限定特典と割引が充実!
こないだ俺 面白いAV見たんですよね、上司喰っちゃうやつ
味わい&深みのあるお話を作る里先生の最新刊
あああ、いいですね、このキャラ。振り回されたい。
需要ありすぎてバカ売れしてしまうんじゃないかと心配になるほど面白かったです。帯の文句でも、デザインでも、絵でも、なにかしらちょっとでも気になっている人ははやめに買ったほうが吉です。
台詞のひとつひとつが心臓を狙い打ちしてくるかのような。
自分のどストライクでした。
続刊を切に希望します!
別レーベルの2作目で大学生カプのまさかのナチュラルリバーシボーエロで驚かせてくれた里つばめ先生。
今回もある意味おったまげ!!な一冊だったと思います。
おもしろかったんです。おもしろかっただけに、
えっっっっっこれで完結⁈⁈⁈
な終わり方だったのです。
続きもんか?と思い、あとがきを血まなこで探しましたが、スピンオフ現在連載中のお知らせはあれど、このカプの続刊については情報ナシ…
マジか…おもしろかっただけにこのふたりのもっと先が見たかった…
内容は…
仕事は充実だけど私生活はED•彼女の浮気•老化と散々な上司が、
表は会社の王子様、裏は社会性欠如のクズの二面性を持つ部下の秘密を知ってしまったことにより、いろいろ振り回されたり口説かれたりするお話です。
まず片桐(暫定攻。30歳)のキャラがすごい。
普段は、顔良し身体良し頭よし性格良しの男女問わず社内の憧れの王子様なんですが、それ以外では口悪い凶暴図々しいだらしない汚部屋住人。
ほんとに悪びれもせず暴力ふるったり、嫌いな奴の車破壊したりとトンデモキャラですが、本人曰く、オンオフの差が激しいだけらしいです。
長谷川(暫定受。37歳)は、仕事は出来るし部下からの信頼も厚いですが、プライベートがさっぱりなフツーのリーマン。
たまたま片桐の本性を知ることになりますが、本来の性格が平和主義なので、ビクビクしながらも片桐の二面性を受け入れ、まんまと片桐に振り回されてしまってます。
長谷川の恋人の浮気とEDの事実を片桐に知られ、それをきっかけに片桐は長谷川にちょっかいをかけ、口説いてくるようになります。
ここで長谷川が流されてエロ突入!…と簡単にならないとこが里先生ニクイですね。
片桐に迫られ、照れたり気にしたりはしてますが、長谷川は最後まで抵抗するし、あげく真剣に「お前が嫌いだ、普通の上司と部下の関係になろう」とキッパリお断りします。
片桐が長谷川のことが好きなのは本当なんだろうけど、いかんせんオフの性格がクズなので、本気感が伝わってこないんですよね。
片桐はもともと長谷川を尊敬していたのもあり、その長谷川なら自分の二面性も受け入れて理解してくれるのではないかっていうのが本心だと思いますが。
というわけで、ボーイズラブのラブが全く成立しておりません。
エロは当然なし。キスはありますが、フェラも未遂?な感じで、里先生の数少ないエロがけっこう好きな者としては残念。
こういう終わり方もアリっちゃアリだとは思いますが、
せめて長谷川の中にほんの少しでも恋の芽生えがあればなぁ。それか2巻まで続けて欲しかったなぁ。
ストーリーもテンポ良く進み、キャラが非常に魅力的でだったので、もうちょっとふたりの絡みが見たかったです。
おもしろかったんだけどなぁホントに。
なんか惜しいなぁ。
長谷川のtnkも勃たないままだったしなぁ。
EDキャラがEDのまま終わるBL作品もあんまないよなぁ。
でも里先生コメディも描くんだなということが分かって良かったです。
スピンオフは、片桐の友人の警察官のお話だそうです。
どうかこっちではエロをおねがいします!
里つばめ先生は個人的には初めましてなんですが、やー!良かったです!
帯が惹かれずにはいられなくて。
『昼は、社員憧れの王子様
夜は、社会性欠如のクズ 狙われたお姫さま(37才.不能)は……!?』
という煽り。
これは手に取っちゃいますよね(笑)
中身も面白く、攻めの会社後輩が本所クズ野郎でした(笑)喧嘩吹っ掛けられた相手の財布取っちゃったり、姉の別れた不倫相手の車をボコボコにしちゃったり!
周りに居たら正直関わりたくないタイプなんですが、でも会社では王子様なんですよね。
受けの先輩は不能が原因で彼女と別れちゃい最後後輩に堕ちるのかと思いきや、グラグラしている攻防で終わってしまいました。次回作は今作に出てくる攻めの後輩の幼なじみ(警察署) が主人公みたいなので、そこで二人のその後が見られれば良いなと思います!
過去作品もチェックしてみます。
結論からさきにいいますと、次回作『DOGS』まで評価保留というのが正直なところ。
「最近、BL飽きちゃったんだよね」という、腐女子にぜひ読んでもらいたい、そして感想を聞きたい!
"ニュータイプ”クズ攻めの登場する作品です。
主人公は37歳、お腹の贅肉が気になるお年頃の長谷川。
その部下の片桐30歳は、社員みんなが憧れる王子様。
一番の注目は、攻めの片桐のキャラクター、いわゆる「クズ」具合なのです。
ギャンブル好きで、女にだらしなく、暴力に慣れており、顔色かえず凶行におよぶ。笑顔であっても目が笑っておらず、ギリギリな感じとネジの飛び具合、結構、怖いです。それなのに仕事はソツなく、責任をもってこなし、さらりと気遣いもみせる。
かたや、主人公の長谷川は常識人。なぜか ED真っ最中。
片桐の二重人格ぶりにビクビクおびえながらも、なんだかんだと付き合う巻き込まれ型。
そのうえ、長谷川を口説いているのに、片桐がちょいちょい入れてくる底意地の悪い軽口。それがプライドを傷つけるような言葉で、じわじわとボディブローのようにきかせてきますね。
口説き口説かれの攻防戦が、従来のBL作品とはちょっと違った均衡のうえに展開されいます。
また、彼らの本音や理由、事情は語られません。
なんで、片桐は表裏が激しいのか?
どこに片桐の本音はあるのか?
どんな気持ちで片桐は長谷川を好きになったのか?
長谷川はどうしてEDなのか?
読み手としては、ついつい理由や本音を求めてしまいますが、もしかしたら、そんなものもないんじゃないかと思う次第です。
(作中でも、片桐が長谷川にエセ事情を話しますが、あのシーンは読者を手玉にとってますよね?)
そう、いままでに触れたことがないタイプの作品で興味深いのですが、萌えとは離れたところにあり、次作までこの作家さんについては評価保留という私的には珍しいパターンとあいなりました。
ちなみに、その片桐の二面性やクズ具合に理由がないところを、”ニュータイプ”と表したいわけです。
読み心地が悪く、でも新鮮な感じもあって侮れない作品といったところでしょうか。
タイトルの「GAPS」って何だ?と思って読んでみたら、
ギャップの複数形ってことなのかな?
確かに、ここまでギャップの激しい攻めは珍しいかも。
でも、
英和辞典を見ると、gapって欠陥とか不足って意味もあるんですね、
それも当てはまるかも?
このふたり、それぞれに足りない部分が明確で、
それを持っている相手だからこそ惹かれ合ってるんだろうな。
表紙真ん中の人は先輩リーマン(挿入シーンはないけど多分受け)、
普通に真面目で人当りがよくて、仕事ができるけど、
EDになっちゃって、衰えてきている自分をすごく実感してる37歳。
そんな彼が、
会社では表紙左下の紳士的で格好いい誰からも好かれるリーマン、
外では表紙右上の無精ひげで眼鏡で、やることが凶暴でクズ、
というギャップありまくりの後輩にロックオンされちゃうお話です。
コミカルテイストなんですが、
すごく具体的でリアリティーのある会社での日常風景が土台なので、
読み応えがあるし、キャラの人となりが立体的に見えてよかったです。
絡まれたら、暴力でやり返して踏みつけて財布から現金を抜くとか、
気に入らない相手の車のフロントガラスをレンガで割るとか、
人としてありえない!と思うし、
そんな攻めより、受けの方がまだ自分に近いはずなのに、
読み進めるにつれて、なぜかわたしは攻めの視点になっていました。
攻めの性格は好きではないけど、
攻めの様に自分の素を解放して、好きに振る舞えたら楽かも…
ちょっと羨ましいなぁ…って思ってるのかな。
そして、こういう受けの様な、
ダメなことはダメ!と言いつつ口煩くなくて心配してくれて、
一緒にいて楽で、仕事ができてキチンとしてて尊敬できる、
でもちょっと隙があって可愛くてそそられる…
そんな人は、攻めの様な好き放題野郎の行き着く場所かもですね。
きっと最初は攻めは全然本気じゃなかっただろうし、
最後でもどこまで本気か怪しいけど、
(受けに好きっていいながら、女の子に手を出し過ぎだよ!!)
徐々に受けへの想いが右肩上がりになっているのは窺えます。
だからこそ、
攻めに受けが全然なびかなくて、フェラしてキスしようとしたら、
吐かれちゃった~なんて、ざまぁ!と思えて爽快☆
わたしは、ちゃんとくっつかない、この終わりでよかったな。
いや、続きがあるなら是非見たいですけどね。
(でももう少し攻めに改善がみられないとなぁ、
今のままではあんまり幸せになってほしくないなーー)
体の動きに躍動感が感じられなかったのがちょっと残念で、
神評価にはしなかったですが、
引き込まれてとても楽しく読みました、好きです☆
