純真仔猫はラブもお仕事も奮闘!

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表題作深愛の恋愛革命

榎泰生,世界的トップモデルで演出家
橋本潤,大学2年生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

「あーすげぇ可愛い。おまえのいく顔ってエロいよな」
傲慢オレ様の世界的トップモデル・泰生に心も身体も愛されきっている潤。将来は泰生の頼もしい通訳になれるよう、語学の勉強に励んだり演出の仕事を手伝ったりしているけれど、人間としても泰生にふさわしく成長したくて、出版社のインターンシップに挑戦することを決めて!? 仔猫の愛はいつだって一途で一生懸命! 愛される喜びがいっぱいのシンデレララブ!

作品情報

作品名
深愛の恋愛革命
著者
青野ちなつ 
イラスト
香坂あきほ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA(アスキー・メディアワークス)
レーベル
B-PRINCE文庫
シリーズ
不遜な恋愛革命
発売日
ISBN
9784048924177
4.3

(6)

(4)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
26
評価数
6
平均
4.3 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数1

ラブラブ&仕事描写もしっかり

恋愛革命シリーズ12冊目。スピンオフを入れるとシリーズ14冊目になるようです。

世界的トップモデルで演出家の泰生(攻め)と、大学生の潤(受け)はラブラブな恋人同士。
大学2年生の潤は、インターンシップで出版社で働くことになり…

泰生に相応しい人間になりたい、泰生の役に立ちたい、と常に努力を怠らない潤が非常に健気。
卒業後は泰生の事務所で働くことがほぼ確定済ですが、それでもインターンシップに挑戦して社会を学ぼうとする超優等生です。

語学力などの高い能力を評価され、他の学生たちより専門性の高い仕事をする任される潤。
他の学生に嫉妬されたり、嫌味を言われたりしても、持ち前の歪みないキャラで周囲を戦意喪失させていきます。
ちょっと良い子すぎて鼻につくところもありますが、社会人としてのマナーはまだまだなところもあり、そこを周囲に注意され反省するシーンも何度かあるのは良かったです。
自分のせいではないミスで謝罪するシーン等、インターンシップレポでも読んでいるような丁寧なオフィスの描写はなかなか読み応えありでした。

そんな潤を溺愛する泰生は、態度こそ強引で偉そうですが、潤を常に愛でて可愛がっているため、俺様感は薄め。
出番はそう多くないものの、潤のいる撮影現場でセクシーな表情を見せたり、オフィスで潤にキスしたりと、甘いシーンは多かったです。

12冊目ともなるとマンネリ化しそうなものですが、学生の潤の成長を描くことで毎回新しい舞台やイベントを用意しているのは上手いなと思いました。
お仕事描写と甘いシーンのバランスがとれた一冊です☆

3

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