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エロ優先のお話なので特にストーリーに深みもなく、金貸し(受け)がそんな甘ちゃんで大丈夫~?としか思えない展開。実際に作中でもこの仕事には合わないと言っていますが…。
キャラクターはほぼ良い人で恐くもなく、お人好し同士がいつの間にか身体にハマっちゃって恋愛になった…のかな。
体格の良い同士のコワモテ受けや善良なお兄ちゃんがガツガツしちゃう感じの攻めが好きでエロが読みたければよいかなと思います!
まぁちょい前の作品なので、またちょっとその頃のBL界隈で感覚が違うのかもしれないな…。ストーリー、攻め受けのキャラクターやCP属性など、個人的にあまりハマり所がありませんでした。
にやま先生の描く明るく元気で、ちょっと訳ありの男たちの物語。
借金取りと、蒸発した父親が残した多額の借金の返済に取り組む長男という組み合わせ。
体で返せ、とは闇金業者の常套句のようだけど、この物語の闇金業者は大盤振る舞いです。
初回は利子分300万円、そのあとは1回3万円。
呼び出しではなく自ら訪ねてきての体返済。
舎弟に見栄を張っているところや、言葉の端々に、自分の欲に正直なところと人の好さが出ているところがかわいいです。
蒸発した父親の残した多額の借金を、仕事掛け持ちかつ、求められたときの体返済を、悩みながらも続ける長男。まじめで純情で、でも、若さゆえ実際的な刺激には抗えないところがかわいいです。
性欲でつながった2人ですが、お互いほだされて、お互いの本質を見て徐々に好きになっていく様子がとてもかわいいです。
人が良すぎて2人とも心配になるレベルでした。
だから2人とも物語の最初と最後でそれぞれ困った状況になるわけですが・・・
脇のキャラクターたちもそれぞれいい味を出しています。
単なる脇役ではなく、それぞれのキャラクターでショートストーリーができそうな味があります。
中でも闇金業者の舎弟、見ためも言葉遣いもチンピラで、しかし同時に優しくていい子でもあります。
にやま先生の描くキャラクターはそれぞれ、深みがあり、いろんな顔を持っているところも素敵です。
闇金業者なのに、長男なのに、チンピラなのに、ではなく、闇金業者であり、長男であり、チンピラであり、という感じ。
2人の恋模様だけでなく、それぞれのキャラクターも魅力的な素敵なお話です。
表紙の兄ちゃんが受けだったとは…!
ドラマCDに興津さんが出演されていて、
聴く前にまずは原作を!と。
前情報無しで読み始めたらこのコワモテの取り立て屋さんが受けでビックリw
好みの客をつまみ食いするのが好きで、情に流されて借金も流しちゃうような優しい?性格。
自宅モードではすごく普通で仕事モードとのギャップに私もきゅんとしちゃいました。
にやま先生の描かれるお下の描写も雄々しくて素敵です。
図太い弟とイイ仕事をする哲がナイスでした⭐︎
借金の取り立て先が笑うほどの貧乏家族です。失踪したおやじの借金返済、壊れそうなボロ家、おばあちゃん付き!よい!そこに来るバリネコ借金取り!
そんな借金まみれ一家の純情長男とバリネコやくざの関係がじわじわ変わっていくところがいいです。相変わらず美丈夫イケメンを描かせたら私の中で世界一のにやま先生、今回のイケメンもかわいいです。ピュアなド真面目ノンケ君が迷いながらもぐいぐい距離を詰めていく感じがホントいいです。