コミック

  • ルッカットミー こっち向いて笑って

ルッカットミー こっち向いて笑って

look at me kocchi muite waratte

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ルッカットミー こっち向いて笑って

浅野顕太 大学生
筧慎一 2歳年下の大学生

同時収録作品Spangle #1 / Spangle #2

片岡颯貴 ホストクラブに訪れた客
佐々木浩幸 大学院生,ホストクラブでバイトしている

その他の収録作品

  • switch!
  • call,RE:call,UN;call.
  • 腐女子通信
  • ルッカットミー 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

筧の告白からスタートしたお付き合いも、はや半年とちょっと。
浅野×筧カップルは、ケンカからの仲直りHv 羞恥プレイv
はたまたリバに挑戦したりと、濃厚ミダラな日々を過ごしております。
謎いっぱいな浅野の同居人のインモラルな恋愛模様も収録v
同人誌発表作に描き下ろしを加え、「こっち向いて笑って」番外編集登場!

作品情報

作品名
ルッカットミー こっち向いて笑って
著者
市川けい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
シリーズ
こっち向いて笑って
発売日
ISBN
9784799736005
4.2

(102)

(54)

萌々

(31)

(13)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
7
得点
434
評価数
102
平均
4.2 / 5
神率
52.9%

レビュー投稿数7

甘々、優しいお話です

作家買い。『こっち向いて笑って』の続編というか、スピンオフというか。そんな作品でした。

ネタバレ含んでいます。ご注意を。






表題作『ルッカットミー』は『こっち向いて~』の浅野くん×筧くんのお話。

『こっち向いて~』は、筧くんから告ったこともあって浅野くんがややあっさり目だったような気もしますが、浅野くん、もう完全に筧くんの虜になってます。バイト仲間にやいやいとちょっかい出される筧くんに嫉妬しまくりの浅野くんが、めっちゃカワエエです。

途中リバりそう…、になったけれど、安定の筧受けでした。

相変わらずのラブラブっぷりにニヤニヤが止まりません。

この二人のお話は序盤のみ。
その後、浅野くんの謎の同居人・佐々木くんのお話に突入します。
この佐々木くんメインの『こっち向いて~』の番外編の『Spangle』は同人誌として出版されたお話ですが、同人誌を追いかけていない身としてはこうして1冊にまとめていただいて、とてもありがたいです。


家にいるときは、半纏着て、ぼさぼさ頭で、メガネの佐々木くんですが、彼のバイト先はまさかの

ホストクラブ。

です。
メガネを外すとイケメンくんという、ある意味お約束の流れでした。
彼のギャップが非常においしいです。

その彼を美味しくいただいちゃったのが、ホストクラブに女の子同伴でやってきた中西という男。
この中西さんが、超謎の男です。名前も偽名です。

佐々木くんにあれこれとちょっかいを出してきますが、彼の正体は…。

この二人は浅野×筧のCPと異なり、かなり体温が低い。
恋愛感情があるのか、お互いの身体に執着しているだけなのか、何を求めているのか。感情の起伏が分かりづらく、感情が読み取りづらい。
二人そろってそういうタイプなので、淡々と話が進んでいく。

あとがきで市川さん自身書かれていらっしゃいますが、市川作品ではかなり異色な、というのか今までになかったCPでした。

なのだけれど、この二人の間に育っていく恋愛感情が、ちょっとしたしぐさや言葉で、透けてみえてくる。
不器用な二人が、めっちゃ可愛いんです。お互いに「執着してないよ?」っていう風を装ってるのに、それでも見えてくる恋愛感情に、激しく萌えるんですけど!

そしてこのCP、リバカップルです。

リバ苦手な方にはちょっときついかな…?
でも個人的には、普通に、「じゃあ交代」って感じでリバっててめっちゃ萌えました。

佐々木くんが苦学生である理由とか、片岡さんが偽名でホストクラブに来た理由とか、まだ謎も多いので続編を激しく希望しています。

それと、表紙をめくってすぐのカラーの口絵が佐々木くん。
けだるい色気をまとっていて、非常にけしからん、美しいイラストで眼福でした。

7

やっぱり可愛いツンデレっぷり

「こっち向いて笑って」の同人誌は所持してなかったので、今回商業誌として一冊にまとまったのが本当に嬉しい!
浅野と筧のその後と、浅野の同居人(従兄弟だったとは!)のお話がありました。
表紙の男子は一体誰だ?と思ってしまったのですが筧のようで。
筧にしては幼いような気もしますが、色気ムンムンです(〃ω〃)

浅野×筧のお話は、筧がバイトの佐古さんとメール(5回送られて1回の返信w)するのに浅野が嫉妬して筧を怒らす話、筧が攻める話(結局リバりません)、互いを名前呼びする話がありました。
どれもHがあり、ラブラブやないかい〜〜とキュンキュンしました!!
浅野が筧にすっかりハマっちゃってて、筧は相変わらずイケメンで可愛かった…(*´Д`*)

浅野同居人=浩幸のお話は、浩幸もお相手の颯貴も不思議キャラだったせいかイマイチはまれず。
リバるので苦手な方は要注意です。

正直なところ、浩幸と颯貴のお話があったので『神』評価じゃないかな…と思ってました。
でも浅野×筧には萌えたし、同人誌再録集というありがたさと今後もこのような機会があって欲しいという願い込みで『神』評価で。

2

謎の同居人さんが…

『こっち向いて笑って』から来ました。顕太の同居人さんが気になっていたので、手に取りました。そして、すっごく良かったです。
リバ嫌いな人にはアレかもしれませんが、私は、こういうの好きでした…牧場デートの後のいつもと逆の二人のエッチの描写、ぐっときました。
颯貴さんと佐々木くん、ふわっとした雰囲気で、内容があるようなないような会話(いい意味で)が続いて、セックスの時は気持ちよさそうで…、こういう関係、萌えますね。ずっと読んでいたくなります。
顕太と慎一は相変わらずな感じで、バイト仲間たちとのやり取りも含めて会話のテンポが良くて、読んでいて楽しい気持ちになります。
この先は佐々木くんと顕太は同居解消で、それぞれの相手と同棲するのかな?それも是非読んでみたいです。

2

二人のその後の世界をありがとう

前作の「こっち向いて笑って」から読んでます。
「こっち向いて笑って」は市川けい先生の中でも一、二を争うレベルで好きです。
そして相変わらずの二人の関係性が可愛くて可愛くてにこにこしながら読んでしまう…!
同人誌はなかなか手に入れづらかったので今回のこのコミックは最高でした!
特にお互いの下の名前を呼ぶ話が可愛くて好きでした。
浅野〜お前もそんな顔するんか〜って親戚のおじさんみたいなからかい方しそうになりました。…筧に怒られそう。

Spangleのお二人は何か微妙な空気感というか、他の作品では例を見ないような関係でした。
本当にこの二人お互いのこと好きなのかな…って思っちゃうんですけど、でも好きなんですよね。
大人な関係だなぁ〜って、思いました。特に浅野と筧のカップル見てからだと特に感じます!笑
個人的には浅野と佐々木の会話で「あっ、あっ、『こっち向いて笑って』のこの時裏ではこんなことが…!」っていうのが分かってとても楽しかったです。
スピンオフの醍醐味!って感じの楽しみ方をしました。

番外編集って、他にあまり作品を知らないのですが、素晴らしい文明だなと思いました。
先生、二人のその後の世界をありがとうございます♡

1

ステキな世界のお話

「こっち向いて笑って」読んでからの方が楽しめる作品だと思います

表題作の方は、甘々で日常の二人が覗き見できる贅沢なお話
この二人が、すごく自然体で描かれているのが本作の最大の魅力だと思います
攻受逆転を虎視眈々と目論んでいるところも、名前呼びに照れちゃうところも、可愛いヤキモチ焼いちゃうところも、すべてが微笑ましくて、ステキな世界だなぁとトリップできる作品です

同時収録の作品は、うってかわって雲をつかむような、独特の雰囲気
二人にはたしかに愛は存在していると、匂わせてるのに、それを実感させる描写が少なく
表題作とのその対比が、とても心地よい一冊でした

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP