましたが、里谷がとにかく可愛いです。
マッチングアプリから本気になって、本気になった方が負け、的な話が好きな人には大変オススメです。

0

雰囲気がある

里谷が掲示板で知り合ったkioというハンドルネーム以外、何一つ知らない男とセフレの関係にあるところから始まります。

詳細な描写はないものの、里谷の初体験はkioではないので、苦手な方はご注意下さい。

割り切った関係のセフレを好きなってしまったお話で、とても雰囲気があり惹きこまれました。
セフレだからと踏み込めないもどかしさが切なかったです。
お互いの名前を明かし、改めて恋を始める二人にニヤニヤが止まりませんでした!

DMMは白抜き修正でした。
セフレの時から散々セックスしているのに、付き合ってからとなると初めてみたいに緊張しちゃう里谷が可愛かったです!!

0

続きを読んで評価を上方修正。

 一度目に読んだ時は、甘さが足りないと思って「中立」に評価してました。でも続きの話にたどり着くまでに必要な話だと思うと、見直さずにはいられず修正に来ました。
この1冊だけで終わってしまったら「中立」ですが、2冊まとめて読んだ物語の前半部分として評価するなら「萌」かなと思ったので、この評価です。

 以下、続きの巻を読む前の感想です。

 どこがと言われるとわからないけど、全体的にどこかオシャレな雰囲気の作品です。
でも6話分のうち3話分はひたすらもだもだするので、それがつらい人はいるかもしれません。
もだもだしている間が甘々には程遠かったのも個人的にはマイナスだったんですけど、一応くっついたみたいなので続編に期待しておきます。

不器用な受けの気持ちに重きを置かれていて、何故に攻めが一度離れていったのかは少し納得できませんでした。同人でもいいから、そのあたりの攻め(以外でもいいけど気持ちがわかる感じの)視点とか読みたいな〜と思っています。そこがあれば萌える気がするんですよ。

 受けのエロ顔は大変よかったのですが、攻めはもうちょっと雄みがほしかったですね。良くも悪くも普通で、ちょっとヘタレな攻めでした。でもスーツ姿は普通にかっこよかったです。
個人的印象としては、攻めは受けの恋愛初心者なところが可愛くて仕方なくて惹かれた感じでした。

0

あっさりしているのに濃密で、純文学みたいでした

出会い系で知り合って、一回やったらそれで終わりのはずが、待ち合わせをして何回も会う。
気軽にセックスする身体だけの関係。相手の本当の名前すら知らない。
居心地がいいのは、後腐れのない関係だからなのか。それとも本当はもっと別の感情なのか。
お互いが、おそらくスタート地点は同じで、季節の移り変わりを感じるくらいの時を過ごし、だんだん気持ちが変わっていく。
さらっと描かれているのに、いや、だからこそなのか、とても深くて、作品の象徴でもあるジェラートのように爽やかな読後感。
人気がある作品なのがよく分かりました。

一番好きなシーンは、町でばったり会って、お互いのリアルを見てしまう、そして見られてしまう場面です。
あのとき、kioは着ているものも髪型も何もかもが違って、どこからどうみても会社員で、話し方も自分の知っている彼ではない。まるで別人の彼は、現実世界では普通に大人で、里谷は大学生である自分との差を痛感する。子供っぽい自分を見られた恥ずかしさと、彼の本当の姿(会社員)を見てしまい、その歴然とした差を目の当たりにしたショック、しかもそれが、二人とも感じた事だということ。
科白も最小限、余計なことは描かれていないのに、二人の気持ちが伝わってくる。
唸るくらいうまいなと思いました。

1

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP