オロチの恋(2)

orochi no koi

オロチの恋(2)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×26
  • 萌1
  • 中立5
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
97
評価数
25
平均
4.1 / 5
神率
52%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
価格
¥680(税抜)  ¥734(税込)
ISBN
9784344839472

あらすじ

初恋の人田之崎に、ようやく想いが届く……そんな時、事故に遭い、記憶を失い、田之崎のことも忘れたオロチ。オロチの恋は!?

表題作オロチの恋(2)

木羽淳(あだ名:オロチ)、高校一年生
田之崎良彦、高校三年生

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レビュー投稿数4

押してダメなら…押してみろ

もうオロチの粘り勝ちですね。

でも先輩がただ流されるままではなく、あいつだったらこう言うはずだろうと考えて自分でも言葉にしてみたり、「最近少しまちがわなく」なってきたり…知らず知らずにオロチに影響されていて、少しずつ先輩自身が変わり始めているのがいいなぁと思います。
先輩の部屋でギュッと抱き合ったときのオロチの心臓の音。これを身体で感じている先輩のモノローグが共鳴って感じでとても好き。オロチの心臓に支配されてしまったような先輩。

その後のまさかの古典的展開には驚いたのだけど、「俺のことなんか忘れたほうが彼のためだよ。」と野口君が予想したような台詞は以前の先輩だったら間違いなく言っていたはず!
でも先輩は「俺はおまえをあきらめないぞ」と決意するんです。これにはグッときたぁ!オロチのちょいでんぱ攻め攻めパワーでほぼ進んできた上下巻だったけど、先輩もそのオロチパワーによって少しずつ変化して気持ちが確実に育っていく様子が萌えました。

そしてまさかの世界一周?!誰もこんな展開、想像もしていなかったと思うのだけど、常に予想の斜めうえをいくオロチにふさわしい気もするし、世界の果てに行ってもやっぱり先輩の笑顔には勝てないところがいい。
それから「思い出していた、中3から高1の夏まで」と言ってたので、ちゃんと思い出したという事ですよね?

友達の野口君がGJ!でした。あとがきでそんな彼が、個性的なメンツに入れ替わり立ち替わりされている様子に笑いました。
それとファーストフードでオロチがムタと対面したときの様子、笑ったー!

池袋のTSUTAYAにあるちるちるチャート棚で村上キャンプさんの直筆POPとともに、村上さんオススメとの事でこちらの作品が紹介されていました。
写真撮影OK 画像アップOKとのことなので、撮ってきた写真を載せます。
https://www.fastpic.jp/viewer.php?file=8349510289.jpg

3

独特なテンポと、含みある会話がわかりにくい…

村上キャンプ先生がちるちるチャート本棚でオススメしていたうちの1つ。
「一途なヤッベェ攻×年上美人という最高の組み合わせ」「ほどよいでんぱ攻でめっちゃよかった…」「読んでハッピーになってください」ってポップが気になって読んでみました。
シリーズ通しての感想です。

オロチは体が大きくて、見た目だけなら朴とつとした硬派な男。
でも中身は、思いこんだらどんどん突っ走ってしまう迷惑なやつ。それも周りなんてどーでも良くて感覚もズレてるから、思いこまれたほうは大変…

そんなオロチに一途に想われてるのが先輩の田之崎。
オロチが一目惚れして、同じ高校に追いかけてくるくらいの美人さん。
でも田之崎はゲイバレしていて、好きな男・ムタに気持ち悪がられ、周りからもからかわれ、いろいろ辛そう。

そこにオロチが猪のごとく突進してきて、田之崎は振り回されて戸惑いつつ、オロチのまっすぐさに影響されて、もう一度ちゃんとムタに気持ちを伝えようと決心して…

オロチはでんぱなおかしな奴だけど、田之崎が抱えている想いも、ムタの本心も見抜いてる鋭さがあるのが怖い。
そんな心理描写がしっかり描かれた良作品だと思うのだけど、オロチのテンポが独特すぎるのと、ハッキリ言わない会話の連続(あえて含みをもたせて伏線をにおわせる作者さん特有の演出?)で、キャラ達が何を考えてそうなったのかが読み取りにくい。

それと伝えたいことに画力がともなってないようで、この構図ってどうなってるの?と読む手が止まって、心理戦を感じ取るには集中力が必要なのに、肝心の絵にそれを邪魔されてしまって…

あと後半の展開はドラマチックではあるものの、いきなり社会人編に突入したり、私的に盛り上がって欲しいところをサラッと流されてしまった感じ。

脇キャラもいい味出してるし、おもしろい箇所もたくさんあるし、心理戦で引きこまれるところもあるのだけど、このプロットのまま、画力と見せ方がうまい別の作家さんが描いたもので読みたかったと思ってしまった。
すごく失礼なことを言ってるのはわかってます。でも漫画は”絵で読ませるもの”だから画力は重要なファクターだし、読者としては絵からの萌えも欲しくて漫画を読んでるので…
読後感で私に残ったものは、”ハッピー”ではなく”疲労”でした…

3

とにかく独特な本

1巻と2巻同時に読んだのですが…いやあ………作者さんは絶対に変わった方ですよ!(良い意味です)
個人的に描いた方の見える本は大好きなので…。
まるでオロチがすごく変わった人のようですが、いや、オロチがやばいヤツなのは確かですが、みんな少しずつズレていてそれが愛らしくもあり可笑しくもあります。
とにかくドキドキ恋の物語!というよりジリジリ…というような、もどかしさとかもろもろが…言葉にしようのない…若さや青さと表現してしまうのが一番しっくりくる、匂いを感じる物語でした。
ああでも…何故後半にあんなネタをぶっ込んできたのか…思わず、オロチずるくない?!と声に出してしまいました…。色々怖かったのとかストーカーだったのとか、なかったことにならないからね!?と……作者さんは本当に独特な方です!(笑)
最終的に収まるふたりの形にほっとして、ドキッとして、いつまでもふたりらしくあってほしいなと思いました。

余談ですが最後にめちゃめちゃ好みの男が出てきた…誰だこれは?と思ったらムタで、異様に悔しくなりました。彼のこれからもとっても気になりますね。

1

何があってもオロチはオロチ

いやー、待ちましたね……長かった…ww
でも完結していただけてとても嬉しいです!!

1巻ではぐいぐい押せ押せのオロチでしたけど
自分が過去に何とも思っていない女の子から告白されて
その子が自分から離れていった事など思い出します。
これって自分が田之崎に片想いしてるのと同じかも、
でもやっぱり諦められないし
たとえ一度きりでも抱かせてくれるなら抱きたいとか
もう真っ向勝負過ぎてこわいくらいです…ww
だからこそ、田之崎の心を動かせたんでしょうけど
自分の気持ちに正直過ぎ!
戸惑ったって悩んだって向かう先は田之崎にのみ!!

そんなオロチを理解してくれる野口くんが
今回もめちゃくちゃいい味出してくれていました!!
もつべきものは友ってまさにこういうヤツ……。
ムタにも妙に絡まれたりしてましたが
ムタ自身があまり悪いタイプでもなくてホッとしました。
田之崎はなんでムタなんか好きだったんだって思っていましたが
見る目があったんだねごめん田之崎。
あえて仲良しこよしではない距離感がリアルで
ムタもそれなりに気になってたんだね…。

田之崎が泣きたい気持ちもわからなくもないのですが
泣きすぎだよね、自覚あるみたいだけどww
ぶわーっと溢れる感情を抑えきれないんだろうな。
泣きすぎてしまう受けはあまり好ましくないんですけど
田之崎なら納得というか。色々考えてしまうから。
女々しさを感じさせないところがある気がします。
突拍子もないオロチに驚かされて
もういっそ驚かせてほしくなっちゃうあたり
恋って不思議ですねぇ。

ネタバレし過ぎもどうかと思ったのであえて書きませんが
ある出来事があってもオロチはオロチのままで
こんな想われ方したら田之崎も生まれて来た甲斐もあるってもんだろうな。

高校を卒業してからのお話も少しあります!!
そして大人になってもオロチが……ww
強面だけど真っ直ぐで一緒に生きていけたら
何も恐れることなんてなくなりそう。

好きな人を好きだって言おう。言い続けよう。
そうしたらきっと、後悔の無い素敵な未来が待っている!かもしれない。
そんな気持ちにさせてくれる作品でした。
雁須磨子さんの独特のテンポが楽しいし
心情の変化と優しさがじわーっと沁みます!!

オロチのお兄さんも何気にいい人だけど結構キャラが濃かったなぁ…ww
そしてムタ……………なぜもっと早く短髪にしてなかったんだ……!!!
絶対髪型で損してたと思うよ……余計なお世話かもだけど…。

4

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