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初めて読んだ感想は、う〜んきっといっぱい詰まってるんだけど表現があっさりで注意深く読まないときっとサラッと読み終わっちゃうな…。
サラッと読むと、若くてイケメンで料理上手な男前が、なんか朝ご飯も夜ご飯も毎日作りたいって言ってくるんですけどってお話?
いつもスーパーの惣菜売場で自分の作った商品を買っていくサラリーマン高野が気になる名切。
名切思い出の鶏肉炒めを美味しいとお気に入りで、昔から現れたら…と思っていたやっと会えたねな相手になり…。
視線とか体の向きや表情で、気持ちを表現されてるんだろうけど、ただこの関係に迷ってるのか?それとも?と思ってたら!
うーーーん、待ってて戻って来たら…とか言うけどさ。いつよ?何ヶ月後?何年後?
それで弁当屋を勧めたの?
惚れたもんが追いかけるしかないのかな。
いいなあ。イケメンが毎日美味しいご飯やお弁当を作ってくれて、追いかけてくれて。
お惣菜が縁で始まる2人。
仕事熱心で顧客が何の惣菜を買っているかのデータ取りなどしているスーパー店員さんの晃太郎。
忙しい独身で食事は出来合いの惣菜頼みのリーマン・高野。
自分の作ったお惣菜を美味しく食べる高野にもっと食べてほしくて。
そうやって始まっていくんだけど。
晃太郎にひとの胃袋をガッツリ掴む料理スキルと、高野ひとりにという熱情があるのはそれとして。
高野に「この味は晃太郎が作った料理」とわかる舌があったから、とも言える。
ていうか、やっぱり心の引力あってこそ!でしょう。
比較的早くに両想いになって甘い空気感なんだけど、高野転勤!という一波乱もあって緩急もつき、晃太郎の大きな飛躍が真のハッピーエンドに繋がって読後感良し。
高野は人のいい雰囲気、晃太郎はなんかドキッとくるカッコよさがあります。
上田先生が描く切れ長目メンズ、絡みのシーンが好きでして。
晃太郎がイケメンでした。
モデル体型で料理男子ってかっこよすぎです。
でも、晃太郎は25歳なの?
高野さんが三十路。
晃太郎が年下なのが最初なかなかピンときませんでしたw 顔だけでなく落ち着いてるから。
自分が作ったものを美味しく食べてくれるのがうれしい晃太郎。
胃袋を掴む側も心を掴まれているっていいセリフですね。
くっつくところも、くっついてからのいちゃいちゃの自然なキスもめちゃくちゃ萌えました。
上田先生のこういう描き方ほんと好きです。
転勤する高野さんへお弁当を泣きながら作る晃太郎、泣きながら食べる高野さん、いいシーンでした。ハイライトですね。
濱崎はどういう役割なのかと思ったら、なるほど。晃太郎を動かすきっかけだったんですね。
いいラストシーンでした。
読んでる最中からグーグーお腹の虫が騒いでうるさかったです。
晃太郎の考えたお惣菜が美味しそうで、ほかほかのご飯、またはビールと一緒にいただきたい…。ジュルッ
スーパーのお惣菜担当の攻め、晃太郎とリーマンの受け、高野のお話でした。
キャラの雰囲気から名切が受けかなと思ってたのですが、色気ムンッムンの攻めだった。
お惣菜の感想を言いたくて急いで来る高野や、高野にもっと自分の料理を食べてもらいたい、もっと話がしたいという2人の気持ちが微笑ましく、温かい気持ちになりました。
野菜売り場で会った晃太郎と、名切が同一人物だと気づいた経緯の描写が無いので唐突に感じる部分もありましたが、カバー下のあとがきによると既刊に収録の読み切りが高野目線のお話だとのこと。
それはそちらも読まねばなりませんな!
「朝食まで作ってあげる」と、お弁当を忘れた高野にお弁当を渡して去る姿に色気がありすぎてドキドキした!
高野はいい男なんだけど、晃太郎に頼りすぎなのでは?という部分のみ引っかかりました。心が狭くて申し訳ない。
晃太郎は朝昼晩自分の作ったものを食べてもらいたいという人なので、ぴったりなんだけどね。
転勤の件も、気持ちは分かるがもっと早く言ってよーって思いました。
転勤の日の朝の静かな涙が切なかったですね。
2人で食べる食事の素晴らしさを知った後の孤独が身に染みる。
離れた後にバイトの濱崎がもうちょっと何か仕掛けて来るかな〜(ちょっかい的な意味で)と思ってたのですが、よい働きをしてくれましたね。
彼のキャラ好きだったので、またいつか会いたいです。
ハッピーなエンディングでホントに良かったです。
イケメンの作ってるお弁当、2割マシで美味いはず。
お母さんにも幸せな2人を見せてあげたかったね泣
スーパーのお惣菜コーナーの見切り時間に滑り込むようにして総菜を買いに来るサラリーマン
気になるのは彼が好んで買っていく総菜が自分の作っているものばかり
コレね 何回読んでも泣かされるのよ
新幹線で食べるお弁当に鼻の奥がツーーーーンって
【エンドスタートライン】でさらっと受け目線で描かれてたお話が攻め目線でより深く描かれていて 「もっと話したい」の理由やお互いにハッキリできない気持ちを周りと関わることで自覚していく
母の言葉 職場のアルバイト レジのパートさん
それぞれの言葉を受けて手放せないものを知っていく見せ方なんだけど そのセリフが自分のどっかにも刺さって抜けなくなっていく感じもいいのよ
例えば 誰かのためにご飯を作ったことがあるからなのか「相手の胃袋を掴むってよく言うじゃない でも作る方だって心掴まれてるわけよ」のセリフが変に響いてわすれられなくなる とかね
柵ばかりが増えた踏ん切りの悪い大人同士の恋が戸惑いながら食べることを通じてゆっくり進んでいく
この焦れったさも このせつなさも ほんといい
彼らが選んだ道の先をいまだに期待してるんだけどな ないよね……